いっそう美味しく進化した「菅原水鏡」ルージュ後熟シリーズ

（左：仲沢一郎、右：私（土師正記））

「菅原水鏡」ルージュシリーズは、ニンジン焼酎をベースにした独自の製法により、ウイスキーやラム、テキーラのような世界の著名な蒸留酒（広義のスピリッツ）に勝るとも劣らない複雑で豊かな香味を実現しています。

皆様のご支援により、大変ありがたいことに「菅原水鏡」ルージュ後熟シリーズは、マクアケプロジェクト実施の度に、自らの最高の売上をすべて達成、更新することができました。

そして今回、新たにチーフブレンダー兼製造責任者に、三鍋博士（「菅原水鏡」製品開発技術アドバイザー）のサントリー時代の後輩で、ブレンダーとして世界のウイスキー好きを唸らせてきた仲沢一郎を迎え、製造プロセスを一から徹底的に見直すことにより、さらに美味しくなり、今後も美味しくなり続ける開発工程が整いました。

様々な樽で後熟した「菅原水鏡」ルージュ後熟シリーズ。毎月１種類ずつ、ご自宅まで届けコースを準備しました。まずはお試しの１本からの応援購入も可能。

『菅原水鏡』は最高のスピリッツを求めて、様々な樽との相性を常に試行錯誤しています。今日までの最高は、明日にはもっと最高があらわれて最高ではなくなるかもしれない。でも確かに今日の『菅原水鏡』は過去最高の菅原水鏡だった。そんなヒリヒリするような樽との出会いを繰り返しています。

樽の可能性は無限です。そして美味しさの解は一つではありません。だからこそ、我々はバラエティに富んだ「菅原水鏡」を提供することを心がけています。

今回、開発工程を一新したことから、よりきめ細かい製品開発が可能になりました。そこで、今後は皆様の声も積極的に製品開発に活かしていきたいと思っています。

そのため、今回から毎月異なる樽のバリエーションでお届けできるように工夫致しました。

詳細は後述しますが、まずは８月に１本のみをお届けするリターンから、８月から１０月まで毎月１本ずつ合計３本のお届けのリターン、８月から翌１月まで毎月１本ずつ合計６本のお届けのリターン、８月から翌６月まで（※最後の６月は２本届きます）毎月１本ずつ合計１２本のお届けのリターンをご準備致しました。

マクアケにて応援購入頂いて、気に入って頂いた方は、弊社のサイトからもサブスクリプション（頒布会方式）形式で手にしていただけるようにも準備を進めています。

三鍋昌春博士と仲沢一郎ブレンダーの醸す『菅原水鏡』ルージュ後熟シリーズを、毎月異なる樽のバリエーションでお届けしますので、ぜひ、実際に味わった感想をお寄せ下さい。お寄せいただいた感想のすべてを、酒商菅原店主の土師（はじ）と三鍋、仲沢が必ず目を通し、「菅原水鏡」の開発の参考にさせて頂きます。

お客様にも『菅原水鏡』の創造のフロンティアに一緒に立って頂きたい。

その為に、お求めになりやすい１本あたり375mL・3,480円／月（税込）でご用意致しました。

第一弾、第二弾、第三弾すべて1,000万円を超える売上を達成した「菅原水鏡 」シリーズ

TWSC東京ウイスキー＆スピリッツコンペティションで出品した全商品が受賞

2021年5月17日に、TWSC2021東京ウイスキー＆スピリッツコンペティションの結果が発表され、なんと「菅原水鏡」は挑戦１年目にして出品商品の全品が受賞することができました。ノアールシリーズからは「菅原水鏡25年」が銀賞を受賞しました。ボウモア15年やラフロイグ10年、山崎や白州も同じ銀賞ですから、大変名誉に思っています。また、ルージュシリーズからは「菅原水鏡 後熟オロロソ バット フィニッシュ」が銅賞を受賞しました。こちらは、IWハーパー12年などと同時受賞です。今回は控えめにノアールとルージュで各１賞品ずつの出品でしたが、来年からは全商品出品できるよう、いっそう品質に磨きをかけてまいります。引き続きご期待ください。

