私たち諏訪酒造は、純米吟醸酒×熟成×お燗で美味しいお料理と一緒に食卓で楽しんでいただくことをモットーとしている、創業163年の鳥取県の酒蔵です。

日本酒の特徴である原料米と米こうじ由来の旨味を大切にしており、同じ八頭郡の隣町の八頭町にある堆肥だけを使用し、先端的な農法で農地を耕す田中農場さんの生産した鳥取県だけの酒米「強力」を使用した55％精米歩合の純米吟醸酒を製造。

今期、プラス8、アルコール19.6％という大辛口の数値ながら甘味も旨味も味わえる、当社史上今までにない味わいのお酒になりました！

次期の製造で二夏18ケ月のタンク熟成をさせることで強力米の味わいを追求するチャレンジをします。

熟成したお酒は、口当たり優しく、まろやかで、すいすいと飲め、さらにお燗で味わうことでお料理を美味しくします。

ポイント①吟醸酒に適した酒米「強力」を使用

昨年、田中農場さん生産の鳥取県だけの酒米「強力」で、諏訪酒造の新商品「田中農場強力」を製造しました。

「強力」は、山田錦より古い品種で、大粒であり、線状芯白を持つという吟醸酒に適した特性があります。

実は「強力」は、昭和の始めまで広く鳥取県内で作付けされておりましたが、稲の丈が高く、近代農法にあわないことから姿を消した品種でした。

しかし、年配の杜氏さんたちの「強力米で作った吟醸は良い酒だった」との言葉から、地元鳥取の蔵元さんが苦労して強力米の種子を探して復活させた歴史があります。

現在では、農家さんと蔵元で作る「強力を育む会」が種子の管理、配布を行っており鳥取県だけの酒米を守っています。

※刈取り直前の山田錦の田んぼです。左が田中里志社長さん、右が田中正保会長さん。

田中農場さんは、栽培期間中に化学肥料を使⽤せず地元畜産農家と連携した⾃家製の完熟堆肥と綿実油粕や⿂粉など天然素材の肥料だけを使⽤し、
除草剤や殺⾍剤などの農薬を半分以下に⼤幅削減の特別栽培認定を受けるなど、米作りにとてもこだわっていらっしゃいます。

ポイント②創業163年の酒蔵が熟成させて造る"まろやか"なお酒

諏訪酒造の創業は1859年（安政六年）

参勤交代で鳥取藩のお殿様が最初と最後に宿泊する宿場町で酒造りを始め、ずっと諏訪神社のお神酒を造り続けております。

造りの特徴

3プラス１の酒造り：水＋米＋人（技術） プラス熟成

日本で最も美しい村連合に加盟する智頭町の蔵、絶滅危惧種ニホンモモンガの棲む共生の森、杉の雫を集めた柔らかな水、地元鳥取の水、人、風土が育む純米酒に年月という魔法をかけて、心を解くひと時をお届けしております。

熟成により、まろやかになり味わい深い酒となります 。
純米酒は二夏越え、純米吟醸満天星は3年間以上のタンクでの熟成です。

飲み方の提案

3プラス1の提案：純米吟醸＋熟成＋お燗 プラス美味しいお料理

で幸せな食卓のパートナーを目指します。

適度に熟成した純米酒をお燗する（温める）ことにより、旨味をしっかりと感じることができお料理を美味しくします。

ポイント③冷酒から熱燗まで！おすすめペアリング

田中農場強力は、辛口ながら甘味と旨味とキレのある味わい。

諏訪泉の仕込水の優しさを味方に、口当たりはあくまでも優しく、飲みごたえのある酒質です。冷酒（15℃）、ひや（常温）からお燗（45℃のぬる燗、55℃の上燗、60℃の熱燗）まで幅広く美味しくいただけます。

ペアリングの提案１ 岩ガキ

鳥取は5月から8月にかけて岩ガキが美味しい季節です。まずはそのままレモンを絞っていただきます。

田中農場強力はひや（室温）または冷酒（15℃くらい）で。

カキの旨味が口いっぱいに広がります。

ペアリングの提案 ２ 鶏黒皮焼き

丁寧にパリッと焼き上げた鶏皮焼きは、タレの味わいが深くお燗酒のおともに最適です。

和からしをつけて、熱めのお燗（60℃くらい）でいただきます。

串1本、強力1合でもいけそうなベストマッチです。

ペアリング提案 ３ ビーフステーキ

赤身のもも肉は、良く焼いてお燗酒（上燗55℃くらい）で合わせます。

赤身のもも肉は、しっかり噛んで食べると美味しい、そしてお燗がぴったり。

ペアリング提案 ４ 梨バター

※上段右：梨バター、下段右：梨クリームチーズ乗せ、下段左：生ハムと梨

梨バターの甘味、旨味と強力のぬるめのお燗（45℃くらい）が美味しい。

バターのコクがずっと残ります。

レシピとも言えないレシピ

材料 ドライフルーツ梨、有塩バター、純米酒

作り方

①ドライフルーツ梨は適度に切って純米酒を振りかけて10分くらいおく

②バターを軽く電子レンジで温めて①を混ぜる

③ラップで棒状に包んで冷凍庫で冷やして固める

④冷えたらスライスして皿にのせる

リターンについて

商品仕様

− 諏訪泉 田中農場 純米吟醸 強力 2021BY 原酒ひやおろし

・一般販売予定価格：1980円（税込）720ml
・日本酒度＋8
・アルコール19.5％
・酸度1.6
・アミノ酸度1.6
・精米歩合55％

リターン内容

田中農場強力のコースを3コース（1本、2本、4本）、

田中農場強力と田中農場山田錦のセット2コース（2本、4本）

計5コースをご用意しました。

さらに早期お申込みとして、ドライフルーツ、純米酒カップ、純米酒300㎖等の特典付きです。

・コース1 設定100口
田中農場強力720ml 1本 2,860円（送料、税込み）
早期お申込み特典 ドライフルーツ星果物 梨 1個 540円

※ドライフルーツ梨は、地元の梨（規格外品）を農家から直接仕入れ、自社で乾燥させました。そのままでも美味しくいただけますが、梨バターやクリームチーズと合わせるとお酒のおつまみにぴったりです。

