プロジェクト実行者
ストーリー
- 現代の日常に着用できる腕時計で、甲冑×時計の職人技のコラボレーションを実現
- シリーズ第一弾、不動の人気武将『伊達政宗』のモチーフや文脈を入れ込んだディテール
- 腕時計とともに、甲冑技術を次世代に継ぐ意義を着用する
甲冑時計 伊達政宗
江戸時代以降人形づくりで受け継がれてきた甲冑製作技術と、武将の個性を表現しながら身を守る世界観を反映した腕時計を制作しました。
シリーズ第一弾は、伊達政宗の甲冑時計です。国産時計メーカー協和精工とのコラボレーションで、装飾から機械の制作にいたるまで全ての工程は細やかな職人仕事により成り立っています。
戦国時代から武将を守ってきた装備をあなたの腕に装着し、工芸の仕事の細やかさと歴史の重みを感じてください。
武将に思いを馳せて時を刻むお供になれれば幸いです。
<コンセプト>
長年伝承されてきた江戸甲冑が、日本工藝の様々な技巧を組み上げ
時を刻むとき、日々の活力と未来を願う鎧となる。
今回の甲冑時計には、日常で使うものに甲冑技術を取り入れ、現代人の心意気に力を添え応援したい想いを込めています。
コンセプトムービー(ロングver.)はこちら
甲冑や兜は防具として使用されながら自身の権力を誇示する手段でもあり、武将によって個性的で様々な意匠の甲冑、兜が作られました。
甲冑時計の第一弾は、戦国武将の中でも人気がある伊達政宗公所用の黒漆五枚胴具足をベースにした時計から開発しました。
伊達政宗公の装備は、シンプルな甲冑を好まれたと言われ、自身の美意識が表れており重厚かつ華麗な“伊達”な文化を代表しています。 甲冑、黒漆五枚胴具足の大きな特長は下記です。
・「三日月」左右非対称の弦月形をした前立
月は一度欠けてもまた満ちることから、命懸けで戦う武将たちにとってまさに不死の象徴。また、右手で刀を振りかざす際に当たらないよう工夫をされた機能性も併せ持ちます。
・「六十二間筋兜」
細長い鉄板を重ね合わせ、鉄板をつなぎ留める鋲を見せず、鉄板の片側を折り返して筋状に見せることで強度を高めた兜。
・「黒」鉄地黒漆塗りの五枚胴
三日月や絹糸を引き立たせる黒。黒は、自身と同じ隻眼で「独眼竜」と名乗り、黒で統一した軍勢を率いて政権を握った中国の猛将・李克用に倣った説があります。五枚胴は仙台胴とも呼ばれ、持ち運びがしやすい5枚に分かれた造りで、堅牢で機能的な実戦に適しています。
伊達政宗の要素を取り込んだこだわりのディテールの詳細は、こちらです。
●甲冑パーツ:忠保の職人が丁寧に組み上げています。
●尾錠:オリジナル切削で仕上げています。
●秒針:伊達政宗公のシンボル。三日月を動かすために、通常の4倍もの力を持つ日本製クオーツセイコームーブメントを採用しました。
●文字盤:三引両紋、石高62万石、62節、慶長遣欧使節派遣などの逸話をデザインに込めました。
●ベゼル:特徴的な六十二筋間にインスパイアされたデザインです。
●竜頭:刻印入りのオリジナルです。
●防 水:時計本体は3気圧防水機能を備えています。
●隠し鋲:威(おどし)パーツの裏に、牛革ベルトとつなげる隠し鋲を仕込んでいます。
●時計本体裏面:江戸甲冑の伝統を受け継ぐ忠保の伝統紋を刻印しています。
●総重量:約100g
●ケースサイズ:縦26.5×横26.5×総厚12㎜(ガラス含む)
●全体サイズ:265×50×12㎜
●保証期間:1年
●桐箱、忠保ふくさ、保証書、説明書
忠保は、昭和22年に現社長の祖母、大越忠さんが第二次世界大戦後に創業しました。忠保の甲冑づくりで大切にしていることは、素材や技術すべてに手を抜かないこと。多岐に渡る工程の9割を、心を込めた手作業で行っています。
ひとつ作るために100人以上の職人が携わり、徐々に甲冑が出来上がっていくところにものづくりのダイナミズムを感じる。と大越社長は語ります。
しかしながら自社の事業に難しさを感じているのも事実。節句文化の衰退、少子化、人形を飾るところが無いマンション住まいの普及、甲冑の需要は右肩下がりです。