製造工程を１から見直してより美味しくなった新ジャンルスピリッツ「菅原水鏡 」ルージュ後熟シリーズ

21年8月：シェリー樽オロロソ75年 375ml

※ボトルのデザイン・仕様が一部変更する可能性がございます。

ボデガ「LA GITANA（ラヒターニャ）」のソレラで熟成に使われた樽になります。
他の樽と組み替えることなく、蔵出しそのままで調達いたしました。
その中でも75年ものは非常に希少であり、貴重な樽だと言われています。

21年9月：コニャック カスク 375ml

※ボトルのデザイン・仕様が一部変更する可能性がございます。

21年10月：ノンピート・スコッチ カスク 375ml

※ボトルのデザイン・仕様が一部変更する可能性がございます。

21年11月：カルヴァドス カスク 375ml

※ボトルのデザイン・仕様が一部変更する可能性がございます。

21年12月：アマローネ カスク 375ml

※ボトルのデザイン・仕様が一部変更する可能性がございます。

22年1月：PXシェリー カスク 375ml

※ボトルのデザイン・仕様が一部変更する可能性がございます。

リターンについて

22年2月以降 各375ml

以降、22年2月から、22年6月（※）まで各月に１本ずつお送り致します。

※最終月は22年6月の予定です。この最終月には２本（別送）にてお送りします。

※ボトルのデザイン・仕様が一部変更する可能性がございます。

後熟の進捗でお届けする酒類が変更になる場合がございます。その月のタイミングで、最も美味しく仕上がった「菅原水鏡」をお届けいたします。また、若干容量が増減することもございます。

『菅原水鏡 』(ルージュ）は、新ジャンルスピリッツとして、世界５大スピリッツを目指します

ウォッカ、ジン、ラム、テキーラを指して世界4大スピリッツということがあります。『菅原水鏡 』(ルージュ）の目標は、これを世界５大スピリッツとして、より多くの方々に、この新しいジャンルのスピリッツを楽しんでいただくことです。

ニンジン焼酎をベースとした『菅原水鏡』（ルージュ）が、第五のスピリッツを名乗るきっかけとなったのは、『菅原水鏡（後熟）』の開発に加わった三鍋博士の進言によるものです。

三鍋博士は、『菅原水鏡』の原酒を、クリーンでエステリー、フレッシュで長い余韻のある香味はハリウッドセレブたちを中心に大人気の高級テキーラに勝るとも劣らないものであり、焼酎の範疇を完全に超えている、ましてウイスキーとは方向が異なる新ジャンルのスピリッツであると評価しました。

焼酎という言葉の意味は、モロミを焼いた（蒸溜した）濃い酒（酎）です。このもともとの意味を考えれば、ウイスキーも焼酎です。酒税法の焼酎は、言わば麹焼酎であり、ウイスキーやラムやブランデーやジンやテキーラやウォッカは麦芽焼酎の一ジャンルと言えます。

つまり、もともとは、焼酎もスピリッツも同じ蒸留酒を意味する言葉だったのです。それが、日本には麦芽で醸す文化がなかったので、焼酎は麹という決まりができたのです。その意味で、焼酎は麹スピリッツであり、麹以外のスピリッツは麦芽スピリッツです。

麦芽スピリッツが細かくレギュレーションされ、その中に世界４大スピリッツが入っているのです。そうした現実の中で、世界５大スピリッツの５番目こそは、我らが日本の麹スピリッツの中から出すべきではないか。我々は本気でそう思っています。

研醸との出会い～第５のスピリッツ誕生ストーリー①～

「菅原水鏡」は、当初は、日本の酒税法上はありえない「麹ウイスキー」を目指して誕生しました。「ありえない」というのは、米国等と異なり日本では酒税法でウイスキーは麦芽発酵と規定されているため麹で醸した長期樽貯蔵酒はウイスキーを名乗れないからです。

