プロジェクト実行者
ストーリー
- 年間40億円の被害を生むエゾシカ、頂いた命を最後まで余すこと無く使う為に捨てられていた皮を靴に
- 柔らかく透湿性、吸湿性に優れた靴向きな高機能素材エゾシカ革の弱点、雨をナノシリカで撥水コート
- 足を3D計測して専用の木型を3Dプリントして作る本物のオーダーメイド3Dシューズ
獣害として個体数管理のために捕らえられた北海道のエゾシカ、その命を無駄にしないために捨てられていた皮を絞り染め(タイダイ)により高いデザイン性を付加
そして、あなたの足に合った専用の靴型(木型)を3Dで創るオーダーメイドの技術と融合
世界に1足しか無いオリジナルのスニーカーで自然環境について一緒に考え、商業的な支援をすることで猟師さんを応援し自然環境を守る手伝いをしませんか
絞り染めの模様が近くで見ると特徴的だが実際に履いてみると、それほどうるさくなく、コーディネートのアクセントになる。
ブルー=ホワイトが一番のオススメ
特徴
エゾシカ
蝦夷(えぞ)すなわち、北海道に生息するシカをエゾシカと呼びます。アイヌの方が生活していた土地で一緒に自然界の野生の動物として生活していました。しかし、エゾシカの天敵となるオオカミを入植者が生活や家畜を守るために捕らえていき、100年ほど前に絶滅してしまいました。
天敵のいなくなったエゾシカはその後個体数が増えていきました。近年では、2020年は38億円、2021年は40億円もの農作物を食い荒らしています※1。野生の動物ですが、森の木の皮を食べて木を枯らしてしまい自然のバランスを崩してしまう厄介者となってしまいました。
自然のバランスを保つために、エゾシカの個体数管理をしています。捕らえたエゾシカですが、肉はジビエとして流通させる後押しがあり認知が上がってきていますが、革については5%も流通していないような状況です※2。
せっかく自然から頂いた命、最後まで無駄なく活用すべきと考え、当社では絞り染めをして靴に仕上げました。
当社のエゾシカ革のスニーカーは北海道の猟師さんによってエゾシカを捕らえる所から、国内で生産がされています。エゾシカ革が消費されることで猟師さん達に還元されていき、自然のバランスをとるための活動に繋がります。
海外から環境汚染を撒き散らしながら輸入されてくるCo2排出量の大きい靴の代わりに、エゾシカ革の靴を履くだけであなたが地球環境へ貢献することが出来ます。
※1 地方公共団体 北海道 野生鳥獣被害調査 https://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/skn/higai.html
※2 公益社団法人 札幌消費者協会「北海道エゾシカ倶楽部」
エゾシカ革の靴の特徴
まず、絞り染めをしている理由を説明したいと思います。
エゾシカは野生の動物なので、野山を駆け巡っており、表面には細かな傷が付いていることがあります。その傷を目立たなくするために、ランダムな模様がつけられる絞り染めによって表面の傷が目立ちにくいようにしています。
副次的に、デザイン性が高まり世界に2つと無い靴に仕上がるオリジナリティの高いデザインとなっています。
次の素材自体の高い機能性を説明します。
靴に使われる事が多い牛革ですが、エゾシカの革は牛革に比べてしなやかで(柔らかく)、透湿性、吸湿性に優れており、天然の高級メッシュ素材ともいえる特性を持っています。
捨てられていたエゾシカの皮は実は機能性に優れた、素晴らしい素材である事が分かりました。
しかし、この通気性の良さ、逆を考えると、水がしみやすいという事になります。そこで、今回マクアケでご提供させて頂くスニーカーには、ナノシリカを使った撥水加工を新たに施しました。
この撥水コーティングにより従来のエゾシカ革の弱点だった水に対しても機能を付加することで全方位的に死角の無い靴に仕上がってきました。
3D
当社は、足を3D計測して専用の木型(靴型)を3Dプリンタで個人専用につくる、オーダーメイド3Dパンプスをサブスクで提供する会社として創業しました。
