帆布を織り続けて１３０年！帆布の老舗タケヤリの工場がある岡山市倉敷市・児島地区は、風光明媚な瀬戸内海を望む海辺の町です。

昔ながらの港町・下津井（しもつい）には、廃線となった電鉄の跡地を利用した自転車道「風の道」や岡山県と香川県をつなぐ瀬戸大橋などがあり、瀬戸内海の多島美を楽しめる絶景ポイントがたくさんあります。

タケヤリの社員にもロードバイクやクロスバイクで通勤している人、休日にサイクリングを楽しむ人など、自転車を乗りこなす人が増えてきました。

また社内だけでなく社外の方とも自転車の話題でよく盛り上がります。

そこで、タケヤリの歴史ある帆布生地と技術を使って、

自転車に乗るのが嬉しくなるようなメッセンジャーバッグを開発できないだろうかと、プロジェクトが動き出しました。

自転車用の商品を開発するとなった時、パッ！と頭に浮かんだサイクリストのバッグデザイナーさんと縫製工場さんにヒアリングをし、サイクリングするときの「使い手目線」、素材の良さや細部にこだわるものづくり精神からの「作り手目線」を取り入れました。

デザインは、弊社のタイガー帆布シリーズを手掛けているデザイナーさんが担当してくださいました。ロードバイク歴１１年の自転車乗りです。

そして、縫製は以前からお世話になっている東京の縫製工場さんへ依頼しました。

確かな技術を持つ、信頼のおける縫製工場さんです。実は、取締役がロードバイクやスポーツバイクを計７台持たれているほどの自転車好き。

普段から自転車を乗りこなしているお二人に意見を聞き、今回の商品が出来上がりました。

「使い手」だからこそ見えてくる、快適さ、安全性、かっこよさ。

「作り手」だからこそこだわりたい、デザイン、細やかな技術、“ものづくり”の魂。

タケヤリが自信をもっておすすめするメッセンジャーバッグです。

斜めがけのメッセンジャーバッグは、両手が自由に使えるのがいいところ。

またバッグが身体に密着するので、荷物の重さを分散させ体感重量を軽減します。

ショルダーベルトは50㎜の幅広タイプ。左右どちらの肩掛けにも対応するショルダーストラップです。

ワンプッシュで簡単にリリースできるバックルで装着も簡単。取り外し可能なショルダーパッドが、肩への食い込みを最大限に防いでくれます。

バッグを背負った時、荷物の量に左右されない安定感にこだわりました。

運転している最中にバッグが前にずれてこないよう、走行中の揺れを防止する「回転防止ストラップ」を装備しています。

回転防止ストラップは簡単に取り外しができます。

ドイツのFIDLOCK（フィドロック）社が開発した特殊なマグネットバックルを使用しました。

近づけるだけで強い磁石でしっかりと簡単に装着できます。カチッと鳴る音の確認で装着状態の確認ができ、繰り返し使用するのが楽しくなります。取り外すときも紐を引っ張るだけと簡単です。

※この商品は磁石の特性を利用した仕様になっておりますので下記の注意点をお読み頂き、ご使用下さい。

1. ペースメーカー等の器具からは10cm以上離してご使用下さい。

2. 頭に付けるイヤホンやヘッドホン、カメラ、携帯電話、クレジットカード等、磁力の影響を受けるアイテムからは８ｍｍ以上離してご使用下さい。

フラップにクリップライトを取り付けるループがあります。

ループにはライトが当たると光る反射テープ（リフレクター素材）が付いているので夜間走行も安心。クリップライトと併用することで、より安全性が高まります。

このメッセンジャーバッグには風合いを醸し出す“タイガー帆布”という生地を使用しています。

この“タイガー帆布”は通常よりも強力にパラフィン（ロウ）加工をかけおり、元々トラックの幌や、自衛隊のテントにも使われている技術を応用して出来た生地です。そのため、強力な撥水効果があります。

