小さな農村から、大きな“おいしい”を届けたい。

豊かな自然に囲まれた、人口360名ほどの小さな田舎、広島県竹原市田万里町。人口の50%以上が65歳以上の高齢者で占められている『限界集落』と呼ばれる地域です。

「この何気ない田舎の農村に暮らす人々（高齢者たち）の知恵は素晴らしい。しかし、その価値に気づいている若者たちは少ない。」

そう分かったとき、田万里という限界集落だからこそできることがあると感じました。

高齢化が急激に進むこの地域で、わたしたち田万里家は、既にここにある資源を無駄なく活用し、地域に暮らす人たちとチカラを合わせて、この小さな農村から大きな”おいしい”を届けたいと考えました。

そして耕作放棄地という素晴らしいフィールドを活用するには、自由な発想で様々なプロダクトに応用ができる「大豆」をメインで栽培しようと決めました。

身体が喜ぶ、自然栽培での大豆づくり

豆乳クリームチーズで使用している大豆は「白大豆」と「青大豆」の2種類

自社農園にて丁寧に自然栽培で育てた大豆をメインに使用しています。

白大豆は主に豆腐や味噌、納豆などの伝統的な加工食品に用いられる種類の大豆で、たんぱく質や栄養素が高いのが特長です。

一方、青大豆はというと、その見た目の青さと独特な甘みのある味が特長です。栽培や収穫に手間暇がかり 病気にかかりやすいため希少価値の高い大豆と言われています。

栽培の段階では、数々の試練がありました。

まず2.4ha(東京ドームの半分)の大きさに種まきをして、すぐに連日大雨が続く大ピンチは発生。何とか無事に芽が出て大豆が成長し、ほっとしたのも束の間、夏には伸び放題で生えてくる雑草との戦いがスタート。

炎天下の中、スタッフ総出でひたすら草取りに明け暮れました。雑草の根は想像以上に強く、引っこ抜くにも一苦労。ふと手元を見ると、手袋越しに血豆がたくさんできていました。

その苦労あって、大豆たちはすくすくと成長。困難がありながらも成長する姿を見守っていると、なんとも愛おしい気持ちになりました。

レシピを作る段階では、特にクリームチーズの「柔らかさ」を決定するのに苦戦。

「極力自然素材のものだけで、和でも洋でも合う使い勝手の良い商品にするにはどうしたらいいのか？」

商品開発担当のスタッフが何度も何度も試行錯誤を重ね、

「おいしく」・「身体にやさしく」・「使い勝手が良い」を兼ね備えた

丁度いい柔らかさの「豆乳クリームチーズ」にたどり着きました。

大豆以外の素材もとことん「自然素材」にこだわり、化学調味料は一切使用せず、素材本来の旨味が凝縮された味わいに仕上がっています。

そうしたいくつもの壁を乗り越えて生み出されたのが、

この『豆乳クリームチーズ』です。

※パッケージはイメージです。変更になる可能性があります。

青大豆（写真左）をベースにつくった豆乳クリームチーズ（aodaizu）は、青大豆特有の甘味をベースにニンニクや広島産の酒粕を加え、絶妙なコクのある味わいに仕上げました。鶏肉や白身魚を焼いた上にクリームチーズをのせ、 トースターやオーブンで焼くといつもよりワンランク上の一品に。

一方、白大豆（写真右）をベースにつくった豆乳クリームチーズ（shirodaizu）は、大豆の風味を残し、ブラックペッパーや白味噌などを加え 濃くパンチのある味わいに仕上げました。パンやクラッカーにのせて、そのまま食べるのも良し トースターなどで焼いてさらに香りを楽しむのも。

【豆乳クリームチーズの素材】

・大豆（自然栽培のものを使用）

・菜種あぶら（自然栽培のものを使用）

・白味噌（広島県内で自然栽培されたものを使用）

・酒粕（地元広島県竹原市の酒蔵のものを使用）

※保存料不使用（ソルビン酸、ソルビン酸カリウム不使用）

※着料不使用（タール系着色料、及び自然着色料は一切使用していません）

※化学（うま味）調味料不使用（アミノ酸系のグルタミン酸ナトリウムや核酸系のイノシン酸ナトリウム、グアニル酸ナトリウムのいずれも不使用）

あったらいいなを形にした『豆乳クリームチーズ』

豆乳から作る田万里家の『豆乳クリームチーズ』。

高たんぱく＆低脂肪という特徴を活かし、身体づくりやダイエット中は控えがちな脂質たっぷりのチーズ料理も、気兼ねなく楽しむことができます。最近はプラントベース（植物性の食材からなる食品を中心とした食生活）を取り入れている方を中心にその人気が高まっています。

