新型コロナウイルスの影響で修行先から山梨に帰郷した花火屋とワイン屋の後継者。

大好きな地元山梨を盛り上げるために特別なワインを作り、花火大会を行い、皆さんに楽しんでいただける花火の動画を配信します。

花火師と相談していただき、あなただけの花火を打ち上げる企画も行います。

お互いの業種と些細ではありますが山梨の魅力を知っていただき、

足を運んでいただくきっかけになればと思います。

左：白百合醸造 内田圭哉 右：山内煙火店 山内祐一

はじめまして。山内煙火店5代目の山内祐一、白百合醸造4代目の内田圭哉です。

新型コロナウイルスの影響で、私たちの日常は大きく変わってしまいました。

後継者である私たちも修行先からの帰郷を余儀無くされました。

久しぶりに2人で話をしていく中で、お互いの業種と山梨の魅力について考え、

「絶やしてはいけない技術がそこにはある」ということを再確認しました。

故郷山梨のために私たちに今出来ることはなんだろう。

中学生のときに一緒に取り組んだ「山梨の活性化」という研究まで話は遡りました。

考えてみるとそこが今回のスタートであったのかもしれません。

いま自分たちに出来ること。それは、「魅力的な山梨の美味しいワインや明治元年から続く美しい花火の技術を知って頂くこと」であると思いました。

限定花火ラベル特別ワインを作り、美味しい山梨ワインの味を知っていただく。皆さんと一緒に花火大会を作り上げ、配信し、伝統的な山梨の花火の技術を感じていただくこと。飲んで観て知って、楽しんでいただければと思います。

私たちは地場産業を継承するために日々、研究、挑戦、創造を行っています。

離れていても同じ空の下でワインと花火を楽しめる新感覚の花火大会で、応援してくださる皆さんと一緒に楽しめたら幸いです！

2013年 全国花火競技会 大曲の花火 特別プログラム「和・美～和から彩り～」

リターン品について

今回makuakeで応援いただくお金は、皆さんに楽しんでいただく花火大会の開催と配信のために使う予定です。山梨の魅力を観て飲んで知って楽しんでいただくために、リターン品として『限定花火ラベル特別ワイン』と『花火大会の映像』をお届けします。（花火大会は2020年12月25日19時頃〜を予定しております。）

そして、数量限定で『あなたのための花火とワイン』を企画します。

【限定花火ラベル特別ワイン】

花火のイメージに合わせて、ワインを特別に用意しました。昔から山梨でワイン用として育てられている「甲州」と「マスカット・ベーリーA」を主体としたワインです。山梨の味をお楽しみください。

【花火大会の映像】

花火大会を山内煙火店5代目の山内祐一の解説とともにお届けします。

当日12月25日19時頃からライブ配信を行います。

後日、アフタームービーとしてドローンで撮影した映像等を用いて今までとひと味違う迫力のある映像をお届けする予定です。

【あなたのための花火とワイン】

山内祐一と相談していただき、あなただけの特別な花火を山梨の夜空に打ち上げます。そしてこの企画に応援購入された方のみ特別に今回の12月25日の花火大会の場所をお伝えし、あなただけの花火を間近でご覧いただけます。打ち上げられた花火は写真家が写真に納め、世界にたったひとつのワインとなり、お手元にお届けします。A4サイズの花火の写真もお届けします。

※質問等ございましたらお気軽にお問い合わせください。

企画者の紹介

共に1994年生まれ。山梨県出身。

内田圭哉

東京農業大学醸造科学科卒業後、フランスに渡り、ブルゴーニュでフランス国家資格上級技術者免状栽培醸造責任者を取得しました。2020年8月に新型コロナウイルスの影響により、実家の白百合醸造を手伝うために帰国することになりました。

山内祐一

明治大学理工学部応用化学科卒業後、群馬県の「有限会社 菊屋小幡花火店」で修行しています。初出品となった2020年2月に行われた高崎HANABIコンクールにおいて最年少出場で準優勝を頂きました。新型コロナウイルスの影響で修行先が休業を余儀なくされたため、山内煙火店に一時的に戻り、製造および研究を行っています。

それぞれの抱える危機的状況とは

花火は新型コロナウイルスの影響により、大規模なイベントは中止を余儀なくされています。テレビ等でも報道されているように花火大会は全くなく、今年打ち上げられる予定であった玉はすべて火薬庫の中で夜空に輝く瞬間を待ち望んでいます。

