福島県いわき市の 関口 豪 です。

 一般社団法人 Japan Excellent Care いわき のセットアップメンバーの一員です。(平成28年度スタート)           

この法人は主に指定介護事業の他に、介護保険では補えない 高齢者向け総合支援事業の2事業に分かれており、総合支援事業の一つとして

「 地域密着コミニュケーション型電話安否確認サービス テルケア」

を平成28年2月から開始予定です。                                                                  

このサービスを、クラウドファンディングを通して多くの皆さまに知って頂きたく、このプロジェクトを始める事になりました。                                               

サービス開始に先立ちまして、テルケア スタートアッププロジェクトチームを立ち上げました！

テルケアとは、普段一人で居る事が多い高齢者(特に一人暮らし)に、予め決めておいた曜日、日時に電話をかけて 「体調の変化や食事、薬の服用忘れなどが無いか」などを確認する安否確認を基本とするサービスです。

高齢になると、いつ何があるかわかりません。ちょとした事で転ぶ事もありますし、そのまま起き上がれない場合もあります。

特に一人暮らしの高齢者は身体の異変や、病気の発症・進行に自分では気付き難いものです。そんな高齢者に定期的にお電話をする事によって、転んでケガをしている・気付かないうちに病気が進行している・困っている事があるが相談する人がいない‥などの放っておいたら後々後悔しそうなリスクを減らす事ができます。

テルケア は他の類似サービスには無い サービス開始前の打合せ・サービス計画書作成・ご近所等の協力員認定・緊急時連絡網の作成を行い地域密着力、コミニュケーション力、緊急時対応力の三本柱で高齢者を守ります！

また、毎回同じ担当のコミニュケーター(利用者に電話をかけるオペレーター)が会話をする事で、初期の認知症などに一早く気付く事が出来るサービスとして注目されています。

                ■   高齢者の生活に伴うリスクを減らす！
                ■   ご家族の後々の後悔を減らす！

テルケアはご利用者様の地域に密着したサービスとお電話を通したコミニュケーションを大切にしています。

サービス開始前に まず、ご利用者様宅かご家族様宅へ訪問し(ご希望により他の場所でも可) ご利用者様の現在の心身状態 (要介護・要支援・健康状態など) や、趣味や性格などを把握して ご家族様の要望などを聴きまとめた サービス計画書 を作成する事 (ケアカンファレンス) から始まります。

 (いわき市外の方は基本的にはメールかお電話でのケアカンファレンスとさせて頂きます)

 サービス計画書 作成時に 緊急時連絡網 を作成し、ご利用者様が「緊急を要する事態」となった場合に

「誰に」「 どの順番で」連絡するかも決めます。

※ いわき市以外のご利用者様につきましては、方言や言葉のイントネーション違い、地域密着性の観点から月額料金は10%割引させていただきます。(10%割引の支援をいただいた方は20%、25%割引の方は35%の割引となります)

1⃣ご利用者様、ご家族などとケアカンファレンスによるサービス計画書作成など打ち合わせをします。  (ケアカンファレンス時には、ご利用者様と担当コミニュケーターとのコミニュケーション性向上のために動画によるご挨拶レターと自己紹介レターをご用意しています)

2⃣ケアカンファレンス時に決めた曜日、日時にテルケアの担当コミニュケーターがご利用者様に お電話します。 (固定電話、携帯電話は問いません)           

(例)      週3シングル月水金11時プランの場合

毎週 月、水、金 の午前11時にテルケアからお電話します。

「○○さん、おはようございます。今日は朝から暑いけど体調はどうですか？」

「先週 お電話した時には少し肌寒いって言ってましたけど風邪などひいてませんか？」

「息子さん お仕事で外回りが多いそうだけど暑くて大変でしょうね」

「今日は月始めの月曜日だから この後病院じゃないですか？」

などの日常会話です。

毎回の会話内容が繋がるようにお話しします。

3⃣数分間お話しして問題がなければ次回のお電話の約束などをしてサービス終了。(希望者はご家族様に報告メールをします)