身体に優しい素材を使用したチーズなので、ちょっとした工夫で忙しい時でもお手軽・簡単にご利用いただける優れものです。チーズ単体としてパンに合わせるのはもちろん、お料理の主役として、また隠し味などのさまざまなお料理と合わせていただけます。

ここでは、『田万里家 豆乳クリームチーズ』をよりおいしく食べるためのアイデアレシピを詳しくご紹介していきます。

まずは、豆乳クリームチーズ（aodaizu）を使った『サーモンの豆乳チーズ焼き』

そして、今度は豆乳クリームチーズ（shirodaizu）を使った

『ピンクグレープフルーツとアスパラのチーズマリネ』

『タルタルソースの野菜フリット』は、

豆乳クリームチーズのどちらにも合うお勧めレシピ

ぜひ2つの味の違いを食べ比べながら、お楽しみ頂きたいです。

最後に豆乳クリームチーズ（aodaizu）を使った『ラムレーズンクリームサンド』

身体にやさしいスイーツなので、お子様にも心配なく食べさせることができるのも嬉しいポイント。

先日、渋谷パルコの人気タイ料理店「chompoo」のシェフ

森枝幹さんが『豆乳クリームチーズ』の試食をして下さいました。

森枝幹さんからのメッセージ

「少しだけそのまま食べると、優しいクリームチーズのような印象なのですが、食材と合わせることでその印象はかなりかわります。 酸味や甘み香りに反応して、食材の持つ味わいをよりおいしくしてくれたり、そのままで食べても気がつかなかったその食材の持つ味わいや香りをフォーカスして気づかせてくれたり。 いろいろな野菜や果物、ポタージュスープやローストした根菜など、一味アクセントを加えたりしたいときにピッタリですよ！」

-森枝幹 プロフィール‐

1986年生まれ。調理専門学校を卒業後、オーストラリアへ留学。世界のベスト レストランの常連「Tetsuya’s」で料理の基礎を学び、帰国後は京料理の「湖月」などで修行。南青山「246COMMON」で屋台を、2014年よりSalmon & Troutのシェフを務め2019年に渋谷パルコにてchompooをプロデュース。他にも多くのイベントやレストラン等プロデュースしている

森枝幹さんInstagram▷＠moriedakan

また、REVIVE KITCHEN THREE AOYAMAのシェフをされていた井口和哉さんにも、『豆乳クリームチーズ』の試食をして頂きました。

井口和哉さんからのメッセージ

「豆乳クリームチーズは、滑らかなテクスチャーに程よい酸味があり、またそれぞれの個性もある新たに常備しておきたい調味料でした。
”aodaizu”は甘みがしっかりしてにんにくも効いているのでオリーブオイルとあわせてバーニャカウダのように使っても面白いでしょうし、“shirodaizu”は白和えやグラタンなど既存の料理に隠し味として入れればワンランク上の料理が作れそうです。」