4年前に私（土師正記）は、和酒（日本のお酒）を世界に広めることを使命として、㈱酒商菅原を創業を決意しました。小さいながらも自分の店を持った私は、国産ワインや日本酒などこだわりの日本の酒を扱っていましたが、常に心の重しになっていたのは、厳しい経営環境にある焼酎蔵のことでした。

仕入れる酒を決めるために100を超える焼酎蔵を訪ね歩いていた私は、適正価格で売れないことに苦しむ焼酎蔵の窮状を知りました。和酒の中で焼酎だけが世界で十分な評価を得られていないのはなぜだろう。世界に認められる酒になれば、適正価格で売れるのに。

すぐにはその理由を見つけられなかったのですが、ある日、私が見つけたあるウィスキーの樽にその解があるのではないかと思い至りました。

10～7年ほど前の間、家業の酒類業務用卸の専務を務めていた私は、ウィスキーを樽ごと買付けるためにサントリーの山崎蒸溜所に何度か足を運んでいました。当時は日本ウイスキーが流行る前だったので、いくつもの樽を試飲して、気に入ったウィスキーを樽ごと買うことができたのです。

その中に言葉には言い表せないほど美味いシェリーカスク（樽）のウィスキーがありました。評判を呼び、かのフランク・ミュラー氏が日本に訪れた際に、ぜひ飲ませて欲しいとご指名いただいたくらいの美味さでした。後にとあるサントリーの技術者に指摘されたのですが、それは100万樽にひとつ出るか出ないかの味わいだったのです。このシェリーカスクは、稀にオークションで見かけますが、1本50万円もの値段が付いたこともありました。

蒸溜を終え樽詰めする前の原酒は同じでも、ウイスキーは樽貯蔵で途方もない価値を生み出す。ウイスキーの美味さは、原酒にも増して樽が決してしまうのだということを私は学びました。

ならば、樽熟成の技術を加味すれば、焼酎の価値は上がり、世界に誇れる日本の酒として蔵も世界も豊かになれるのではないか。そういえば、売れない焼酎を樽に詰めてそのままにしている蔵があるではないか。うまくブレンドすれば世界に魅力的な酒になるかもしれない。そう思った私は、あらためて様々な樽貯蔵焼酎を試飲して歩きました。

しかし、現実にはウイスキーと勝負できると思えるような樽熟焼酎に出会うことは、ほとんどありませんでした。ただ、研醸(株)のニンジン焼酎14年熟成には、他には無い可能性を感じました。

世界の絶賛～第５のスピリッツ誕生ストーリー②～

日本のウイスキーの歴史は、1880（明治13）年にアドレナリンの発見などで世界的に有名な高峰譲吉博士が、留学先の英国でスコッチウイスキーに出会ったことから始まります。高峰博士はスコットランドで「(麹による）酒精製造法特許」を取得し、米国で麹によるウイスキーの生産を試みたのですが、工場への放火など様々な妨害にあって「麹ウイスキー」は実現しませんでした。

この高峰博士の夢を実現しようというのが、「菅原水鏡」の開発の動機でした。世界では無名の焼酎という存在を何とかしたいという思いでした。焼酎を世界の蒸留酒の常識である樽貯蔵の技術で救いたいという考えで、様々な試行錯誤を続けました。

既に、ニンジン焼酎と樽熟成との相性の良さを見出し、さらに、樽熟成麦焼酎を加えることにより、いっそうの華やかな香りと厚みが加わって複雑味が増すことを発見した私は、2018年に初代「菅原水鏡14年」を商品化しました。

翌、2019年には福岡G20レセプションに、米とニンジンのそれぞれの「菅原水鏡」を公式提供し、世界からの参加者に絶賛いただくことができました。まさに、福岡G20は、「菅原水鏡」が世界に通用することを確認する舞台になりました。

そうした中で出会ったのが、世界のお酒と樽を極めた元サントリ白州蒸溜所技師長の三鍋昌春博士だったのです。

（※2019年6月14日 醸界タイムス記事 ※記事中には「KOJI WHISKY」「麹ウイスキー」の記述がございます。これは弊社が、当時「KOJI WHISKY」を商標登録していたためですが、 その後、国税局と相談した結果、日本の酒税法上はウイスキーでは無くリキュールに分類されるため、誤解を避けるために現在は「KOJI WHISKY」「麹ウイスキー」の名称は用いておりません。）

