はじめまして。
福井で「大人の書道教室」をプロデュースしている小林と申します。
このたび、観てたい！見せたい！自慢したい！
そんな、オトナゴコロをくすぐる 書道のお道具箱 を作りました。
どうぞご覧ください！

スマホを筆に持ち替えて、ただただ書く特別な時間。

天然素材の道具たちは、さりげなくそばに寄り添う。

開けた時の木の香り、必要なものが行儀よく、見ているだけで気持ちが整う。

丁度いい佇まいの桐の箱は３色ご用意（左から濃茶 黄 生成）。

中のお道具はひとつひとつ手作りだから、どこかあたたかくて愛おしい。

スっと手に馴染む水滴は、ミルクピッチャーみたいで思わず集めたくなる。

タナカマナブ氏ならではの、気持ち良すぎる水切れに感動。

フワリと香る桜の文鎮は、シンプルなのに存在感があります。
中に鉛が入っているので、見た目よりしっかり重いんです。

持ち歩く楽しさも忘れません。
今回はマクアケ限定カラーのトートバッグとあづま袋をご用意しました。

部屋で出番を待つトートバッグ。

製作のキッカケ

福井で、書家の西山佳邨を講師に約７年前から始めた「大人の書道教室」。

その名のとおり、18才から70代まで幅広い年代の大人たちが通う書道教室です。
ふと、みなさんが持って来られるお道具入れを見ると、そのほとんどが、小学生
の時に使っていた学童用のものや、筆や硯を空き箱に入れ、それを紙袋に入れた
ものだったりと、素敵な大人たちが扱うには、かなり残念なものでした。
あちこち探してみても、これといったモノが見つからない・・・。
大人が持つのにふさわしい、素敵な道具入れがなかったのです。

「無いものは作ろう！そして、せっかく作るのなら書道をもっと楽しめるような、
人に見せたくなるような、何ならこのお道具入れを使いたいから書道をやろうと
思えるようなモノを作ろう！！！」

と、企画が始まりました。

持ち運ぶためのトートバッグやあづま袋にもこだわり、
今回は特別に、マクアケ限定カラーの物もご用意しました。

ステキな雑貨屋さんや道具屋さんにあるような。

帆布製のマクアケ限定カラーのあづま袋は、丈夫で可愛いやつ。

トートバッグで持ち歩くもよし。

あづま袋で持ち歩くもよし。

とここで、お道具箱の仕様などについてお伝えします。

◆お道具箱の仕様・内容◆

今回ご紹介させていただくお道具箱は、蓋付二段の３色展開。
基本の道具箱には、文鎮と筆置き、中敷、水滴が付いています。

カラー：生成、黄、濃茶
箱サイズ：W323mm D115mm H120mm
素材：箱（桐）、文鎮・筆置き（桜）、中敷（楠）、水滴（磁器）
塗装：ツヤ消しウレタン仕上げ

※硯は五三寸（150×90mm）まで入ります。

機能性はもちろん、佇まいの良さを重点的に考えてこのサイズになりました。

基本のセットの中身は、浅い箱と深い箱の2段。
浅い方に筆置き、水滴、文鎮が、取り出し可能の中敷とともに収まります。
天然の木の香りが、開けるたびに清々しい気持ちにしてくれます。

水滴は2種類。箱が濃茶の場合は黒、箱が生成・黄の場合は白となります。



◆天然素材を使用しているため、木目の出方は異なります。
例えばこんな違い↓↓↓↓↓↓↓

どうぞご了承くださいませ。

「書道」をもっと身近に！

「書道」というと、めんどくさい、難しい、古いというイメージを持たれる方が
多いと思います。
そのためか、小学校で一度は経験があるものの、それっきりという方がほとんど。
確かに書道って、お道具の扱いはもちろん準備や後片付け、書き損じもあったりと、忙しい現代においてとても手間のかかる面倒なことかもしれません。

でも、その面倒な中にこそ、今の時代に必要なことがたくさんあると思うのです。
たとえば、筆や硯（すずり）、墨、半紙などを準備する間に、実は頭の中の様々な
思考がだんだんと離れ、心が整います。そして書き始めると、心地よい緊張と白黒
のリズムが頭をほぐし、また後片付けをしながら徐々に呼吸が整います・・・

そんな書道の楽しさや奥深さを「一人でも多くの人に味わって欲しい！」という思いのもと、「書道したくなる、書道してると人に言いたくなる、そして人に見せたくなる」お道具箱ができあがりました。

そう、大人になった今だから、感じる何かがきっとあると思います。
即、結果や答えを求められる現代だからこそ、「書道」始めてみませんか？

リターンにご用意したもの

書道って何だか面倒、古くさい、意味あるの？っていうイメージを、このお道具箱で変えたい！ もっと言えば「やりたい」と言わせたい！
ご一緒に、「変えたい！」に参加してくださったら嬉しいです。
是非、応援よろしくお願いいたします！
もちろん、「素敵な習字道具箱を探してここに辿り着いたよ」というあなたも、
是非、応援よろしくお願いいたします！

