太古の時代から親しまれてきた鹿革。耐水性、通気性と保温性に優れ、革のカシミアと言われるほどの柔らかさとしなやかさがあります。
今回は生産背景の全てが長野産の鹿革をご提案します。

▶︎信州鹿革エシカルプロジェクト

「長野市で害獣として駆除された鹿を飯田市で革に変え千曲市で製品にする」
地産地消だからこそ地球にとってとても良い活動（エシカルな活動）です

僕たちはこの活動を持続的にする為に、２つの商品をご用意しました。
「sincaウォレット」シンカウォレット
「sincaポーチ」シンカポーチ
[sinca]とは信州と鹿革を合わせる事でエシカルな消費と技術の進化を実感できるようにしました。

どれだけ革に魅力があったとしても商品としての魅力が欠けていてはいけません！
「sincaウォレット」の形状は元々グルーバーレザーで発売している物で、多くの皆様に支持され愛され続けている実績があります。
なぜか？それは使い易さと収納の多さ！購入履歴ではお子様からお年寄りまで！！
今回のプロジェクトではこのお財布を基に表の革を信州鹿革に変更しています。改良をかせねて仕上げられてた商品をご覧ください。

機能性、携帯性、収納力を合わせ持つ「sincaウォレット」で、あなたのライフスタイルが豊かになると確信しています。

１番の特徴は収納力！

▲多くの方が悩まれる事が
「ミニ財布にしたいけれど、収納力が落ちるのでは？」
「変えては見たものの使いにくくて困っている」
その言葉にそのまま答えられるお財布です

▲合計14枚のカード収納！小銭入れの下に12枚、他の2枚は取り出しやすい場所に収納

▲長財布に負けない収納力！ミニ財布で使いやすく大容量

▲手の中に優しく柔らかく収まるミニ財布
※革の特徴として使い込む程に馴染んで薄くなります。その為、数字には誤差があります。（写真は未収納時の数字です）

▲鹿革の軽くしなやかな特徴もあいまって通常よりも軽く仕上がりました。
※重さの誤差はありますので、あくまで目安になります。

革製品は長く使用でき、使い込む事で風合いを増します。
しかしそれと同時にダメージが出るのは当然です！
sincaウォレットでは「ヘリ返し」の技術でそこを解決しています！

▲内装に使用している牛革の表面の表皮はとても伸びにくく、その部分を折り曲げて、２重構造にするのが「ヘリ返し」です。もちろん伸びにくく強くなります！

▲長年使用すると、革は必要以上に伸びてしまう事があります。（個体差があります）僕らは気に入ったお財布を使えば使うほど愛着が湧くような商品になる様に日々技術の進化をしています。その中の一つが「ヘリ返し」です。

▲使いやすさが第一と考えておりますので、腰感を出すためにフラップ裏と土台になる部分は（ヘリ返した革）牛革にしました。
また、お財布として自立する為に豚革を貼っております。

▲鹿革の裏面は毛羽立ちがある為、そのまま使用すると毛羽が落ちて汚れが気になり、滑りが悪いので紙幣が取り出しにくくなります。
その為、豚革（ピッグスキン）を貼り合わせることで、毛羽立ちを抑えると共に腰感を出しました。
鹿革、牛革、豚革のそれぞれの特徴を活かす事でお財布全体のバランスが保たれ、長年使用する先の事を考えたお財布が仕上がります。

▲コンパクトウォレットで有りがちなのが1,000円払って大量の小銭が返ってきたために容量オーバー^^;なんて事が起きても対応可能な小銭いれ、ガバッと広がる事で取り出しやすいのも魅力です。
※ジッパーはYKKを採用しております。

▲三つ折り特有のお札がクルッと丸まってしまう事がない様なデザインで、昔から定番で見かける二つ折りのお財布の感覚でお札が取り出せます。
※実は本仕様を採用した既存商品をご使用いただいているお客様数名からここが良いと喜ばれております。

ポケットにもスッとはいるサイズ感で、鹿革の柔らかい素材が身体にフィットするような感覚もあり違和感が減ります。

バッグの中でもお財布が開かないようにホックを使用しております。
（ホックのカラーは選択不可）

▲内装に使用している牛革は国内でも歴史のある「姫路産レザー：ヌメシュリンクレザー」を使用。
上質な原皮を使用してじっくりなめされた皮はしなやかでコシがある為、鹿革の柔らかさを支えてくれる素材として選びました。
牛革も信州鹿革同様に食肉の副産物として本来廃棄されてしまうものを再加工し、革素材へとかえしています。

▶︎sincaポーチの特徴

人肌のようにしっとり優しくまとわりつく様な柔らかい風合いが大切な小物を守ります

▲バランスを考え物を入れた際にしっかりとする様に底は牛革にし、軽くしなやかな鹿革はボディにすることで、中身を傷付け無いように包み込んでくれます。

▲通帳が楽々入るサイズ感で丁度いいサイズ感を考えて作りました。（あくまで主観のサイズ感ですので個人差はあります）

▲生地はコットンを使用、2箇所の仕切りを増やす事で小さな小物も仕分けできる様にしました。

▲ジッパーでしっかり閉められるので、バッグからこぼれ落ちる事の無い様に配慮しました。

▲革の持ち手を付けることで締めやすく、少しでも間口が広く取れるのがこの手法です。

▲鹿革の特徴でもある軽さと柔らかさにで包み込に大切なアイテムを守ります。

▲バッグの中でも貴重品や小物はポーチにしまう事で整理され、物を無くすことを減らせるきっかけになります。

▶︎重要：生きた証をそのままに、天然素材を感じてほしい

▲信州の山々を駆け回っていたニホンジカですのでもちろん傷はあります。引っ掻き傷、押し傷等‥‥天然素材ですので染めによる色ムラも有ります。逆に言えば様々な生きた証を感じられる革という事になります。