人形を飾る文化が受け継がれないことに口惜しさを感じつつ、どのような形で甲冑技術を残すべきか、という自問自答は続きます。子の雄々しい成長を願う節句の文化とともに文化的な造形の保存、そして造形技術として応用することを検討し、今まで忠保は、ブローチ、ボトルアーマー、ボトルキャップ、ブレスレット、ネクタイピン、など様々な製品開発をしてきました。
特に当初はボトルキープのために考えていたボトルアーマーは、海外向けにワインに合わせた大きさにするとヒット作になり、空港での取り扱いも始まりました。
https://www.thebecos.com/collections/bottle-armor
世界は広いので、日本特有の甲冑は別の場所に需要があるかもしれない。
そして形はどうであれ、日本の技術だから伝えていかなければという使命感。
積極的に業界外の人と話をすることで、いままで思いつかなかった甲冑の可能性を、大越社長は前出の製品開発とともに探るようになりました。
デザイナー田口氏より提案された甲冑時計企画もいままでにない発想で、秒針を三日月にするなどディテールの新鮮さとともに可能性を感じています。
今回、企画提案した田口氏は、イタリアで経験を積み、日本の伝統工芸を始め生活に根付く商品開発デザインを目指し、プロダクト、ブランド開発、空間など幅広く提案を行うデザイナーです。http://www.tagutagujp.com
初めて忠保を訪れたとき、沢山のパーツと様々な職人の手作業工程により、ひとつの人形が出来上がることに田口氏は驚きます。
そして、過去の時計デザインの経験から、 兜、胴、袖、籠手など『型』の中で各武将が創意工夫を凝らし表現と機能を持つ甲冑が、時計のものづくりと類似する点に着目しました。
現代で着用することのない甲冑は、形を変えて時計で人の力になれると考え、企画とデザイン持ち込みで江戸甲冑の可能性を広げるべく、大越社長と甲冑時計のサンプル作成がスタートします。
今回の時計部分を制作する協和精工株式会社は元々切削工具メーカーでした。(https://kyowaseiko.co.jp)
切削工具メーカーが理想の形や製品の品質を実現する工具の制作から自社で対応できる強みを活かし、時計の設計開発から制作までを手掛ける総合時計メーカーに成長しています。
挑戦を恐れず日本のモノ作りや美意識を牽引するブランドでありたい。100年後も語り続けられる時計を作るを目標に、世界レベルの技術を持つ職人の腕を結集させた大自然に囲まれた秋田の皆瀬工場で甲冑時計の時計本体はつくられています。
本プロジェクトは、今回デザイン&開発した甲冑時計の需要やニーズを探るために立ち上がりました。
商品開発を進めて参りましたが、購入される時計の数の目途がついていなく、資金と生産ロット数との兼ね合いで30個以上の予約販売がないと生産に投資できません。
果たしてどれだけのひとが甲冑時計を欲しいと思ってくださるか。
そして時計にとどまらず、甲冑の文化と技術を、今までとは別の形で次世代に受け継いでいくことを私たちは積極的に検討しています。
甲冑時計やボトルアーマーのように形を変えた甲冑製品をつくったり、文化コンテンツとしてアニメやゲームとのタイアップやコラボレーションを行ったり、知恵を絞って行動したい。
プロジェクトを機に、そういう動きを表明するとともに、甲冑文化や技術の応援をしてくださる方とつながりたいです。
----------
時計本体以外へのご支援は、時計の生産体制の整備とPR費用、そしてこれからの研究開発費に使わせていただきます。
【目標金額】¥4,235,000
時計生産資金(最低ロット100個生産費用) ¥3,388,000
PR・研究開発費用 ¥847,000
【リターン一覧】
¥4,000 江戸甲冑サポートスポンサープラン
¥7,000 デザイナー企画書知りたい!プラン
¥8,000 忠保甲冑ブレスレット購入&クーポンで応援プラン
¥30,000 【限定】忠保工房ツアー(甲冑衣装と兜組み立て体験含む)で知る応援するプラン
¥149,000【超早割10個 10%OFF】甲冑時計伊達政宗の購入+伝統工芸士大越保広箱書き
¥157,000【早割30個 5%OFF】甲冑時計伊達政宗の購入
¥166,000 【通常価格】甲冑時計伊達政宗の購入
¥400,000 甲冑技術をつかってあなたのアイディアを実現するプラン