高密度に織り上げた９号帆布に強力パラフィン加工を施している為、生地は板のような質感に。

そこにバイオ加工を施し、使いやすい柔らかな風合いに仕上げました。最初は固く感じられるかもしれませんが、徐々に馴染んでいき、帆布ならではの経年変化を楽しめます。

使い込むほどに、どんどん馴染んで愛着もわいてきそうなメッセンジャーバッグ。ぜひサイクリングのお供に！

もちろん自転車以外のシーンでも使っていただけます！

帆布素材なので普段着にも合わせやすいです。

撥水加工を施しているので少しの雨なら大丈夫です。

サイクリングだけでなく、音楽フェスやアウトドア、ジム、カメラバッグなどさまざまな場面でも活躍しそうです。

横型バッグならではのワイドな開口部で荷物の出し入れがスムーズ。

開閉口には強力なベルクロが使用されており、耐久性にも優れています。

マチ幅は130㎜。メイン収納部にはサイクリングには欠かせないタオルや着替え、合羽、上着、カメラ、スマホ、など入る収納力があります。

背面側ポケットはＡ４サイズのノートやファイル、タブレットや13インチのパソコンもぴったりと収まる大きさ。

またペン差しやスマホ、カードケース等も収納できるポケットもあります。

財布や鍵、スマホなどバッグからすぐ取り出したいものは、ファスナー付きポケットに入れると便利です。

４、５０年前にベルギーより購入したシャトル織機“ピカノール”はすでに製造されていない為、とても貴重な織機です。

職人がつきっきりで手を掛けながら織りあげていきます。

１日に数十メートルしか織ることができませんがゆっくりと織ることで、味のある風合いの良い生地に織り上がります。

織りあがった生地は全て熟練の職人の目で織キズや汚れがないかチェックします。

糸の整経から織り、検査に至るまでタケヤリの職人たちがしっかりとものづくりに関わる事で高品質で上質な帆布がここから生まれていきます。

パンク修理キットなどの工具や小物類の収納に適したサドルバッグを、

メッセンジャーバッグと同じ”タイガー帆布”で作りました！

丈夫で撥水機能があります。

乗り降りやペタリングの妨げにならないコンパクトなフォルムでありながら、

開口部が大きく開くため、収納物の出し入れが楽ちん。

内側に小銭などを入れるファスナーポケットがあります。

フタの部分には反射テープ（リフレクター素材）を取り付け、安全性を追求しました。

シートポストにベルクロテープを巻き付け、サドルレールにバックル付きベルトを留めるだけで簡単に装着することができます。

コンパクトながら、パンク修理キット、グローブ、スマホ、鍵、小銭など

必要なものが収納できます。

自転車で走りだせば風が心地いい季節、

本格的な夏が訪れる前にお届けします。

株式会社タケヤリは創業明治21年、岡山県倉敷市にある帆布の老舗機屋です。

倉敷の児島地区は棉花の栽培が盛んだった事から帆布やデニム、学生服などの綿産業が栄えた土地でもあります。

今では帆布の全国生産シェア7０%という帆布の一大産地です。

1888年　

 “繊維のまち”岡山県倉敷市で今から約１３０年前の明治２１年、武鑓石五郎と機織りの名手である梅との結婚を機にタケヤリの帆布製造が始まりました。

機織が得意だった梅の評判は全国に広まり、賞をもらったりと有名になっていきました。

手織りから始まった機織りも動力が入ってきた事で機械化が進んでいきます。

全盛期には月産約26万mを織る巨大産業になっていきます。

近年では、機屋の数も減少しシャットル織機で帆布を織っている工場もわずかになってきました。

タケヤリでは小売の部門を立ち上げ、生地の生産だけではなく、ファクトリーブランドの展開や他社ブランドのOEM生産、生地加工などを行い、多方面に帆布の可能性を広げる取り組みを行っています。

今回のプロジェクトではより多くの方にタケヤリの帆布の良さを知ってもらい、身近なバッグとして末永く使っていただける機会になれば嬉しいです。

最後に

みなさまのご支援をよろしくお願いいたします！

ハレいろ・サイクリングOKAYAMA

www.okayama-kanko.jp/hareiro-cycling/

晴れの日が多く、自然にも恵まれた岡山はサイクリングを楽しむにはうってつけのエリアです。瀬戸内海や吉備高原、中国山地が織りなす壮大な景観。その美しい風景や町並み、個性豊かなご当地グルメを楽しんでください。