私たちは「プラスティックフリー、リサイクル、オーガニック、日本製」をキーワードに、服づくりからアクションを起こすドメスティック・ブランド、tennen / テンネン です。つくっているのは、ココロにも、カラダにも、自然環境にも気持ちいい服！

「あー、もっとリラックスできて、お家でも外でも着られるシャツが欲しい！」

最近はテレワークも増え、おうちで過ごす時間も多くなりましたね。慣れてしまえば自宅で仕事をするのも悪くないなと思うのですが、つい気を抜いてると居心地の良さからだらしない格好で1日を過ごす生活に陥っちゃいかねません。

そんな問題を抱える人がいる一方で、仕事モードに切り替えるために着替える派の方もいるそうです。ただそういう方も、家にいるのにパリッとしたシャツを着て肩が凝るという悩みがあるでしょう。

そんな現代人の問題を解決するのは、「快適なのにちゃんと見える服」。

Tシャツのように何も考えないで着れるけど、仕事にだって差し支えないシャツ。そんなものがあれば、リモートミーティングの時に慌てて服を変えることもしなくて済むはずです。

また、休日はどうでしょうか？ アウトドアで外で遊ぶ時間も少し増えたり、家族でショッピングの時なども、少しだけちゃんとしていて、大人っぽくしたい。そんなふうに思った事はないでしょうか？？？

tennenはそんな声に応えて、まるでTシャツのようなシャツを作りました。

買ったものの着心地が良くなく、自然と着なくなったあげく捨てられる。そんな洋服は循環する未来も絶たれて誰も得しません。 私たちは環境意識の観点でも「気がついたらいつも着ちゃっている。つい手が伸びる先にはそのシャツがある」。そんな服づくりを目指しました。なぜなら、手放せない洋服は大切に着られて、結果的にそれが持続可能な服になっていくと考えているからです。

そこで、「Tシャツ感覚」を実現するために、まずは私たちの固定概念から解体しました。なぜステッチが必要なの？ なぜ芯が必要なの？ なぜここに切り替えがあるの？そんな疑問を一つづつ見直してシャツをもう一度構築。どうしたら「着心地の良さ」を実感できるのか考えたのです。

理由その１ アームホールをなくしました！

いわゆる普通の袖付けであるセットインスリーブでは、アームホールの縫い目、ヨークと呼ばれる布の縫い目が肩にあり、可動域にも制限があります。スローシャツは、そんな小さなストレスすら感じさせないよう、胸・肩周りの布から袖が続く平袖の仕様に。余計な縫い目がないので嫌なゴロツキもなくスムースな着心地を体感できます。

理由その２ ステッチと芯地をなるべく使わずに縫製をしました！

通常、シャツは衿や前立てにステッチを施し、形を維持するためにしっかりとした芯地を使うのでかたい着心地になってしまいます。しかし、ナローカラーにすることで生地自体のハリを使えばこの通り。余計なものを省いて柔らかさを維持し、軽快に仕上げました。

理由その３ 環境にも人の肌にも優しい天然素材にこだわりました！

表地に柔らかくハリのあるオックスフォードを使用することでシャツらしい整った顔立ちにしつつ、前身頃の裏にガーゼ生地を配することで肌触りの良さも両立。いずれも細番手のオーガニックコットン100%の生地で、肌触りがよくずっと着ていたくなります。

ポケットと前立て

左胸の切り替え部分にはシームポケットが隠されていて、サングラスやiPhone 12 miniが収まるサイズ感です。シャツ全体をシンメトリーデザインにすることで、パッチポケットのシャツにないスタイリッシュさを意識しました。

前立ては裏前立てというスッキリさせた仕様。洗濯したときにシワができにくいという特徴があります。

バックスタイル

胸から肩にかかって袖に続く左右の布を、センターで縫い合わたスプリットヨークの仕様。肩線に地の目を合わせることで耐久性が高まる一方、綿100%の平織り生地でもバイアス（斜め）方向には自然な伸縮性も得られるので、肩や肘の曲げ伸ばしが少し楽になります。

カフス

袖はベーシックな一つボタンのシングルカフス。襟元同様に芯は柔らかいコットン製のものを使用しています。スローシャツに使っているボタンは猫目ボタンと言われるもので、取り付け糸が表面に出ていないので擦り切れる心配もなく、デスクワークをしていても長持ちします。