【スケジュール】
2021年 11月29日 掲載期間終了
本プロジェクトは、All or Nothing形式のため
12月にプロジェクトの成立不成立を支援者の方々に個別にご連絡します。
2022年 1月下旬 甲冑時計生産開始
4月上旬 甲冑時計生産終了
4月中旬~下旬 甲冑時計お届け
実生活での需要が減少していても、次の世代に受け継ぎたいと思われる文化や技術なら、どのようにそのバトンを渡していくべきか、忠保は試行錯誤の真っ最中です。
甲冑時計に惹かれたら購入していただけますと幸いです。
惹かれなくとも、欲しいと思ってくださるどなたかの目にとどまるよう、シェアしていただけますと幸いです。
時計以外でも他のご支援で応援していただけると非常に助かります。コメントもよかったら残していってください。参考にさせていただきます。
何卒宜しくお願い申し上げます。
株式会社大越忠製作所
三代目忠保
大越 保広
リスク&チャレンジ
わたしたちは「甲冑時計」を製作するために、弊社株式会社大越忠製作所の甲冑工房、協和精工株式会社の皆瀬時計工場と連携し、デザインと仕様が実現できるようプロジェクトを誠心誠意進めております。しかしながら、開発中の行程において、デザイン・仕様が一部変更になる可能性もございます。 製造スケジュールについては、現在プロジェクト成功を想定した数量の100個で調整しておりますが、想定を上回る応援購入があった場合、製造工程上の都合や配送作業に伴うやむを得ない事情によりお届けが遅れる場合がございます。 上記のようにプロジェクトに記載している内容に変更がある場合は、できるだけ早く活動レポートなどで共有を行なっていきます。 本文中に記載させていただいたスケジュールは、あくまでプロジェクト公開時点の予定です。応援購入の性質上、配送遅延のおそれがございます。 原則として、配送遅延に伴う応援購入のキャンセルはできませんが、リターン配送予定月から6ヶ月を超えた場合には、希望者に限りキャンセルにて対応させていただきます。 最後に、「甲冑時計」を手にとってくださるみなさまに喜んでもらえるよう、また、第二弾、第三弾・・・と伊達政宗以外にも素晴らしい戦国武将の時計を開発していけるよう、チームメンバー一同心を込めて対応していきますので、応援のほど、どうぞ宜しくお願いいたします。
サポーターからの応援コメント
文章のTOPへ
このプロジェクトはAll or Nothing型です。プロジェクト成立のためにはプロジェクト終了日の2021年11月29日までに目標金額が達成となる必要があります。
江戸甲冑サポートスポンサープラン
4,000円(税込)
江戸甲冑サポートスポンサーとして、忠保の公式ホームページに氏名もしくは事業者名を記載します。文字数は全角30文字以内でお願いします。
記載ページや記載方法の詳細は、2021年12月にマクアケのメッセージにてご連絡致します。2022年の一年間掲載予定です。(2022年1月4日~2022年12月24日予定)
氏名や事業者名の記載を希望されない方は対応致しますので、その旨アンケートにご記入ください。公序良俗に反するものは掲載できません 。機種依存文字は使えません。
【早割5%OFF】甲冑時計伊達政宗の購入
157,000円(税込)
甲冑時計伊達政宗をお送りします。
プロジェクト成立不成立に関わらず、2021年12月上旬にご支援者様全員にご連絡致します。
配送日時は、プロジェクト成立後になるべくご希望に沿うように調整いたします。
何卒宜しくお願い致します。
【通常価格】甲冑時計伊達政宗の購入
166,000円(税込)
甲冑時計伊達政宗をお送りします。
弊社資金と生産ロットの都合で目標金額を達成しましたら生産を開始致します。
プロジェクト説明文や動画に詳しく、スペックやストーリーを説明しています。
プロジェクト成立不成立に関わらず、2021年12月上旬にご支援者様全員にご連絡致します。
配送日時は、プロジェクト成立後になるべくご希望に沿うように調整いたします。
何卒宜しくお願い致します。
デザイナー企画書知りたい!プラン
7,000円(税込)
