はじめに・ご挨拶

日本の茶文化、その何より素晴らしいところは、茶が特別な嗜好品としてだけではなく、おもてなしの場面から日々の憩い、さらには水分補給としてまで、幅広く日常生活に根付いている点であると言えます。

一方、台湾茶というと、可愛らしい急須を用いた独特の作法を思い浮かべる方も多いかと思います。でもそれは言うなれば日本の茶道。実は台湾も日本同様、茶は人々の生活に欠かせない存在であり、もっとフランクにお茶が楽しまれているのです。

申し遅れました、今回このプロジェクトを主催させて頂きます、DHA Corporation代表の台湾出身ディビッドデン（鄧嘉堂）と申します。来日して20年、第二の故郷である日本の皆さんに台湾のとびきりおいしいお茶を紹介したいという思いで、今回このプロジェクトを立ち上げました。

日本の皆さんや祖国台湾の人々同様、私自身の生活にも、茶は欠かせない存在です。そして台湾茶に関しては、ことさら強いこだわりがあるのです。というのも親族が茶園を有しており、子供のころから美味しいお茶に慣れ親しんできたのです。

私の慣れ親しんだ親族が手塩にかけて作るそのお茶は、台湾伝統の手作業による炭火焙煎。その美味しさに慣れ親しんでしまったものですから、中々その記憶に勝るお茶を、日本で流通する烏龍茶の中から見つけ出せずにいました。

そんな私に、親族は懐かしいお茶を台湾から届けてくれ、当時「株式会社DHA Corporation」を起業したばかりの私を勇気づけてくれました。故郷の香りと味をエネルギーに、私の会社が軌道に乗ってきたその時、今般の新型コロナウィルス、COVID19流行が起きてしまったのです。

炭紀〜最高金賞の新シリーズを皆様に

今回皆様に飲んでいただきたいお茶は最高金賞等を受賞したものではなく、「炭紀」の中でもとりわけ標高の高いところで採れる希少な高級茶葉に限定した新シリーズとなっております。
特に2400m付近で採れる茶葉を使ったお茶は生産量が非常に少なく希少品となっています。

茶園の二代目当主が引退し、三代目である私の従兄に茶園がバトンタッチされたのはちょうど昨年のことでした。

彼が自慢の台湾茶を現代的にブランディングし、世界戦略に取り組もうとした正にそのタイミングで、新型ウィルスの流行は起きました。多くの発注キャンセルや取引の延期。希望に満ちたスタートを切ったその矢先に、茶園は苦境に立たされてしまったのです。

けれどその苦境の中においても、三代目は努力と改革を諦めませんでした。

その成果が認められ、2020年秋、静岡県の公益財団法人世界緑茶協会主催の「世界緑茶コンテスト2020」において、「最高金賞」を受賞する快挙を成し遂げました。

また、専門家による食品・飲料品の評価および認定における世界的リーダーである International Taste Institute（ITI）の Superior Taste Award（優秀味覚賞認定）で星２をいただき食の専門家にも認められるまでになりました。

正に世界に認められたこのお茶、もっと日本の皆さんに知っていただかないわけにはいきません。今こそ日本で起業した私が、親族と茶園をサポートできるチャンスです。一度飲んで頂ければきっと虜になるこの味、是非とも広く日本の皆さんにお試し頂きたく、このプロジェクトを立ち上げさせて頂くことにしました。

是非、皆様に台湾の美味しいお茶を飲んでいただきたいと思っております。

隆輝茶房 炭紀〜炭火焙煎茶のこだわり

焙煎には炭火焙煎と電気焙煎があります。炭火焙煎は人手と手間がかかり、一度にできる量にも限りがあります。炭を起こし、何日もかけて温度を調節し、全体を均一にしてようやく始まる作業です。

三世代、50年の長きにわたり、隆輝茶房はこの伝統の製法と焙煎技術を守り継いできました。焙煎に使われるのは龍眼（リュウガン）という甘い香り漂う樹木の炭。

この龍眼の炭で手焙煎した茶葉は、水分やカフェイン、苦味や雑味が抑えられ、芳醇ながらもまろやかな甘味と、そこに龍眼の木独特の甘い香りが重なる、他にはない特別な味に仕上がるのです。

