数多くの中から、私たちのプロジェクトをご覧頂きありがとうございます。

　私たちは、「全国の皆様に黒潮が育んだ紀州熊野のおいしいお魚の魅力をお届けしたい」という想いから、このプロジェクトを立ち上げ、クラウドファンディングに参加いたしました。

　この西京漬『まぐろ』『かじき』『ぶり』を日本酒と一緒にお愉しみいただいたり、贈答品などにご利用下さいましたら、この上なく幸いです。

　私たち、新宮水産株式会社（本社：和歌山県新宮市）は、「紀州熊野に新鮮な海産物を提供すること」と「熊野灘でとれた新鮮な海産物の魅力を全国に発信すること」を目指しています。

　新宮市が位置する紀伊半島南部の熊野地域は、世界遺産・紀伊山地の霊場と参詣道で有名な熊野三山を有し、古事記においても初代天皇・神武天皇が神武東征の際に降り立ったことでも有名なところです。

　眼下には温暖な黒潮が流れる熊野灘が広がり、日本有数の漁港で延縄漁法による生鮮マグロ水揚げ高日本一である南紀勝浦港も近く、最近では近畿大学の近大マグロが有名になる等、新鮮な魚介類が豊富に水揚げされています。

　私たちも、主に熊野灘でとれたまぐろ、かじき、ぶり、アジ、サバ、海老、貝といった生鮮食材を中心に取扱をしていますが、全国にこの魅力を発信するためには、もう一工夫必要だと考えていました。

　そんな折、地元の金融機関である『新宮信用金庫』と『新古祐子』氏が連携し、地域商品プロデュース事業をスタートしたことから、この西京漬けを共同開発することとなりました。

　西京漬と言えば、「全国どこにでもあるもの・・・」。だからこそ、全国の皆様に本場和歌山のまぐろやかじき、ぶり、味噌、日本酒を素材とした本当の味がわかっていただけると信じています。

　素材に使う「まぐろ」「かじき」は、延縄漁法による生鮮まぐろの水揚げ高日本一の南紀勝浦港で水揚げされた、目利きの仲買人が選んだ一品をさらに厳選して使用しています。

　「ぶり」は、国産・天然にこだわり、地元の漁港等で水揚げされたものの中から、上質で脂の乗ったものを使用しています。

　この新鮮な素材にあわせる味噌は、醤油発祥の地・和歌山県湯浅町の醤油蔵『丸新本家』の保存料・人口甘味料を使わない国産天然醸造「白味噌」を使用。米麹を用い長期間自然熟成された米味噌で自然な甘味とカドのないまろやかさが西京漬けにピッタリ。塩分も独自製法により通常の半分である5％に抑えられて、健康面にも配慮しています。

　この味噌に新宮市にある老舗地酒メーカーである『尾崎酒造』の「本醸造・太平洋」をブレンドし、何度も吟味を重ねながら西京漬の「素」が完成しました。

※仕込みに使用している「本醸造・太平洋」は「ワイングラスでおいしい日本酒アワード２０１７」、「スローフードジャパン燗酒コンテスト２０１４」で最高金賞を受賞。

　さらに長年の魚の目利きとしてのプロと勘を活かし、「まぐろ」「かじき」「ぶり」によって漬込み時間を調整。魚ごとに味噌の浸透度が違うため、最高の状態を見極め、最大限に旨みを引き出しています。

　こうして完成したオール和歌山の西京漬は日本酒やご飯にもピッタリ。いつもと違う一皿として、ぜひワイングラスと日本酒との新しいマリアージュをご堪能下さい。

※未成年の飲酒は禁止されております。

　1962年生まれ。和歌山県那智勝浦町出身。新宮商業高校卒業後、新宮広域圏公設地方卸売市場内に事務所を構える新宮水産株式会社に入社。退社後、那智勝浦町で堀本魚店を立ち上げる。その後平成２１年に代表取締役就任。代表を務める傍ら、現在も堀本魚店も経営し、紀州熊野の新鮮な魚介を取扱うプロフェッショナルとして活動中。

　本商品の開発では、スターフードジャパン株式会社の『新古 祐子』氏に監修をしてもらいました。新古氏は、地域を食により活性化することを目的に地域ブランドプロデューサーとして活動し、これまで300社約1,000アイテムの商品開発を行っています。ヒット商品を多数輩出し、メディアでもコメンテーターやラジオ番組で活躍、また内閣官房・政府広報の紙面においてもコラムを掲載されていいます。