テレワークに最適。

ちゃんと見えて、ちゃんとしていない。そんなリラックスシャツだから今の時代にピッタリです。

ソファーに寝転がっても。

スローシャツはアイロンをピシッとかけず、洗いざらしで着てみてください。いつものTシャツと同じ感覚で。

キャンプやサーフィンなどのアウトドアでも。

オックスフォード生地は通気性もよく、着心地も軽く柔らかい。レジャーシーンでもお洒落を楽しみましょう。

このように幅広いシーンに活躍できます。

＜自然分解100%の仕様＞

縫い糸はコットン100%の縫い糸を使用しています。現代の衣類はその便利さからポリエステルやナイロンといった石油由来の縫い糸がほとんどですが、それに近い釣り糸などは海で分解するまで600年かかると言われています。ブランドネームや品質表示ネームなども同様で、このシャツは全てコットン100％からできています。ボタンもタグワ椰子からできているナットボタンを使用しています。

tennenは、このようにして全て自然界で分解する事を前提に全て一から素材を選んでいます。

洋服は大量生産、大量廃棄時代により深刻な環境負荷が起きています。世界的に見ても洋服の供給量は右肩あがり。そしてトレンドやファッションから短サイクルで購入から廃棄を繰り返しています。洋服は産業として非常に環境汚染が深刻であり、石油産業の次に汚染をしていると言われています。その膨大に使用するエネルギーはどこかでシフトダウンしなくてはなりません。その中で以前から取り組んでいるリサイクルが注目されていますが、そのリサイクルもユーザーから見ると非常に複雑で何がもっとも適正なのか理解に苦しみます。私たちは廃棄された衣服からもう一度、服や小物などのプロダクトを作り出すことにチャレンジしています。しかも「コットン」などの天然繊維のリサイクルを推進しようとしています。なぜなら石油由来の繊維のエネルギーはまさに「石油」であって、その産業はもっとも地球に負荷をかけた産業だからです。しかもゴミになり、海や山に廃棄されると、自然分解せずに環境を汚染し続けます。それを防ぐには洋服の作り方を「リサイクル前提とした仕組み」に作り直さなければいけません。このシャツは全て地球に還るだけでなく、リサイクルをしやすいように作られたシャツなのです。

「スローシャツ」は「キナリ」１色のみの展開です。

サイズ表

＊写真はできる限り実物の色に近づけるよう撮影していますが、みなさまの閲覧環境により実際の商品と色の印象が異なる場合があります。

tennenの商品はすべてユニセックス。「スローシャツ」は、XS、S、M、Lの4サイズ展開です。

上）女性：153cm / サイズ：XS（こちらの写真はXSを着用。サイズ感の参考に）

上）女性：163cm / サイズ：S（こちらの写真はSを着用。サイズ感の参考に）

上）男性：169cm / サイズ：M（こちらの写真はMを着用。サイズ感の参考に）

上）男性：173cm / サイズ：L（こちらの写真はLを着用。サイズ感の参考に）

tennenの服作りの現場は日本。生地を一から開発する技術力、丁寧な縫製はメイドインジャパンならではです。

株式会社山田縫製工場（岐阜県各務原市）

織物主体の縫製工場さんで、非常に多くのバリエーションをこなし、先代の経験と二代目の若い視点により新たな日本のスタンダードを岐阜から生み出しています。

Q : 品質表示（ケアラベル）はついていますか？

Ａ: 左脇下についています。

Q : 縮みますか？伸びますか？

A : 洗濯をすることで多少、さらに個々にバラツキはありますが、おおよそタテー１%前後縮みます。

Q:洗濯方法はどうすればいいですか？

A：洗濯機で洗う場合、基本的にはネットに入れて手洗いモード、あれば弱水流でお願いします。洗濯機にそのような機能がない場合は、手洗いにてお願いします。

「プラスティックフリー、リサイクル、オーガニック、日本製」をキーワードに、服づくりからアクションを起こすことで、未来につながる循環型社会に取り組むドメスティック・ブランドです。オーガニックコットンを使ったTシャツや、メリノウールを素材にしたキャップ、ヘンプなど、環境負荷を軽減すべく、縫製用の糸やケアラベルも天然素材を採用。またしっかりリサイクルできるよう、極力単一素材の服づくりを実践しています。

左から

・小栗大士／デザインとディレクションを担当しています。素材オタク＆サーファーです。ヘンプの生地をつくった張本人です。みなさんよろしくお願いします。

・上田雄一朗／全体を統括しています。

・加藤華子／企画、コーディネート、調達、スケジュール調整などなどを担当しています。

・根岸功／プロモーション、主に文章を担当しています。僕もサーフィンを通して海をはじめ、自然と関わる機会が多いので、こういったブランドの活動にユーザーのみなさんの関心が少しでも向いてくれたら嬉しいです。Choice is yours!

・山下道生／概ね写真＆WEB等々担当のロンゲです。ヘンプの可能性と未来にドキドキ☆ワクワク。カメラとパソコンが大好き。ちょっとだけ太めでカレーが大好きな42ちゃいです♡

【tennen / テンネン】ブランドのコンセプト

温かいご支援を、どうぞよろしくお願いします！