特典のドライフルーツ星果物梨の画像です。

・コース2 設定50口
田中農場強力720ml 2本 4,840円（送料、税込み）
早期お申込み特典 ドライフルーツ星果物 梨 1個540円
諏訪泉 うさぎカップ 1個 363円

特典画像

・コース3 設定30口
田中農場強力720ml 4本 9,020円（送料、税込み）
早期お申込み特典 ドライフルーツ星果物 梨1個540円、柿1個540円
純米酒うさぎ300ml 1本605円

特典画像

・コース4 設定100口
田中農場強力720ml 1本
田中農場山田錦720ml1本 合計2本 4,620円（送料、税込み）
早期お申込み特典 ドライフルーツ星果物 梨1個540円
うさぎカップ1個363円

特典画像

※田中農場山田錦は精米歩合７０％の純米酒で3年以上の熟成酒です。

・コース5 設定50口
田中農場強力720㎖ 2本
田中農場山田錦720㎖2本 合計4本 8,140円（送料、税込み）
早期お申込み特典 ドライフルーツ星果物 梨1個540円、柿1個540円
うさぎカップ1個363円

特典画像

スケジュール

6月21日 募集開始

8月30日 募集締め切り

（なお規定数に達した場合はその時点で終了となります）

9月10日より 発送開始

実行者紹介

東田雅彦 （蔵元、プロジェクトリーダー） 左

1959年千葉県生まれ、大学で生物学を専攻、大手石油会社に入社、微生物（カビ）を利用した発酵生産の研究に従事、その後地下鉄サリン事件をきっかけに1996年鳥取県智頭町へ移住、諏訪酒造㈱入社、2002年前社長の病気引退に際して社長を引き受ける。

担当 蔵の生き物係およびたまに賄い

金魚飼育（和金、丹頂、ランチュウ）、植物栽培（シダ、サボテン）

他、山や海のあらゆるものを拾って帰る（森のエビフライ、海のウニ殻など）、

鳥取きのこ愛好会に所属してきのこ採集にいそしむ。

※最近、ベトナムホンダ製のバイク（WAVEアルファ１１０)を家族に黙って購入して山へ分け入りより効率的なきのこ採取を目論んでいる。

また、杜氏が友達の猟師さんからもらったイノシシ肉で蔵カレーをしばしば作成している。さらに蔵のパスタ担当。

白間恭司 （杜氏） 右

1959年鳥取県智頭町生まれ、工業高校卒業後、JAちず勤務を経て、1995年諏訪酒造㈱入社。現代の名工の鳴川杜氏に師事、2006年より杜氏兼製造部長

実家は農家で米作り、ブドウ作り、野菜作り、花作り、なんでも作る。

家にいる生き物は、鯉、メダカ、ニワトリ、チャボ、アイガモ、ヤギ、ミツバチ、イノシシなど、春になるとウズラやニワトリ、アイガモ、などの卵を孵して近所の人に分けている。

得意な料理は、焼きサバ入りの混ぜ飯、春に採って保存しているゼンマイやタケノコを使用した地元智頭町の味わい。

製造部門社員 2名と酒造期には酒米生産の農家さんがアルバイトに来てくれます。

有限会社 田中農場

田中農場さんは、諏訪酒造の蔵のある智頭町の隣町の八頭町の農業法人で、約１１５ヘクタールの農地で米（コシヒカリ、カレー用のお米プリンセスサリー、もち米に加えて酒米の山田錦、強力など）を栽培するほか、ビール用麦、ネギ、枝豆などを生産し、近年はネギの加工品のネギ酢、ネギポン酢、ネギドレッシングなどの加工品も販売しています。

https://www.farm-tanaka.jp/

もともとコシヒカリ、もち米を生産しておりましたが、埼玉県の神亀酒造さんとのお付合いで山田錦の生産を開始し現在では諏訪酒造も含めていろんな蔵とのお付合いも出来て、約45ヘクタールの山田錦の作付けをしております。

⽥中農場さんの⽶作りの特徴は、栽培期間中、化学肥料を使⽤せず地元畜産農家と連携した⾃家製の完熟堆肥と綿実油粕や⿂粉など天然素材の肥料だけを使⽤し、
除草剤や殺⾍剤などの農薬を半分以下に⼤幅削減の特別栽培認定を受け、レーザーレベラーを使⽤して⽥んぼの均平をとる、ドローンを使⽤して天然ミネラル液肥を散布する、などの先進的な農法にチャレンジし、
さらに栽培期間中に稲の種⼦は温湯処理で薬剤を使⽤しないなど環境に配慮した農業を実践しております。

諏訪泉の酒に対する考え方

日本酒は米と水から出来る純粋なお酒です。 地元の杉の雫を集めた水、その水を原資とした米。 そして智頭の人の技術によって、 酒造りに係る微生物（麹菌や酵母や乳酸菌）との共同作業で酒造りをします。

世界の酒と比較した場合の日本酒の特徴は、お米と麹由来の旨味のもとであるアミノ酸を豊かに含むことです。 そして日本酒の旨味はお燗（温める）によりしっかりと感じることができお料理を美味しくします。

諏訪泉の酒銘の由来

諏訪泉の酒銘は、蔵の近くの諏訪神社に由来します。

令和4年4月には、6年ごとに行われる第41回式年御柱祭りが執り行われました。