新たなライフスタイルにより、自宅で過ごす時間が長くなりました。

多くのことに気づかされ、また元の生活に戻れるよう願いながら、自分にできることをひとつづつ過ごす日々。今の生活も楽しもうと「部屋の模様替え」「新しいインテリアや食器を購入」など、目線を変えたり、時間があればやってみたかったことに挑戦している方も多いのではないでしょうか。

【我が茶】このプロジェクトは、

自宅でお茶の木を育てながら、お茶を楽しむ。

鉢もお茶で出来ていて、自然に分解される。

環境に優しく、みんなが幸せを感じるご提案です。

静岡の大地をそのままお届け！！ 我が家で育てる「わが茶」プロジェクト

お茶の生産量日本一の静岡県。訪れたことのある方ならご存じ、行く先々で茶畑を目にします。地元の方にとっては当たり前の光景ですが、見渡す限り広がる茶畑は圧巻、、それもそのはず静岡県は、日本のお茶栽培面積の約4割を占めています。

今回のリターンは「茶葉で作った鉢植え」に「茶ノ木」を入れて

『静岡の大地そのもの』を届けします。

この植木鉢は、お茶の葉を原料とし、更にバイオの力で5年経つと自然に風化していく鉢です。約5年後、水と二酸化炭素に分解されます。

例えば

そのまま鉢ごと庭に植えた場合、鉢は分解するのでそのまま栄養素となり、茶ノ木は大地に根を張りぐんぐん伸びていきます。

見る楽しみ、育てる楽しみ、食べる楽しみ

＜我が家で【我が茶】を育てると、良いこと＞

①茶葉でできている鉢は、お茶の香りがする。

②茶鉢は自然分解される為ゴミにならない。

③新芽が出ると摘んで天ぷらなど、食すことができる。

④年中葉がついており、秋は花が咲き冬は実がなる。季節の移ろいを楽しむことができる。

⑤二酸化炭素を吸収し、酸素を増やす。

⑥インテリアとして部屋の雰囲気を変えてくれる。

⑦気分が癒されると健康にも良い影響を与える。

部屋にグリーンがあると心が落ち着きます。「そろそろお水ほしいかな」「元気に咲いているな」と、育てる楽しみもあります。

さらに茶ノ木は新芽が出たら摘んで、スパイスや天ぷら、大きく育ったチャノキから自家製新茶を作るなど、お茶だからできる楽しみがあります。

茶ノ木は暖かい地域で育つイメージですが、比較的強い木です。水やりの頻度も少なく、育てやすいのが特徴です。

おめでたい行事や出産祝いなど、記念として木を植える記念樹。1年中葉を茂らせる常緑樹なので、落ち葉掃除の手間がかからない茶ノ木。子どもと一緒に成長して大きくなったら一緒にお茶を飲む。シンボルツリーとして一緒に成長を見守ることができます。

廃棄茶葉チップについて

静岡県牧之原にある「株式会社ダイシン」

主に自動車部品のプラスチック成形会社です。お茶の名産地である牧之原で大量に廃棄される「お茶を淹れた後の出がらし」に着目！

五十鈴東海株式会社さんと共同研究の末、数年経つと風化して消えてしまう＜廃棄茶葉チップ＞を開発されました。

お茶と樹脂の配合比率など、理想の品質を求め様々な試行錯誤を繰り返しました。

何度もトライを重ね、茶工場で廃棄処分される茶の粕を使用した「カテキンが残った香りの強いバイオプラスチック」の成形に成功しました！

こうして完成した＜廃棄茶葉チップ＞は成型後、約5年で風化して消えてしまいます

今回は静岡の大地をそのまま皆様へお届けできるよう鉢植えにして頂きました！

【茶ノ木について】

チャノキはツバキ科ツバキ属

1年を通して葉がついている「常緑低木」です。

今回お届けする苗木の特長として、特殊な培地と栽培技術で発根量が多い苗になっております。その為、鉢替え・定植した際に、根巻がないのでストレスなく生育が早いというのが特徴です。

