【PADDLE STROP】は驚くほど簡単に刃物の切れ味が蘇る、カンガルー革を使用した革砥器です。

オーストラリア最大の研ぎ用品専門メーカーのプロの研ぎ師と、現地の革職人や木工職人と共に開発した究極の逸品。

鋭い切れ味が長期間持続するので、調理がいつでもラクに。

刃を傷めずに研ぎ仕上げ、お気に入りの大事な包丁を一生モノにします。

切れ味が鋭い包丁を買っても、使っていればすぐに切れ味は鈍りますよね。

そこで役立つのが家庭用のシャープナー。

研いだ後は切れ味が蘇ります。

しかし、シャープナーは何度も繰り返し研ぐとそのうち、切れない包丁に戻ってしまいます。

このような悩みを感じている方が多いようですが、それもそのはず。

なぜなら、シャープナーは刃物の刃を壊してノコギリ状の「小刃」を作って切れ味を戻すため、研磨すればするほど刃物自体がダメになってしまうのです。

 【PADDLE STROP】は刃物の刃を傷つけず、まるでカミソリのような切れ味が蘇るオーストラリア生まれの革砥器です。

丈夫なカンガルー革を使用し、シャープナーや研ぎ石と違って研ぎ方も簡単。

包丁はもちろん、ハサミや彫刻刀など幅広い刃物にお使い頂ける優れものです！

皆さんは革で刃が研げるの？と思うかもしれませんが、革砥は「ストロップ」と呼ばれ、刃物の仕上げの研磨で使われる技法です。

男性なら床屋がヒゲソリを長い帯に2～3回往復させている姿を見た経験があると思いますが、実はそれが革砥です。

刃物が切れるのは、刃の先端に小刃と呼ばれる小さなノコギリ状のミクロの刃で「擦り切る」からです。

刃物が切れなくなるのは、使っているうちに小刃が圧力で潰れて倒れ、摩耗するのが原因です。

革砥にはこの倒れた小刃を「立て直し」て、再び整える作用があります。

そのため刃を傷つけて暫定的に小刃を付けるシャープナーや、ミクロの粒子で新たに小刃を付け直す砥石とは違い、元の刃を傷つけません。

実際に切れなくなった刃物と、【PADDLE STROP】で革砥した後の切れ味の違いがこちら！

トマトが潰れてしまうほど切れなくなった包丁も、、

【PADDLE STROP】で革砥すると、まるで新品の包丁のようにきれいな断面でカットができます！

またシャープナーや砥石では研ぎにくいハサミも、【PADDLE STROP】で革砥すると、、

ご覧の通り！

まるでカミソリで切ったかのような鋭い切れ味が蘇ります。

※一般的なハサミのみご使用いただけます。特殊な形状のハサミのご使用はご遠慮下さい。

また革砥はもともと刃物の仕上げ研磨で行う作業です。

そのためシャープナーや砥石で研いだ後に【PADDLE STROP】で革砥すると、切れ味が更にアップ！

潰れやすいトマトも滑らかにスライス。

断面もこんなにきれいです！

シャープナーだけでは刃が入りにくい鶏肉も、、

【PADDLE STROP】で仕上げ磨きするとスーッと刃が入り楽にカットできます。

鈍った刃では途中で破れてしまう紙も、、

【PADDLE STROP】で仕上げ磨きすると刃を当てるだけでスパスパ切れます！

これだけ切れ味が蘇るなら、【PADDLE STROP】を使わない手はないですよね！

一般的に革砥では牛革を使用しますが、【PADDLE STROP】ではカンガルー革を使用しています。

カンガルー革は牛革に比べ繊維組織が緻密で、しかも平行で均一に走っています。

また原皮に含まれる脂肪も少なく、しかも厚め。

なめすと柔らく仕上がります。

さらに引張強度は最大で牛革の10倍、シープスキンの50倍もあるとされ、革砥用の革として牛革の2倍以上の耐久性を誇ります。※

そのため、小刃を「立たせる」には、繊維が均一で平行に走っているカンガルー革砥が非常に適した素材です。

※メーカー調べ

また牛革の革砥器では研ぐたびに表面を毛羽立たせなければなりませんが、丈夫なカンガルー革を使った【PADDLE STROP】はその必要が無く、何度でも繰り返し使えます。

