プロジェクト実行者
ストーリー
7月24日、7月25日に行われる「天神祭」を運営しております、大阪天満宮のページにお越しいただき、誠にありがとうございます。
このプロジェクトは、「大阪を、そして日本を元気にする夏祭り「天神祭」の伝統を守り、皆様と共に斎行する」ことを目的に立ち上げたプロジェクトです。
毎年130万人近くの方々にお越しいただいている天神祭ですが、実は平成20年より赤字に陥り、ここ近年では天神祭を斎行する度に毎年1000万円の赤字で、年ごとの累積赤字が膨らんできているのが現状です。
このままでは、累積赤字の増加は明白で、神事を執り行うことに少なからず影響が出かねません。1000年以上続いてきた「天神祭の歴史の火」が消えようとしているのです。
伝統として続いてきたこの祭を終わらせるわけにはいきません。むしろ、私たちはさらに大きく発展させていかなければいけないのです。
是非お力をお貸しいただけますと幸いです。
大阪の「天神祭」は東京・神田祭、京都・祇園祭とともに日本三大祭りの一つと言われ、毎年130万人もの人が訪れる夏祭です。千年以上も前にはじまり、大阪とともに古い歴史を歩んできました。
天神祭の始まりは平安時代中頃 大阪天満宮が建てられた翌々年の天暦5年(951年)に行われた、鉾流神事が斎行されたのが始まりと伝えられております。
鉾流神事とは、神社の前の浜より神鉾を流し、その漂着した場所を御旅所と定めその地に神様をお迎えする神事です。
御旅所の準備ができると神様は、陸路で川岸までお出になられ、船に乗り大川を下り御旅所へ向かうルートを辿ったと言われ、この航行が船渡御で、天神祭の起源とされています。
この神様のお出ましを祝い、行列を組んでお供をしたり、お迎えしたのが陸渡御・船渡御の始まりで、現在の天神祭では、多くの船が出船し大きな花火が上がりますが、それらは全て、神様のお出ましを祝いお迎えを盛大に祝おうとしたことから始まったものなのです。
その後、戦国時代やオイルショックなど様々な困難に直面してきましたが、その度に時代にあわせた変化を遂げつつも、天神祭の「核」となる神事は変わること無く、脈々と受け継がれてきました。
この天神祭を絶やすこと無く、次代に継がせていくことが現代に生きる我々の使命であると感じます。
先に申し上げさせていただいた通り、現在天神祭を囲む環境はあまり芳しいものではありません。実際に、古くから伝わる諸神事や行事が削られはじめているのが現状です。
特に、天神祭の起源とも言える船渡御においては、菅原道真公に舞を捧げる「神楽船(かぐらぶね)」が数年前に消滅するという事態となってしまいました。
また、江戸時代中期(享和年間 約200年前)にはじめられた、船渡御の伝統である「大篝船(おおかがりぶね)」も協賛企業の撤退が決定、このような度重なる資金削減の波によって、今まさに「天神祭の歴史の火」が消えようとしているのです。
伝統として続いてきたこの祭を、私たちの代で終わらせるわけにはいきません。いえ、むしろ私たちは未来のために大きく発展させていかなければいけないのです。
【大正時代の大篝船】
毎年盛大に斎行している天神祭ですが、経理上においては平成20年より赤字に陥り、ここ近年では天神祭を斎行する度に、毎年1000万円の赤字となり、年ごとの累積赤字が膨らんできているのが現状です。
原因としては、大阪府・大阪市からの補助金の全削減、奉拝船の減船等が挙げられ、現行のまま天神祭を続ければ、累積赤字の増加は明白で、神事の齋行にも少なからず影響が出かねません。
皆様よりお預かりした御浄財は、規模が縮小しつつある船渡御にかかる費用を中心に、より安全かつ盛大に天神祭を御斎行するべく使用させていただきます。
天神祭を若い世代の方にも知ってもらい、大阪が世界に誇る文化「天神祭」を継承していきたい。
そんな想いで、今回、返礼品の天神祭公式手拭いと公式扇子については、なにわ文化サポーター倶楽部サポートのもと、同倶楽部が2010年から実施している「天神祭コレクション」に参加している関西一圓の服飾系専門学校、大学にデザインを公募し、コンテストを実施した上で、それぞれの優勝作品を商品化する事としました。
今回のテーマは、手拭は「陸渡御」、扇子は「船渡御」。
学生さんにはデザインの過程で、その意味や成り立ちを学び次世代への文化の継承につなげていただきたい、そして今回の機会を通じて切磋琢磨をしていただき経験や自信を得てもらう事で、若者が成長するきっかけになればと考えております。
次世代への文化継承、若者の応援、これらも含めて今回のクラウドファンディングにもご賛同、ご支援いただければ幸いです。
○御礼状
○天神祭公式ホームページにて氏名を掲載
○クラウドファンディングオリジナル手ぬぐい