樽を極める～第５のスピリッツ誕生ストーリー③～

三鍋博士との初の会合は「菅原水鏡14年」を試飲頂きながら行いました。カナディアンウイスキーは麦芽と麹のウイスキーのブレンディッドであることなど、知らなかったウイスキーの様々なお話しを伺い、いよいよ「菅原水鏡」に話しが及びました。最初は懐疑的だった三鍋博士が、 「菅原水鏡14年」を口にするやいなや驚きの表情になられたのを今でも鮮明に覚えています。

三鍋博士には望外の賛辞をいただきました。気をよくした私は「麹ウイスキー」の夢を語りました。

ところが、私の予想に反して、次に三鍋博士が発した言葉は、「麹ウイスキーはやめましょう」というものでした。

三鍋博士は「菅原水鏡」14年を口にしながら、「これは世界に唯一無二だ。無理にウイスキーを目指すのではなく、全く別のスピリッツとして世の中に出すべきだ。」と言うのです。

この一言により、「菅原水鏡」は、新ジャンルスピリッツであるルージュシリーズと、米のノアールシリーズに分かれることになります。

その後、ルージュシリーズの開発に三鍋博士が加わり、その最高の樽の技術により、ニンジン独特の香味特性（クリーン、エステリー、フレッシュなグリーン、すりおろしリンゴ、コーン、ほのかな甘み、長い余韻）に、焙煎樽熟成することで得られる香味特性（ヴァニラ、シナモン、カラメル、ウッディー）が付加されたこれまでにない味わいの「菅原水鏡」（後熟）が完成しました。

こうして、世界に全く新しいスピリッツが誕生したのですが、これまで、そのスピリッツを表す名称がありませんでした。世界第５のスピリッツを目指すにあたり「菅原水鏡」という商品名とは別に、ウォッカ、ジン、ラム、テキーラのようなジャンル名が必要です。

我々は、まず長期樽貯蔵本格焼酎を「麹スピリッツ」と定義しました。世界の蒸留酒は樽熟成が基本です。だからこそ、樽で熟成していないウイスキーやテキーラは、そのことを示す枕詞を加えてホワイトウイスキーとかブランコテキーラと呼ばれます。反対に焼酎の常識では、長期樽熟成も本格も特別なことであることが、その名前からわかります。世界基準にのっとって、この「特別」が標準であることを名で表したのが「麹スピリッツ」です。

「菅原水鏡」ノワールは、米の麹スピリッツ（KOJI SPIRITS of RICE）です。そして三鍋博士が惚れ込んだ「全く別のスピリッツ」の名称を、麹スピリッツの中でも特別に、ハジ（ＨＡＺＩ）と名づけました。

ニンジンを麹で醸した蒸留酒を樽で熟成し、同じく樽で熟成した麹で醸した焙煎麦の蒸留酒をニンジン酒より少なく（ニンジン酒との割合が0～49%の範囲で）ブレンドした世界に唯一無二のスピリッツ（蒸留酒）が、ハジ（ＨＡＺＩ）たる「菅原水鏡」ルージュシリーズです。

ハジ（ＨＡＺＩ）と菅原水鏡の名の由来

ウォッカ、ジン、ラム、テキーラに次ぐ、第５のスピリッツの名称は、関係者の間での検討の結果、海外での発音のしやすさなどからハジ（ＨＡＺＩ）となりましたが、酒商菅原店主の姓である土師（はじ）の意味も込めています。

姓をジャンル名とすることで、責任を明確にし、不退転の決意を表明するものですが、この土師という珍しい名前には、歴史的にも興味深い由来があります。

土師とは、土のプロフェッショナルという意味です。土師氏の姓はもとは野見でした。 『日本書紀』には、相撲の開祖と伝えられる野見宿禰（のみのすくね）が、埴輪（ハニワ）の儀礼を創案したことを時の天皇から高く評価されて、土師の姓を与えたというエピソードが記載されています。土師は、ハニシとも言い、埴輪（ハニワ）のハニと語源を一にします。