※天然素材ですので、一枚の中でも部位によっては様々な表情があります。
裁断時にはなるべく避ける様にしますが傷がある事と色の誤差がある事を予めご理解ください。

▲天然の表情もありますが、アンティック加工によってのっぺりとした表情に深みを与え、シボが立体に見えるような表情に生まれ変わります。

※革の表情を活かすため、使い込みにより「経年変化」が起こります。革の味わいとしてお楽しみ下さい。

全国でも害獣（鹿、猪）による農作物被害額は平成30年度には年間158億円に達し、年間を通して約60万頭もの鹿が害獣として駆除されています。その中でも食肉のジビエとして活用される率は10％、ジビエレザーに関してはほとんどが活用されずに捨てられている状況です。
長野県は鳥獣被害による被害額が大きい地域ですが、地元の猟師や自治体の活動により年々駆除数が増え、被害額が減少しています。継続的に繋ぐことを目標とし、僕らは「信州鹿革エシカルプロジェクト」を立ち上げました。
「せっかく繋いだ活動を途絶えることのない為にも」信州鹿革の発展を後押しします。

▲長野市で捕獲された鹿は「長野市営ジビエ加工センター」により処理加工されて食肉と、皮などに分かれます。

▲皮として分かれた原皮を飯田市の「株式会社メルセン」に運び入れ、革としてなめされます。

▲長野市と飯田市の架け橋となる信州鹿革の名付け親「スピカナ」さん、女性猟師でもありプロジェクトに向けて共に協力してくれています。

日々購入している商品の「向こう側」には、森林破壊や地球温暖化、などの社会問題を引き起こす要因が隠れていることがあります。
信州で狩猟し、取れた肉を信州で加工し製品に変える。革の多くは船で海外から輸入される為、信州鹿革を積極的に購入することで輸送のためのエネルギーを減らすことができます。全てを長野県内で行う事が「完全地産地消のエシカル消費」となり、この信州鹿革を広める事が環境に配慮し、経済の活性化につながるサスティナブル（持続可能）な取り組みとして貢献できると考えています。

▲皆様の元までの道のりが長い

▲長野県内で全てが出来上がるため、エシカルな活動になります。

ニホンシカは繁殖力が多く、生きていく為に植物を食べますが、木の皮や新芽を食べる事があり、鹿が増加した森林は枯れ木の多い森へと変化してしまいます。
人間の都合で駆除をしなくてはいけない場合はありますが、
その命を決して無駄にせず、資源として生かす取組を一緒に考えていきましょう！

今回は「sincaウォレット」「sincaポーチ」の2種類の6色展開。
単品とセット品をご用意しています。あなたのお気に入りの「信州鹿革 」を、お選びください。

▶︎どんなシーンでも合わせやすい５色展開、お好きな色を選び信州鹿革の風合いをお楽しみください。
※天然素材ですので、傷がある事と色の誤差がある事を予めご理解ください

■信州鹿革：ブラック、牛革：ブラック、豚革：ブラック
■金具：ゴールド

■信州鹿革：レッド、牛革：ブラック、豚革：ブラック
■金具：ゴールド

■信州鹿革：グレー、牛革：ブラック、豚革：ブラック
■金具：ニッケル

■信州鹿革：ネイビー、牛革：ブラック、豚革：ブラック
■金具：ゴールド

■信州鹿革：キャメル、牛革：ナチュラル、豚革：ベージュ
■金具：ゴールド

▲お財布はオリジナルの箱とショップカード、信州鹿革タグを入れて発送する予定です。

▲ポーチは不織布で包み、ショップカードを入れて発送する予定です。

今回の商品は全てグルーバーレザーでの企画です。
グルーバーレザーは長野県千曲市の自然に囲まれた中にあり、工房が併設されている店舗です。業務内容は各ブランドや企業のOEMを製作し、自社ブランドの販売生産をしています。技術力と信頼性があるからこそ各ブランドからのOEM依頼を請けられます。そのため日々の技術向上に努めています。

▲常に丁寧な仕上げがりを心掛け製作をしています。

▲革を薄くする作業は作品の仕上がり全体に関わる大事な作業になる。

ホームページ
https://www.grooverleather.com/
オンラインショップ
https://grooverleather.info/

▶︎長年使い続ける事での愛着を感じさる様な物づくり

▲2人は元々同じ職場で働いていましたが、徳永は家具大工に転職し、職人の道を究めていきました。それと同時に趣味で革細工に没頭。長野県内のアパレルブランド内にある革工房に転職。後に原山を呼び入れ、工場長（徳永）、副工場長（原山）というような立場でデザインから技術開発、商品製作等々を手掛けておりました。十数年勤務した後、そこで培った”こだわりの精神” を胸に現在のグルーバーレザーを2017年に立ち上げました。
僕らの活動はエシカルな消費が持続できる事を目標としています。
その為、その革の特徴を活かし、腰（硬さなど）が必要な時は無理に鹿革に頼らず、牛革など適材適所で使用する事こそが、その革の良さを発揮出来、物作りのサスティナブルに対する活動に繋がると信じております。

資金の使い道

※今回Makuakeで調達した資金は、リターンの生産費用の他、次のプロジェクト開発費用に活用させていただきます。

スケジュール

2022年3月26日 プロジェクト開始

2022年4月下旬頃より製作開始

2022年5月26日 プロジェクト終了

2022年6月～ 先着購入順より発送開始（色や組み合わせにより発送順が多少前後する場合もございます。）