１.スタートセット（お道具箱と道具一式とあづま袋のセット）

・お道具箱（蓋付き２段/３色展開、筆置、文鎮、水滴、中敷付き）
・道具一式（太筆、小筆、筆巻、硯、墨、墨汁、下敷）
・あづま袋（グレーストライプ）

32,000円（税・送料込）
（一般販売予定価格 43,560円）

❖箱は 生成、黄、濃茶の３色よりお選びください。

カラー（生成）

カラー（黄）

カラー（濃茶）

２.基本セット（お道具箱とあづま袋のセット）

・お道具箱（蓋付き２段/３色展開、筆置、文鎮、水滴、中敷付き）
・あづま袋（グレーストライプ）

24,000円（税・送料込）（一般販売予定価格 36,960円）

❖箱は 生成、黄、濃茶の３色よりお選びください。

カラー（生成）

カラー（黄）

カラー（濃茶）

３.お道具箱

・お道具箱（蓋付き２段/３色展開、筆置き、文鎮、水滴、中敷付き）

24,000円（税・送料込）
（一般販売予定価格 33,000円）

❖箱は 生成、黄、濃茶の３色よりお選びください。
（上記 リターン２基本セットのカラーをご参照ください）

４.トートバッグ〈Makuake限定カラー：ベージュ×ブラック〉

7,600円（税・送料込）

※このリターンには、お道具箱は含まれません

５.あづま袋〈Makuake限定カラー：ピンク〉

4,800円（税・送料込）

※このリターンには、お道具箱は含まれません


６.あづま袋〈Makuake限定カラー：ターコイズ〉

4,800円（税・送料込）

※このリターンには、お道具箱は含まれません

７.あづま袋〈Makuake限定カラー：マスタード〉

4,800円（税・送料込）

※このリターンには、お道具箱は含まれません

つくり手の人たち

作り手の顔が見えるものづくりを目指しています。
このお道具入れたちを作っているのは、地元福井と富山の職人、作家の方々。

文鎮や筆置、中敷は木彫職人の市橋和典さん。

欄間や仏像をはじめ、伝統的なものから現代的なものまで、幅広い木彫作品を手掛ける市橋さんが作りだすものは、誠実でどこかあたたかく、その人柄そのものです。

磁器の水滴は、港町三国で陶芸家として活躍するタナカマナブさん。

ユニークな人柄と、建築学科出身ゆえの緻密さが醸しだす独特の世界観で人気を博しています。今回手掛けていただいた水滴の水切れの良さを、ぜひ体感ください。

二段の箱の製作は、富山県高岡市で桐箱を主に製作されている有限会社ウラタの
浦田恵三さん。

こちらからの細かい寸法の要望や仕様変更に、迅速に丁寧に応えてくれる頼もしい職人さんで、浦田さんに出会ったことで、今回のお道具箱作りが具体的に進み始めました。素材の特性を熟知し、要望以上の結果を出してくれるのが浦田さんの箱作りです。

お道具箱を入れるトートバッグとあづま袋は、KATA+の片岡理恵子さん。

帆布によるモノづくりを手掛ける片岡さんは、主婦でありながらも様々なクラフト展やイベント、個展など、精力的に活動中。今回も、片岡さんの帆布好きのハンパない帆布愛が存分に発揮されています。Makuakeでは4点のみのご紹介となりますが、これからもどんどん新しい商品をご用意する予定です。

そして、筆、筆巻、硯、墨、墨汁、下敷は、奈良県の書道具店 笹川文林堂さんがご協力くださいました。笹川文林堂さんは、奈良の三条通りで、160年余り伝統の奈良筆を作り続け、書道用品も数多く取り揃えた老舗です。

書家の西山佳邨さんからメッセージ

このたび、待ちに待ったお道具箱が完成しました。
私はもとより、生徒のみなさんが喜んでくださり、
教室で、この道具箱を楽しそうに開く姿を見るだけで嬉しくなります。
この道具入れの登場により、書道を楽しむ方がひとりでも増え、
日本の、いや世界の書道界がますます発展することを、心から願っております。

西山佳邨（にしやまかそん）

1973年福井県生まれ。６歳より書を始める。
1994年 仁愛女子短期大学デザイン科卒業。
デザイン事務所入社後、書やイラストを中心にした制作活動を開始。
2011年 初の書個展「上を向いて歩こう」
2013年 「大人の書道教室」（生徒約120名）主宰。
2017年 NHKスペシャル「人体」の番組タイトル
2019年 立川談春 35周年記念公演～玉響-tamayura～題字
2019年 NHKスペシャル「食の起源」番組タイトル（11月より放送）
2019年9月銀座 兜屋画廊にて個展 「此処」開催

企業や店舗の社名や額装書、商品名、雑誌などの題字、書の揮毫
その他、著名人や文化人のお名前書きなども多数手掛ける。

■プロジェクトリーダー 小林 弘和

文化とは、歴史に裏打ちされた、人間活動としてとても重要な要素を持つものと
捉えています。敷居が高く思われがちなその世界に、まずは気負わずに触れても
らい、それを現代に活かすことをいつも考えています。

message

変わるモノ 変わらないコト。
書道教室や茶道教室をプロデュースしているからこそ感じること。
変わらないコトとは、時代や環境が違っても変わることの無い普遍的なこと。
例えば、嬉しい、楽しい、悲しい、寂しい、心地いい、気持ちが悪い・・・
といった、人間だれしもが持つ感覚的な部分。
書道でいうならば、書道によってもたらされる気付きや想像力など。

でも、それはやってみて初めて感じること。
そんな素敵なコトをひとりでも多くの方に感じてもらいたい。
感じ方に作法はありません。
昔ながらのやり方も大事ですが、それがすべて現代にマッチしているとは
思えない・・・ならば、今に合わせてスタイルやカタチを変えて、
その素敵な世界に触れやすくしよう！と、変えるモノとして、
まずはお道具箱をつくろうということになりました。

スタイリッシュに！というのは、ただカッコよくするのではなく、
「今」に合わせてチューニングすることだと考えています。
まさに温故知新。

この機会に、書道されている方はもちろん、されていない方も
ぜひこのお道具箱で、その素敵な世界を楽しんでみてください。