1 、プロジェクト概要

このプロジェクトは、岡山大学名誉教授　歯学博士　渡邊達夫が「一生自分の歯で食べられる社会」を目指して、研究を積んで確立した「つまようじ法」という歯磨き方法を多くの方に、という願いからスタートしました。

「つまようじ法」がだれでも自分でできる電動歯ブラシTAPGを通じて、「一生自分の歯で食べられる社会」を作りたいと考えています。

是非一緒に応援してください。

２、プロジェクト詳細

「つまようじ法」とは

この歯磨き方法は、歯垢や歯石を取る方法とは違う発想で「歯ぐきを強くする」ことによって、歯のぐらつきや歯の出血、口臭を予防するものです。

従来の治療法と「つまようじ法」の術者磨きを比較しました。二つの治療法にほとんど差がなかったのですが、歯肉出血だけは1週間で「つまようじ法」の効果が有意に出ました。

「つまようじ法」やり方

図２－A.　歯ブラシの毛先を歯と歯ぐきの境目にあてます。

図２－B.　下の歯の場合は毛先を上に向け、上の歯の場合は下に向けます。

図２－c.　そのままの角度で毛先を押し込みます。毛先が反対側に出てきたら引き抜くピストン運動を一か所あたり10回くらい繰り返します。全部の歯でこの操作をします。内側からも忘れないで。初めてするときは歯肉から出血することがありますが、1-2週間続けると減少していきます。

今まで多くの歯のトラブルをかかえている患者さんに出会ってきました。歯を抜かなくてはならないと言われて、「つまようじ法」に出会い、歯を抜かなくてもよくなった患者さんがたくさんいます。自分の歯で食べる美味しさを味わい、歯のトラブルのない生活は楽しく幸福感があります。

その生活を実現したいと思います。

～すりこぎの　ような歯ぐきも　花の春（一茶）～
～義歯はずし　豆腐の味を　かみしめる（毎日川柳　守屋魚門）～
～おばあちゃんのはは、ぜんぶとれます。ごはんをたべるときははをとってたべます。たべないときははをつけます。（はるな　ひとし：1年1組先生あのね　鹿島和夫編）～　注）は＝歯

古今東西、やはり自分の歯で食べることの大切さが伝わります。

しかし、この歯磨き方法は、なかなか難しいため、磨き手によっては効果がうまくでないことがあります。

さて、ここでTAPG

だれでも自宅で自分でできる「つまようじ法」を実践してもらい、「一生自分の歯で食べられる社会」を作りたいと願って「つまようじ法」をロボット化したTAPGを作りました。　