今回のプロジェクトにあたって、デザイナー田口氏が持ち込んだ企画書とデザイン画を支援者に公開します。時計のコンセプト案と現実的なコストと対応技術とともに、デザインが更新されていく様子がわかります。今回のものづくりの過程を知るため、他の仕事の参考事例やデザインプロジェクトの一例としてご活用ください。
企画書とデザイン画は、PDFデータのダウンロードリンクをマクアケメッセージに送付致します。
忠保甲冑ブレスレット購入&クーポンで応援プラン
8,000円(税込)
甲冑ブレスレット「武(ツワモノ)」と、忠保オフィシャルストア(2021年11月オープン予定 https://tadayasu.co.jp/product_category/online/)で購入する際に2000円割引になるクーポンを差し上げます。
江戸甲冑に興味があり、何か身に着けるものが欲しいけれども、時計までは手がのびない方向けの支援プランです。
甲冑ブレスレット「武(ツワモノ)」の詳細は、下記ホームページをご覧ください。
https://www.tadayasu.shop/product/bracelet-tsuwamono/
購入する甲冑ブレスレットの武将はお選びいただけます。
2000円クーポンの有効期限:2022年1月1日~5月3日
【限定】忠保工房ツアーで知る応援するプラン(甲冑衣装と兜組み立て体験含む)
30,000円(税込)
今回のマクアケ限定で、ご用意した忠保ツアープランです。
半日かけて、普段は一般の方をご案内しない忠保の工房を弊社大越社長より案内し、甲冑衣装の着用、兜組み立てを体験していただけます。社長との座談会も開催します。
ツアープランは原則、一日二組までの実施です。プロジェクト成立後(2021年12月上旬)に、開催日時のご希望を、マクアケメッセージにてお伺いします。(ツアー実施は2022年3月を予定)
【ツアープラン】
午前十一時 忠保にて現地集合
午前十一時~ 工房案内
午後零時~ 社長との座談会
午後一時~ 兜組み立て体験
午後二時~ 甲冑衣装着用&撮影タイム
午後三時半 プログラム終了
お越しになる交通手段を事前にお伺い致します。駐車場や駅からの送迎を適宜ご用意します。
甲冑技術をつかった新製品サンプル作成プラン
400,000円(税込)
支援者の方の、甲冑に纏わるアイディアを形にしてお送りします。
デザイン費とサンプル作成費を含みます。ご提案の案の権利は、申請者に帰属します。(当社ではありません。)
サンプル作成にあたり、下記の条件を満たす必要があります。初回のご相談で調整させてください。(プロジェクト成立後、マクアケメッセージでご連絡します。)
※初回打ち合わせは可能であれば工房にお越しいただき、制作工程見学と打ち合わせを予定しています。
打ち合わせ日の期限は2022年4月までの間でお願いします。
・人形サイズ10号(32×36×49)以内を想定したもの。
・忠保が通常の甲冑制作で取り扱う部材を使用したもの。
上記以外の部材が必要な場合は、型制作などが必要なので、別途制作費用が必要な場合がございます。
想定のアイディアに対し、デザイナー田口氏がデザインスケッチを作成可能です。
【超早割10%OFF】甲冑時計伊達政宗の購入、伝統工芸士大越保広箱書付き
149,000円(税込)
甲冑時計伊達政宗をお送りします。
古来より、箱書きと言い大切な品には、その品がどのような品かを箱に書くしきたりがあります。
早割価格に加えさらに10個限定として、パッケージとなる桐箱の底に伝統工芸士大越忠保の箱書き(希望者には購入者の氏名)が付きます。
箱に記載するお名前をご記入下さい。記載を希望しない場合は「なし」とご記入ください。
公序良俗に反するものは掲載できません。機種依存文字は使えません。
プロジェクト成立不成立に関わらず、2021年12月上旬にご支援者様全員にご連絡致します。
配送日時は、プロジェクト成立後になるべくご希望に沿うように調整いたします。
何卒宜しくお願い致します。
「Makuake(マクアケ)」は、実行者の想いを応援購入によって実現するアタラシイものやサービスのプラットフォームです。このページは、 プロダクトカテゴリの 「歴史を背負い江戸甲冑の技を身に着ける『甲冑時計 伊達政宗』」プロジェクト詳細ページです。