3Dプリンタの特許が切れて安価に3Dプリントする事ができるようになり、もの作りに幅が出てきた時に、この3Dプリンタを何かうまく使えるモノは無いかということがわかりました。そして、足に合わないパンプスで悩んでいる女性が多くいる、その方に足に合ったパンプスを作る為には専用の木型を作らなければいけない。1つ1つ違う形を作る事が特異な3Dプリンタを活用しようと思い、ビジネスを始めました。
パンプスは、足の甲が空いており足をホールドする面積が少ない靴で、木型が足に合っていないとすぐに脱げたり、前に詰まってしまいトラブルの元になります。当社では、このパンプスの木型を3Dで設計して足に合わせる技術を開発して、これまでに多くのお客様の足にあった靴を作ってきました。
この技術を紐靴、スニーカーにも応用して、オーダーメイド3Dシューズの製作をしています。
今回リターンには、来店してしっかり3D計測を行い木型から作るモデルと、在宅で3D計測するキット使い木型を作るモデル、簡易的な画像計測によりライト木型を作るモデル。そして、従来からあるサイズ指定をして購入できるモデルを用意しました。
在宅3D計測キット利用例
スニーカーはパンプスと比べて靴紐で調整が出来るので従来通りの購入方法でも多くの方の足に合う靴になっていますが、足に合わない靴しか無いと言う方には、3D計測による木型を作るコースを体験して頂きたいと思います。
エシカルで無駄の無い生産
従来から本革で作る靴は、食肉産業の余り物である皮を有効活用して、極端な話、ゴミとして捨てる皮を鞣(なめ)して染色して縫い上げて靴にしてきました。石油などから作られる合皮と比べても、本革の靴は長持ちして環境に優しい製品です。しかし、近年畜産業が環境に与える負荷が大きいという事が取り沙汰されています。
環境に負荷をかけず、必要なモノしか作らない。
エゾシカ革で作るオーダーシューズは、そんな、高い倫理性を持った靴です。しかし、履く人にとってはそんなに気負うこと無く、履く事ができる靴でもありますが、この靴を買って頂けるとそれは、自然の森を守る猟師さんの活動につながり、そして足に合わない靴を環境規制の緩いアジア諸外国で生産するという事を止める第1歩に繋がります。
60年の靴職人
オーダーメイドシューズを作るのは、この道60年以上のベテランの靴職人と、30代の若手の靴と3Dのメンバーによる共同作業です。
大きさや大きな傷が付いてしまっているエゾシカ革は、1枚1枚異なる表情を持っています。機械で自動的に切り抜くようなことは難しく、1枚1枚手作業で裁断するところから始まります。
そして、多くの皆さんが知らない事実ですが、ミシンがけする箇所は大量生産のスニーカーも、オーダーメイドの靴も同じく人がミシンを踏んでいます。2次元的なTシャツの縫製も人が行っているのと同じで、さらに複雑な3次元的な形状を持つ靴のミシンがけはロボットが行えるモノではありません。
糸と革をセットすれば靴が出来上がるなんて事は無いのです、靴作りの多くの工程は人による手作業が必要なのです。
当社では、ベテランの職人の技と、新しい3Dの技術を融合させて、靴作りをする事で、人が得意なところ、コンピュータが得意なところを上手く棲み分けして効率的で、新しい次元のフィット感を生み出す靴作りをしています。
機能
撥水
新しく、ナノ技術によりシリカを革にコーティングすることにより、エゾシカ革そのままではあり得ない、撥水性を持たせることに成功しました。
通気性の良いエゾシカ革の弱点である、雨や水。打ち勝つためにナノシリカコーティングを独自に革に施し、撥水性を獲得しています。
防水程の性能は無いので、水に長くさらされると次第にしみてくることがございます。濡れてしまった場合は、陰干しなどによりよく乾かしてから使用して下さい。
完全な防水の性能はありません、水を弾くコーティングをしていますが水が留まると繊維の隙間から内部への浸透があります。予めご承知おき下さい。
靴底
ガラス繊維を織り込んだ靴底で、雨や氷などにガラス繊維が突き刺さりゴムだけの靴底と異なり、滑りにくい構造になっています。
エゾシカ革
絞り染めの部分をエゾシカ革を使っています。牛革に比べしなやかで、透湿性、吸湿性に優れております。
つま先など一部摩耗に対する耐久性の必要な箇所に牛などの本革を使用しています。
デザイン