このプロジェクトは、美味しいものが大好きで、いつも元気でいたい人を応援しています。

歯の調子が良いと気分が爽快です。

美味しいものを食べられたら幸せです。

口臭がなくなれば誰とでもおしゃべりができます。

今までの電動歯ブラシとちがう、TAPGの大きな特徴

優れモノ　その１

今までの電動歯ブラシとちがいTAP（つっつく）動きがTAPGです。

ロボット化したことで、1分間に「弱」で3,000回、「強」で6,000回のタップができます。歯ぐきのマッサージ効果が生まれます。

優れモノ　その２

毛先の長さと角度が違う。歯間にとどきやすい研究の成果。（特許出願中：2017-232475）

毛先の長さが2種類でしかも角度を持つことにより、歯のすきまに入りやすくなりました。　

優れモノ　その３

ヘッドが小さい。
従来のヘッドと比べてもその小ささは明らかです。

従来のヘッドに比べて小さいので奥歯まで届いて歯の間に入りやすく、振動で歯の間のものを押し出せます。

優れモノ　その４

気持ちがいいです。

優れモノ　その５

1台3役です。

1.ふつうの歯ブラシの役目

2.歯間ブラシの役目

3.糸ようじの役目

優れモノ　その６

TAPGは乾電池式です。ですから、どこへでも持ち運べます。
オフィスに、学校に、いつもあなたのそばに。

美しい人は相手にとって魅力的な人です。自信にあふれている姿は人をひきつけます。

歯にも自信を!!
輝く魅力は、笑顔とその時に現れる歯ぐきの健康的なピンク色。

自信のある笑顔のためにお口の健康を「つまようじ法」をロボット化したTAPGではじめましょう。

TAPGの使い方

本体の底にスイッチがあるので、手で握ったまま小指でスタートが可能です。

強弱の切り替えは本体内部にあります。

本体の電池カバーに「強」「弱」のスイッチがあります。はじめは「弱」から使用してください。だんだん慣れるとお好みで切り替えができます。

防滴加工もできています。
ただし、お風呂場での使用の場合は湯気が充満するのでおすすめできません。防水ではありません。

替えブラシは２色あります。プロジェクト終了後にも、HPなどからご購入いただけるようにする予定です。

TAPG本体をだれかといっしょに使うときはヘッドをかえて使えます。白と青の２色です。

TAPG　材質

本体：ABS

歯ブラシの軸：ジュラコン

歯ブラシの毛先：ナイロン

お届けにはTAPG本体、替えブラシが別々の箱詰めになっています。

本体の箱詰め、箱の装丁が変わります（電動歯ブラシTAPG　TG-04）

替えブラシの箱詰め2本入り（白・青各１）箱の装丁が変わります（TAPG替え歯ブラシ　TG-04T）

いつまでも自分の歯で美味しく食べられるように、今日から「つまようじ法」TAPGで。

３、クラウドファンディングに至った経緯・背景

長い研究の成果として実証された「つまようじ法」ブラッシングにより、効果を実感される方は増えてきました。

歯が抜かれる原因は、虫歯と歯周病です。虫歯はフッ素の普及で減りましたが、歯周病で歯が抜かれる人の割合は増加しています。歯周病の予防・治療はブラッシング指導と歯石の除去で、これは明治時代から行われていて、１００年以上も変わっていないそうです。

「つまようじ法」は明治の時代からの治療法に比べて、歯肉出血はより改善すると言われています。

しかしながら、「つまようじ法」はやり方が難しく効果に差が出ることが課題でした。

そこで私たちは、そこで私たちは、「一生自分の歯で食べられる社会」の実現のために、「つまようじ法」をもとにだれでも健康にと2017年電動歯ブラシTAPGを開発・販売する株式会社Office HATを立ち上げました。

今回マクアケププロジェクトに参加したのは、たくさんの方に「つまようじ法」を知ってもらいたい、そしてTAPGを使って一人でも多くの人に口の中の気持ちよさを知ってもらいたいと願ったからです。

電動歯ブラシという手軽さを活かして、まだまだ「つまようじ法」と出会っていない多くの方々のお口の健康を維持するために、これからも貢献し続けたいと思います。

４、資金の使い道

一人でも歯の悩みから解放されるためにさらに「つまようじ法」を広めて、TAPGも使っていただきたいと思っています。今回集まった資金は新型TAPG（TG-04）の製作に充てさせていただきます。

TAPG考案者紹介（Office HAT　代表取締役）　
岡山大学名誉教授　歯学博士　渡邊達夫

「一生自分の歯で食べられる社会」の実現のために大学で研究を重ねてきました。

歯周病のはじまりは歯と歯の間。歯と歯の間を磨けば、歯周病は予防できます。しかしながら、歯と歯の間というのは普通に歯を磨いているだけではなかなか磨きづらいため、歯周病になってしまう方が増えてしまっています。

「つまようじ法」を用いれば歯と歯の間を上手に磨けるのですが、難しい磨き方なので、その「つまようじ法」を誰でも簡単に行えるようにロボット化したのがTAPGです。

「つまようじ法」を思いついたのは？

歯周病のはじまりは歯と歯の間ですから、歯と歯の間をみがけばよいのです。患者さんに「歯と歯の間をみがいてください」と指導していたのです。皆さん「ハイ」「ハイ」と言ってくれるのですが、なかなかきれいになりません。

ある患者さんが鏡を手に歯ブラシの毛先を歯と歯の間に押し込んでいるのを見て、「歯と歯の間を掃除するのはこれだ」と思いました。

次の患者さんからは歯ブラシを借りて毛先を歯と歯の間に押し込んだのです。
そうしたら患者さんが「気持ちが良い」と言ってくれたものですから、次から次へ患者さんにやっていたのです。

しばらくしたら患者さんから「硬いものが噛めるようになりました」とか「口臭がなくなりました」「歯ぐきの腫れが引きました」という言葉が発せられました。

こんなに効果のあるブラッシング方法を日本中に、世界中に広げたいと思い「つまようじ法：Tooth-pick Method」と命名しました。

そしてこの「つまようじ法」を用いて、一生自分の歯で食べられる社会を実現したいと思っています。
是非応援のほどよろしくお願いいたします。