ハニは埴土とも書き、埴輪（ハニワ）を製作するための神聖な特別な赤土を意味します。神聖な赤い土のマイスターを意味する土師という言葉は、神聖な大地の恵みである赤いニンジンを樽の技術で昇華させたスピリッツの名称にもふさわしいのではないかと思ったのです。

また、『古事記』には、天照大御神（アマテラス）と須佐之男命（スサノオ）が、互いの持つ勾玉と剣とを交換し、それぞれを口に含んで吐き出した結果によって、うけひと呼ばれる神判を行ったというエピソードがあります。

うけひをしたときに、それぞれの息吹からは五男神と三女神が誕生しました。アマテラスの持っていた勾玉を嚙み砕いたスサノオの息吹からは、男神が生まれました。最初に誕生した男神は、天皇家の祖神となりました。二番目に成った男神を祖神と祀った一族が土師氏です。

梅を愛し学問の神様として名高い菅原道真も土師氏の一族です。道真の曾祖父である土師古人が、拠点としていた菅原の地（現奈良市菅原町）にあやかって改姓を願い出たそうです。晩年は不遇の日々を過ごした道真ですが、お酒はあまり得意ではなかったようで、白居易のように酒が飲めたらと歌った「秋思詩」を詠んでいます。

道真は四十川の流れに自己を映し己を見つめ、没後、四十川近くに水鏡天満宮が建立され、道真は天神と呼ばれるようになりました。

「菅原水鏡」は、この言い伝えから命名しました。困難の時も、楽しくお酒が飲めれば乗り越えられる。そんな道真の思いを託すのにふさわしい酒であることを願っています。

生活の中にあるお酒をめざして

百薬の長とも呼ばれるお酒ですが、アルコール度数の高いお酒を一気飲みすれば肝臓に負担をかけますし、逆にアルコール度数が低いことに安心してお酒が手放せなくなってしまえば、やがてはアルコール中毒になってしまう恐れもあります。

度数にかかわらずジュースのようにがぶ飲みするようなお酒とは一線を画し、そよ風の音を聴くように、味と香りをじっくり楽しみながら味わうことで楽しみが増すお酒こそ百薬の長にふさわしいと酒商菅原は考えています。

「菅原水鏡」は、どれもそのような思いで造られています。

そんな「菅原水鏡」には、食物繊維が含まれているという特徴があります。

焼酎にはウイスキーのように色の濃いものは出荷しては成らないという規制があります。麹スピリッツである「菅原水鏡」は、日本の酒税法上は焼酎に分類されるため、出荷前の段階で焼酎の規制を受けます。

十分に樽熟成された麹の蒸留酒は、何も足さなくても自然に樽由来の濃色になりますので、出荷することができません。出荷するためには、酒税法上のリキュールとしなければならないのです。

このため、私たちは、トクホ（特定保健用食品）などの原材料となる食物繊維を2％（350mLで約7ｇ）加えることで、色と味わいを損なうことなく国内法制度上のリキュールとしています（食物繊維を2％以下とすると酒税法上はスピリッツになりますが、スピリッツにも色規制があるため、やはり出荷できません）。

「菅原水鏡」は、麹スピリッツですから、酒税法上の焼酎としての認可を得るために加水したり樽熟前の焼酎と混ぜたりして無理に色を薄めることはしていません。そのための食物繊維です。

我々の目線は常に世界にあります。樽熟の魅力を十分に備えたまま世界基準の美味しさを可能にした麹スピリッツ「菅原水鏡」を、ぜひお楽しみ下さい。

酒商菅原について

かつての日本には、単に酒を仕入れて販売するのではなく、様々な蔵元から仕入れた酒を独自にブレンドしてそのお店だけのお酒として勝負する酒商という業態の酒屋が多くありました。この伝統を今も継続しているのが「酒商菅原」です。

文・取材構成（株）クリエイティブ・エッジ