2016年に開催された第1回の成功から2年。 

誰かと共有したい旅の思い出は、ありませんか？ 

そんな旅の文章や写真を広く公募し、集まった作品で冊子作成と展示会を開催するプロジェクトです。　 

文章や写真で旅を表現したい人に作品を形にして発表する場を提供し、

冊子を読む人や展示会を見に来る人に旅への想いを膨らませることが目標です。 

第2回タビノコトバは、「旅での気づき・成長・再発見」をテーマに、 

1．旅の文章を世界中から公募する 

2．冊子を作成する 

3．展示会を開く 

という企画です。 

前回開催された第１回を参考に、企画を説明していきたいと思います。 

2016年に「旅の偶発的な出会い」をテーマに、第1回を開催しました。

旅の出会いを綴ったエッセイ、心の描写を綴った詩、誰かへの想いを綴った手紙など、ここではないどこかを旅した文章を広く公募し、107作品の応募を頂きました。 

応募された作品の中から採用作品を掲載した冊子を作成し、2016年11月23日〜27日に東京江戸川橋のギャラリーNIWにて、採用された作品を展示する「タビノコトバ展」を開催しました。 

「旅×公募×冊子×展示」と、旅を通した文章表現の場を提供し、作品を共有し合う機会を作ることができました。 

タビノコトバについての詳しい情報はこちらをご覧ください。http://tabinokotoba.com/top/ 

この企画で実現したいことは、

「ひとりでは実現することが困難な冊子制作・展示会をプロデュースし、多くの人に作品を形にする喜びを感じてもうらこと」です。 

今すぐに旅のブログを作ることはできます。旅の思い出をSNSに載せることもできます。 

しかし、実際に文章作品を冊子として形にし、グループ展として企画することは大変なことではないでしょうか？ 

タビノコトバでは、そんなちょっと大変な作業を私たちがプロデュースし、

作品を形として発表する機会を作っていきます。 

第1回タビノコトバの掲載作家の方は、完成した冊子を手にとって、こんな言葉を残してくれました。 

「書くことによって自分の気持ちを客観視できるきっかけになる」

「記憶の保存、思い出の再確認になる」

「この冊子を読めば、1つの映画を見終わった後のような読後感を味わえる」

展示会にも多くの方に来場頂き、作品の展示はもちろん、いつしか会場は人と人との出会いの場となり、作者と読者の想いが繋がる理想的な展示会となりました。 

今回の展示会でも交流会やトークイベントを企画し、人と人が繋がる場を作っていきたいと思います。 

また、支援をしてくださった方々には、「旅×公募×冊子×展示」という新しいスタイルの企画から作られた“ワクワクするような作品”をお見せしたいと思っています。 

 ※第１回タビノコトバでのオープニングレセプションの様子

 名称：「タビノコトバ vol.2」 

完成：2018年10月 

内容：応募して頂いた作品の中から厳選作品を採用（第2回は写真部門を新設） 

入手方法：クラウドファンディングでのリターンおよび、展示会での限定販売 

これまで旅の記録や写真をまとめた本はありましたが、旅にまつわる統一されたテーマの話を一般公募し、冊子にまとめた作品はほとんどなかったのではないでしょうか。そういった意味でも、新しい本が完成していくと考えています。

沢山の方々の旅の出会いにまつわる話を読んでいただくことで、

自分自身の旅を思い出し、他者と共有することや、次の旅へと想いを馳せていただくことができる冊子になっています。 

そんな素敵な時間を味わっていただけることが、「タビノコトバ」の魅力です。 

展示会場：水平線ギャラリー （神奈川県鎌倉市）

展示期間：10月19日（金）〜 21日（日） 

展示内容：応募して頂いた作品の中から採用作品を展示 

イベント： 

1.  採用作品の展示 

2．オープニングレセプション（10月20日） 

3．世界一周経験者であるタビノコトバスタッフと、作家が交わったトークイベント （調整中）

4．クラウドファンディングでのリターンとなる作品の展示・限定冊子の公開 

写真でも絵でもなく「文章」が中心の展示会というのも、珍しいのではないでしょうか。 
3日間の展示期間でオープニングレセプションを開催したり、スタッフや作家のトークイベントを企画しています。展示やイベントを通して、同じように旅が好きな方や文章表現したい方同士の交流の場となればと考えています。 
旅のような特別な出会いを、本展示会でも経験していただけたら本望です。 

また、今回のクラウドファンディングのリターンでもある作品の展示や、スタッフが書いた限定冊子を読める機会とします。 

第1回タビノコトバでは“旅の偶発的な出会い”をテーマに、107作品の応募があり、応募された文章はエッセイ・旅行記・詩・手紙など形態は様々でした。

その中から採用された10人の作品を冊子にまとめ、展示会を開きました。決して大規模な展示会でありませんでしたが、作者や読者、展示会への来場された皆様には好評頂きました。 

東京での展示会にニューヨークから来日された方や、北海道から展示を見に来てくださった方もいらっしゃり、今後も続けていかなければいけないなと改めて思いました。 

第1回タビノコトバの冊子に掲載された作家にインタビューを行った記事をwebページで掲載しています。 

http://tabinokotoba.com/top/category/sakuhin/1kaisakuhin/ 

第1回で多大な支援をしてくださった女性の言葉が、今も私達の頭の中を巡っています。 

「作品がどう変遷していくのか。変わるものと、変わらないもの。それらを見つめていける楽しみがある。」 

続けていくことの価値を信じて、第2回をスタートしました。第3回へと続けていけるような企画にしていきます。 

ここで皆様にお願いがあります。 

冊子の作成・展示会開催資金の一部である20万円を募集します。主な使い道は、展示会場レンタル費用、額装費用、冊子印刷費用です。 

第２回を開催するにあたり、予算の関係上、本を作成するだけの企画にして展示会を開催しなくてもいいのではないかという検討事項が挙がりました。

「表現の場をつくりたい」という強い思いから、展示会は開催することになりましたが、そんな検討が挙がったことも事実です。

皆様より多くの支援をいただくことができれば、展示の工夫や冊子の紙質など、

より質の高い作品を作ることができます。どうか、お力をお貸しください。