100年後も、東京湾で漁業を続けるため、海を守りたい！

この漁師の願いに、ミシュラン獲得フレンチ・ラペの松本一平シェフが熱く賛同

「美味しい」で、未来を切り拓く！

「スゴイ料理人とスゴイ漁師」が、とんでもない料理を作った。

東京湾で獲れた最高の魚を「瞬〆」活け締め神経抜きで旨味を引き出し、
松本シェフ監修、ラペのシグネチャーであるパイで旨味を包み込んだ！

これが、美味しくないはずがない！

食べる前から、「愉しみ」は、始まっている。

カワイイパッケージから、飛び出してきたのは、さらにカワイイ姿をしたスズキのパイ包み。これを熱々に温めて、付属のソースで「海」を作り、魚を泳がせる。

ラペの松本一平氏の憎い演出に、心が躍る。

サックサクの皮をナイフで切り出すと江戸前の代表格だった「スズキ」が顔を出す。
このスズキは、「瞬〆」という特殊な「手当」が施されている。

東京湾で獲れた厳選されたスズキ。

極力ストレスをかけずにスズキを活〆（放血）した後、エアガンで神経抜きをする。魚の劣化の原因となる血液や神経を一気に抜くことで、死後硬直が遅れて鮮度が長持ちする。これにより、コリコリした食感を保ちながら旨み成分であるATPの減少を抑え、スズキが持つ美味しさのポテンシャルが引き出される。

サクサクのパイに包まれたスズキの旨味をさらに引き出すのは、香り高いソースショロン。

このソースは、卵黄と澄ましバター、エシャロット、エストラゴン、ビネガーなどで作ったソースベアルネーズにトマトを加えたもの。

一口食べただけで、別世界が広がる。「美味しい」を越えた感覚に「声が出ない」

「スゴイ料理人とスゴイ漁師」による
『瞬〆すずきのパイ包み焼きwithソースショロン』の商品化

「じいちゃんが残してくれた言葉を自分たちは、守れなかった。」
船橋の漁師・大野和彦さんは、後悔の念に駆られている。

100年前、漁師だった祖父はこんな言葉を残している。

明治時代に残されたこの言葉は、「戒め」であり「預言」であった。

戦後日本の水産行政は国民の食を賄うために、「いかにたくさんの水産物を水揚げできるか」というところにその基軸をおいた。1980年代半ば頃には、マイワシやマコガレイの水揚げが好調で、バブル経済と相まって歴史上の最盛期を迎えた。

しかし水揚げ高は、ある時をピークに減少の一途を辿っている。

その理由は、地球規模での自然環境の変化や経済優先の人為的な開発。

「いい漁師ってのは、いかに少なく獲って稼ぎにするのが上手い奴のことだ・・・」

100年前に祖父が残したこの言葉は、今でいう「サスティナブル」の考え方そのもの。私たちは、この言葉通りの漁師になろうと決意しました。

それが、「100年漁業」の始まりです。

2017年、私たち船橋の漁師たちは、日本で初となるFIP(漁業改善計画)に取り組みました。これにより、漁業のやり方や考え方の課題を計画的に改善。

例えば船にタブレット端末を搭載し、「いつ、どこで、何を、どれくらい」水揚げしたかを入力し、クラウド上にアップロードして、トレーサビリティを確保します。
また、船橋漁港のスズキの価値を上げて、全国に売り出す試みを始めました。

それが、「瞬〆」です。「安く大量に」から、「少なく獲って美味しくすること」にシフトしたのです。

その試みを、さらにエスカレートさせたのが、『瞬〆すずきのパイ包み焼きwithソースショロン』商品化。3年の歳月を擁しました。

（最後に...）

私たちは、一度死にかけた(日本経済の中で漁業として排除されかけた)東京湾の沿岸漁師です。
だからこそ、100年後も漁が続けられ、美味しい魚がずっと食べられる事の難しさや素晴らしさを知っています。

