気軽に持てる小さいサイフを作りました！

LAGASHAなどのメンズバッグや数多くのアパレルブランドのグッズデザインを手掛けたT-BOARD tense デザイナー奥野が、個人のランニング用に生地で職人に作ってもらったサイフを、何度も改良して作り上げました。

新しいスタイルのコンパクトウォレット！

” T-BOARD Free ”

軽くて気軽に持てるお出かけの小さなパートナーです！

【FRONT】

【BACK】

シックな佇まい 【BLACK】 DENIMをイメージ 【INDIGO】

BLACK

INDIGO

気軽に持てる軽くて簡単なサイフが欲しい

初めはランニング用に生地で作ったサイフですが、普段も便利だと使い始め、さらに欲が出て革で作り始め、何度もバージョンアップを重ねて完成した商品が、今回ご紹介する”T-BOARD Free”です！

近年の世界情勢が輪をかけてキャッシュレス化が進み、限界まで小ささを競う数多くのミニマムウォレットが発表されています。
しかし”T-BOARD Free”は、元々ランニング用に考えた簡易サイフなので、隅々まで計算された小ささを考えている訳ではなく、軽くて気軽に簡単に使えるミニサイフを目標にしています。
鍵を外付けにした簡単なポーチからスタートし、フィールドテストを繰り返しては修正し、何度も改良を加えた結果、今回の仕様に到達しました！

改良を重ねた使いやすさ！

1.本体部分
お札を二つ折りにしてガサッと入れられます。領収書などもOK。ボクは盗難防止タグも入れています。

●もっと小さいサイズでも作りましたが、お札がファスナーに噛むイライラがあり！（経験ありませんか？汗）ほんの少し余裕のあるサイズにしました。これでお札が噛む心配はありません。

2.コインポケット
初めは本体の中に入れていましたが、深くて見づらく取り出しにくかったので（汗）浅いコインポケットにしました。

●カードを入れたときでも、このように口が開きます ↓横幅をカードサイズぎりぎりまで狭めると、口が開かなくなりとても使いづらかったので（汗）この仕様になりました

左右非対称のデザイン

●下部の左右の丸みが違うのは、ファスナーを開けた時、コインがスライダーの奥側に入ってしまって、出しにくくなるのを防ぐためです。

●角の丸みが大きくなったので奥まで入り込まなくなりました ↓

3.カードポケット
初めは内ポケットでカードを仕分けしていたのですが、内ポケットが出し入れの時に引っ掛かり使いづらく、外付けのポケットにしました。

4.鍵スペース
初めは外のWリングに付けてブラブラな状態でしたが、試行錯誤の上に今回のデザインになりました。鍵がさっと取り出せる”引っぱり”を付けました。

これだけのモノが入ります

ボクは基本的にスマホ決済が中心なので、お札2〜3枚、小銭5〜10枚程度、領収書3〜5枚、盗難防止タグ、カード2枚、鍵2本、しか入れていませんが、一体どのくらい入るか試してみました！これだけのモノは余裕で入ります。

お札：10枚
小銭：14枚
カード：10枚
領収書：5枚
鍵：2本
盗難防止タグ：1個

●本体 ↓ 札10枚 領収書5枚 盗難防止タグ1個

●カードポケット ↓ カード10枚

●コインポケット ↓ 小銭14枚

☆ ↓ 左が上記のモノをすべて入れた状態、右は何も入れていない状態です。
＊ちなみに盗難防止タグの厚さは約8mmあります。

☆上記のモノをすべて入れた状態 ↓ まだ余裕があります。

ここが他とはまったく違います。ポーチスタイルなので入れるモノを選びません

”T-BOARD Free”は、ポーチスタイルなので色々なモノが入れられます。また各ポケットの使い方は自由です。

【ワイヤレスイヤホン】本体部分に入れてみました。

●ワイヤレスイヤホンを入れた状態です ↓

【スマートキー】

●スマートキーを入れた状態です ↓

ボクの普段の容量です

ボクがいつも入れている、お札3枚、小銭10枚、領収書5枚、盗難防止タグ、カード2枚、鍵2本、を入れてみました ↓
この内容では、厚さ(約15mm)は ↓ ほぼ変わりません。

