▶︎ごあいさつ

佐賀の子供たちは、「パパ・ママ」の次に「バルーン」を覚えます。

秋の早朝、家族と一緒に会場へ。ダッコされて、一斉に上昇していく100機を超えるバルーンを、目をキラキラと輝かし、あどけないユビで指しながら、ふっくらとしたクチビルから「バルン」というコトバがでてきます。会場のあちこちで見られる光景です。

子供たちはやがて大人になり、自分の子供も連れてやってきます。そのときにも「バルン」。

中にはパイロットになって上空から手を振る子たちもいるのです。

この佐賀の光景を次の世代につなげたい。私たちは、このコロナ禍になって、さらに強く想うようになりました。家族や地域の絆が、バルーンに込められていることを感じています。

41年前、佐賀には何もなかと自嘲気味に言う市民も多い中、この大会は始まりました。気球が離陸する嘉瀬川河川敷には、テントがわずか2張、競技車両も中には入れず、気球をみんなで担いで離陸ポイントに運びました。参加したのは、たったの14機。

それは静かな始まりでした。

国際大会になると、観客も増え、競技をメインにしながらもお客様への心配りも大切になってきました。あまりの忙しさに大会運営をするスタッフが困り果てていると、それをさりげなく助ける人たちが次から次へと現れ、大会を支えてきました。

大会期間の何か月も前から、組織委員会の事務所には、昼夜を問わずスタッフが集まってきます。前の年の反省と課題を話し合い、新しい大会に活かすためです

競技気球が飛び立った後お客様を楽しませるバルーンファンタジア・気球教室などの担当スタッフ、単にアナウンスだけではなく会場全体をコトバによって危険を回避する放送塔、丁寧な手話通訳、会場の様子を生配信するネットチーム、幻想的な夜間係留＝ラ・モンゴルフィエノクチューンを創り上げるチーム、運営を全体的にコントロールする総務チーム、閉会式の準備をするスタッフ、そして期間中は寝る間も惜しみ活躍する競技スタッフ＝競技委員長・オブザーバー管理・気象・計測・採点・選手受付・撤収などなど、大勢のボランティアが大会を、力強く支えます。その数2,000人。どこからともなくその人たちは集まり、終わると熱い心を胸に秘めて、静かに地域に戻っていきます。

「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」

この大会は、人によってつくられ、人に喜ばれてこれまでもやってきました。
私たち、一般社団法人 佐賀バルーンフェスタ組織委員会はこれからも未来につなげる活動を行なっていきます。

▶︎佐賀インターナショナルバルーンフェスタ とは

佐賀の熱気球大会は、佐賀の熱気球の愛好者によって1980年から始まり、当初は参加気球も20機余りと小規模でしたが、1984年から国際大会と日本選手権を同時に開催し、参加機数も100機を超える規模となりました。

公式サイト https://www.sibf.jp/
公式フェイスブックページ https://www.facebook.com/sibf.jp

1989年にはアジアで初めて熱気球世界選手権を招致し、以来国際航空連盟公認のパシフィックカップやレディースワールドカップ、日本航空協会公認の日本選手権などを毎年実施してきました。

1997年、2016年にも世界選手権を招致し、そのいずれもが120万人を超える観客動員と長年の競技大会運営のノウハウは関係者からも高い評価をいただいています。

・佐賀インターナショナルバルーンフェスタの歴史 https://www.sibf.jp/history/

本大会の運営の特徴は、私たち佐賀バルーンフェスタ組織委員会が主催していることにあり、佐賀市も会場整備や広報、観客対策など積極的に協力しており、官民一体となって運営していることにあります。

しかしながら、今年は、新型コロナウイルスによる感染症拡大の状況を受け、当組織委員会では大会開催の可否について慎重に検討を続けてきましたが、

・海外からの日本への入国が大きく制限されており、海外の選手や大会役員の参加が難しいこと
・国内の選手や大会役員、ボランティアが各地域から集結し活動すること
・5日間の大会期間中、90万人を超える観客が大会会場となる嘉瀬川河川敷にお越しになること

などのことから、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、1980年の第1回開催以来41年目にして初めて大会を中止する苦渋の決断をしました。

（6月1日、開催中止を発表する佐賀バルーンフェスタ組織委員会 水町理事長（右） と 秀島佐賀市長（左） ）

▶︎佐賀バルーンフェスタ組織委員会の役割

佐賀インターナショナルバルーンフェスタを主催している、私たち佐賀バルーンフェスタ組織委員会は、バルーニストを主体とした熱気球愛好者で構成する純粋なボランティア団体です。

大会期間中はもとより、開催にあたって選手や大会役員、ボランティアとの調整や自治体、関連機関との協議など佐賀バルーンフェスタが持続的に安全に運営できるよう年間を通じて活動しています。

▶︎資金使途

これまで協賛企業や出店社などからの協賛金によって大会を運営してきました。事務所の維持費に年間約200万円、コピー機のリース代などの事務経費に年間数十万円、保有する気球の保険代等に年間70万円ほど、大会を開かなくても年間約500万円の経費がかかっています。
本年は大会が中止のため協賛金による収入が減り、約300万円の赤字が見込まれています。

今回のコロナ禍の中で、原点に返ってバルーンファンの皆さまに「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ オフィシャルサポーター」として寄付をお願いし、来年以降も大会が持続できるよう私たちの活動の資といたします。