日本の消費者の、特に子育て世代の若いご夫婦に「100年漁業」を応援していただきたい。

この活動は、資源や環境を守ることの大切さと、次世代の子供たちに＂海からのメッセージ＂を伝えるための取り組みなのです。

（スペシャルサンクス 松本一平 フレンチレストラン「ラペ」オーナーシェフ）

1974年、和歌山県生まれ。おでん割烹を営む実家で育ち、料理に興味を持つ。調理師の職業訓練学校を卒業後、奈良県内のレストランを経て「ヴァンサン」（東京・六本木）へ。サービススタッフから始めお菓子（パティシエ）、肉料理やソース担当（ソーシエ）までを経験し基礎を学ぶ。2000年にベルギーに渡り、ミシュランの１つ星店「レッソンシェル」（ナミュール）で修業。2002年に帰国後、「オー・グー・ドゥ・ジュール」（東京・麹町／現在は閉店）を経て「オー・グー・ドゥ・ジュール・メルヴェイユ」（同・日本橋）のシェフに就任。2014年に独立し、「ラペ」をオープンする。2018年度版のミシュランガイドで１つ星を獲得。

■【Makuake限定】瞬〆すずきのパイ包み焼き

（一部に乳成分・小麦・えび・かに・大豆・鶏肉・りんごを含む）

数量1箱
・【超早割】7月配送：5,000円
・【早割】7月配送：5,500円
・7月配送：6,500円
・8月配送：6,500円
・9月配送：6,500円
・10月配送：6,500円

数量2箱
・8月配送：12,000円
・9月配送：12,000円

数量10箱
・7月配送：50,000円

■【Makuake限定】瞬〆すずきのパイ包み焼き＋セット

・9月配送 1箱＋書籍：8,000円
・8月配送 1箱＋冷凍加工品セット：10,000円

■ラぺ コース利用券

松本シェフが「瞬〆すずき」を使ったコースをMakuake限定でご提供！計40名様限定です。【コース内容】 瞬〆すずきのオードブルから始まり メインには焼き立てサクサクのすずきのパイ包み焼きが食べられるスペシャルコース。 アミューズからデザートの全10品前後のコースになります。

・2名様分：37,000円
・4名様分：72,000円

■【100年漁業プロジェクト】を応援してくださる方！！

Ｔシャツ、書籍、タオル、瞬〆すずきのパイ包み焼きセット：10,000円

■船上での体験

・現地体験＋10月配送 5箱＋当日水揚げ鮮魚（10,000円相当/1グループ）：100,000円

実行者紹介
大野和彦 おおのかずひこ(61歳)

海光物産株式会社 代表取締役社長
株式会社 大傳丸 代表取締役
まき網船団大傳丸船団長

1982年 明治大学商学部と同時に、父の経営する(株)大傳丸に入社。
1989年 自らの獲った魚を流通する鮮魚出荷会社、海光物産(株)を設立。
1993年 両社の代表取締役に就任。
2014年 スズキの活〆神経抜きを『瞬〆』と命名し、『江戸前船橋瞬〆すずき』として千葉県ブランド水産物や全国プライドフィッシュ夏の魚に認定される。
2016年 日本初となるFIP（漁業改善計画）への取り組みを発表し、“魚が本来持っている価値を最大限に引き出すこと”で責任ある持続可能な漁業を実践し、日本の水産業と魚食文化を次世代に繋ぐ活動に尽力する。
2017年 これまでの取り組みと、自身の半生を綴った『漁魂』～2020年東京五輪、「江戸前」が 「EDOMAE」に変わる！と題した著書を発刊する。
2018年 MEL(マリンエコラベル)ジャパンVer.1を取得し、かねてより念願であった、｢2020年東京五輪への江戸前海産物の提供すること｣を可能なものとしたのだったが・・・。
2020年 TSSS(東京サステナブルシーフード・シンポジウム)にて、2年連続となるジャパン・サステナブルシーフード・アワード、コラボレーション部門のチャンピオンアワード受賞。

ECサイト：https://kaikobussan.buyshop.jp/items/36019859

船橋で水揚げされた、すずき（鱸）を三種類の漬魚に加工した商品など、多数販売しておりますので、ぜひこちらもご確認くださいませ。