私たちは東日本大震災発生直後から１年間、被災地への物資支援を中心に活動しました。その後、被災地での新たなニーズに伴い、仮設住宅や在宅で自力再建する方々へのフォロー(寄り添う活動)を続けています。
　※気仙沼市内仮設住宅での物資配布

　※気仙沼市内にて民謡＆三味線ライブ開催

東北３県で自らも被災者となりながらも、私たちの活動を通じて知り合った５組の音楽家たちがいます。
「被災地の人たちを元気づけたい！」
「被災地の子どもたちに夢と勇気を！」
そんな想いを持った音楽家たち・・・
それぞれの音楽性の違いはありますが、想いはひとつ。
『真剣に復興を！街の再生を！考えています！』
出演するご当地アイドルたちへの揶揄や冷やかしもありました。
しかし、彼女たちは誰よりも真剣なんです。
自分が生まれ育った街を取り戻す！当たり前の活動を応援してあげてください。

そして私たちチーム府中は、
「府中から被災地を応援したい！」
「彼らの音楽をもっと広めたい！」
「お互いさま！の気持ちをもっと広めたい！」

日本じゅうで、いつ起こるかもしれない震災や風水害。
『明日は我が身』という心構えを、このコンサートのサブテーマとします。
『みんなに助かってもらいたいから・・・』
『復興へ・・・ともに歩もう！』
『一緒に考えよう！』


このコンサートは、被災地の方の想いと、開催地となる府中の方の想いがひとつになり、『お互いさま！』を意識する絶好の機会と捉えています。
府中からは、地元小学生中学生たちも出演します。
彼らが被災地への想い、そして自らの命の大切さを考えてもらう機会にしたい。

みなさま、ぜひともコンサートの成功へ向けて、ご支援をお願いいたします。

震災発生から間もなく5年。
年月の経過とともに、また国内各所での災害の発生などによって、震災被災地への関心が薄れていっていることは、ある意味仕方がないのかもしれません。
しかしながら5年にもなる長い期間、今なお住む場所も定まらずに不自由な生活を強いられている方々がいます。そのことは紛れもない事実で、チーム府中としても出来る限りの応援をしたい、と考えています。　※2015年10月10日のＮＨＫニュースより

チーム府中のコンサート開催は、今回で3回目となりますが、初回から比べ前回コンサートへのご支援が激減してしまいました。
私たちは、このコンサートを開催することで、被災地応援のキッカケと位置づけ、さらなる被災地応援活動へと繋げていきたいと考えています。
コンサートには、岩手宮城福島の３県から５組の出演者を招待します。
その交通費、会場費、音響設備費などに多大な費用が掛かります。
ぜひとも皆さまからのご支援をもって、コンサートの成功、そして被災地の方々への応援活動へと繋げていただきたく、お願いいたします。

コンサートに出演する５組の方々。
それぞれの想いを胸に、被災地を中心にイベントなどで音楽を奏でています。

●福田　あきら（福島県相馬市）＆高橋　匡美（宮城県石巻市）
　福島第一原発事故によって職場が警戒区域となり、原発事故の恐ろしさや津波被害の哀しみを伝えています。今回のステージでは、語り部として活動する高橋さんとコラボいたします。
「みなさんのふるさとは、どこですか？」
そこにあるのは、大切な人たちの笑顔、見慣れた街並み、思い出のたくさん詰まった部屋。「津波」はそれらをめちゃくちゃにして奪い去ってしまいました。

●しゅんらんガールズ（福島県矢吹町）
　矢吹町は福島県の内陸部ですが、地震による揺れが県内でも激しい地区であり建物被害が多く、今なお仮設住宅に住んでいる方がいます。また農作物への風評被害も大きく産業復興に遅れが出ています。
矢吹町を、そして福島をもっとＰＲして、人々に笑顔を与えたい！そんな想いをもって2014年3月に結成されました。小学生から高校生までのメンバーたちは、勉強に部活動に、そして町内外のイベントに真剣に全力でぶつかっています。

●産地直送気仙沼少女隊　ＳＣＫガールズ
　震災によって甚大な被害を受けた気仙沼市。今なお約7,500人(市内人口の約12％)もの方が仮設住宅での不自由な生活を余儀なくされています。
『気仙沼の子供達の笑顔取り戻すためにご当地アイドルを育成しよう！』と気仙沼市で復興支援活動をするボランティア団体 によって結成されたご当地アイドルです。
市内中心部の練習場まで1時間近くかけて通うメンバーもおり、メンバー全員が「復興メッセンジャー」として全力で取り組み、市内外の復興イベントなどに出演しています。

