＜Six COUP DE FOUDRE（シス クー・ド・フードル）＞は、
野生の鹿・熊・猪など、非常にめずらしく希少価値の高い「ジビエ革」を利用したエシカルでスタイリッシュなレザーアイテムを提案するブランドです。

現在、日本では鹿や猪による食害は年間200億円。それらの動物たちは有害鳥獣として約45万頭もの命が駆除され、廃棄されています。

「捨てられるだけの命を有効活用したい」

そんな想いから、皮を鞣して革製品に。自然からの恵みを余すところなく使い切る。革を通じて社会を考えるプロダクトをつくっています。

今回のプロジェクトでは、＜Six COUP DE FOUDRE＞より、「熊革」と「鹿革」の製品を、どこよりも早く先行販売します。（一部商品については、クリスマスまでのお届けも可能です！）

熊革のアイテムは特に、用意できる熊の革の量が少ないため、各型とも　5〜15点ずつだけのご用意となります。この機会にぜひ、他の人とは絶対にかぶらない貴重な革のアイテムをお試しください。

熊革は、そのイメージ通り、厚みがあり男性的な力強さを感じさせる特徴的な革です。肉厚で非常に丈夫なため、毎日利用される小物製品に最適です。
一方の鹿革は、軽くて丈夫、肌に吸い付くようななめらかな肌触りが魅力です。

世界に一つだけ。さりげないこだわりをふんだんに盛り込んだアイテムは、長く愛用するのにふさわしいものです。

※尚、今回の売り上げの一部は、2016年8月30日に発生した台風10号の被害を受けた、岩手県岩泉町に寄付させて頂きます。（※詳細は「その他」段落「寄付について参照）

今回、リターンとしてMakuake限定商品の熊革のブレスレットや、革と金属からなる『ココロ』シリーズより、カードケース・マネークリップ・手帳カバーの3点をお届けします。
（一番上から順に、熊革カードケース・熊革マネークリップ・熊革手帳カバー）

シンプルでミニマム。ON、OFFを問わず様々なシーンで使用できるアイテムは、社会や環境にも配慮した、心豊かなライフスタイルを演出します。

男性はもちろん、女性の方でもお使いいただけるデザインです。

※上記の画像の商品はすべて＜岩手県岩泉町産＞の＜熊革＞を使用、色味はヌードベージュになります。
※仕様、デザインについては予告なく変更になる場合があります。

【限定30個】クリスマスまでにお届け可能！早割20%OFF！
珍しい熊革をつかったレザーブレスレットは、他の人とは絶対に被らない個性的なアイテムです。

岩手県岩泉町で今年採れたツキノワグマの皮を、姫路のタンナー（皮をなめす工場）にて、植物タンニングという手法(※1)で丁寧に時間を費やしてなめされた貴重な革を使用しています。

熊革特有のハリやコシがある革は、使っていくにつれ色艶を増し、しなやかに手に馴染んでいきます。▲カラーバリエーション：左から順にネイビー、チョコブラウン、黒、赤の４色からお選び頂けます。

※1 植物タンニングとは…
草木の中に含まれているタンニン（渋）とコラーゲン（たんぱく質）を結合させて鞣す方法です。伸びが少なく可塑性に優れ、堅ろうで使い込むと色艶を増し、経年変化が愉しめます。又、環境に対しても負荷が比較的に少ない鞣し方法です。

【先着30名様につき】クリスマスまでにお届け可能！早割20%OFF！
（※30名以降のご購入に関しては、通常お届け（2017年3月中）となります。）

スーツには似合うのに、私服だと似合わない小物ってありませんか？
ONのときもOFFのときも違和感なく使える財布が欲しい。このマネークリップは、そんな発想から生まれたアイテムです。

一般的なレザー製品の縫製では、約７ミリ程度の縫い代が発生しますが、Six COUP DE FOUDREでは、「いただいた命は無駄なくつかう」というコンセプトのもと、縫い代が殆ど出ない特殊なミシンを使用し、縫い目を本体中心に配置することで、余さず革の全てを利用します。また、縫い割りした時のアタリによるゴロツキも無くすことができます。