炭火手焙煎には茶師の経験と技術が欠かせません。茶葉の状態、温湿度などのコンディションを見極め、火加減や火入れ時間を絶妙に調整し、幾晩も忍耐強く茶葉に寄り添う。茶師の熟練の技術と茶葉への愛情が、一枚一枚全ての茶葉の美味しさを極限まで高め、お茶を最上且つ均一に仕上げるのです。

コロコロと小さく丸められた可愛らしい茶葉に湯を注げば、黄緑がかった黄金色に輝き、どこまでも澄み渡る美しい一杯に。

炭火手焙煎で仕上げられたお茶は、口に含んで直ぐに蒸散し広がる香りとは違い、飲み込んだ後からじっくりと後を追うように、幾つもの香りが重なり合って広がり、いつまでも余韻となって残ります。また飲み終わったカップの残り香が濃いのも特徴です。

隆輝茶房が位置するのは北回帰線のほぼ真上、台湾最高峰の玉山を有する南投県。熱帯気候で一日の寒暖の差が激しく、午後には一帯を霧が覆います。この独特な気候のもと、炭紀の上質な茶葉は大切に育てられています。

もちろんSGSによる残留農薬検査（450種）をクリアしておりますので、皆様に自信をもってお届けできるお茶です。

「炭紀」新シリーズ　茶葉のご紹介

今回皆様に飲んでいただきたいお茶は最高金賞等を受賞したものではなく、「炭紀」の中でもとりわけ標高の高いところで採れる希少な高級茶葉に限定した新シリーズとなっております。
特に2400m付近で採れる茶葉を使ったお茶は生産量が非常に少なく希少品となっています。

●大禹岭高冷茶：
標高約2400mで採れる生産量が少ない希少品。

台湾で最も標高の高い茶畑から

標高2,400〜2,500メートルの高地にある茶畑、大禹嶺（だいうりょう）で収穫された茶葉のみを使用。年間を通して霧がかかり湿度の高いこの地で生産される茶葉は、その独特の気候ゆえ苦みや雑味が殆どなく、ペクチンが豊富で大変まろやか、旨味と甘味に富んでいるのが特徴です。収穫は冬から春にかけての短期間のみしか行われないため、生産量はごくわずかで希少性が大変高く、台湾国内でも高級茶として珍重されています。

茶葉の小さな品種の茶樹から、繊細で柔らかな新芽だけを厳選

冬から春にかけて芽吹く、香りのよい新芽の先端から二枚の葉のついた部分を厳選して、手作業で摘み取り。夏・秋の茶葉と比較しても格段に苦みが無く、薫り高いのが特徴です。

さわやかな清涼感、爽快な余韻

一口含むと口いっぱいに広がる清涼感が喉に爽快な余韻を残し、新緑の若葉のような清々しさと龍眼のほのかな甘い香りが溶け合います。

ミントにも似た清涼感がありながらも、エレガントでフローラルな香りがふんわりと余韻を残す、七煎淹れてもまだ香りが楽しめる、大変魅力的なお茶が出来上がりました。

●阿里山青心烏龍茶：
標高約1600mで採れる高級茶。

名所阿里山、標高1300〜1700メートルの茶園で育まれる高貴な味わい

名峰阿里山の土壌温度は低く、茶樹の生育にも冷たい山の湧き水が使われます。午後には一帯を霧が覆う独特の気候の中、茶葉はゆっくりと育まれます。

時間をかけて育てられた柔らかく厚みのある茶葉には、多くのペクチンが含まれ、まろやかな味わいを醸し出します。大変希少な阿里山青心烏龍茶だからこそ味わえる滑らかな喉越し、芳醇で高貴な香りと深い余韻をお楽しみください。

●阿里山金萱烏龍茶：
標高約1300-1500mで採れる高級茶。

名所阿里山、標高1000〜1600メートルの茶園で育まれる豊かな味わい

日照時間の少ないこの地で、茶樹はゆっくりと育まれます。茶葉やつぼみに含まれる苦み成分・カテキンの含有量が減少する一方、テアニンなどの甘味成分が増加することで、独特の優しい味わいが生み出されます。また柔らかく厚みのある茶葉には多くのペクチンが含まれ、深い色味とまろやかな味わいを醸し出します。阿里山高山茶特有のまろやかで上品な香りと、その深い余韻をお楽しみください。