●サービス終了後にはサービス実施経過書を作成、更新し次回のお電話や認知症早期発見マニュアルの参考資料ともなります。

●万が一、お電話に出ない場合は数分おきに数回かけ直します。それでも電話に出ない場合には

   仮緊急事態と判断し、緊急時連絡網に定めた順番で緊急時連絡先に連絡します。

(急用などで お電話に出られない場合にはテルケアにご連絡頂けると助かります。)

緊急時連絡先の例

1⃣ご近所が比較的 近く、緊急時に協力頂ける方 (隣組の○○さん)  ※ご近所の協力員として認定します。  

2⃣介護保険の要支援・要介護認定を受けている方は介護支援専門員(ケアマネージャー)

3⃣各市区町村の地域包括支援センター

4⃣各市区町村 役場(長寿 介護課・保健福祉課・など地域によって担当部署名が異なります)

5⃣各地域の社会福祉協議会

6⃣ご家族 代表者 (ご長男様)※ご家族などを複数登録頂く事も可能です

7⃣救急・消防   ※救急、消防、警察への連絡はご家族様の承諾が必要となる場合があります

8⃣所轄 警察署

ご利用者様が電話に出ない場合以外に、ご利用者様の要望やコミニュケーターが緊急を要する事態と判断した場合にも緊急時連絡網が適用されます。

ご近所による協力者等の緊急時連絡先についてはケアカンファレンス時に担当者が責任を持ってご相談に乗ります。

安否確認が意味する 「もしも！」「万が一！」のためだけのサービスではありません。一人暮らしの場合は特に人とのコミニュケーションが少なくなり、軽い「うつ」から始まり「認知症」などの経年老化が早まります。

人生の先輩でもあるお父さん、お母さんに「傾聴」と言う恩返しは最高の親孝行になると思います。



ご利用者様に「今日は月曜日だから11時にテルケアから電話が来る日だ！」‥と コミニュケーターとの会話を楽しみにしてもらい、一人でも多くのお年寄りと一緒に幸せな時間を共有したいです。



 

 私の妻には77歳になる父がいます。

昨年10月に妻(私の妻の母親)を亡くして 現在一人暮らしです。幸運にも5人いる子供達は私の妻も含めほとんどが同市内に世帯を持っており頻繁に「行き来」できてるので、このようなサービスは今のところ必要ないのかもしれません。しかし体が不自由ですし、転ぶ事など日常茶飯事で健常者のような受け身もとれません。

要介護認定を受けているので月、水、金の日中はデイサービスに行くため、人と接する機会があるので安否確認の意味では安心です。

火、木、土においても、お昼に市の配食が来るので安否確認はとれます。

しかし何時間も人(声)と接しない時間が必ずあります。私も妻もなるべく電話をするようにしているのですが日中は仕事や家事に追われ、何より人間ですので忘れることもありますし、考えたくない時だってあるのが本音です。

そんな時に限って 「何かあったらどうしよう‥」 責任を感じずにはいられません。

 その連絡を取れなかった事が後々 後悔 となる可能性があります。

そこで「何時間も人 (声) と接しない時間‥そのものを無くせたら！」

そう思いこの手のサービスの市場調査を始めましたが、緊急時に責任感が無かったり、初期費用があって月々の料金が高すぎるサービスばかりで利用出来そうなサービスがありませんでした。地方自治体などが提供している緊急通報システムなども考えましたが、お年寄りの方は自ら 緊急通報 というものをするのが苦手なようです。

実際に緊急通報システムを導入している高齢者のアンケートでは、「緊急事態にシステムを活用しましたか？」の問いに対して約9割の高齢者が「緊急通報はしなかった」と答えています。