ベーシックな2カラー。こだわりのパーツ

シックな佇まい 【BLACK】 DENIMをイメージ 【INDIGO】

1. 革

北米産原皮を日本国内で【脱クローム製法】で鞣し、オイルを塗り込み表面を摩擦加工し、ステンレス太鼓でシボ感とソフト感を出した、手の込んだ味わい深い革を使っています。

【脱クローム製法】
一度クロムで鞣した後、大部分のクロムを抜き取りさらにタンニン鞣しを施す製法。
少量のクロムを残す事でクロム鞣しの長所である軽さ・丈夫さを残し、タンニン鞣しの特徴である革本来の風合い（キズも目立つ）も保っています。またタンニン鞣しの短所である裂けやすさが、クロムによって補われていて、お互いの長所短所を補完し合ういいとこ取りの革です。経年変化はタンニン鞣しとほぼ変わらず使い込むほどに味わい深くなっていきます。

2. ファスナー

2色のカラーを際立たせるため、あえて違うファスナーを採用しました。

●BLACK YKK：NO.3ビスロンファスナー（ブラック色）

動きが軽い樹脂製ファスナー。スライダーはスポーツウェアなどに採用される、パタッと倒れる機能的なラバー引手を採用しています。

●指で押すとパタッと倒れます。

●INDIGO YKK：NO.3メタルファスナー（ゴールド色 ＊真鍮色）

デニム商品等に良く使われている一般的なメタルファスナーで、クラシックなイメージの引手を採用しました。

3. 裏地

高性能の撥水効果があるテフロン加工を施したナイロンツイルを採用。カラーは視認性を重視してグレージュをチョイスしました。

4. Wリング

ウォレットコードなどを取り付けられるWリングを装備。他の鍵やチャームなど様々なモノを付けられます。が、もちろん取り外してシンプルにお使いいただけます。そして簡単に着脱できるように ”Waveclipsのスマートキーリング” を採用させていただきました。隙間が空いているのでいとも簡単に着脱できます。まさに目からウロコです。

●簡単に着脱できます ↓

裏話 鍵用 小型ナスカン

初めはテープの先にWリングを付けましたが、鍵を付けるとお互いに干渉して高さが出てかさ張ってしまいました（汗）バッグ用のナスカンはゴツくて論外です。ある時釣り好きの父親と話ししている時にピンときました！釣り用のパーツを買ってきて一部を自分で加工し、使ってみたらバッチリでした。写真の通常の鍵（厚さ約2mm）ですと2本付けられます。
＊鍵の種類によっては付けられない場合がございますのでご了承ください。

とても軽くできました！

＊ブラックとインディゴの重さが違うのは、ファスナーの重さの違いです。
ブラック → 樹脂 インディゴ → 金属

【オプション】 ウォレットコード

今回のプロジェクトに合わせて、インディゴとブラック 2色のウォレットコードをご用意しました！
＊オプションのウォレットコードは、リターンで追加購入いただけます。

●ベルトやバッグのハンドルに装着できるように革ベルトが付いています ↓

●パンツのベルトループに付ける方は、革ベルト部分を外してキーホルダーなどに使えます ↓

☆装着・使用例 ↓

●40mm幅のベルトまで対応します↓ ＊写真のベルトは38mm幅です

MODEL：BerBerJin 藤原裕

＊ウォレットコードに付属する、T-BOARDのアイコンである革ボタンと革紐は、様々な商品の裁断時の余り革で作っています。（ベルトループはサイフ本体と同じ革、同じ色です）色は黒で統一しますが、商品によって革の違いが出てくる場合がございます。ご了承ください。

