「たくさんの人に愛してもらえるブランドを、村の女性達と一緒に作りたい」

Srolanie（スロラニエ）はカンボジアの農村部に暮らす女性達が、心を込めて作った商品を扱うサスティナブルブランドです。

カンボジア国内に自生している「青い悪魔」と呼ばれる草を使って、地球環境に配慮したHappyな循環を生む商品を作っています。物語がいっぱい詰まった商品を通して、モノに詰まった大切なコトを伝えています。

NGOとしてカンボジアで活動をして11年目。
昨年私たちはNGOの形から卒業し、さらなる持続可能な未来を目指すために
株式会社として再スタートしました。

弾ける笑顔の職人達が、和やかな空気の村で作った美しい商品達。
私たちがつくる商品を、ソーシャル的な背景だけではなく
商品自体の美しさや誇りある技術が認められ、世界に通用するブランドになりたい。

これはカンボジアの農村部に暮らす女性達が、自らの力で未来を切り開き
世界にはばたけるブランドをつくる、リアルな物語の幕開けです。


ここから始まるSrolanieの挑戦を、皆様応援よろしくお願いします！！

【テーマはLove】

Srolanie（スロラニエ）はクメール語の「Srolanh(Loveの意味）」が語源です。
Loveをテーマに“ my dear - 私をつくるもの - “ をコンセプトにブランドを展開しています。Srolanieの商品があなたの日常の相棒となりますように、との思いを込めて商品を作っています。

私たちがメインプロダクトとして使っているのは、青い悪魔と呼ばれる「水草」を使ったバスケット製品です。
湖に自生する美しい紫色の花を咲かせるこの草は、ウォーターヒヤシンス（和名：ホテイアオイ）という水草です。

この水草は自生力がとても強く、
増えすぎると湖に汚水が溜まり環境破壊に繋がる少々厄介者の草です。

水草が増えすぎると生き物が暮らせなくなるだけではなく、漁業を営んでいる人々が、生計を立てることが難しくなり甚大な被害を生んでいます。

私たちは今までに東京ドーム１個分以上の水草を刈り取ることで、地球環境を良くすることに取り組んできました。

その草を使い私たちが商品を作れば作るほど作り手も、地球も、持ってくれる人もHappyになる商品が作りたい。
そんな思いを込めてものづくりに向き合っています。

みんなに疎まれるこの草も、時間をかけてしっかり天日干しをすれば独特の光沢感を放ち、それを編み込むと充分な強度をもたせることができます。

女性たちが心を込めて一本一本編み込む姿は息を飲むほど美しい。

Srolanieのバスケットは、職人がデザインごとに木型から作成します。
木を削り、ミリ単位で木型の大きさを調整していきます。

ひとつの木型からひとつのデザインしか作る事ができない、完全オリジナルの商品です。

その木型が女性職人の手に渡り、水草をひと編みひと編み丁寧に編み込んでいきます。自然の色味と細やかな編み目は全て表情の違う、世界に一つのプロダクトです。

この商品には「自らの手仕事で未来を明るいものに変えていく」というポジティブなエネルギーが詰まっています。

青い悪魔と呼ばれた草が、カンボジア人女性の手を通して持つ人の日常をハッピーに彩るポジティブなアイテムに生まれ変わります！

Srolanieはブランドを通じて地球も・人も・動物も「みんながイキイキ輝ける社会」を目指しています！！

私たちが作るバスケットは、土台がしっかりしているので独立するのが魅力です。

お部屋にそのまま置いておいても、様になるカバンを作りたい。
そしてSrolanieのバスケットが「日常を彩る相棒」になってほしいと思いを込めて
ものづくりに向き合っています。

バスケットを使わない時はインテリアとして飾ったり、バスケットの中に花瓶を入れて花器としてもお楽しみいただけます。

Srolanieの新作商品であるBareは「ありのままの美しさ」を大切に
シンプルさの中に洗練された美しさがあります。
編み目の美しさが映えるよう、筒型の形に成形しました。

持ち手につかっているBLACK LEATHERは、信頼のおけるサプライヤーから厳選した環境負荷の少ない植物タンニンなめしレザーのみを使用し、縫い目部分においても職人さんが一針一針心を込めて手縫いで作った逸品です。

カジュアルウェアにもシックなお洋服にも馴染むので、たくさんのシーンで活躍します。

冬にはカゴからファーを覗かせたり、
持ち手にスカーフを巻いて華やかに彩ったり、様々なシーンで活躍するコーディネートをお楽しみにください。

そしてSrolanieのカゴバックは生きてます。
天気のいい日には、太陽の下でたっぷりと日光浴させてあげてください。
そうすることで少しづつ色味が深まり、しっかり乾燥させる事で強度が増します。
凛とした立ち姿の美しい商品を、皆さんのアイデアでたくさんのシーンで活躍させていただければ嬉しいです。