▶︎リターンについて

１０，０００円のリターン

Aコース

追加分（デザインが一部変更になっています。）

・公式サイトへのお名前（個人、企業、団体名）の掲載
・サポーターロゴ入り オリジナルジャケット・・・1枚
・佐賀インターナショナルバルーンフェスタ 大会写真集※・・・1冊

※2016年佐賀熱気球世界選手権から2019佐賀インターナショナルバルーンフェスタ第40回記念大会の中から選りすぐりの写真を納めた新しい写真集です。なお、デザインは変更になる可能性もございますのでご了承ください。

Bコース（200名限定）

・公式サイトへのお名前（個人、企業、団体名）の掲載
・サポーターロゴ入り オリジナルTシャツ・・・1枚
・佐賀インターナショナルバルーンフェスタ記念フレーム切手※1・・・84円/10枚組を1シート、63円10枚組を1シートの計2シート
・佐賀インターナショナルバルーンフェスタ 大会写真集※2・・・1冊

※1 発送は日本郵政が別途いたします。
※2 2016年佐賀熱気球世界選手権から2019佐賀インターナショナルバルーンフェスタ第40回記念大会の中から選りすぐりの写真を納めた新しい写真集です。なお、デザインは変更になる可能性もございますのでご了承ください。

２０，０００円のリターン

Cコース

・公式サイトへのお名前（個人、企業、団体名）の掲載
・サポーターロゴ入り オリジナルジャケット・・・1枚
・佐賀インターナショナルバルーンフェスタ 大会写真集※1・・・1冊
・2019佐賀インターナショナルバルーンフェスタ 大会映像詩DVD※2・・・1枚

※1 2016年佐賀熱気球世界選手権から2019佐賀インターナショナルバルーンフェスタ第40回記念大会の中から選りすぐりの写真を納めた新しい写真集です。なお、デザインは変更になる可能性もございますのでご了承ください。
※2 表彰式で限定披露される大会動画に特典映像を加えた約20分の貴重映像です。作曲家弓削田健介氏のBGMでオリジナル編集された気球満載の感動的な映像をご堪能ください。

Dコース

・公式サイトへのお名前（個人、企業、団体名）の掲載
・サポーターロゴ入り オリジナルジャケット・・・1枚
・佐賀インターナショナルバルーンフェスタ 大会写真集※1・・・1冊
・ 2016佐賀熱気球世界選手権映像詩DVD※2・・・1枚

※1 2016年佐賀熱気球世界選手権から2019佐賀インターナショナルバルーンフェスタ第40回記念大会の中から選りすぐりの写真を納めた新しい写真集です。なお、デザインは変更になる可能性もございますのでご了承ください。
※2 表彰式で限定披露される大会動画に特典映像を加えた約20分の貴重映像です。作曲家弓削田健介氏のBGMでオリジナル編集された気球満載の感動的な映像をご堪能ください。

Eコース

・公式サイトへのお名前（個人、企業、団体名）の掲載
・佐賀バルーンミュージアムの年間パスポート・・・1枚
・サポーターロゴ入り オリジナルジャケット・・・1枚
・佐賀インターナショナルバルーンフェスタ 大会写真集※1・・・1冊
・お家で気球体験 上田諭選手の競技フライト映像※2・・・1枚

※1 2016年佐賀熱気球世界選手権から2019佐賀インターナショナルバルーンフェスタ第40回記念大会の中から選りすぐりの写真を納めた新しい写真集です。なお、デザインは変更になる可能性もございますのでご了承ください。
※2 元日本チャンピオンの上田諭選手のバルーンに小型カメラを設置し、テイクオフからランディングまでのトップパイロットのバルーン操作が画面で楽しめます。

３０，０００円のリターン

Fコース

・公式サイトへのお名前（個人、企業、団体名）の掲載
・サポーターロゴ入り オリジナルジャケット・・・1枚
・佐賀バルーンミュージアムの年間パスポート・・・1枚
・佐賀インターナショナルバルーンフェスタ 大会写真集※1・・・1冊
・2019佐賀インターナショナルバルーンフェスタ大会映像詩DVD※2・・・1枚
・2016佐賀熱気球世界選手権映像詩DVD※2・・・1枚
・お家で気球体験 映像詩DVD※3・・・1枚

※1 2016年佐賀熱気球世界選手権から2019佐賀インターナショナルバルーンフェスタ第40回記念大会の中から選りすぐりの写真を納めた新しい写真集です。なお、デザインは変更になる可能性もございますのでご了承ください。
※2 表彰式で限定披露される大会動画に特典映像を加えた約20分の貴重映像です。作曲家弓削田健介氏のBGMでオリジナル編集された気球満載の感動的な映像をご堪能ください。
※3 元日本チャンピオンの上田諭選手のバルーンに小型カメラを設置し、テイクオフからランディングまでのトップパイロットのバルーン操作が画面で楽しめます。

▶︎実行者紹介

私たち、一般社団法人 佐賀バルーンフェスタ組織委員会（SIBFO）は、バルーニストを主体とした熱気球愛好者で構成する純粋なボランティア団体で、2018年7月に任意団体から一般社団法人へ移行しました。

大会期間中はもとより、開催あたって選手や大会役員、ボランティアとの調整や自治体や関連機関との協議など佐賀バルーンフェスタが持続的に安全に運営できるよう年間を通じて活動しています。

今後、新型コロナウイルス感染症の影響がどれほど長引くか皆目見当つかない中、私たちの活動が持続的に実施できるよう皆さまのご協力をお願いいたします。