このように T-BOARD は15年以上前からサスティナブルな活動をしています。
ご理解いただけますようよろしくお願い申し上げます。

製品仕様

本体：牛革オイル ＊脱クローム製法

裏地：ナイロンツイル テフロン加工（撥水・防汚加工）

ファスナー：ブラック / YKK NO.3 ビスロンファスナー ブラック
インディゴ / YKK NO.3 メタルファスナー ゴールド

色：ブラック インディゴ 2色

サイズ：横/約115 × 縦/約90× 厚み/約15mm

重さ：ブラック/ 42g インディゴ / 49g

製造：日本

＊オプション ウォレットコード

本体丸紐：10mm経 PPテープ（ポリプロピレン）
革：紐 連結部分・ベルトループ / 牛革オイル ＊脱クローム製法 ＊本体と同じ
ボタン・紐 / 余り革（牛革）
色：ブラック インディゴ 2色 ＊革ボタン・革紐はすべてブラック
長さ：500mm ＊PP紐部分

様々な場面で、様々な場所で、頼れる小さなパートナーです！

●カードで支払い

●現金で支払い

●交通系ICカードで

●スマートに鍵を取り出して

●お気に入りのカフェやショップで

撮影協力：INOUT

裏話 DENIMをイメージしたINDIGO
DENIMの撮影は、古い付き合いの BerBerJin ディレクター 藤原裕氏に協力してもらいました。

実行者・デザイン：奥野徹也

■有限会社 奥野徹也事務所 "T-BOARD” 代表

長年渋谷を拠点にして、バッグ・雑貨のデザインを手がけているデザイナー。

婦人靴メーカー㈱モード・エ・ジャコモで、販売、営業、生産仕入、企画と様々な現場を経験し、いつの間にかデザイナーになっていました。25歳の時に老舗鞄メーカー㈱トーリンのLAGASHA事業部立ち上げに参加、1991年LAGASHAブランドをスタート。デザイナーとしての地位を確固たるものにしました。

1995年に 有限会社 奥野徹也事務所 を設立。現在はデザインはもとより、培った経験から自然と仕事の幅が拡がり、デザインのみに留まらず、店舗プロデュース、店舗運営アドバイス、グラフィック関係、マッチングプロデュースなど様々なジャンルの仕事を幅広く手掛けています。

現在”奥渋谷”と呼ばれる渋谷区神山町を拠点にし、オリジナルショップ “T-BOARD” を運営、ORIGINAL BRAND “tense” ”T-BOARD” を展開しています。

“ 基本・原点”を大事にし、今日も現場を愛車のスクーターで飛び回ってます。

実物を手にとってご覧ください。

"T-BOARD Free" の実物は、奥野が運営する"T-BOARD"にて実際にご覧いただけます。、ぜひお立ち寄りいただき、実物を手に取って使い勝手をご確認いただきたいと思っております。

■T-BOARD■

〒150-0047 東京都渋谷区神山町43-2

MAIL：shop@t-board.net TEL：03-3485-6463

営業日：金曜日/13:00〜18:00 土曜日/13:00〜18:00

＊不定休 ＊臨時休業する場合がございますので、事前にご確認いただければ幸いです。

https://www.t-board.net

最後に

海外製品が溢れ、コストダウンばかり求められるのが流通業界の現状ですが、皆さまもご存知の通り、近年のロックダウンと、今年に入ってからのウクライナ情勢などがさらに状況を悪化させていて、国内の材料関係、製造現場もかなりの影響をを受けています。。。

今回のプロジェクトはT-BOARDとして総力を上げた挑戦です！
上代設定をお買い求めやすい価格にするために、自分も現場に入って、裁断から下仕事まで職人・メーカーと共に作業し、長年のパートナーたちと総力を上げて望むつもりです。

そしてプロジェクトで集まった資金を、長年共に真摯に技術を磨きモノ作りに励んできたメーカー・職人たちとの商品開発に投入して現場を活性化させ、皆さまに魅力ある商品をお届けできるように精進するつもりです！

我々の思いがプロジェクトを通し一人でも多くの方に伝わり、応援いただければ幸いです。どうぞよろしくお願い申し上げます。