さらに研いでもカンガルー革自体の摩耗が牛革より少なく、末永くご使用いただけるキッチンウェアです。

包丁に限らず、家庭内で切れ味を蘇らせたい刃物の種類は様々。

シャープナーは研げる刃物の種類が限られ、砥石だと研ぐ技術が必要なので女性や初心者では難しいですよね。

【PADDLE STROP】は刃を革砥に寝かせてそのまま往復させるだけなので、高度な技術は一切不要。

誰でも簡単に研ぎ直せます。

シャープナーや砥石と違って、研ぎ過ぎて刃の形が変わってしまう心配もありません。

また【PADDLE STROP】は包丁以外に、ハサミや彫刻刀、ノミといった刃物の研磨もOK。

柔らかく刃にフィットするので簡単に切れ味が蘇ります。

今回はペティナイフや子ども用ナイフなど小さなナイフの革砥がしやすく、携帯性に優れた【PADDLE STROP mini】もご用意しています。

【PADDLE STROP】が両面仕様なのに対し、miniは片面だけの仕様ですが、携帯性に優れているのでキャンプやBBQなどの野外でも便利です。

しばらく使わなかった包丁が錆びて切れなくなった経験ありますよね？

【PADDLE STROP】は研磨剤も塗布できる両面仕様。

片側を専用の研磨剤“STROP PASTE”を塗る面として使用すると、錆びて切れ味が鈍った刃物がまるで新品のような鏡面仕上げで切れ味が復活します。※

一般に研磨剤を使う革砥では、革に研磨剤を馴染ませるためにオイルを塗布するので準備に手間がかかります。

“STROP PASTE”はペーストに刃物の仕上げ磨きで使う0.5ミクロンの酸化アルミニウムの粒子が練り込まれているので、【PADDLE STROP】に軽く塗るだけで革砥が始められます。

そして“STROP PASTE”は、表面に付いた錆の層を取り除くだけでなく、ミクロの小刃も付け直すので一石二鳥。

美しくピカピカに蘇った刃物で切る快感を、ぜひ【PADDLE STROP】でご体験ください！

※STROP PASTEは付属品ではありません。お求めはセット、あるいはオプションをお選びください。また欠けや鈍った刃を戻すまでは磨けません。砥石やシャープナーで研いだ後にご使用下さい。

【PADDLE STROP】はオーストラリア最大級の刃物研ぎ用品専門業者のプロの研ぎ師と、地元の革職人、木工職人と共に開発したメイド・イン・オーストラリアの商品です。

日本ではカンガルーと言うと可愛らしく、絶滅の危惧を懸念されている動物に思われていますが、そのような種はごく少数。

一部のカンガルーは増え過ぎて、既にオーストラリアの人口の倍以上。

逆に環境や農業に甚大な被害を与える害獣として年間に100万頭も駆除されています。

つまり、日本で例えれば畑を荒らす増え過ぎた野生の猪や鹿と同じ存在。

カンガルー革を使用した【PADDLE STROP】は野生資源の有効活用品です。

また【PADDLE STROP】のバーはオーストラリア産のユーカリの一種、ブラックバッドを使用しています。

ユーカリはオーストラリアに広く分布し、その種類は2800種。

オーストラリアの森林の75％を占める、オーストラリアを代表する木。

ユーカリは根が深く地下水を吸い上げる力が強いので、乾燥した地域でも育ち、しかも成長が早いため、近年は砂漠の緑地化と森林資源の利用との両方で注目を集めています。

その中でもブラックバッドは木の油分が多く耐腐食性に優れ、強度・靭性を兼ね備えている為、オーストラリアで高級木材として扱われています。

【PADDLE STROP mini】のバーは同じユーカリでもタスマニアン・オーク・ハードウッドを使用しています。

タスマニアン・オーク・ハードウッドは樹高が90mにも達する巨木ですが、幹の太さは1mほどしかなく、木目が柾目（まさめ）で整っているので非常に美しい木材です。

また強靭で狂いが少なく軽いため、家具や樽などにも使われています。

さらにストラップはオーストラリア産の牛革を使用。

つまり【PADDLE STROP】で使っている全ての素材がオーストラリア産です。

【PADDLE STROP】は良質なオーストラリア産の商品を推進する非営利団体AMCL (Australian Made Campaign Ltd）に登録され、AMAGロゴ（Australian Made、Australian Grown）の使用を許可されている商品です。

このロゴはメイド・イン・オーストラリアを保証するもので、既に35年もの歴史があり、オーストラリア人なら誰でも知っている信頼の証。

ロゴの使用にはAMCLが定める全ての基準を満たす必要があるため、それだけでも【PADDLE STROP】が非常に優れた商品だとご理解いただけると思います。

協力：オリエンタルホテル　沖縄リゾート＆スパ
〒905-0026 沖縄県名護市喜瀬1490-1
https://www.okinawa.oriental-hotels.com/

刃を革に対して寝かせるように充て、そのまま革に沿って真っ直ぐに擦ります。
革の端まで来たら反対側に寝かせて同様に真っ直ぐに端まで擦ります。
これを数回繰り返し、試し切りして切れ味が戻れば完了です。

革砥は倒れた小刃を立て直す目的で使用するため、「ちょっと切れ味が鈍ってきたかな」と感じる1～2か月に1度の割合でお使い頂けると、刃物の切れ味が長続きします。
またシャープナーや砥石で研いだ後、仕上げで使っていただくとより切れ味が増します。