(手ぬぐいのデザインは、大阪府下の学生より募集し決定致しました。)
○クラウドファンディングオリジナル扇子
(扇子のデザインは、大阪府下の学生より募集し決定致しました。)
○クラウドファンディングオリジナル御神酒2本セット
(御神酒セットと梅干しセットのいずれかを選んで頂きます。)
※山野酒造株式会社様よりお酒をご提供いただきます。
http://katanosakura.com/abouts/
※現物にはラベルに文字(黒い瓶に陸渡御、水色の瓶に船渡御)が入る予定です。
○クラウドファンディングオリジナル梅干しセット
(御神酒セットと梅干しセットのいずれかを選んで頂きます。)
天神様の愛称で知られる菅原道真公。『東風(こち)吹かば 匂いおこせよ梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ』の和歌を皆様も一度はお聞きしたことと思います。また御神紋(読:ごしんもん 神社の紋章のこと)も梅鉢紋となっており、天神様と縁が深い梅。大阪天満宮には和歌山県のみなべ町に御神園(梅林)があります。
※株式会社東農園様より梅干しをご提供いただきます。
https://www.godaiume.co.jp/corporate/company/
○大阪天満宮への特別参拝、神職による講話と昼食
(8月25日(土)午前9時頃から開催予定。この日に行われる月次祭(読:つきなみさい・毎月本殿で行われる神事)に参列して頂いた後に、神職による講話と食事会を行うという流れを予定しております。神事の時刻は現状では未定です。)
○【先着25名様ずつ】クラウドファンディングオリジナルクリアファイル
3,000円〜20,000円のお下がりに関しましては先着25名様のみに限り、それぞれ天神祭オリジナルのクリアファイルをお付けします。
※こちらの画像を用いてクリアファイルを製作する予定です。画像は変更の可能性がありますので、ご了承ください
(画像左)
千年余の伝統に輝き日本三大祭の一つとして広く知られ、大阪の歴史と情緒を伝える文化財ともいうべき大阪天満宮の天神祭に協賛し、渡御行事や神賑行事等を主催するとともに、これらの行事を保存するために必要な活動を行う天神祭渡御行事保存協賛会の実行委員長、渡御行事の総奉行を務めております栗原 宏武と申します。
皆様が楽しく安全で、記憶に残るような、天神祭を行えるよう尽力しております。
(画像右)
皆様こんにちは。大阪天満宮の宮司 寺井種治と申します。
私は、大阪天満宮で神職として日々神様にご奉仕しております。地域のみならず、全国の方々に喜んでいただける「天神祭」を目指しています。千有余年の歴史を有し、日本三大祭りの随一に上げられる「天神祭」は、時代時代の世情により中止を余儀なくされることがありましたが、その度に氏子をはじめ、大阪の町衆の支えをもって継承されてきた祭です。この「大阪の元気」を象徴する祭・文化を、より良い形で次代に継承するために皆様方のご協力をお願い致します。
『天神祭』を、そして『大阪の夏』をご一緒に盛り上げていきましょう!!
天神祭には幾多の変遷があり、その存続が危ぶまれた時期もありました。
しかしながら、その度に困難を打開し、伝統を守り、盛り上げていったのは、皆様方の熱い魂と心意気です。子どもからお年寄りまで、そうした人々の熱いエネルギーによって天神祭は支えられてきました。
此度の困難に関しましても、是非皆様のお力をお借りすることで、必ずや乗り越えられると信じております。
何卒ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
<大阪天満宮 天神祭>
日時:2018年7月24日(火)宵宮祭、鉾流神事斎行
2018年7月25日(水)本宮祭、陸渡御・船渡御、奉納花火 19:30~20:50(予定)※荒天の場合は中止。順延なし。
予想来場者数:約130万人
大阪天満宮ホームページ:http://www.tenjinsan.com/index.html
天神祭総合情報サイト:http://www.tenjinmatsuri.com/
サポーターからの応援コメント
文章のTOPへ
このプロジェクトはAll in型です。目標金額の達成に関わらず、プロジェクト終了日の2018年07月30日までに支払いを完了した時点で購入が成立します。
天神祭公式ホームページにて氏名掲載とお礼状
3,000円(税込)
○天神祭公式ホームページにて氏名掲載
○お礼状
※基本的にはサイトに継続して掲載する予定ですが掲載保証期間は2019年7月末までになります。
3000円の内容に加え、天神祭オリジナル手ぬぐい
5,000円(税込)
○クラウドファンディング専用の天神祭オリジナル手ぬぐい
