辰巳満次郎の薪能と宇崎竜童のブルース。中秋の名月に、秋の収穫を祝う、淀川『千人の月見の宴』を成功させたい。

中秋の名月の日、１０月４日（水）に開催します。淀川河川公園枚方地区にて、１６時開始予定です（薪能とブルースは、１９時から）。

古来より河原には人が集い、能や狂言、歌舞伎などが開催されました。

重要無形文化財能楽師・辰巳満次郎の『薪能』と、ミュージシャン宇崎竜童によるブルースの現代の宴を開きます。

月見の宴を、全国の河川に広げる願いを込めたプロジェクトです。

【辰巳満次郎】
シテ方宝生流能楽師。
ニューヨーク国連前広場、メトロポリタン美術館ホール、エジプトスフィンクス前薪能などの海外公演も参画する。
他にロンドン・北京・上海・杭州・バンコク・メキシコシティ・ブエノスアイレス・サンチャゴ・ワシントンで公演。2017年5月は興福寺の薪能で『弱法師』。６月はバチカンでも能を披露。
2001年重要無形文化財総合指定の認定を受ける。2005年度大阪文化祭賞奨励賞受賞。

『辰巳満次郎オフィシャルサイト』

http://manjiro-nohgaku.com/

【宇崎竜童】
1973年にダウン・タウン・ブギウギ・バンドを結成しデビュー。

「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」 「スモーキン’ブギ」 など数々のヒット曲を生み出す。作曲家としても多数のアーティストへ楽曲を提供。
阿木燿子とのコンビで、山口百恵へ「横須賀ストーリー」「プレイバックPart2」など多くの楽曲を提供、山口百恵の黄金時代を築いた。

1976年 内藤やす子の「想い出ぼろぼろ」で日本レコード大賞作曲賞受賞。映画音楽では 「駅ーSTATION」 （東宝1981年） 「社葬」 （東映1989年） などで日本アカデミー賞優秀音楽賞受賞。

『宇崎竜童オフィシャルサイト』

http://www.ryudo.jp/

【淀川　千人の月見の宴】

２０１７年１０月４日（水）、中秋の名月の日、淀川河川公園枚方地区にて『千人の月見の宴』を開催します。

大きな空間が広がる河川敷。宴は１６時頃から。日の入りとともに、火入れの儀、辰巳満次郎の薪能、宇崎竜童のブルースと続きます。

淀川から全国の川へ

月見は、古よりつづく日本の収穫祭です。

地域の川や里山からの収穫を祝い、「次の年も」と願います。

＜リターン内容について＞

このプロジェクトにご賛同いただく方々には、お礼として特別協賛席のほか、様々なお礼の品をご用意させていただいております。

【座席表のイメージについて】

【ヨシのお箸】

淀川最大のヨシ群生地の鵜殿（うどの）で収穫されたヨシでお箸を作りました。

ヨシ51％　樹脂49％　長さ22.5cm　耐熱性　140°　食洗器にも対応

鵜殿は、紀貫之『土佐日記』や谷崎潤一郎『蘆刈（あしかり）』の登場するヨシ原としても知られ、とても品質がよく雅楽で用いられる楽器、篳篥（ひちりき）のリードにも使われています。ちなみに宮内庁楽部で使われている篳篥のリードは、すべて鵜殿産のものです。

【大阪　オイルサーディン】

イワシの旨味は、脂にあります。

大阪湾は、全国屈指のイワシの漁場として知られ、昔から大阪の名物のひとつとしてされています。そんな美味を誇る大阪産イワシを人の手で丁寧に処理し、国産米油をつかってオイルサーディンにしました。

新製品、大阪湾自慢の高級オイルサーディン。全国にさきがけてのお披露目です。

そのまま豪快にでも美味ですが、作家の森瑤子さんのエッセイに出てくる『男殺しのオイルサーディン丼』を試してみるのも面白いです。卵を乗せれば、淀川月見めしにもなりそう。