-井口和哉さんプロフィール‐

フレンチの名店で経験を積んだのち、2021年の１２月で幕を閉じた【restaurant RK】で2年間シェフを務め現在開業準備中。

井口和哉さんInstagram▷＠kazuya_iguchi1201

『豆乳クリームチーズ』で、食卓に 本物の“おいしい” を。

※パッケージはイメージです。変更になる可能性があります。

※2022年3月下旬から4月末日にかけて順次リターン品を発送いたします。

【超早割12％OFF】 30セット限定

【田万里家】豆乳クリームチーズ（aodaizu・shirodaizu100g 各1個ずつ） ￥3,080

【Makuake割10％OFF】 30セット限定

【田万里家】豆乳クリームチーズ（aodaizu・shirodaizu100g 各1個） ￥3,150

【早割8％OFF】 30セット限定

【田万里家】豆乳クリームチーズ（aodaizu・shirodaizu100g 各1個） ￥3,220

【通常価格】

【田万里家】豆乳クリームチーズ（aodaizu・shirodaizu100g 各1個） ￥3,500

【超早割12％OFF】30セット限定

【田万里家】豆乳クリームチーズ（aodaizuもしくはshirodaizu240g どちらか1個） ￥3,080

【Makuake割10％OFF】30セット限定

【田万里家】豆乳クリームチーズ（aodaizuもしくはshirodaizu240g どちらか1個） ￥3,150

【早割8％OFF】30セット限定

【田万里家】豆乳クリームチーズ（aodaizuもしくはshirodaizu 240g どちらか1個） ￥3,220

【通常価格】※3月18日（金）まで

【田万里家】豆乳クリームチーズ（aodaizuもしくはshirodaizu240g どちらか1個） ￥3,500

【超早割12％OFF】30セット限定

【田万里家】豆乳クリームチーズ（青 ・白240g 各1個ずつ） ￥6,160

【Makuake割10％OFF】30セット限定

【田万里家】豆乳クリームチーズ（aodaizu・shirodaizu240g 各1個ずつ） ￥6,300

【早割8％OFF】30セット限定

【田万里家】豆乳クリームチーズ（aodaizu・shirodaizu240g 各1個ずつ） ￥6,440

【通常価格】

【田万里家】豆乳クリームチーズ（aodaizu・shirodaizu240g 各1個ずつ） ￥7,000

【野菜セットがついたイチオシ商品】限定10セット

【田万里家】豆乳クリームチーズ（aodaizuもしくはshirodaizu 240g どちらか1個）

+ 自然栽培で育てた季節の旬野菜（7種）セット ￥5,000

【野菜セットがついたイチオシ商品】限定10セット

【田万里家】豆乳クリームチーズ（aodaizuもしくはshirodaizu 240g どちらか1個）

+自然栽培で育てた季節の旬野菜（7種）セット ￥6,600

【野菜セットがついたイチオシ商品】限定10セット

【田万里家】豆乳クリームチーズ（aodaizu・shirodaizu 240g 各1個ずつ）

+自然栽培で育てた季節の旬野菜（7種）セット ￥8,500

【お名前or会社名をHPに記載！】限定10セット

【田万里家】豆乳クリームチーズ（aodaizu・shirodaizu 各1個ずつ）

+ 田万里家のHPにお名前or会社名を記載させて頂きます。 ￥16,500

【築150年の古民家で田舎暮らしを日帰り体験！】限定10セット

【田万里家】豆乳クリームチーズ（aodaizu・shirodaizu 各1個ずつ）

+ 田万里家の拠点である築150年の古民家で日帰り農泊体験 ￥30,000

【田万里家とのコラボ商品開発できる】限定5セット

【田万里家】豆乳クリームチーズ（aodaizu・shirodaizu 240g 各1個ずつ）

+ 田万里家とのコラボ商品開発の権利 ￥300,000

TAMARI-YA IS YOUR FAMILY Tamari is your home village.

田万里家は、皆さんの田舎の家族です。

田万里（たまり）という地域は、あなたの心の故郷であり、そこに佇む田万里家（たまりや）は、あなたの田舎の家族です。あなたの身体の事を思って美味しい野菜や大豆、お米なんかを作っています。たまには里帰りもしてください。家族一緒に食卓を囲んで美味しいご飯を食べましょう。

わたしたち田万里家は、自分たちが信じるやり方で、地域に暮らす人たちとチカラを合わせて、この小さな田舎から大きな”おいしい”をとどけたい。そう考えています。

「田が万（たくさん）ある里」に由来する田万里は、かつて美しい棚田が広がる場所でした。南側の山裾にある旧山陽道は、下関から京都までを結ぶ大動脈として人々の往来が激しい街道で、宿場は多くの旅人で賑わっていました。しかし、昭和３０年代に国道2号線や新幹線が整備されると、美しき棚田の田園風景は消え、誰もが通り過ぎるだけの名もなき農村になっていきました。現在、集落の人口は３６０名程。そのうち２０〜３０代は２０名足らずという限界集落です。

