【ストーリー】

【1】ベトナムで有機栽培を普及させ、安全な食品を輸入するプロジェクトを開始！

【2】コショウ、カシューナッツ、バナナなどの日本では収穫できない作物を 日本の技術で栽培しつつ、有機栽培をベトナムに定着させる。

【3】有機肥料で栽培されたコショウは、既存の塩漬けや酢漬けではなく、生のフレッシュさを そのまま味わえる瓶詰に（製法特許 出願準備中）。同じ栽培手法のカシューナッツは カテキンが豊富な皮付きのロースト製品です。

【このプロジェクトの概要】

父の代から有機栽培をしている　TANABE　FARMの田邉真三です。

スイス留学を経て、幅広く農業事業を展開するサンシード山口へ入社。その後、平成6年TANABE FARMを設立、平成24年（株）ローソンファーム広島神石高原町設立。自身で農園を経営しつつ国内、スリランカ、ネパール、ベトナムをはじめとして海外においてもジャパンオーガニック　カレッジとして有機栽培の普及活動を行っています。

有機栽培とは、自然の環境資源の活用と人間の健康を調和させる 太古からの人の知恵に基づいています。自然の摂理に従った資源循環は 世界のどこでも通用する実践哲学です。

サステナビリティが問われる現代ですが、それを人間の健康や経済的な豊かさにまでつなげてゆければ、発展途上国ベトナムに寄与しつつ、将来的に食糧自給率がさらに下がる日本へのリターンも いずれ大きくなってくるものと確信しています。

その農業技術を伝える日本に　安全・安心な食料を供給してもらい、ウィンウィンで、支えあうことができると思うのです。

ベトナムは国土の広さが日本7万平方キロとベトナム33万平方キロとほぼ変わらず、人口が約9300万人（出典：https://www.kantei.go.jp/jp/singi/nousui/pdf/country10.pdf）。7割が農村部在住。穀物自給率は100％以上。カシューナッツ、コショウは世界第一位、コーヒーは第二位で農業国です。

今後、日本のベトナムへの食糧依存は増えてくると思います。

有機農法で栽培された作物は高価で売れ、ベトナムにもある廃棄される有機資源を肥料とし、化学肥料を買わないで有機栽培を行えば、コストが削減でき、農家の経営改善もできるのです。

現在は、日本の余剰となった有機資源　鶏糞をベトナムで肥料として利用していますが、いずれはベトナムでも資源循環として、畜糞の利用は進み　有機栽培は浸透してゆくことでしょう。

現在、ホーチミンから西へ車で3時間の カシューナッツとコショウの産地である  ビンフォック省の農民連合の協力のもとで、セミナー開催や個別農家を訪問し指導を繰り返しています。

昨年は9月、今年は、既に2月、5月訪越し、7月は1週間参ります。

現地には私たちのベトナム人スタッフおり、農家からの質問を受け付けて、それを私にフィードバックしてもらって、やりとりを繰り返し、ビンフォック省農家との関係を深めています。

年内には、ビンフォック省の農民連合スタッフにも私の農園を実際に見てもらい、有機栽培のイメージ、取り組みについて視察してもらう予定です。

有機肥料の使い方や、ベトナムでは馴染みのない土づくりの指導、それに伴う堆肥づくり、薬剤を使わない有機忌避剤の作り方、カビや菌の防除、防虫の方法を講演や個別の指導をしていますが、皆さん真剣に取り組んでいただいているので、私たちのやり甲斐がどんどん膨らんできます。

今後はビンフォック省の他にも、ホーチミンに隣接しているブンタウや、高原野菜の大規模産地　ダラッドにも栽培指導を行っていく予定になっています。

農業立国　ベトナムでの有機栽培　普及プロジェクト。

今後、日本人スタッフ、現地スタッフも増やしながら、日本式の有機栽培を普及し、技術の輸出、作物の輸入に努めてまいりたいと思いますので、皆様のご支援を篤くお願いしたく存じます。

【リターンについて】

私たちが指導して収穫できたカシューナッツとコショウが加工できましたので、それらをご提供させていただきます。

世界一の生産量を誇るベトナムのカシューナッツ※出典1とコショウ※出典2を日本の鶏糞（発酵鶏糞肥料）を使って栽培し、収穫したものを使用しています。

（出典１：https://www.globalnote.jp/post-5632.html、出典２：https://www.globalnote.jp/post-5751.html）

ー皮付きカシューナッツー

カシューナッツは薄皮に含まれるポリフェノール、オレイン酸、ビタミンEなど話題の成分が含まれています。

特にローストしてあるナッツはポリフェノールが増えるようです。また、豊富に含まれる亜鉛は、人間の体に必要とされている必須ミネラルの一種です。元気に体を動かす人ほど必要な成分です。

小腹がすいた時に、お料理のアクセントに　低糖質、高たんぱくのナッツの代表格カシューナッツを。 お酒のおつまみ　として定着した感もありますが、朝のエネルギー補給としても、その座を定着させてゆきたいと考えています。

※ヨーグルトとカシューナッツ　ドライフルーツ蜂蜜の朝食カルシウム　タンパク質の摂取には、ヨーグルトとカシューナッツの食べ合わせが効果的！

ー生コショウー

コショウは 正倉院にも残されている鉄分が豊富な古くからの漢方薬でもあります。

そのコショウを既存の乾燥や塩漬けではなく、生のままフレッシュな状態で瓶詰にしました。その新鮮な弾ける爽やかな辛さを食卓にそのままに伝えるべく特殊製法で作りました。

粉コショウは調味エッセンスとして使う、肉料理に使うのが 一般的と思いますが、生コショウの辛さと風味を活かす料理は無尽です。

まずは、ステーキ一口に一粒載せて味わってみてください。プチっと弾ける生コショウの爽やかな辛さが口の中に広がって、肉の旨さを増幅させてくれます。

ー調理の一例ー

ステーキの他にも、玉子や野菜、魚料理にも相性は抜群です。その一例を紹介します。

【資金の使い道】

支援金は、ベトナムで有機栽培を指導してゆくための渡航・滞在費、農業資材費用等　農業指導のための資金として使わせていただきます。

【リスク＆チャレンジについて】

リターン品は、現在生産中で、11月中に支援者に配送を完了する予定です。プロジェクト終了後には迅速に支援者への配送を開始する予定ですが、生産状況や天候、シッピングの問題で配送が遅れる可能性があります。