リターンを選択するときに、デザインも選択頂きます。
以下のデザインからお好みのデザインをお選び下さい。
グリーン=ブラック
ブルー=ブラック
ブルー=ホワイト
レッド=ブラック
レッド=ホワイト
オレンジ=ブラック
オレンジ=ホワイト
スケジュール
2/27 クラウドファンディング終了
靴製作、3D計測開始
来店3D計測の方に来店の案内を順次行います。
在宅計測、簡易画像計測の方に順次案内を行います。
6月 納品開始
計測後約3ヶ月で製作が完了し納品を開始します。
計測が遅くなるとその分納品が伸びていきますので案内が来ましたら順次ご対応下さい。
リターンについて
通常、菖蒲で販売している靴には長く1足をメンテして履いて頂きたいという思いから、1年間の修理が含まれるサービス内容で提供しておりますが、お客様が丁寧に履かれることが多くメンテナンスの利用が少ない方もいらっしゃるので、今回のリターンからは、メンテナンスを除いております。さらに安価に提供することで提供数を増やして、獣害被害の応援をしたいと考えたので、今回のリターンでは、メンテナンスサービスが付いてきません。
修理が必要になったら都度ご連絡頂ければ、制作時に使った木型を使い、靴底の張り替えなど別途費用を頂戴して承れます。(例:オールソール交換1万5千円〜)
ポップアップ出店スケジュール
当社crossDs japanの3D計測や、スニーカーの実物をご覧になりたい方は、当社のWEBから東京都中央区日本橋浜町の店舗への来店予約を頂くか、下記のポップアップ出店にお越し下さい。
(終了)2021年 9月16日 〜 20日 東急百貨店 本店 2F 特設会場
(終了)2021年 12月11日 〜 12日 そごう 横浜店 5F 紳士靴売場
2022年 1月12日〜20日 小田急百貨店 新宿店 11F 催事場
2022年 2月15日〜22日 そごう 横浜店 8F 催事場
2022年 2月25日〜27日 高島屋 横浜店 6F 紳士靴売場
2022年 3月31日〜4月5日 東急百貨店 吉祥寺店 催事場
予定のため日程の変更が発生する場合があります。最新の情報は当社WEBから確認下さい。
QA
Q1:店頭での足の3D計測と、在宅での足の3D計測は何か違いがありますか?
A1:出来上がる靴の品質に違いはありませんが、店頭の場合お客様の靴のお悩みに直接回答をさせていただく事ができるのでコミュニケーションがとりやすいという事があります。もちろん在宅のお客様のご質問にも回答しますので、スニーカーに限らず、パンプス、ブーツ、紳士靴など靴に関してお気軽にお問い合わせ下さい。
Q2:簡易画像計測はどんな内容ですか?
A2:当社から専用の台紙を郵送させて頂きます。その台紙の上に足をおいて頂き、画像を撮影して送信頂くことで足のサイズを確認して木型を用意します。店頭や3Dキットを使った測定に比べて簡易的な計測になるので、全ての足の特徴は木型に反映されません。完全な木型製作を望まれる場合は、足の3D計測をおこなうコースをご選択下さい。
Q3:エゾシカ革は捨てられている皮だから牛よりも安いのですか?
A3:エゾシカ革は、牛革よりも仕入れる値段が高い革です。大量に消費、廃棄される牛などの畜産系の革と異なり、設備の無い山で捕らえたシカを麓まで下ろす、均一で無い年齢や毛並みの皮をなめすなど多くの手間が掛かっているためです。それでも、人間が絶滅してしまった北海道のオオカミの代わりに自然のバランスをとるためにエゾシカの管理をする事の活動の後押しをしたいという思いでエゾシカ革のスニーカーを開発しました。
他には無いデザイン性と機能性を有する特別なスニーカーで日本の自然環境の維持を後押ししたいと思います。
Q4:絞り染めは傷隠しのためと書いてありますが、そんなに傷があるのですか?
A4:狩猟の地域や方法により傷が少ない革がでてくることもあります。当社では、全ての革を無駄なく使いたいと考えているため、靴にしても機能的に問題無い範囲であると判断したら傷がある箇所も使い靴に仕立てます。傷も野山を駆け巡った証として、北海道の山林を駆け巡っていたのだとお考え下さい。
Q5:ポップアップ出店時にも足の計測をしてもらえますか?