オメガ９系オイルにもなる茶の実は、水に一晩漬けてから植えればまた芽が出てきます。ぽてっとした丸い実もかわいい。

伝統を守り続ける日本茶

日本茶とは日本で作られたお茶のことを指します。お茶には「緑茶」「番茶」「玉露」「抹茶」「ほうじ茶」「紅茶」「ウーロン茶」などあります。それらはすべて同じ茶ノ木から作られており、製造工程や収穫時期が違います。

中でも「緑茶」は生の茶葉を加熱し、酸化酵素の働きを止めた「不発酵茶」を指します。（最後までは発酵させてから加熱すると「紅茶」になります）蒸気で加熱するお茶の中でも、２～３倍長く葉を蒸した「深蒸し茶」は、苦みが抑えられ深い味わいが特徴的です。

戦後間もないころ、平地である牧之原の茶葉は、山間部より日照時間が長い為、どうしても苦みが出てしまう悩みがありました。

蒸し時間を長くすることで茶葉が細かくなり、栄養を抽出しやすく、苦みが抑えられました。農家さんは今も、古来からの伝統製法を守り続けながら、現代に沿った美味しいお茶を作り続けておられます。

日本人と日本茶

紅茶やコーヒーは有料なのに「あがり」など、お茶はタダが多いです。なぜだろう？お茶は、それだけ私たち日本人にとってずっと身近な存在なのだろうけど、、

子どもの頃、おばあちゃんやお母さんが急須からお茶を入れてくれて、それをふーふーしながら飲んでいました。心がほっとする時間。。親になった今、わたしも子どもたちに急須でお茶を入れて・・・ない！！

「お茶といえばペットボトル」となっている現代。急須を使って淹れるリーフ茶の需要が減り、価格も減少をたどっています。

急激な変化が進む世界には「新たに受け入られるもの」「忘れ去られてゆくもの」がありますが、日本に昔からあった文化が受け継がれないのは寂しいものです。

コーヒーとはまた違った日本茶の魅力。ペットボトルはとても便利だけど、淹れたての香り、ホッとするあたたかさ、手間をかけた分やっぱり美味しい。

心を癒してくれるあたたかいお茶は、まさに現代社会にピッタリの飲み物です。

実行者紹介

ここまでお読み頂きありがとうございます。

弊社は、Makuakeにてこれまで3度【サカナイフ】プロジェクトを展開いたしました。株式会社TAPPと申します。

静岡県はプラモデル王国とよばれるほどプラスチック工業が盛んで、私たちもサカナイフ第2弾サカナイフ専用ケース（由良拓也氏デザイン）など成形を依頼しております。

サカナイフとお茶？なぜここに結び付いたか。私は漁師修行時代、沢山のプラスチックが美しい海を破壊している光景を目にしていました。美しい光景を次の世代に残したい。そんな時ダイシンさんから新素材である「廃棄茶葉チップ」の開発に成功したと聞きました。

海洋環境ではマイクロプラスチックが問題となり、魚にプラスチックが混入している現状です。お茶が土壌環境に優れていると聞き、生分解性プラスチックと茶ノ木を合わせることで将来環境負荷を減らせると考え、このプロジェクトを立ち上げました。

株式会社TAPP（サカナイフ） https://sakaknife.com/

協力会社

＜株式会社ダイシン 大石親嗣 代表＞

「昨年、新型ウイルスが全国に蔓延し、自動車産業も大きなダメージを受けました。この機会に兼ねてから興味があったバイオマス樹脂（セルロースナノファイバー等）のトライ等をご協力を得ながら行っていく事となりました。

地場産業のお茶を活用する事は、衰退して来ている茶農家の活性化にもつながり、お茶の幅広い活用方法の基盤になると考えました。何より私個人も毎日地場産業のお茶を飲んでおり、お茶の魅力をもっと世界中の方に知ってもらいたいと日々感じていましたが、自動車部品の製造業である事から発信出来る方法がありませんでした。

お茶樹脂が完成すれば“牧之原市のお茶”をアピールできる！と確信が得られ、賛同し頂いた色々な方々の助けがあり、このプロジェクトは実現に至りました。この鉢植えがいずれ学校に置かれれば教材として使えるし、質感や実際に触れることも可能。尚且つ教育者子供たちに教えやすいともあり、教育現場へ使用できないか牧之原市を通して活動中です。今後このような樹脂が皆さんのライフスタイルの中に確実に浸透させなければなりません！！