私たちの活動がスタートしたのは、２０１８年の西日本豪雨災害の時。泥かき作業を進める中で「この限界集落を農のチカラで再び人の集まる賑やかな村にする」というビジョンを掲げ、TAMARIBAプロジェクトがスタートしました。このプロジェクトでは、自然栽培にこだわった農産物を生産し、六次産業化（農業から商品を生み出し流通・販売まで行うこと）。これをキッカケに「田万里」という地域ブランドの価値を、農村のまま（都市化しないで）広げていくことが私たち田万里家の真ん中にある想いです。

今後、ますます気候危機が加速する自然環境の中で、持続可能な人々の暮らしをどうデザインするかを考えたとき、答えは「小さな農家が増えること」であると私たちは確信しています。日本全国で加速度的に増える耕作放棄地は、どこの農村にも存在していて、これを耕して新しい可能性の農地に替えていけるのは、小さくても質実剛健な農家なのではないかと思うわけです。そう考えると、限界集落は宝の山のようにさえ見えます。

私たち田万里家は、「小さな農家の希望の星になる。」そんな覚悟を胸に、今日も田畑と戯れます。皆様、どうぞ宜しくお願いします。

＜田万里家の運営母体＞
株式会社The CAMPus BASE
TAMARIBA PROJECT事業部

事業部の理念
限界集落を農でオモシロくする。

TAMARIBA PROJECTの活動フィールドはいつも限界集落です。
限界集落は、65歳以上の人がその地域住民の50％を超えるとそう呼ばれます。
日本は少子高齢化が世界最速で進む国。これは本当にネガティブなことなのでしょうか。単一民族の島国で成熟した資本主義経済の発展の末にあるのが今です。この状況をポジティブに捉えるなら、高齢者中心の経済を動かす実験的な国としては非常にオモシロいと思います。限界集落は、その実験の場として素晴らしい可能性を秘めていると言えます。
今、都市に暮らす人々の多くが、自然とともに在る健康的な暮らしをますます求めています。そんな彼らがどんどん集まって暮らしてみたくなる場所を、限界集落に創っていくのがTAMARIBA PROJECTのミッションです。限界集落は魅力が無いから限界になったのではなく、魅力を惹き出せなかったから衰退したんだと思います。ポイントは「既に在る価値」に気づいて、それを素直に世の中の人々へ魅せていくこと。つまり、真の豊かさは既に心の中にあって、それをしっかりと育んでいくフィールドさえ創れば、必然的に人々が集まる溜まり場ができて、集まった彼らが勝手に世界へ場の価値を発信（シェア）していってくれるはずです。僕たちはそんな現象を生み出していけたらと考えています。

株式会社The CAMPus BASE
TAMARIBA PROJECT事業部
〒725-0001広島県竹原市田万里町1336番地1
事業部長：井本喜久
スタッフ：浅海普大朗、影田恵伶奈、松本綾、松本那々海
問合せ先：tamariya@thecampus.jp

株式会社The CAMPus BASE／TAMARIBA PROJECT事業部メンバー

部長／井本喜久

広島の限界集落竹原市田万里町の米農家出身。東京農大を卒業するも広告業界へ。26歳で起業。2017年「世界を農でオモシロくする」をテーマにオンライン農コミニュティThe CAMPusを立ち上げる。

副部長・農場長／朝海普大朗

広島県竹原市でレンコン農家を営む。市場には卸さず販売ルートを独自に開拓する。3児の父で、座右の銘は「笑う門には福来る」

ディレクター／影田恵伶奈

石川県出身。大学在学中の2020年～1年間オーストラリアに農業留学を経験。全国色んな農家・農村を訪ねては、自然や生態系と共存した「農ライフ」の在り方を模索中。

食品担当／松本綾

田万里家の加工品事業担当。エステサロンを経営しながら、プライベートでは犬と猫とヤギと共に生活。食の探求が趣味で、豆乳クリームチーズのアレンジレシピも数々手掛ける。

農業担当／松本那々海

農業高校に通う現役女子高生。田万里家では主に畑での野菜づくりを担当。お菓子作りが得意。

この度のマクアケさんでのクラウドファンディングが終了次第、お取引希望があります店舗様・企業様のご要望を受付ます。先行販売分の3月の発送が完了次第、一般販売予定です。