A5:クラウドファンディングの期間終了前でも、足の計測を店頭で行えます。事前にご予約頂き、備考欄に「マクアケスニーカーの足計測」とお書き添え頂き来店頂ければと思います。足のご相談や、他の靴のご相談なども併せて出来ます。
Q6:写真通りの靴が届きますか?
A6:絞り染めの仕様上左右で同じもように揃えることは出来ません。色の入りが少ない白っぽい箇所や逆に、濃い箇所で靴が仕上がる事があります。革の状態から、染色の状態まで全てが決められた模様で印刷されているわけでは無いので柄の違いについてもそれが味という事で、バラバラになる事も含めてお楽しみ頂ければと思います。
会社の紹介
創業の思い「夢を現実にかえる方法」
大量生産された既製品を購買するのではなく、自分のためだけに、専用に作られた使いやすいモノを使う生活を、今実現してみたいと思い「crossDs japan」という会社を始めました。
そして、自分の息子や娘たちに胸を張ってバトンを渡して行けるよう、新しい循環の仕組みを作っていきたいと考えています。
自分のためだけに物を作るという贅沢、ずば抜けた利便性、しかしそれが環境に優しいと言う、この相反するような難しい難題を私は3Dを使ったIT技術で解決していけると思っています。
私は、学生の頃はロボットを作る学校に通い旋盤や溶接などの加工技術を学びながら、制御工学という難しいロボット制御の分野、オペレーティングシステムや情報通信技術、物理層から情報のレイヤーまで幅広く学んできました。そのなかで高専ロボコンにもチャレンジし、全国ベスト4になるなど、経験積みと実績を残してきました。
ものづくりを学んでいくうちに段々と情報システムITの世界に興味を持つようになり、ものづくりのレイヤーからだんだんと上の方のレイヤーに移っていきました。
大学では経営情報システム工学を専攻し、経営についてITシステムはどうサポートできるのかというところを学び、研究では地域医療のための情報システムを研究しました。
社会に出てからは、ITコンサルの会社に就職し10年間、小売業を中心としたお客様の経営の課題についてITシステムを使った解決などをしてきました。
特に印象に残っているのはワンツーワンマーケティングと呼ばれる顧客一人一人を見てセールスプロモーションかけていくというような仕組みです。
従来、新聞の折り込みチラシなどで大量にばら撒いていた小売のセールスプロモーションでしたが、顧客一人ひとりの特性に合わせて割引する内容を変更することによって、最小の投資で最大の購買を引き出すというようなことを実践することをお客様とともにチャレンジしていました。今から考えてみれば小売におけるマスカスタマイゼーションの走りとも呼べるような事例に携わっていたと思います。この経験は、後にものづくりの世界でマスカスタマイゼーションをする動機にもなっています。
他にも、クラウドが繁栄を極める直前であった時代で、一般商用の中では当時世界最速と思われるリレーショナルデータベースの構築でテックリードとして活躍するなどしていました。
ITコンサルで、このような仕組みや経験をしていた最中に、3Dプリンタの特許が切れてメイカームーブメントが起こりました。
高専のロボコンをやってた時から比べると、ものすごくモノ作りに対してハードルが下がってきたなというのを日々感じていく中で、自分でも何かものづくりができるんじゃないかというふうに改めて思うようになりました。
今まで3百万円していたような3D-CAD が月々数千円の値段で使えるようなものが出てきました。たった10年でものすごく世の中が変わってきたことを痛感しました。
そういった中で3Dプリンタを組み立てキットで購入して、実際に組み立ててみて色々な物をプリントしてみました。3Dスキャナについても手軽なホビー用のものを使って3Dスキャンをしてみたりしていました。
実際に3Dにスキャンしたものを3D プリントしてみたのですが、2017年頃の当時の内容だとそのまま3Dプリントしたものを最終製品として売ったり使ったりするというところはあまり一般的に普及するような感じではないなという風に感じました。
と言うのも、3Dプリンタを機械としてみた場合、メンテナンスというところがどうしても今の原理上は、なくならないなというところが判りました。個人でも買えるぐらい、お手軽に扱えるような値段にはなったのですが、機械がよくわからない一般の家庭に一家に一台普及するというようなことは到底起こり得ないだろうと思いました。