さらには、本体の縁周りに縫い目がない仕様で、使用時のスレによる破損を抑制し、縫製面でも納得の丈夫で長持ちする製品となっています。

本体左側にICや定期などを入れられるポケット、右側には複数のカードを入れることができる被せ付きのポケットがあり、コンパクトながらも抜群の収納力。

▼本体左側部分ポケット。出し入れしやすい為、頻繁に使用するカードを。

※シリアルNoおよびお名前またはイニシャル刻印は、限定30名の早割コースのみの適用となりますのでご了承ください。

▼本体右側のポケット。使用頻度の少ないカードなどをまとめて収納できます。



上記のバリエーションからお選び頂けます。

熟練の職人が生み出す、ミリ単位にこだわった美しいフォルム。

使いやすさと機能性を重視して、オリジナルで金型から製作した留め具。
Six COUP DE FOUDREの製品に利用される金属フレームは、すべて日本国内の工場で作ってもらっています。昨今、こういったフレーム等の製造はコストを安くできる海外製が殆どとなり、このこだわりのフレームを生産できる工場は日本に数件しか残っていません。


本体の革部分は立体成型を施し、厚めの名刺を、片側で約１５枚、左右で約３０枚収納できる設計になっています。

上記のバリエーションからお選び頂けます。

バイブルサイズ（約95×170mm)の手帳が入るこちらのケース。手のひらサイズで、私の顧客様の中でも人気の高い商品です。

コクヨから50年もの間発売され続けているロングセラーの『測量野帳』が入るカバーケースが欲しいという声からこの商品は生まれました。
※測量野帳以外の手帳でも、95×170mm程度のサイズであればご利用頂けます。

2つの留め具によりしっかりとホールドします。

パスポートや通帳、カードやお札などを忍ばせるコトが出来る優れモノです。



シンプルでミニマムなシルエット。粗野で味わい深い素材感。相反するデザインの融合。 

上記のバリエーションからお選び頂けます。

◆革の種類について
・鹿革については、鹿の産地を＜長野県産＞＜和歌山県産＞よりお選び頂けます。
・熊革については、＜岩手県産＞のみとなります。

革ごとの特徴をご覧頂き、ご自分に合った革をぜひお選びください。

種類①【長野県の鹿革】
長野県・泰阜村周辺産の「北方鹿」と呼ばれる鹿の革。
シボ（＝革に現れる凹凸の表情）が細かく、革のマス目は楕円形で、優しい印象。

種類②【和歌山県の鹿革】
和歌山県・古座川周辺産の「南方鹿」と呼ばれる鹿の革。
長野県産の革に比べ、シボが大きく、革のマス目は四角。力強い印象。

同じくらいの年齢の鹿でも、育った気候や環境が異なることで、個体の大きさに違いが出ます。和歌山県産の鹿は、長野県産の鹿と比べるとサイズが小さい。
（画像上から1〜2枚目が和歌山県産、3〜4枚目が長野県産​​）

種類③【岩手県産の熊革】
岩手県岩泉町のツキノワグマの熊革。
肉厚でミカンの皮のようにボコボコとしており、男性的な力強さを感じさせます。

◆カラーについて
熊革、鹿革それぞれ、以下よりお選び頂くことができます。
＜鹿革＞ 黄色・チョコレートブラウン・黒　　＜熊革＞ ヌードベージュ・黒
※鹿革の黄色については、用意できる数が少なく、お申し込み時に売り切れとなっている可能性がございます。その場合には実行者より別途ご連絡させて頂きます。

★熊革の黒（鉄媒染加工）について
熊革の黒のカラーのみ「鉄媒染加工」という特殊な方法で色付けをしています。　※その他のカラーにつきましては、革の表情を愉しむ事ができる染料染めになります。

「鉄媒染加工」とは、植物タンニン鞣しを施した革に、媒染剤として使われる鉄分を含んだ液体を塗ることで発色させる方法です。通常の染色ではカラー液に革を漬け込んで行うのに対し、鉄媒染加工は鉄とタンニンの成分を反応させることで、科学反応による変色にて色付けを行います。
変色をさせているため、通常の染色とは違い、水濡れによる色移りが殆どありません。また、通常の染色では多くの染料や水を使用しますが、この方法はハケで少量の天然由来の配合液を塗布するだけなので、環境に配慮したものになります。
この手法により、他では中々見られない独特な色合いの黒色を表現できます。今回お届けする商品の中でも、特にこだわって作られた、一番のおすすめが熊革の黒の商品です。
 

◆フレームのカラーについて
以下よりご選択頂くことができます。素材は鉄素材になります。（※マネークリップは真鍮製）

・パールシルバー：革をより上質に見せる上品な仕上がり
・黒：革の野生味を際立たせる仕上がり


 

