信州上田に、地元産ホップを使った新しいブルワリー「天神ブルワリー」が2021年9月末に誕生！

Makuakeでは、ブルワリー併設の店舗以外で流通しない予定のオープン記念限定のラガービールをリターンでご用意しました。新しいブルワリーの誕生を、応援宜しくお願いします！

【天神麦酒醸造プロジェクトとは】

信州上田(長野県上田市)は、澄んだ空気とさわやかな風、千曲川流域一帯の肥沃な土地、浅間山・菅平高原・美ヶ原高原からの清流、晴天率が高く寒暖差が大きいなど農作物栽培に適した気象条件に恵まれ、日本酒やワイン造りが盛んです。

日本酒やワインの文化が根付くこの地域に、ビールをこよなく愛し、さまざまな分野で“まちづくり”の活動をしている者が集まり「天神麦酒醸造プロジェクト」が結成され、上田産のクラフトビール造りの構想をスタートさせました。

(上田市小泉、奇岩「岩鼻」頂上、天然の展望台「千曲公園」から望む上田市)

天神麦酒醸造プロジェクトでは、2021年9月に、上田市天神町にあるビルを改装しマイクロブルワリーをオープンします。名称は「天神ブルワリー」です。

この「天神ブルワリー」を拠点に、上田市でクラフトビール造りをおこなう醸造所と、クラフトビールを提供・販売する店舗の運営をおこないます。

また、店舗では、ビールとあわせて地域食材を使った食の提供もおこないます。

プロジェクトでは、クラフトビール造りや食の提供を通して、この事業に関わる地域内外の個人・団体との連携を図りながら、生産物や副産物を地域内で循環させる新しいコミュニティづくりをしていきます。そして、コミュニティの力により、地産地消・六次化、農福連携などを推進していきます。

こうした「天神ブルワリー」の運営により、地域間交流、若者たちの活躍の場や賑わいの創出、新たな雇用や新たな消費を生み出すことで、地域の活性を促進していきます。

また、上田市産のクラフトビールと新しくオープンする店舗「天神ブルワリー」が、上田市を訪れる観光の目的の一つとなったり、地域の魅力を広く発信する場として施設運営をおこない、 “まちづくり”の一端を担えるように事業を展開していきます。

JR北陸新幹線上田駅前天神商店街、駅前ロータリーから通りに入り1軒目に「天神ブルワリー」は誕生します。

【天神ブルワリーについて】

醸造所兼店舗としてオープンする「天神ブルワリー」は、上田駅前天神商店街に施設を構えることから命名しました。施設のスタイルは「BREWPUB（ブリューパブ）」です。

※「BREWPUB（ブリューパブ）」とは醸造所を意味するBREWERY（ブルワリー）とイギリス発祥のコミュニティで社交場や酒場を意味するPUBLIC HOUSE（パブリックハウス）を合わせた施設スタイルです。

クラフトビールの醸造スペース（ブルワリー）と、飲食提供スペース（タップルーム）や多目的スペース（レセプションルーム）を併設した施設は、新しいスタイルの施設です。

(天神BREWERY完成予想パース…「façade」)

ブルワリー（醸造スペース）では、年間約20㎘（缶ビールに換算すると約57,000本）の製造を計画しています。ビールの製造は、モルトの粉砕にはじまり、仕込みから、熟成、販売までを手掛けます。

●仕込みタンク：300㍑

●醸造タンク：300㍑×3本、200㍑×2本

(天神BREWERY完成予想パース…1F taproom)

店舗の１Fはタップルーム（飲食スペース）で、地ビール醸造所をガラス越しに見ながら、その場で仕込んだクラフトビールと飲食を楽しめるスペースです。

(天神BREWERY完成予想パース…2F multi-purpose space)

施設の２Fは、レセプションルーム（多目的スペース）として、各種ワークショップやセミナー、地域間交流等のコミュニティ活動での使用とともに、地域のおもてなしの場として、幅広い用途に活用できます。

また、ダイニングフロアーとして、パーティーなど貸し切りも可能です。その他、２F・３Fには、事務室などを備えています。

【私たちが目指すクラフトビールづくりについて】

昨年収穫した自家製ホップ

天神ブルワリーのクラフトビールづくりでは、蚕都上田らしい桑の実など歴史ある地域の特産物を使ったオリジナルビールや、オリジナルレシピのラガー、エール、黒ビールを醸造します。

クラフトビールの製造には発酵期間とその後の熟成期間があり、エールとラガーではこの期間が異なります。

エールビールの製造では、醸造タンクに仕込んでから3週間程の熟成期間を必要とします。これに対してラガービールの製造には仕込んでから数ヵ月の熟成期間を必要とします。このため多くのマイクロブルワリーではエールの醸造が一般的ですが、天神ブルワリーでは「飲みあきない」をテーマとしたラガーの醸造に力を入れます。