作り方の参考は、クックパッドにございます。

https://cookpad.com/recipe/2230911

さらに卵を乗せると『男殺しの月見めし』の出来上がりです。

【純米吟醸酒　淀川　千人の月見の宴】

淀川に注ぐ生駒山系の伏流水と、関西の上質な酒米で造った純米吟醸酒『淀川　千人の月見の宴』です。南部杜氏、浅沼政司氏による頑ななこだわりで吟味した、一期一会の月見酒です。

山野酒造さんは、全国新酒鑑評会で連続金賞を受賞する地元の蔵元。ラベルデザインは枚方市のアトリエMayで、鵜殿（うどの）のヨシ紙を使用しました。

美味しい水とお米からから生まれたお酒をご堪能下さい。

【べっこうしじみ飴】

飲んだ後にカラダに優しいシジミのエキスが入った『べっこうしじみ飴』。

最近、淀川で穫れるシジミが注目されています。黒いシジミは、泥が多い場所に生息し、砂が多いと茶色になります。かつて大阪では、まるでべっ甲のように輝いて見えることから、べっこうしじみと呼ばれてきました。

大阪市漁協協同組合とNPO法人浪速魚菜の会の笹井氏との共同開発で生まれた特別な飴です。

パッケージは枚方市のアトリエMayで、淀川水系に自生する川の浄化を助けるヨシから生まれたヨシ紙、ヒモは大阪市漁協が使う網を使用しています。

【ヨシの葉寿司】

大阪湾で獲れた魚を寿司にし、淀川の鵜殿（うどの）のヨシの葉で巻きました。

ヨシの葉の爽やかな香りが、お寿司の味を引き立てます。

鵜殿は、紀貫之『土佐日記』や谷崎潤一郎『蘆刈（あしかり）』の登場するヨシ原としても知られ、雅楽で用いられる楽器、篳篥（ひちりき）のリードにも使われています。宮内庁楽部で使われている篳篥のリードは、すべて鵜殿産のものです。

「浪速魚菜　色葉」さんが開発致しました。

【淀川　月見めし】

淀川で穫れる、天然うなぎ、ヨシの葉寿司、淀川べっこうシジミ、大阪郷土料理いも、たこ、なんきんなど、秋の大阪の収穫を祝う品をそろえました。月下で豊作を祝い、来年の収穫を祈願するお重です。

※　当日は、収穫されたものにより内容が異なることがございます。

【どこでもステージ。ステージキッズ】

千人の月見の宴から生まれた、ステージです。

「もっと手軽に、イベントができたら」

第一回の千人の月見の宴から「ステージも自分たちで組み立ててできないだろうか？」という願いから、ステージキッズが生まれました。

昨年、やっと実現し、自分たちで組み立てられるステージを作りました。できてみると好評で、誰でも簡単に組み立てられるステージキットとして、販売できるようになりました。

どこでも、いつでも、なんどでもステージキッズ。イベントもエコの時代に！！

２０１６年『千人の月見の宴』の様子です。写真は月下で演奏するLAST TANGOのライブ。

どこでもステージ、ステージキッズ。だれでも簡単に組み立てられます。

２０１７年４月に、アメリカのボストンで開催されたジャパンフェスティバルにステージキッズが採用されました。海を渡ったステージキッズを使って、盆踊りのやぐらに。６万人の前で、ステージキッズアメリカデビューです。

高さ３０センチのステージキッズひとつあれば、譜面台とマイクを立ててミニコンサートが開けます。学祭でも大活躍です。

運営する『川はともだち』ホームページ

https://www.kawa-tomo.com/

かつての河川を取り戻したい。ますます美味しくいただける流域の収穫を喜び、地域の人たちが集まり祝う、お月見を全国に広めたい。

そんな願いで始めた『千人の月見の宴』です。

どうか、末永く続く月見の宴にするべく、ご支援のほどよろしくお願いいたします。