●束(Taba) & 丈橋(Takehashi)
　震災によって甚大な被害を受けた大船渡市。今なお約2,800人(市内人口の約9％)の方が仮設住宅での不自由な生活を余儀なくされています。
音楽を通じて被災地の人達と直接触れ合える機会を持ちたいとの想いで、大船渡市内の空き店舗を改装しスタジオを作り上げたスタッフです。
そんな大船渡スピリッツをぜひお聴きください。

●＊はなおと＊（岩手県花巻市）
　岩手県花巻市出身の二人は、震災当時、東京に居ました。沿岸部には友人知人が多くおり、その安否がわからず思いを巡らせる日々を過ごしました。
友人の訃報に接し、被災地岩手への想いを新たに、故郷への想いを寄せた東北ポップを奏でます。2014年は全国ツアーも行い被災地岩手県を盛り上げる活動をしています。

●府中市内小中学生たちによる被災地応援演奏
　『あの時なにをしていましたか？』
　『テレビで観ていて何を想いましたか？』
　『いまここで震災に見舞われたら・・・』
　子どもたちの演奏と語りはコンサートの聴衆を和ませ、「この子たちの未来のためにシッカリと安全・防災を！」との覚悟をさせてくれます。

●感動のグランドフィナーレ
　出演者全員で復興ソング「花は咲く」の大合唱。
　ステージと会場がひとつになり、被災地と府中が繋がります。

●出演者が飛び入り販売・・・被災地物産即売会
　岩手宮城福島各県から出演者ゆかりの特産品を販売します。
コンサートの余韻に浸りながら味わっていただきたく思います。
『東北物産を食べて応援しましょう！』
誰でも参加できるチーム府中のコンセプトです。
※チーム府中では定期的に被災地の物産販売会を実施しています。そのことによってリピーターが出来、生産者との距離も縮まります。※出演者やスタッフとのふれあいで、親近感がぐっと増えます。ＣＤや岩手ワインを販売しました。※矢吹町の焼菓子をご紹介。出演者が販売します。※出演者ブースは熱気にあふれています。

ご支援いただいた資金は、コンサートの会場・音響費、出演者の交通費、チラシポスター作製費などに充当させていただきます。
より多くのご支援が頂けましたならば、2016年3月11日開催予定の「3.11震災を忘れない！」府中でのイベント開催費用として充てさせていただき、皆さまへご案内いたします。

復興支援隊☆チーム府中の代表　大間　努と申します。
東日本大震災発生直後、私の家内の実家がある岩手県花巻市を拠点として、岩手県沿岸部(大槌町・釜石市)への物資支援を始めました。その被害の甚大さに驚愕し、ただただ無力感を感じるなか、誰から集うでもなく自然発生的に府中市を中心に活動する仲間たちが集まり、支援活動を続けてきました。
支援に賛同いただく方々の想いを伝えるべく・・・※府中市内で「被災地へ家電品を送ろう」イベント時に寄せられた、支援者の方々からのメッセージです。

月日が経ち、関心のある方以外には被災地の現状も伝わらなくなりつつありますが、被災地の方々は必死に生きています。
漁業者さん、商店さん、農家さん、子どもたち・・・皆さん日常を取り戻そうと生活していることを「伝えること」も私たちの大切な役割だと考えています。
「被災地の現状」
「あの日、なにをしていたのか？」
「テレビを観て、なにを感じたのか？」
「いま　ここで震災に遭ったら・・・」
そんなことを考えてもらうためにも、東京近郊の中学校高校で今までに4回ほど講演をさせていただいております。※八王子市立上柚木中学校にて、震災支援活動について※福島県矢吹町立矢吹中学校にて沿岸部の被災状況について

このような若い世代に「あの時のこと、いまのこと」を伝えていくのもとても大事なことと考えます。
これからも自分たちが生きていくためだけでなく、私たちが被災地で経験したことを伝えていくためにも、チーム府中の活動は続けていきます。

震災から5年が経過しようとしている今、被災地を応援する活動を続けていく状況は厳しくなりつつあります。
しかし、チーム府中は、皆さんからの想いを被災地の方々にシッカリと届ける役目として、このコンサートをキッカケに・・・
『ともに歩もう！』　つながってまいります。
ぜひご支援のほど、よろしくお願いいたします。

皆さまへの感謝とともに・・・