しかし、考え方を変えると、技術の向上および研究に力を注げる期間であると考えました。

新型コロナウイルスの影響で、ワインをレストランで飲む機会が減りました。

また、ワイナリーへ見学に来てくださるお客様も少なくなったため、昨年の半分以下に出荷量が落ち込んでしました。

今年は天候にも恵まれませんでした。長梅雨、猛暑の影響でぶどうに病気が蔓延してしまい、品種によっては収穫量が半分から３分の１に落ち込んでしまいました。

毎年頑張っている地元のぶどう栽培家の方々の希望の光になりたい。

応援購入してくださる皆様に笑顔になってもらいたい。

関わる人々の人生のストーリーに刻まれる出来事になってもらいたい。

その思いで今回のプロジェクトを企画しました！

「思いのある花火は必ず伝わる」

みんなで夜空を見上げられる日を願い、今回の花火を打ち上げます。

特別ワインの紹介

今回のMakuakeで応援購入して頂く限定花火ラベル特別醸造ワインをご紹介します。

リターン品は、ワインに加えて花火の限定動画の配信もあります。

今回の動画はドローン撮影も行い、今までとひと味違う迫力のある映像をお届け。

・赤ワイン「日本の華」

※画像はイメージです。

2020年２月に群馬県で行われた「高崎HANABIコンクール」で準優勝を頂いた作品のラベルとなっております。この大会は今年出品した唯一の花火競技会でした。ラベルには日本の伝統的な花火である和火を選びました。

花火のように口の中にパッ広がるキャンディーのような甘い香りが特徴の「マスカット・ベーリーA」とまろやかで柔らかいタンニンと程よい酸味を与えてくれる「メルロー」をブレンドしました。和火のような派手さはないが、飲む方に安らぎを与えてくれるようなものとなっております。醤油やみりんなどを使った少し甘いソースの照り焼きや生姜焼きなどとの相性が抜群です。日本の食卓にぴったりのワインです。

・白ワイン「明日への光」

※画像はイメージです。

2020年６月1日 に全国一斉悪疫退散祈願「CHEER UP! 花火」プロジェクトで打ち上げられた花火のラベルになっております。あの日、全国で花火が上がったことは皆さんの記憶にもあるのではないかと思います。「明日への希望を届けたい」という思いを込め打ち上げました。その心をこのボトルを通して感じていただきたいです。

軽やかな酸味、和の心を感じる和柑橘の香りが広がる「甲州」と青りんごのような爽やかな風味と柔らかい甘さが特徴の「デラウエア」をブレンドしました。これからの季節、だし香る寄せ鍋やみぞれ鍋など暖かいお料理に冷やしたこのワインがとても合います。1日の終りに飲むと、優しくスッキリした味わいが「明日も頑張ろう」と思い起こさせてくれるものになっております。

・ロゼワイン「彩の匠」

※画像はイメージです。

このワインのラベルは山梨県内での花火大会での花火師が打ち上がっている花火を見ている姿の写真を選びました。今年はこのような花火大会も全部中止となっております。このラベルには、「みんなでこの苦境を乗り越え、同じ空の下で花火を見ましょう」との思いを込めました。

今回は「マスカット・ベーリーA」をロゼワインに仕上げました。ボンボン飴のような香りと優しい甘さが口の中に広がります。余韻に程よい酸味がスーっとのびていきます。バーベキューやエスニック、中華など幅広い食に味の彩を添えてくれます。ラベルの花火のような華やかさが感じられるものになっております。

・特別醸造甲州 霊峰錦華

富士山と花火が同時に撮影された奇跡の写真をこの特別ボトルに採用しました。
なんとこの花火は山梨県内にて打ち上げられた山内煙火店にて製造された二尺玉です。
富士の山の雄々しさと二尺玉の力強さがラベルに表現されています。

「甲州」を100%使用した特別醸造の50本限定の貴重な1本です。

和柑橘の香りからハーブ、グレープフルーツと爽やかな香りが移り変わります。口に入れると柔らかな口当たりから始まり、心地いい苦味がきめ細やかな酸味と共に抜けていきます。大和撫子のようなおしとやかでありながら、線のスッと通った日本らしい甲州ワインをお楽しみください。

※画像はイメージです。ラベルが完成し次第活動報告にてアップします。

ラベルの画像は以下のものをベースにし作成します。

各社の紹介

・白百合醸造株式会社

白百合醸造は、昭和13年に山梨県日川村で初代内田國太郎が数名の農家と設立した「白百合葡萄酒共同醸造組合」から始まります。昭和27年に2代目内田四郎によって「白百合醸造株式会社」と名前を変え法人化、現社長の内田多加夫は東京農業大学大学院卒業後、昭和49年にフランスに留学し、帰国後、今日まで続く本格ワイン造りの技術を根づかせました。

2018年には国際ワインコンクール「DWWA（デキャンター・ワールド・ワイン・アワード）」において初エントリーにして金賞を獲得するなど、国内外から高い評価をいただいております。地域による地域のためのワインをこれからも日本一のぶどうの産地という持ち味を生かし、 高い「志」を持ち世界に通じる日本ワインをまじめに造り続けていきたいと思います。

・株式会社 山内煙火店

創業明治元年。先祖は旭流火術師として江戸時代の文献に名を残しており、甲府城の狼煙番（のろしばん）の職務を担っていました。山梨県第一号の花火製造免許の交付を受けて以来、山梨の地で花火の製造をおこなってきました。

全国花火競技大会 大曲の花火において内閣総理大臣賞を受賞する等、数々の花火大会おいて成果をあげてきました。オレンジ色を得意としており、業界内では「山内オレンジ」と呼ばれるほど美しく輝く光を放っております。また、日本伝統の和火に関しても得意としており、他社とは違う独特の色合いで人々を魅了してきました。「夜空に輝く一瞬のロマン」をテーマに花火製造をしています。