私たちの最大の目標は、誇りを持って高品質のオーストラリア製の製品を生産することでした。地元の革なめし業者や木工職人と協力して、オーストラリア国内および世界向けに優れた品質の製品を生産しています。

各PADDLE STROPとストロップペーストは手作りしており、もちろん品質はテスト済みです。当社は、ストロップとペーストを製造するオーストラリア製認定企業であることを誇りに思っています。

当社はシドニーの美しいニューサウスウェールズ州ヒルズ地区に位置し、周囲の自然の質感や色からデザインのインスピレーションを得ています。

当プロジェクトをご覧いただき、ありがとうございます。MATEの木村と申します。

MATEとは仲間・相棒・友を意味します。日本を含む世界のまだ見ぬ「アタラシイ」を世界中のMATEにお届けする。そんなMATEでありたいと常々思っております。

私がこのパドルストロップに出逢ったのは、全ての工程において純オーストラリア産の商品にのみ与えられる商標AUSTRALIAN MADEのWEBサイトでした。

ぱっと見てどのような商品かも分からなかったけれど、どこかとても懐かしさを感じ、なぜか心を奪われました。そしてストロップ（革砥）は包丁を研ぎ磨くものだと分かり、懐かしさを感じた理由を思い出したのです。

私は１０代から３０代までをオーストラリアで過ごし、クルーズ船で働いている時、私を娘のように可愛がってくれたシェフのおじいちゃんがいました。

私たちの日課は仕事後のお喋りで、昔ながらの細長い革のストロップで包丁をメンテナンスしながら笑って話すおじいちゃんの姿が鮮明に蘇ったのです。

オーストラリアの人は物を大事にします。大事なものは長持ちするよう、こだわります。

そして、昔から言われている物事を尊重し、大切にします。このパドルストロップはそんなオージースピリッツが詰まっているなと感じたのです。

生産者のRussellとEddieに話を伺ったところ、まさしくその通りで、パドルストロップを日本のみなさんにも紹介したいと強く思いました。

包丁や砥石・シャープナーにこだわる人はたくさん居るのに、ストロップ（革砥）を知っている人、使用している人は少ないです。

遥か昔200年以上前から刃物のプロが変わらず使い続けるストロップ。

今なお残る昔からの知恵や用法は、誰もがその価値を知っているからこそ現代にも残り伝わり続けているのだと思います。

そんな素晴らしいものを知らずにいるのは勿体無い。ストロップを使った後の切れ味の違いをもっとたくさんの人に知ってほしい。カンガルー革を使用することも、オーストラリア人の昔からの知恵や経験が生かされているのだと思います。

毎日お料理をする人、たまにしかしない人、料理以外で刃物を扱う人、どんな人だって刃物を使っている時点で皆同じラインにいます。

是非、刃物のプロ達が代々続けてきたストロップでの研ぎ仕上げをみなさんの日常にも取り入れて刃物ライフを楽しんでほしいと思います。

このパドルストロップと共に、みなさんの日常が更に豊かなものとなりますように願っています。

Q1 水洗いできますか？

A1 水洗いの必要はありません。水洗いすると革が劣化してしまったり、土台の木が歪んでしまったりします。汚れが気になる時は、刃の背で優しく擦り取りましょう。
土台の木が濡れてしまった場合は、通気性の良い日陰でしっかりと乾かしてください。

Q2 砥石なしでも使用できますか？

A2 切れ味が鈍くなる前、そしてこまめにメンテナンスをしている状態であれば、砥石なしでも効果を実感していただけるかもしれません。
しかし、切れ味が鈍くなっている刃物は、砥石やシャープナーで刃を整えてからの使用をお勧めしています。

Q3 ペーストは１種類でいいですか？

A3 市販の研磨剤よりも粒子の細かい研究されたオリジナルペーストなので、Medium Grit Stropping Pasteひとつで充分に効果を発揮します。
もっとこだわってメンテナンスをしたいという方は、番手によって砥石を使い分けるようにペースト３種類を使い分けて更なる刃の若返りを体験してみてください。
その際は、異種類のペーストが交わることのないようストロップを使い分け、異なるペーストを使用したストロップ同士が接触しないようお気をつけください。

Q4 使用出来ない刃物はありますか？

A4 波刃やノコギリはご使用いただけません。また特殊な形状のハサミのご使用はご遠慮下さい。

Q5 お手入れとメンテナンス方法は？

A5 使用後は刃の表面についたやすりカスを布などで軽く拭き取り、交差汚染（二次汚染）を防ぐためラップに包んで清潔な場所で保管してください。
当社のペーストには、革のコンディショニング機能が含まれているため、追加の製品は必要ありません。