手ぬぐいのデザインは大阪府下の学生より募集し選定。
○天神祭公式ホームページにて氏名掲載
○お礼状
※基本的にはサイトに継続して掲載する予定ですが掲載保証期間は2019年7月末までになります。
5000円の内容に加え、オリジナル扇子
10,000円(税込)
○クラウドファンディング専用の天神祭オリジナル扇子
扇子のデザインは大阪府下の学生より募集し選定。
○クラウドファンディング専用の天神祭オリジナル手ぬぐい
手ぬぐいのデザインは大阪府下の学生より募集し選定。
○天神祭公式ホームページに氏名掲載
○お礼状
※基本的にはサイトに継続して掲載する予定ですが掲載保証期間は2019年7月末までになります。
10000円の内容に加え、天神祭オリジナル日本酒または天神祭オリジナル梅干し
20,000円(税込)
○クラウドファンディング専用の天神祭オリジナル扇子
扇子のデザインは大阪府下の学生より募集し選定。
○クラウドファンディング専用の天神祭オリジナル手ぬぐい
手ぬぐいのデザインは大阪府下の学生より募集し選定。
○天神祭公式ホームページに氏名掲載
○お礼状
上記に加えまして、以下のいずれかから1つをお選びいただけます。
○クラウドファンディング専用の天神祭オリジナル日本酒
○クラウドファンディング専用の天神祭オリジナル梅干し
※基本的にはサイトに継続して掲載する予定ですが掲載保証期間は2019年7月末までになります。
※未成年の方は日本酒にはご支援いただけません。
御本殿特別参拝、神職の講話と食事会
100,000円(税込)
○大阪天満宮への特別参拝
○現任の神職による、天神祭に関する講話とお食事会
○天神祭公式ホームページに氏名掲載
※8月25日(土)午前9時頃から開催予定。この日に行われる月次祭(読:つきなみさい・毎月本殿で行われる神事)に参列して頂いた後に、神職による講話と食事会を行うという流れを予定しております。神事の時刻は現状では未定です。
※現地までの交通費は申し訳ありませんが、ご自身でご負担ください。
※基本的にはサイトに継続して掲載する予定ですが掲載保証期間は2019年7月末までになります。
【先着特典付】天神祭公式ホームページにて氏名掲載とお礼状
3,000円(税込)
【先着25名様】
○クラウドファンディングオリジナルクリアファイル
○天神祭公式ホームページにて氏名掲載
○お礼状
※基本的にはサイトに継続して掲載する予定ですが掲載保証期間は2019年7月末までになります。
【先着特典付】3000円の内容に加え、天神祭オリジナル手ぬぐい
5,000円(税込)
【先着25名様】
○クラウドファンディングオリジナルクリアファイル
○クラウドファンディング専用の天神祭オリジナル手ぬぐい
手ぬぐいのデザインは大阪府下の学生より募集し選定。
○天神祭公式ホームページにて氏名掲載
○お礼状
※基本的にはサイトに継続して掲載する予定ですが掲載保証期間は2019年7月末までになります。
【先着特典付】5000円の内容に加え、オリジナル扇子
10,000円(税込)
【先着25名様】
○クラウドファンディングオリジナルクリアファイル
○クラウドファンディング専用の天神祭オリジナル扇子
扇子のデザインは大阪府下の学生より募集し選定。
○クラウドファンディング専用の天神祭オリジナル手ぬぐい
手ぬぐいのデザインは大阪府下の学生より募集し選定。
○天神祭公式ホームページに氏名掲載
○お礼状
※基本的にはサイトに継続して掲載する予定ですが掲載保証期間は2019年7月末までになります。
【先着特典付】10000円の内容に加え、天神祭オリジナル日本酒または天神祭オリジナル梅干し
20,000円(税込)
【先着25名様】
○クラウドファンディングオリジナルクリアファイル
○クラウドファンディング専用の天神祭オリジナル扇子
扇子のデザインは大阪府下の学生より募集し選定。
○クラウドファンディング専用の天神祭オリジナル手ぬぐい
手ぬぐいのデザインは大阪府下の学生より募集し選定。
○天神祭公式ホームページに氏名掲載
○お礼状
上記に加えまして、以下のいずれかから1つをお選びいただけます。
○クラウドファンディング専用の天神祭オリジナル日本酒
○クラウドファンディング専用の天神祭オリジナル梅干し
※基本的にはサイトに継続して掲載する予定ですが掲載保証期間は2019年7月末までになります。
※未成年の方は日本酒にはご支援いただけません。
「Makuake(マクアケ)」は、実行者の想いを応援購入によって実現するアタラシイものやサービスのプラットフォームです。このページは、 地域活性化カテゴリの 「日本三大祭の一つ、大阪天満宮の「天神祭」を守り、後世に伝える応援サポーター募集」プロジェクト詳細ページです。