世界パスタ選手権優勝者が福島県白河市の自然溢れる南湖に期間限定レストランをオープン！

はじめまして、山田剛嗣（やまだよしつぐ）です。2016年4月から約2ヶ月間、期間限定で福島県白河市南湖に白河の食材をふんだんに使ったイタリアンをオープンします！

[南湖って？]

福島県白河市にある南湖は12代白河藩主・松平定信(楽翁公)が享和元年（1801年）に造成した場所です。松平定信は身分の差など関係なく、「士民共楽」という思想を掲げ、誰でも憩える場として開放した由緒ある日本最古の公園です。

そんな魅力溢れる南湖で今年４月より約2ヶ月間、地元白河の食材をふんだんに使った期間限定出張レストランをオープンします！

[施設名]　らら楽翁

[住所]　　福島県白河市南湖14

[期間]　4月1日から５月24日まで

[営業時間]　ランチ11:30〜14:00、ディナー17:30〜21:00（ラストオーダー）

[白河と私]

そもそも私と白河市のつながりには私の妻、ノーラがとても大きく関係しています。

さかのぼる事１９９７年７月、まだ見ぬ私の妻ノーラは単身、当時の西白河郡（現白河市）大信村に英語指導助手として、地元の小、中学校で英語を約３年間教えていました。その後十数年の時が経っても白河の皆さんとは、ノーラはもちろん、私と子供たちも含めて温かい親交が続き、今でも毎年 夏休みには”第二の故郷” に家族みんなで帰省しています！

そういった中で、一昨年前に白河市役所に勤めるノーラの友人から食のイベント、Decoraしらかわ参加のお話を頂いた結果、昨年、一昨年と続けて地元白河の食材をふんだんに使ったイタリア料理を皆様にご提供させて頂きました。

[地元農家さんと私]

こうしたイベントや活動を通して、地元白河の農家さんとお話をする機会も沢山ありました。

白河の農家さんたちとの会話の中では、未だ続く風評による作物の売れ残り、買い控えのお話もありました。せっかく一生懸命育て、無事収穫を終え、安全と確認された野菜や果物が、なんとも理不尽な理由で売れ残ってしまうケースがあるのです。

そういった地元農家さんの想いを汲み取りたいという考えもあり、何か私が白河のためにできる事はないかと考え、白河の皆さんに相談した結果、とっても素敵な案が生まれました。それが今回の白河市南湖の期間限定レストランです。

[南湖期間限定レストラン]

2016年４月より約2ヶ月間開店予定の期間限定レストラン。中心となる食材はもちろん安心・安全が証明された、白河の美しい自然の中で育った野菜たちです。この活動を通して白河の事はもちろん、特に南湖の美しさを皆さんに広く知ってもらう事や、とにかく白河の農家さんに元気を届けたい！少しでもお役に立ちたい！という想いをカタチにします。

今回、この期間限定レストラン計画でお世話になる施設は現在おみやげ屋さんとして営業をしている[らら楽翁]というところ。もともとはおそば屋さんを営んでおられた場所です。目の前に広がる南湖の美しい景色を眺めながら美味しく楽しい時間をらら楽翁でゆっくりと過ごして頂きたいと考えています。

[クラウドファンディング、資金の使い道]

南湖のらら楽翁期間限定レストラン計画を実行するにあたって、どうしてもしておかなければならない修繕箇所が何点かあります。レストランとして営業はしていたものの、月日が経つにつれ、特に普段から使っていないと劣化は否めません。そうした中で広く一般に賛同者を募るシステム、クラウドファンディングの存在を知り、マクアケに参加する事を決めました。

皆様から頂いたご支援は、一部店舗の改修や新たな客室の備品購入、調理場の新たな備品、食器の購入等に役立てたいと考えています。

[私からのメッセージ]

この期間限定レストランに携わってくれた白河の皆さんはもとより、地元白河の 農家さんやこの生産者さんの想いをモダンイタリアンという形で表現したお料理を是非楽しみにして下さい。主役はもちろん地元白河の素晴らしい食材たちです。

みなさま、どうぞご支援の程よろしくお願いします！

ありがとうございました。

山田剛嗣（やまだよしつぐ）

20年の料理人としてのキャリアのうち、１２年をイタリアやイギリス等の３つ星レストランを含めた有名レストランで修行、ロンドンでは総料理長としてイタリアンレストランを開店、日本人シェフがイタリア料理店をオープンさせ、話題となる。２０１２年６月、イタリアのパルマで行われた第1回世界パスタ選手権において優勝。参加者２５人のうち２４人はすべてイタリア人だった。家族と共に日本へ帰国した後、レストランコンサルタントとしてレストラン開業のサポートやメニュー考案、レシピ提供、スタッフトレーニングといった業務を国内外で展開中。