最終製品を作るのは難しいなというところは実際に触ってみてわかったところですが、では、3Dプリンタで中間部材を作るために使うのであれば十分使えるんじゃないかと考えるようになりました。
ここでワントゥワンマーケティングの話にも通じるのですが、一人一人の要望に合わせた形を作るための治具として、補助用具として3Dプリンタで作った造形品を使うことはできないのかという風に考えるようになりました。
そんな中で当時働いていた職場の周りの女性がバリバリ働くタイプだったのですが、皆さん足が痛いとか疲れるとかで、パンプスを脱いで仕事をしている様子が目につきました。
実際そのパンプスについて調べてみると、踵を高くするためにヒールがあります。かかとが上がった状態で長時間靴を履くので足に負担がかかる。だから疲れやすい。また、自分の足に合ったサイズのパンプスが売っているかと言うとそれは宝くじに当たるようなもので、なかなか巡り会えない人がほとんどである事が判ってきました。
男性だと足の甲を紐で調整できるような靴を履くことが多いためあまりわからないと思うのですが、パンプスは甲が覆われていない状態の靴で少ない面積で足をホールドする必要があります。紐で調整することもできないため足に合っているかどうかというところが、とても大切になります。
足に合ってないパンプスだと、変な力を足にかけて歩くのでより疲れたり、足が前に滑って行ってしまって、つま先が詰まり足の形が変わってしまったり、足が痛くなってしまったりと、様々な問題を抱えている靴だということがわかりました 。
このパンプスに3Dの技術を応用して一人一人の足に合ったパンプスを作るということができないのかなという風に考えるようになりました。
政府が働く女性を後押しするというような発信もしていて、これから働く女性も増える。世界的にみても人口は増えていくので女性向けの靴というところの市場は日本でも伸びるし世界でも伸びるのではないかという風に考えるようになりました。
そうして3Dを使ってパンプスや靴の問題へアプローチすることができないかいう風に色々考えるようになり、現在の一人一人の足を3Dスキャンして、靴型を3Dプリンタでプリントしてパンプスを作るというビジネスモデルにたどり着きました。
また、足に合わない靴というところを調べていく中で、量産靴のメーカーが作っているサイズの範囲を考えると無駄なものを作っているというところがほとんどなんだなということにも気がつきました。
足の形を長さと幅という二つの指標だけで表すことはとてもできません。しかしその二つの指標をベースにして量産靴のメーカーはいくつかの種類の靴を作っています。
もしその二つの指標が自分の足に合っていたとしても、それ以外のところで足に合っていないと、履くとトラブルの原因になってしまったりします。そうしてトラブルが起きてしまった靴は履かれることなく下駄箱の中でずっと眠り続けることになってしまいます。せっかく足に合うと思って買った靴が足に合わず履けない、 お客様も買った靴が履けないメーカーとしても、そのお客様はもう一度自分の所の靴を買ってもらえることはなくなり、互いに残念な状況になってしまっています。
この状態は顧客とメーカーという垣根を超えて地球に対しても大きな課題になってしまいます。靴を作るために消費された部材やエネルギー、これらが全て無駄になってしまうのです。現在大量生産で安く靴が買えていますが、それは生産時のコストを反映しただけの価格です。実際には環境に対する負荷がその価格の何倍もかかっているという実情を消費者は知りません。
足に合わない靴を作り続ける、購買し続けるということは自分の足や財布にとっても、メーカーにとっても、地球にとっても、誰も得をしない状態になってしまっているのです。
弊社はこの課題に対して3Dの技術を使い、足に合わなくて履けない靴ではなく、足にあって長く履くことのできる靴をお客様に提供することを実現しました。これにより三者が全てハッピーになれる仕組み、仕掛けを構築し強化していきます。
私たちの社名のcrossDs(クロスディーズ)は次のような思いを込めて命名しました 。
”D”を”cross”させるモノ
Dimension(次元:2Dから3Dへ)
Domain(領域:3Dを靴の業界へ)
Dream(夢:マスカスタマイゼーションという夢を現実に)
crossDs
映画や小説、漫画などの中に広がる未来の世界を今、私たちの居る世界で実現させるために、crossDsは進んでいきます。