金萱茶の最大の特徴は、ほのかな甘味とトウモロコシのような甘い香り、そしてふんわりとしたミルクを思わせる優しい味わい。標高の高い阿里山で育まれたこの金萱茶は、一層まろやかで優しく、金萱茶の醍醐味を最大限にお楽しみ頂けます。

アレルギー表示

●大禹岭高冷茶
●阿里山青心烏龍茶
●阿里山金萱烏龍茶

上記３商品　特定原材料７品目　該当なし

プロジェクトで実現したいこと

このプロジェクトの最大の目的、目標は、日本の皆さんに台湾茶の美味しさや奥深さを知ってもらうと同時に、台湾茶をもっと身近に感じて頂き、日常に取り入れて頂くことです。

また皆さまからのご支援により、茶園の存続を支えるのみならず、世界が新型ウィルスを克服した暁には、茶園の拡大、増産に寄与し、伝統技術である龍眼炭火焙煎を守り成長させていく礎とさせて頂きたく存じます。

最後に

伝統製法を守るため、日本の皆さんにもっと台湾茶を知って頂くため、このプロジェクトを何としても成功させたい。

茶師が丹精込めて仕上げた、他にはない素晴らしいお茶。皆様に必ずご満足頂ける味であると自負しております。皆さまご支援・ご愛顧の程、よろしくお願い申し上げます！

リターンのご紹介

●高級台湾茶３種セット
・大禹岭高冷茶
・阿里山青心烏龍茶
・阿里山金萱烏龍茶

上記３種類が各50gずつ入った希少な高級台湾烏龍茶セット。

・超早割 ４０％オフ ２０セット
・早割 ３０％オフ ５０セット
・Makuake割 ２０％オフ １００セット

上記３パターンのリターンをご用意いたしました。

実行者紹介

●株式会社DHA Corporation
隆輝商業有限会社「炭紀」 総代理店

■ビジョン
良質な製品・サービスを全世界に向けて発信することで生活の質を向上させ、より良い未来を創造し、社会へ貢献することが当社の使命です。

■事業内容
テレコミュニケーション・サービス、海外貿易事業、コンサルティング事業の３つを中心に展開しています。

1.テレコミュニケーション・サービス：当社は、MVNOとして、国内外を問わずお客さまに旅行中の快適なインターネット接続を提供いたします。さらに、訪日外国旅行客の誘致促進を目指す日本政府の政策に従い、インバウンド向けビジネスへと当社の事業を拡大しています。

2.海外貿易事業：当社は、海外メーカーのブランド化された商品・サービスの販売及びマーケティングの支援をしています。国内メーカーに対しても、その事業の海外展開に向けて、販売チャネルの斡旋、販売、マーケティング及び法的手続に関するサービスのサポートをしています。

3.コンサルティング事業：当社は、インバウンド・アウトバウンド向け事業に関するコンサルティングサービスを提供しています。当社は、海外企業の売上・収益性の向上を目的とし、訪日外国人及び日本人旅行客に向けた事業の創造の支援をしています。

●隆輝商業有限会社

隆輝茶房の初代、鄧修仁氏は1960年代、茶葉の生育に理想的な南投松柏嶺で茶栽培を開始、「臺灣制茶業管理規則」（茶の製造加工を許可制とする法律）撤廃後の1982年からは、製造まで一貫して行う茶房となりました。

茶葉の旨味を引き出す龍眼炭火手焙煎にこだわり、生産開始からわずか３年で烏龍茶部門・特等を受賞するなど、当初から高い評価を得てきました。

三世代に渡りこだわり続けた龍眼炭火手焙煎。
量産可能な機械焙煎とは異なり、日をまたぐような長時間の作業でわずか7㎏と、正に手間暇かけた貴重なお茶。

2021年からは三代目当主の従兄弟、鄧嘉堂が代表を務める株式会社DHA Corporationが総代理店となり、日本の皆さまに特上の台湾茶をお届け致します。