理由はこれから産まれてくる全ての生き物や、子供達がより良い地球に住み続けるためであり、これ以上地球を住みにくい場所にしては行けません。

環境に良い素材の樹脂を提供しみんなが活用すれば、CO2の削減も可能ですし、海洋プラスチック問題もクリア出来ます。我々はその使命を背負っているのでは無いかと日々感じます。」

株式会社ダイシン http://daishin-inc.com/

＜五十鈴東海株式会社　小川健太＞

地域社会に貢献して行きたい！「漠然」とした思いを抱いておりましたが、よりリアルな活動を展開していこう！という事で、地元静岡県で廃棄されているモノを我々の融合技術で再生しながら、資源循環のループをつくりたい。地球環境や地域産業に貢献していきたい。

という思いでリサーチしていく中で、お茶産業における課題を知りました。

お茶製造時に発生する茶粕と、樹脂製品製造時に発生する廃棄樹脂を混ぜて、お茶粕の樹脂へと蘇らせ、お茶の効果効能を活かしながら、様々なモノになる可能性があることに気づきました。

株式会社ダイシン様及び株式会社ＴＡＰＰ様との出会いを通じて、地域の方に触れてもらう事が現実となり、社会への貢献を実感しております。

お茶を通して豊かな社会づくりと心づくりをお届けします。

五十鈴株式会社　http://www.isz.co.jp

＜萩埜園 萩埜 園主＞

「静岡県の牧之原台地で4代にわたってお茶を作り続けている萩埜園と申します。

牧之原台地は日照時間が長く、年間の降水量は1500ミリ程度あり、適度に霧が発生するというお茶にとって絶好のロケーションです。その牧之原台地で育ったお茶を収穫、製造、販売まで一貫して手掛け、牧之原のお茶の味と製法を守り続けています。

昨今、市場縮小が続いていた急須で淹れるリーフ茶市場ですが、コロナ禍による自宅での食事機会の増加や、緑茶がもつ抗ウイルス作用などが注目され消費は回復傾向にあるようです。

お茶の消費が増えること。これは私たち茶農家にとって最大の喜びですが、それと同じくらい大切にしたいのが日本一の大茶園、牧之原の景観です。

他県から見えられる方からは思わず感嘆の声が漏れます。多くの農家の手によって生み出された台地上を覆う美しい茶園は、脳裏に焼き付くほどの圧巻の眺め。私たち茶農家が守り、時代へ繋ぐ、大切な財産です。

私たちは年々減少するその風景を未来に繋げたいと願ってきました。そんな時、ダイシン様から今回のプロジェクトについてお声がけをいただきました。

自宅で茶園を再現すること。一年中「お茶」を感じていただくこと。飲むことだけにとらわれず、それぞれが自宅で自由に「お茶のじかん」を楽しみ、心身の安らぎを感じてほしいと思います。

今回の取り組みが、多くの方にお茶に興味を持っていただくきっかけになれば幸いです。」

萩埜園 https://www.haginoen.com/

＜勝間田開拓茶農協 白松 孝之＞

「SDGｓがさけばれる現代において、環境に配慮した製品にお茶が使用されることは茶農家として大変喜ばしいことだと感じています。

今回のプロジェクトを通して、持続可能な社会に近づくとともに、茶産地以外ではあまり見ることのない茶の木がお届けされることで、少しでもお茶を身近に感じていただける機会となれば嬉しいです。

茶の木から採れる芽は、加工次第で緑茶にも紅茶にも変身し、さらにはそのまま料理にも使える作物です。

私たちは、新製法による甘い花のような香りの「香り緑茶」を作り始めました。お茶の楽しみ方は無限にあります。応援いただいた皆様のお手元で、様々な「お茶のカタチ」を楽しんでいただければ幸いです。」

勝間田開拓茶農協 https://kaori-ryokucha.com/

リターン

スケジュール

２０２１年 ２／１７ プロジェクト開始

２０２１年 ４／ ２９ プロジェクト終了

２０２１年 ５初旬 リターン配送開始