今から約1ヶ月前の平成30年9月4日に、台風21号は非常に強い勢力を保ったまま、急接近しました。

最大瞬間風速は、和歌山で観測史上1位となる57.4m/sを記録し、
予想をはるかに上回る猛烈な風が
我々の夢と、お客様の楽しみが詰まった施設をすべて破壊していきました。

テントを張る土台のウッドデッキ。
お客様のお食事を作っていた、冷蔵庫や厨房機器を置いている建物。
BBQ用のテーブルやコンロや、使用していたトイレ。
あらとあらゆるものが、台風の暴風で飛ばされ、破壊され、壊滅的な打撃を与えました。
 

グランピングとは、グラマラスなキャンプという造語で、施設が準備をした大型のテントで宿泊体験が楽しめる、近年急増しているアウトドア型の宿泊施設です。
 

施設のあった加太海水浴場は、和歌山市加太地域にある小さな海水浴場です。
過疎化が進み、年々、海水浴場の来場者が減ってきた歴史がある中、
地域の海水浴場の目玉のひとつとして、
地元の漁協、自治会、観光協会が三位一体となった加太地域活性化協議会が主体となり、日本初の海水浴場でのグランピング施設として、和歌山県から許可をいただき、
株式会社レインボーが運営しておりました。

この海岸は、和歌山の朝日夕陽百選にも選ばれ、万葉の時代から、潟見の浦と詠まれていた景勝地で、波が立たない遠浅な海岸と夕日が魅力の海岸でした。

施設の名称でもあるsora sita は、「空【SORA】の下【SITA】で心に残る思い出を」をコンセプトに、眼下に広がる砂浜と夕日を堪能し、美味しいBBQを仲間や家族と記憶に残る体験が自慢の施設で、今年度もたくさんの方にご利用いただいていました。

皆様からのご支援で集まったお金は、以下のことに大切に使わせていただきます。

・加太海岸の清掃や瓦礫撤去ににご協力いただいたボランティアの方々への昼食代などの諸経費

・グランピング施設の復活に向けての設備費

・ご賛同いただいた方へのリターン費用

完全復活までは、約500万円が必要です。

■施設情報
◇施設名　加太ビーチグランピング　ｓｏｒａｓｉｔａ　ＲＡＩＮＢＯＷ

住所　〒640-0103和歌山県和歌山市加太北浜場内

交通アクセス　【電車】南海電鉄　加太駅より徒歩にて約１５分　　
　　　　　　【お車】和歌山北ＩＣより、約20分　（近隣に有料駐車場あり）