1週間に1回電話をかけて安否を確認してくれるサービスでは時間帯の指定が出来ません。これではいつ電話がかかって来るのか分からず、出掛ける事も出来ません。                            

また、電話に出ない日が2日続いたら3日目に職員が訪問するそうです‥

本当に緊急事態だった場合、3日目で間に合うと思います？                                          

そこで 自分達が理想のサービスを提供しよう！ と思い立ちました！

皆さんご存知の通り日本の高齢化は阻止することができない状態です。平成22年をピークに総人口は減少傾向にありますが65歳以上の高齢者人口は増え続け 平成37年には総人口の3人に1人は65歳以上の高齢者となる試算です。

いわき市も例外ではなく、とりわけ高齢単身世帯(高齢者の一人暮らし)が全世帯に対して占める割合が高く増加が続いています。

上の表を見ていただくとわかるように65歳以上の一人暮らしは いわき市全世帯の16%近くになります。これは6~7世帯に1世帯は高齢者の一人暮らしを表します。

 いわき市の一人暮らしの高齢者を人数にすると22,000人以上です。 この中で要介護認定を受けて実際に訪問介護やデイサービスを利用している方はごく一部でしかありません。

75歳以上の後期高齢者の人数に到っては全高齢者の半数、約45,000人います。

一人暮らしの高齢者に定期的にお電話をすることによって安否確認も兼ねて認知症の早期発見、早期対策ができます。

 初期の認知症は本人よりも、身近に会話を重ねている人が気付きやすいと言われており、テルケアは『認知症の放置状態リスク』を回避できます！

 認知症 早期発見マニュアルとして、ご利用者様には同じコミニュケーターが継続で担当し、ご利用者様個別の「サービス実施経過書」を作成し、お電話の際に経過異変を察知出来るように教育をしています。

(サービス実施経過書は毎回更新します)

料金におきましては、保険的な意味のサービスでもありますので料金設定は極力低くし、一人でも多くの方に長くご利用頂けるように設定してあります。

また、午前9時~午後5時までの通常時間内のサービスの他に午前6時~8時、午後6時~9時までの時間外サービスも対応しています。※それ以外の時間はご相談ください

テルケア は緊急時の対応責任に自信があります！

●1ヶ月に1回、ご家族様へは経過報告メール(無料)を送らせて頂きますが、毎回のメール報告をご希望の場合は1通あたり150円で月額加算させて頂きます。回数などはご自由に選べます。

●毎回のメール報告を省略する事で月額料金を比較的 安く抑える事が出来ます。

テルケアは「地域密着型」を大切にしたいと思い、なるべくご近所の方や地域の公共団体などに緊急時の協力をお願いしています。

(契約期間が6ヶ月に満たない状態でのご利用プラン変更時のみシステム変更費1,080円ご負担頂きます。)

サービス計画書は、問題を察知した場合や3ヶ月~6ヶ月を目安に更新し、ご利用者様やご近所など関係機関の変更が無いか確認して常に最新の状況を把握します。

テルケア では高齢者の方が住み慣れたご自宅で希望ある生活を送れるように

2種類のオプションサービスをご用意しています。

詳しくは FAQ をご覧ください。

    クラウドファンディングで集まった支援金は

□電話通信機器、ベッドセットなどの設備費用に  200,000円

□ホームページ、 広報チラシ、 広報活動費用に    200,000円

□コミニュケーターの研修、養成など人件費用に   320,000円

□クラウドファンディング手数料に                     180,000円

    に使わせていただきます。    

■リターンの非常食です。全8種類からお選び頂きます。

1人でも多くのお年寄りに 希望と安心 のある暮らしをしていただけるよう、常により良いサービスを追求してまいります！

人は皆 年を取ります。 この先ますます拡大して行く超高齢化時代には

テルケアが必ず必要です！皆様の力がテルケアを始動させます！

ご支援 よろしくお願いします！      

＜テルケア スタートアッププロジェクトチーム＞

  オプション責任者/ 安斎 大翔        フラワーデザイナー/ 伊藤 舞                                                                            

   介護福祉担当者 / 佐藤 革            マーケットリサーチ/ 新妻 泰也

   電話応対、介護  / 橋下 理恵         構成担当、  代表   /  関口 豪