そして、これらの想いを強く進めて行くうちに、エゾシカ革と出会うことが出来ました。無駄なモノを作らないオーダーメイドシューズのその素材もさらに環境を考えた物に変えSDGsや循環の仕組みを積極的に作り上げていきたいと思っています。
リスク&チャレンジ
1、デザインまたは仕様について 開発中の製品につき、デザインまたは仕様等やむを得ず変更する場合がございます。変更の際はご報告させて頂きますので何卒ご理解頂けますと幸いです。 2、納期について お申し込み数量が想定を上回り生産能力が追い付かない、または自然災害や思わぬトラブルが発生し、納期遅延が発生する可能性がございます。納期遅延が発生しました際はご支援頂きました皆様への情報共有を早急に行い、問題解決にあたりたいと思います。 3、ご支援後のキャンセルについて ご⽀援後のご⽀援者様都合、または使用感等によるキャンセルや返⾦は基本お受け出来ませんのでご了解下さい。ご注文時にサイズをして頂くコースの場合でも、受注生産品となりますのでお手元に届いた靴が足のサイズと合わないという事があっても交換返品などの対応は行えませんのでサイズに関して、ご不安な方は、来店での3D計測を選んで頂き木型から作成するコースをお選び下さい。また、簡易画像計測でもサイズ相談が出来ますので、そちらも合わせてご検討下さい。 4、撥水性能について 完全な防水の性能はありません、水を弾くコーティングをしていますが水が留まると繊維の隙間から内部への浸透があります。予めご承知おき下さい。 5、メンテナンスサービスについて 菖蒲のブランドで一般に提供している靴にはメンテナンスのサービスが付いてきますが、こちらの応援購入では遠方の方はメンテナンスサービスを利用しにくいなどがあり、さらに安価に提供することで提供数を増やして、獣害被害の応援をしたいと考えたので、今回のリターンでは、メンテナンスサービスが付いてきません。 本文中に記載させていただいたスケジュールは、あくまでプロジェクト公開時点の予定です。応援購入の性質上、配送遅延のおそれがございます。 原則として、配送遅延に伴う応援購入のキャンセルはできませんが、リターン配送予定月から6ヶ月を超えた場合には、希望者に限りキャンセルにて対応させていただきます。 応援購入サービスの性質上、以上の注意点につきましてあらかじめご理解とご了承頂きました上でご支援下さいます様お願い申し上げます。
サポーターからの応援コメント
文章のTOPへ
このプロジェクトはAll in型です。目標金額の達成に関わらず、プロジェクト終了日の2022年02月27日までに支払いを完了した時点で購入が成立します。
早割 サイズ指定購入(5%引)エゾシカスニーカー1足
60,610円(税込)
通常のオンラインショッピングと同じように靴のサイズを指定してもらい、購入頂くコースです。
サイズ指定オーダーメイド3Dスニーカー x 1足
一般販売予定価格63,800円の5%引き
クラウドファンディング終了から3ヶ月で製作します。
靴のデザインについては、募集ページにあるデザインからお選び下さい。
後からのデザイン変更は行えませんのでご注意下さい。メンテナンスサービスは付属しません。オーダーメイドのためご注文後のキャンセルは行えません。
普通割 サイズ指定購入(3%引)エゾシカスニーカー1足
61,886円(税込)
通常のオンラインショッピングと同じように靴のサイズを指定してもらい、購入頂くコースです。
サイズ指定オーダーメイド3Dスニーカー x 1足
一般販売予定価格63,800円の3%引き
クラウドファンディング終了から3ヶ月で製作します。
靴のデザインについては、募集ページにあるデザインからお選び下さい。
後からのデザイン変更は行えませんのでご注意下さい。メンテナンスサービスは付属しません。オーダーメイドのためご注文後のキャンセルは行えません。
早割 簡易木型作成 遠隔簡易画像計測(10%引)エゾシカスニーカー1足
69,300円(税込)
当方から計測用の台紙を郵送します。その台紙の上で足を撮影頂き、足のサイズを簡易的に計測して簡易の木型を作成してスニーカーを製作します。
足を簡易画像計測して簡易木型から作ったオーダーメイド3Dスニーカー x 1足
一般販売予定価格77,000円の10%引き
木型を作成できる計測を終えて当社で確認出来た時点から3ヶ月で製作します。
靴のデザインについては、募集ページにあるデザインからお選び下さい。
後からのデザイン変更は行えませんのでご注意下さい。メンテナンスサービスは付属しません。オーダーメイドのためご注文後のキャンセルは行えません。
