＜このプロジェクトついて＞

今年から、１３才の私が、福井県勝山市で、おじいちゃんが５４年かけて作り上げてきた田んぼの一部を受け継ぎ、おじいちゃんとお母さんの指導の下、お米づくりを始めることにしました。

まだ体が小さい私用の農業機械の購入の資金が必要なため、私たちのお米を購入いただく形で、応援いただければうれしく思います。

こんにちは！私は、福井県勝山市の米農家のおじいちゃんの長女の和子（お母さん）の次女として生まれた、１３才の滝本果音です。

私の家は山奥にあるため、小さい頃からの遊び場は、いつも田んぼでした。そこに生息している虫を集めたり、おじいちゃんのコンバインの後ろに乗って遊ぶ毎日でした。ある日、倉庫にしまってあるコンバインで眠ってしまって、両親に心配をかけたこともあったようです。自然と毎日触れ合うことが当たり前で育ってきましたが、どうも同世代の友達とは違うようで、私は特別な環境で育ったのかもしれない！と最近思っています。

↓私が眠ってしまった、コンバイン↓

私たちのお米は、テレビ番組「ＳＭＡＰ×ＳＭＡＰ」のコーナー「ビストロＳＭＡＰ」の特選食材として、使っていただいたこともあり、愛情をかけ、自然と共生して作られたお米で『愛合（あいあい）米』という名前を付けていただきました。

おじいちゃんが行っている自然と共生した米づくりは、手間がかかる割に、生産量が少ないため、このまま続けていくのはとても大変で、ピンチに直面しています。

私は、おじいちゃんが作り上げてきた田んぼとお米づくりを私たち若い世代にも残していきたいと思い、今年からお米づくりに挑戦することにしました。

目標額としている100万円は、「若い世代の方に向けた新しいお米ラベルのデザイン費用」と「私用の農業機械の購入資金」として使います。デザイン費用と小型のコンバインと有機肥料を撒く散布機の購入には中古品でも110万円はかかるそうです。私のお年玉貯金は10万円しかなく、全く費用が足りません。

＜お米づくりの３つのこだわり＞

私が引き継ぐ、おじいちゃんが行っている自然農法によるお米づくりの３つのこだわりについてご紹介させていただきます。

１．山を切り開き、米づくりに適した土壌づくりから始めました！

昭和３６年（５４年前）山を切り開き、土づくりのために放牧を約６年行う。

田んぼに使う水のための、滝本家専用のため池をつくる。

２．化学肥料を使わない土づくり！

自家製のＥＭ有機肥料を使った土壌づくりを行っています。

【ＥＭ有機肥料とは】

自然界（その土地）に生息分布している微生物の中から、自然界を浄化する働きや物質の生合成を行う働きを持つ有用な微生物を人の手によって培養させた複合微生物集団を培養液にしたものです。農薬や化学肥料を使わなくても作物が豊かに育つようになります。

↓滝本家オリジナルのぼかし肥料↓

３．米ぬかを使った害虫駆除！

滝本家の田んぼで実ったお米の米ぬかを田植えの時に一緒に撒くことで、害虫駆除を行います。

自然のエネルギーをいっぱい吸収したお米の出来上がりです。

＜プロジェクトの詳細＞

１．お米の栽培場所

福井県勝山市平泉寺町平泉寺

２．支援金の使い道

・若い世代の方々へ向けた新しいお米ラベルのデザイン料

・中古の小型コンバインの購入費用

・土や肥料を撒く散布機の購入費用

＜リーターンの内容＞

リターン時期はお米の収穫が終わった２０１５年１０月２０日頃を予定しております。

・お礼メール

・本プロジェクトオリジナルラベル（支援者の方のお名前入り）のお米

・滝本式自然農法米

・滝本家自家製味噌

・滝本家オリジナルポン菓子（お米のお菓子）

・滝本ふぁーむ生産の有機大豆

・１年間定期便をお申込みいただいた方には、田んぼの１区画をご支援者の方の名前の札を立てて収穫時期まで管理致します。

＜私の今回のプロジェクトへの想い＞

私がMAKUAKEを通じてこのような提案ができたのは、私の思いを理解してくれる家族と友達がいたからです。支援でいただいたお金の管理は母がやってくれることになりました。また、お礼のお品物の準備や発送は家族みんなで行います。

今回ご支援いただいたお金は、若い世代の方に向け、お米ラベルを新しくデザインすることと、私用の農業機械を購入する資金のために活用させていただきす。

おじいちゃんが作り上げてきた、自然農法のお米づくりを私が守っていくことにどんな意味があるのか、私にはまだわかっていないことが多くあると思います。MAKUAKEを通じて、私たちのお米づくりの魅力が多くの方に伝われば嬉しいです。

どうぞよろしくお願いいたします。