2006年にデザイナー高見澤篤が立ち上げたレザーブランド。Six COUP DE　FOUDRE。ブランド名である＜シス クー・ド・フードル＞にはフランス語で「第六感、一目ぼれ」というような意味がありますが、読み上げたときの音にもダブルミーニングとして「シス＝死す」「クードフードル＝食べる、喰う、たべもの」＝食べた後の副産物を大切に使う、物を大切に使う。などの意味を込めて名付けられました。Six COUP DE FOUDREの下に記載のある＜Memento Mori＞は「死を想う」、
さらに副題として記載のある〜We will use your life Importantly〜は「あなたたちの命を大事に扱う」の意味。頂いた命を余すことなく使い切る、Six COUP DE FOUDREのコンセプトを表しています。

今回Makuakeでご提供するのは、このSix COUP DE FOUDREの中の、『cococro』というシリーズです。

折りたたんでいる時には、カタカナの「コ」の字。
「コ」の形の金具がふたつ合わさって、開くと「ロ」の字。そんなことから「ココロ」という名を付けました。動物からの恵みである革を大切に使い、手を合わせるように大切なものをcocoroにしまう。自身の心のあり方をも日々の生活の中で感じられるアイテムです。

必要なものを必要な分だけ。そういう思いをココロに留めてもらえたら。そんな風に思っています。

猟師さんが狩猟の際に採った野生動物の革。害獣駆除で採られた鹿や熊、猪の革などを指す言葉として『ジビエ革』と名付けました。
現在、その殆どが廃棄処理されています。ジビエ肉として食べることがあっても、「革として活かす」という発想が世の中にありませんでした。鞣して革にして革製品に生まれ変わる。せっかく頂く命ですから、大切に無駄なく使い切れるように。そんな命の有効活用ができればと、活動を広めています。その為、生きてきた証である傷などもデザインの一部だと考え、取り入れています。

・革部分‥乾拭きとブラッシングがオススメです。
毎日使う革小物は、直接手で触れることが多いため、汚れが付きやすく、革のダメージ要因にもなります。そのため、手入れをすることが大切です。しっかりと手入れをしながら長く使うことで、新品のときとはまたひと味違う、味わい深い経年変化を楽しめます。永く使えば使うほど革は貴方の毎日に染まってゆき、そして大事に使うほど、美しく磨かれてゆきます。

・金属部分‥手入れには乾拭きとブラッシング、亜麻仁油の塗布がオススメです。
Six COUP DE FOUDREの革小物は、実は革部分と同じくらい、金属加工にもこだわって製作しています。革の経年変化と共に、金属部分にも味わいが出るよう、素材が本来持つ風合いを活かした加工を施しています。

・その他、永く愛用して頂ける様に、有償にはなりますが、メンテナンス、修理、スペシャルカスタムも受け付けております。

熊革の産地としてお世話になっている岩手県岩泉町は、台風１０号の影響で甚大な被害を受けました。2011年の震災以来、復興に向けてきた日々を台風が遅い、また一からの復興といっても過言ではない状況です。復興には時間もお金もかかります。今回のプロジェクトを通じて少しでもお役に立てたら。。売り上げの一部は寄付として直接届けたいと考えています。

↓この画像は今年の2月に岩手県岩泉町に熊の革を仕入れに行った時のものです。
現在この場所も、同じ景色ではなくなっています。一刻も早く、もとの景色、もとの生活を取り戻せるよう、少しでもお手伝いできればと考えています。

革製品を扱う上で、どんな所で、どんなものが獲れて、どんな風に自分の手元に届いているのか。興味を持ち、考える中でいろいろな所に足を運びました。姫路のタンナーさんから始まり、もっと深く革に関わる事について知りたいと思い、バングラディシュやイタリアまで足を運んだりもしました。いのちをいただいて作っているという一連の流れを自分の目で見て、自分の中でしっかり意識してものを作りたい、そういうものを活用して商品が作れたらいいなという思いがある中で猟師さん達とも出会いました。バッグやアクセサリーを一点物の様なかたちで作り始めたのが最初です。

大切にしたいのは顔が見えるということ。商品から作り手を知る。デザインする人、縫製や加工してくれる人、その素材になった動物たち。商品の背景に思いを巡らせることができる。土地や地域、風土についてもしっかりと伝えることで、興味を持つことができる。そして、その場所を訪ねてみたい。そんなつながりや循環が生まれればと思います。そんな「想い」に共感して頂ける方々に応援して頂けたらとても嬉しいです。

デザイナー・高見澤篤（Atsushi Takamisawa）