普通割 簡易木型作成 遠隔簡易画像計測(5%引)エゾシカスニーカー1足
73,150円(税込)
当方から計測用の台紙を郵送します。その台紙の上で足を撮影頂き、足のサイズを簡易的に計測して簡易の木型を作成してスニーカーを製作します。
足を簡易画像計測して簡易木型から作ったオーダーメイド3Dスニーカー x 1足
一般販売予定価格77,000円の5%引き
木型を作成できる計測を終えて当社で確認出来た時点から3ヶ月で製作します。
靴のデザインについては、募集ページにあるデザインからお選び下さい。
後からのデザイン変更は行えませんのでご注意下さい。メンテナンスサービスは付属しません。オーダーメイドのためご注文後のキャンセルは行えません。
超早割 専用木型作成 来店3D計測 or 宅配3D計測(15%引)スニーカー1足
79,390円(税込)
足を3D計測して専用の木型から作ったオーダーメイド3Dスニーカー x 1足
一般販売予定価格93,400円の15%引き
足の3D計測は次の2通りから選べます。
1,当社の東京都中央区日本橋浜町の店舗へ来店頂き、足を3Dスキャンする。
2,在宅3D計測キットを郵送して、ご自宅で3D計測をしてもらう。
足を3D計測して個人専用の木型を作り、スニーカーを手作りで仕上げます。木型を作成できる3Dデータが当社で確認出来た時点から3ヶ月で製作します。
宅配での3D計測キットには数に限りがあるため、順次案内しますが申込状況によっては、案内まで時間が掛かる場合があります。予めご承知おきください。プロジェクト終了時に案内の予定時期をお知らせする予定です。
靴のデザインについては、募集ページにあるデザインからお選び下さい。
後からのデザイン変更は行えませんのでご注意下さい。メンテナンスサービスは付属しません。オーダーメイドのためご注文後のキャンセルは行えません。
早割 専用木型作成 来店3D計測 or 宅配3D計測(10%引)スニーカー1足
84,060円(税込)
足を3D計測して専用の木型から作ったオーダーメイド3Dスニーカー x 1足
一般販売予定価格93,400円の10%引き
足の3D計測は次の2通りから選べます。
1,当社の東京都中央区日本橋浜町の店舗へ来店頂き、足を3Dスキャンする。
2,在宅3D計測キットを郵送して、ご自宅で3D計測をしてもらう。
足を3D計測して個人専用の木型を作り、スニーカーを手作りで仕上げます。木型を作成できる3Dデータが当社で確認出来た時点から3ヶ月で製作します。
宅配での3D計測キットには数に限りがあるため、順次案内しますが申込状況によっては、案内まで時間が掛かる場合があります。予めご承知おきください。プロジェクト終了時に案内の予定時期をお知らせする予定です。
靴のデザインについては、募集ページにあるデザインからお選び下さい。
後からのデザイン変更は行えませんのでご注意下さい。メンテナンスサービスは付属しません。オーダーメイドのためご注文後のキャンセルは行えません。
普通割 専用木型作成 来店3D計測 or 宅配3D計測(5%引)スニーカー1足
88,730円(税込)
足を3D計測して専用の木型から作ったオーダーメイド3Dスニーカー x 1足
一般販売予定価格93,400円の5%引き
足の3D計測は次の2通りから選べます。
1,当社の東京都中央区日本橋浜町の店舗へ来店頂き、足を3Dスキャンする。
2,在宅3D計測キットを郵送して、ご自宅で3D計測をしてもらう。
足を3D計測して個人専用の木型を作り、スニーカーを手作りで仕上げます。木型を作成できる3Dデータが当社で確認出来た時点から3ヶ月で製作します。
宅配での3D計測キットには数に限りがあるため、順次案内しますが申込状況によっては、案内まで時間が掛かる場合があります。予めご承知おきください。プロジェクト終了時に案内の予定時期をお知らせする予定です。
靴のデザインについては、募集ページにあるデザインからお選び下さい。
後からのデザイン変更は行えませんのでご注意下さい。メンテナンスサービスは付属しません。オーダーメイドのためご注文後のキャンセルは行えません。
「Makuake(マクアケ)」は、実行者の想いを応援購入によって実現するアタラシイものやサービスのプラットフォームです。このページは、 ファッションカテゴリの 「エゾシカのジビエレザーで創るオーダーメイド3Dスニーカーで応援する自然との共生」プロジェクト詳細ページです。