また、地域特産の野菜や果物を副原料に使った、この地域ならではの特色豊かなオリジナルビールづくりに取り組みます。

こうしたビール造りの一環として、「ホップの収穫体験」「ビールの仕込み体験」「試飲会」や「勉強会」なども開催し、クラフトビールの魅力を広く発信していきます。

ヘッドブルワーは、ロンドン留学でビールに魅了されたプロジェクト代表の石井侑馬です。地域のみなさんに「上田のビールはおいしい！」といわれ、地域の誇りに思ってもらえるような、地域の名産となるビールづくりを目指します。

【オープン記念・限定醸造ラガービール】

イメージ

今回、「天神麦酒醸造プロジェクト」が応援購入していただきたいビールは、天神ブルワリーのオープン記念として、限定醸造するラガービールです。

クラフトビールづくりでは、製造工程のなかの熟成期間の差は非常に大きく、ビールを仕込む回数が減れば提供できるビールの量が少なくなり、当然売り上げにも大きく影響します。

しかし、ビールを愛する私たちプロジェクトのメンバーは、「やっぱりラガーが飲みたい」！という純粋な思いから、ラガービールの醸造に力を入れます。

オープン記念限定醸造のラガービールには自家製ホップの「信州早生」と数種類のホップを使います。時間と手間をかけて、ゆっくりと醸造するビールは、「コクとキレがあり、程よい苦み、そして抜群ののど越し」を持つ理想のラガーを目指しています。

研究を重ねてきた理想のビールが、ようやく皆さんにも味わっていただけます。「これはうまい！」と言っていただけるよう仕上げてまいりますので、どうぞ楽しみにしていてください。

醸造開始は8月中旬を予定しています。「オープン記念・限定醸造ラガービール」の仕込み量は500㍑、おおよそ1500杯分。

ビールの完成は11月末となります。

【天神ブルワリーができるまで】

2020年(令和2年) 9月

ブルワリー計画地で開催した施設説明会の様子。

2020年(令和2年) 9月

施設説明会にて、地元新聞社からの取材の様子。

2020年(令和2年) 9月

施設説明会でお披露目となった店舗2F事務所。

2021年(令和3年) 3月

工事前の打合せ。この場所が醸造所になります。

2021年(令和3年) 6月

店舗と醸造所の工事が始まりました。

2021年(令和3年) 6月

醸造所スペースの工事が始まりました。

2021年(令和3年) 6月

２F多目的ホールの工事が始まりました。

【ホップ栽培の様子】

2020年(令和2年) 5月

ホップの苗を植えました。これから上田産のホップを増やしていきます。

2020年(令和2年) 6月

ホップの成長はあっという間です。

2020年(令和2年) 8月

ホップを収穫する様子。

2021年(令和3年) 4月

かつてホップを栽培していた畑の手入れをしました。ここのホップも増やします。

【これからの予定】

7月 １階と２階の店舗工事完成。

8月 醸造所設備設置完成～醸造開始。

9月 天神BREWERYオープン。先ずはエールを提供します。

【プロジェクトへの思い】

自分たちが「美味しいビールを飲みたい」から始めたこのプロジェクトも、ようやくビールづくりがスタートできるところまで来ました。

当然、ビールづくりは楽しみですし、出来上がったビールを飲むのは待ち遠しい気持ちでいっぱいです。

しかし、「天神ブルワリー」のオープンがゴールという訳ではありません。

私たちは、このプロジェクトでいろいろな人と、たくさんのつながりが持てたことを大変うれしく感じています。こうして知り合えた、地域内外のさまざま分野で活躍する人たちとのつながりを大きな財産として、これからも、まちづくりの一端を担う活動をしていこうと考えています。

これまで数十年の地域活動で培った、コミュニティービジネス方式による新たな公共の場づくり事業の仕組みやノウハウを活かし、多くの地域と共感しあい、 相互に影響しあいながら、 地域間交流や交流人口の増、地域力の向上などを目指すとともに、次世代のまちづくりの担い手を育成し、 「持続可能な豊かな地域の創造」に寄与すべく活動を展開してまいります。

ビールづくりとともに、こうした活動のについて共感と応援をいただければと思っています。

【リターンについて】

今回のリターンは、多くの皆さんへ感謝の気持ちを込めて、私たちがつくる自慢のラガービールを、しかも、人数限定で味わってもらいたいと思い、オープン記念・限定醸造分1,500杯分(約500㍑)をご用意します。

手間と時間をかけたラガービールを、ぜひ店舗で味わっていただきたいと思っています。しかしながら、遠方から応援いただく皆さまには、なかなか足を運んでいただけない状況でもあるため、リターンはすべてビール引換券としてお送りします。そして、ご希望の方には瓶ビールの発送もお選びいただけるようにいたしました。

瓶ビール配送をご希望の方の引き換え開始は、このリターンのために仕込んだラガービールが出来上がる11月末頃となります。