「折れたシャフトは自分で交換、　　超軽量360カメラ用カーボンポール」とは

1.元プロスノーボーダーで現在北海道で活動しているスプリットボーダーのyukisamuraisanです。
2.360カメラをバックカントリーで使用するとき、ポールをザックに取り付け、そのポールの先端に360カメラを取り付けるのですが、転倒するとこのポールが折れてしまいます。修理できないのでその度に買い換えるのが現状です。
3.折れるたびに買い換えるのがあまりにも無駄なので、自分で簡単に部品交換修理できるポールを開発し特許出願しました。
4.山行でも予備のシャフトを持参すればご自分で修理出来ます。そして、撮影機会を損なうこともありません。また、-15度を下回る極寒の雪山で度重なるテストを行い、極限の環境で確実に操作できるものを実用化しました。

　「折れたシャフトは自分で交換。　　　超軽量360カメラ用カーボンポール」の特徴

機能性①分解が簡単！

簡単に分解できるので、折れたら自分で交換修理できます。

機能性②部材の汎用性！

ジョイント部が独立しているので、壊れたシャフトを交換するだけで使えます。

シャフトは汎用的なカーボンパイプ（＊１）が使えます

（＊１）当社から同時に出荷する製品は内径の適合をチェックしてから出荷しますが、本人が直接他社から購入された場合は取り付けを保証できません。
また、異なる時期に購入された場合には、ロットが異なるので、径が合わないことがあります。その場合にはジョイント側を紙やすりで削る、あるいは塗装して塗膜厚で調整する事で対応可能です。

機能性③雪山での使用が前提！組み立て10秒！！

グローブをしたままで組み立て簡単、慣れれば10秒もかかりません！！　　

カーボンシャフトはアルミに比べて凍結しずらい！！　

雪山に入る人はアルミ伸縮式のストックをご存知だと思われます。
多くの方は山中で凍りつき、グローブを外し手で温めたり、口で咥えて温めた経験があると思います。

カーボンを使用したCFRP（カーボン繊維強化プラスチック）はアルミより熱を伝えずらいので結果的に、凍結しずらくなります。

シャフトの上に氷を置いてどのくらいで溶けてしまうかテストしました。熱の伝えやすさの違いが理解できると思います。

また、伸縮式ではない事も凍結しずらいことに寄与します。

機能性④軽量性！

カーボンなので軽い。

注）156gを保証するものではありません。個体差や仕様の変更により重量は多少変わります。

機能性⑤ちょうど良い長さ1.6m

なぜ、1.6mなのか？

最初プローブ（雪崩で埋まった人を捜索する棒）を流用していた時は、長すぎてターンする度にポールに振り回されるので自由に動けませんでした、2.4mや3mでは長すぎです。そして、プローブを折ってしまった時はショックでした。

それからは、カーボンパイプを用いて自作しました。

長さは1.5mから2mまで試しました。

いいろいろ試した結果、一番バランスが良く、無駄がない、1.6m程の現在の長さに落ち着きました。

実際の使用シーン

「折れたシャフトは自分で交換、　　　　超軽量360カメラ用カーボンポール」　　　誕生・開発ストーリー

雪山バックカントリーで過ごす時間は特別大切なもので、その瞬間を記録し共有したいとの思いからアクションカメラを１台、人によっては２台３台は持っている人が増えています。

なかでも360度写せるカメラは、自分も映ることができるので人気があります。

ところがポールを手に持っているとバランスが難しく、自由に動けません。

しかも、近すぎると画像が歪んで自然な状態に写りません。

そんな理由で、ポールをザックに取り付けて撮影する人が増えています。

大変便利な利用方法なのですが、転倒したらポールは簡単に折れてしまします。

修理ができないので、その都度買い換えるしかありません。

自分は自作のカーボンポールを使っていたのですが、壊れては直しの繰り返しでした。

試行錯誤の結果、「こわれる前提で設計し、自分で交換修理しやすい」という逆転の発想にたどり着きました。

それはシャフト部とジョイント部を切り離してデザインし、折れる時はシャフト部分が折れるようにするという方法でした。

これを、特許出願し、今回製品として販売することにしました。

利用方法・操作方法

＜１＞ザックへの取り付け方法。

＜２＞ポールの組み立て方法。（慣れれば10秒もかかりません。）

仕様

伸長時全長：1643mm

重量156g程度（仕様変更・個体差などである程度変わります。）

シャフト部：カーボンパイプ、外径14mm、内径12mm、肉厚1.0mm、長さ500mm

ジョイント部：カーボンパイプ

先端部（本体）：カーボンパイプ

（先端カメラ取り付けネジ）:1/4inch

後端部：カーボンパイプ

ザックへの取り付け：タイバンドを使用します。

・シャフト部は長さ500mm肉厚1.0mmのカーボンパイプになっており、市販の普及品で代用可能です。ただし、当社で出荷する製品は接合部のチェックを行ってから出荷しますが、各人で市販品を購入された場合の保証は致しかねます。

・ジョイント部は肉厚2.0mmのカーボンパイプになっております。シャフト部より肉厚な材料を使うことにより、ジョイント部の破損を防ぎます。

・先端部のネジは1/4インチネジで、多くのアクションカメラ製品のネジ規格に適合しています（お手持ちのカメラごとにご確認願います）。

・３分割で折り畳むとき、ショックコードを使い束ねます。単純な機構は、極寒の環境での操作性、破損時の交換しやすさを提供します。

・先端部と後端部はフックにショックコードを引っ掛ける形状としています。このフックからショックコードを外すことにより、先端部、シャフト、ジョイント、後端部が分解されます。この構成により、シャフトを簡単に交換することができます。

・ザックへの取り付けは汎用性を第一に考え、タイバンドを使用し、グラつきを抑えると共に、破損してもすぐに直せる仕様としています。

・雪山での使用を想定し破損前提で交換可能をコンセプトで製作しております。

したがって初期不良以外の保証はございません。

FAQ

Q.初期不良を確認した時にはどうしたらいいですか？

A.不良箇所の写真を送付願います。当方で確認後、破損部品をお送りいただければ、代替え部品を発送いたします。

Q.壊れてしまった場合はどうしたらいいですか？

A.使用時に壊れることが前提の商品なので、破損部品を別途購入願います。

Q.insta360を取り付けることは可能でしょうか？

A.ネジの規格が1/4inchなので、適合しています。

Q.Gopro Maxを取り付けることは可能でしょうか？

A.1/4inchネジアダプターが必要です。

スケジュール

2024年9月30日から募集開始
2024年10月30日募集締切
2024年12月1日より順次発送開始
2024年12月25日発送完了予定

リターンについて

5,070円：完成した製品（限定5セット）、35%off、送料込み、＊

6,240円：完成した製品（限定10セット）、20％off、送料込み、＊

7,020円：完成した製品（限定50セット）、10％off、送料込み、＊

【オプション】予備シャフト1本　1,500円（完成した製品購入者のみ、応援購入可能です）
＊ショックコードの色を、お選びいただけます。

実行者紹介

TSUTOMU TANAKA
鎌倉市育ち、早稲田大学建築学科卒業

建築設計でGood Design賞をはじめ多くの賞を受賞！

また同時にプロスノーボーダーとしてレースを転戦！！

北海道に移住後、バックカントリースノーボードをする中で、iPhoneが凍結しGPSが使えなくなり、遭難しそうになる。

必要に迫られ、Thermo Cross（カイロの入る携帯ケース）の開発・製造・販売を始める。