皆様はじめまして、Srolanieを運営する株式会社NATURAL VALUE代表の吉田 南美と申します。

この度はSrolanieにご興味をもってくださり、本当にありがとうございます。

私は19歳の時、現NPO法人GLOBE JUNGLEのスタディーツアーを通してカンボジアに出会いました。

カンボジアに出会うまでの私は・・・
国際協力よりも、いかに可愛くメイクできるかの方が興味があったし、
貧困問題よりも、今夜クラブに履いていくハイヒールを赤にするか黒にするかに頭を悩ませている、そんな学生でした。

そしてバックパッカーの旅で回った東南アジアの旅。
そこで出会った子どもよりも楽しそうに笑う大人達。
そして身を寄せ合いながら貧しい環境で懸命に生きる37人の孤児院の子ども達。

カンボジアで出会った「日々の小さな幸せを発掘する達人達」のくしゃくしゃになった笑顔にぎゅうっと胸を鷲掴みにされ
20歳のときにカンボジアでNGOを設立しました。
まさに私はこの瞬間からカンボジアの人々の虜に。

そしてカンボジアで出会った愛しい人々に、人生を180度変えるきっかけをもらいました。

カンボジアで始めた最初の支援は孤児院への支援でした。
必要な物資を日本から送ったり、学校に通う支援金を集めたり、とにかく目の前の大好きな子ども達が今困っている事をなんとかしたい！という思いだけの活動でした。

そして2016年から認定NPO法人GLOBE JUNGLEとして活動する中で

・村での井戸掘り

・カンボジアでの学校建設

・小学生に対する奨学金支援

・貧困村での女性教育と女性の雇用支援

など、多岐に渡ってカンボジアの社会課題に取り組んできました。

「カンボジアが今抱えている問題」に取り組むなかで
いつかこの支援のループを終える事ができて、彼らが自分たちの力で自立した生活ができるような未来をつくりたい！！

「もう支援がなくても大丈夫です！今まで応援してくれて本当にありがとう！！」と言ってもらえるような【終わりある支援】を実現したいと思い、村の女性達にお仕事を提供する「女性の就労支援工房」を設立することになりました。

2014年カンボジアの小さな農村部で、生活が大変な女性たちの生活を支える「就労支援」を目的に工房をオープンさせました。
当時ガスも水道も通っていない村の中で、ここは外国人が運営するただ一つの工房でした。

平均月収が1万円以下の貧困家庭と呼ばれる家庭で育った女性達に対して、バックをつくる技術を提供しました。

「ママが家族の太陽になる！」を合言葉に、経済的な豊かさと心の豊かさの両方を持ち合わせることができるよう生きがいになる職場をつくるため、女性への就労支援をスタートしました。

工房では技術継承の他にも、文字の読み書きができない女性達に対してクメール語の学習や女性に必要な知識を提供する教育をおこないました。

いつか工房で働く女性たちが「支援を受ける側」ではなく「支援できる側」にまわれる未来をつくるために、終わりある支援を迎えられる日を目指し、村人と心をすり合わせながら一丸となって走ってきました。

〜みんながHappyな方を選びたい〜
私たちは工房を始めた時から、この思いを大切にしてきました。

色んな方面においてソーシャルグッドな商品作りをするのは、手間も時間もかかります。どの方面を切り取ってもHappyな循環を生んでいる商品を作りたい！という一心で7年前から活動を続けてきました。

いつまでもいつまでも大切にしたくなるような物語がいっぱい詰まったプロダクトを、みなさんにお届けします。

20歳から始めたカンボジアでの活動も今年で11年目を迎えます。

現地で二人三脚でやってきてくれた、カンボジア人スタッフ。
それを応援してくれる、全国の応援団のみなさん。
今だにうまくいかないことばかりで、試行錯誤と反省の毎日です。

NGOとしてものづくりに取り組んでいた時は
途上国で作ったフェアトレード商品だからという理由で購入してくださるお客様が、たくさんおられました。

しかしこれからは、その一歩先を歩みたいと願っています。

カンボジアの小さな村で生まれ育った女性達が作った商品が、
世界中の人に愛される景色を見た時。

彼女達はとびきりの笑顔で喜び、自分の人生に誇りを持ち、自分の人生に誇りと自信を持ってくれると思います。

その時に、私たちがNGO時代からずっと目指してきた
支援に頼らなくてもいい未来「終わりある支援」が実現する時だと思います。


まだまだ歩みを始めたばかりの、生まれたてのブランドです。
これからSrolanieがつくりあげていく物語の１ページに、皆様も一緒に加わっていただければ、これほど幸せで嬉しいことはありません。

私達の商品を通して、皆さんの毎日がさらに豊かに彩られて、4000km離れたカンボジアにも幸せが届く。

そんなHAPPYな循環がぐるぐる回る世界を実現させたい。

Makuakeを通して皆様にご縁をいただけたことに、心より感謝申し上げます。
このプロジェクトを通して、たくさんの方々とカンボジアとの縁が深まりますように。皆様応援どうぞよろしくお願いいたします！！