知名度０同業者０の島で生まれ、有名バイヤーを唸らせるまでに発展した「大入島オイスター」

小ぶりな見た目、ぎっしり詰まった身、牡蠣本来の旨味とミネラルを感じる味わいは、 “つるっと” 口に含んだ瞬間、大入島のフレッシュグリーンな風景が想像できるほど。

生で食べるローオイスターがやはり定番の食べ方！

最初に舌を通って感じるのは海の豊潤なミネラル感。その次に貝柱の甘み、そして若いアオサや新芽のワカメのような みずみずしいグリーンな味わい が楽しめます。

口に入れ、喉を通りすぎていくまでに様々な味わいのハーモニーを体感できるのが、生食の美味しさ。もちろん！加熱調理にも全方位対応♪

みんな大好きカキフライ
小ぶりだけど縮まない身だから加熱調理もGOOD♪

牡蠣たっぷり葱とにんにく醤油パスタ

“プリプリ"の身をカキフライや醤油パスタにするのもGOOD。香ばしくリッチな味わいは、芳醇な深みを感じるやみつきレシピ。その他にも、牡蠣を楽しむレシピをご紹介します。

牡蠣の出汁浸し 茗荷添え

牡蠣と生姜のしぐれ煮

牡蠣のしぐれ煮 温卵丼

牡蠣の昆布蒸し

牡蠣グラタン

牡蠣と青菜のバターソテー

生でも、調理でも美味しく食べれる大入島オイスター。牡蠣は苦手だという方からも「この牡蠣なら食べられる！」と、太鼓版をいただいています。

美味しさの秘訣は、、、「フリップファーム方式」と呼ばれる養殖方法に隠されています。「フリップファーム方式？？？」と思われた方が９９．９％ではないでしょうか？ここからは、私たちの養殖方法「フリップファーム方式」について、説明をさせていただきます。

大分県・佐伯市が牡蠣のメッカに？

牡蠣養殖界激震の日本初養殖に挑戦する：私たち

私たちは知名度０同業者０の離島：大入島で、日本初*の牡蠣養殖方法「フリップファーム方式」を行いながら牡蠣養殖革命を起こそうとする漁業者です。

*牡蠣養殖大国ニュージーランドの牡蠣養殖方法であるフリップファーム方式を日本で初めて導入した

私たちが、非常に珍しい養殖方法を採用したこともあり、北海道や岩手、東京、大阪をはじめ、九州四国といった日本全国からの視察に留まることなく、イタリア、韓国など海外からも視察の依頼をいただくほど注目を浴びています。

写真のようにバスケットを回転させながら養殖を行う「フリップファーム方式」は、牡蠣を美味しく、綺麗に、効率良く、育てることができます。

バスケットを回転させることによって、牡蠣の殻を削り、殻へと行くはずだった成長エネルギーをぎゅっと身に閉じ込めることが出来ます。このお陰で小ぶりながらもぎっしりと身の詰まった牡蠣に成長させることが可能となりました。

また、フリップファーム方式では、少人数での牡蠣養殖が可能となり、先進国ニュージーランドでは、4人で1300万個（驚異的な数！）の牡蠣を養殖するオイスターファーマーも存在します。従来の牡蠣養殖では、磨きやバラシと言われる作業が多く、人の手が多くかかるものでした。これらの作業が必要ない育て方と、必要な作業の機械化によって、非常に効率的に牡蠣養殖を行うことができるようになりました。

漁師の３Kは
きれい・かっこいい・かせげる

漁師の仕事は３Ｋ（きたない、きつい、かせげない）と言われています。私はそうは思いたくありません。漁師の仕事は、私の生業であり、私の生き方そのものであるからです。

ですが、既存の仕組みでは漁師の仕事を息子たち世代に渡すことはできませんでした。ですが、フリップファーム方式の導入をしたことで息子世代に継がせることのできる仕組みが出来上がりました。そして、これからの漁業を表現する新しい３K（きれい、かっこいい、かせげる）が実現できるようになっています。

社会的な意義のある牡蠣養殖

牡蠣を効率的に育てる。
美味しい牡蠣を育てる。
漁師の仕事のイメージを払拭する。

。。。

この３つの改革が実現できることも素晴らしいことですが、私は、もっと社会的な意義のある取り組みにすべきだと感じています。

SDGsの各目標に代表される地球規模の課題は、各方面での様々な取り組みを行う必要性を知らせてくれます。

このような時代に合わせ、牡蠣殻の再利用の取り組みも実施しています。牡蠣殻は昔から土壌改良剤として農地で利用されているそうで、大入島オイスターの殻を農地で再利用できるように県内の農業生産者の方たちに粉砕した牡蠣殻を提供しています。

牡蠣＝食中毒のリスクについて

牡蠣と言えば食中毒というイメージも強いですが、大入島の海で取れたこの牡蠣からはその原因となるウイルスや細菌などがほとんど検出されません。出荷前に、24時間以上、殺菌装置を通した牡蠣しか出荷しませんが、そもそもウイルスや細菌が少ない、豊かな大入島の海の中で育てています。

※検査結果は毎月HPにて報告しています

これからは、
“ONE KYUSHU”で
九州をオイスターアイランドに！

私の願いは、自社が日本で初めて導入したフリップファーム方式という新しい牡蠣養殖で儲けることだけではありません。

自社が発展することは、必要な条件ですが、私がたどり着いたこの奇跡の養殖方法を、より多くの漁師仲間にシェアし、九州各地で素晴らしい牡蠣養殖が実践されることを願っています。

お陰様で、同じ佐伯市で牡蠣養殖を新たに始めようとする仲間が続々と集まり、佐伯地域、上浦地域、鶴見地域、蒲江地域、米水津地域と各所で新しく牡蠣養殖が始まろうとしています。

「ライバルが増えるんやないん？」という声をたくさんいただきますが、私は、そうは考えていません。狭いエリアで養殖がおこなわれることで、面としての強さが生まれるからです。

私が見据えるのは、国内の減少していくマーケットだけでなく、ロシアやアメリカ、中国といった海外マーケットにこそ、これから私たちが生きていくべき道があると考えています。

そのためには、私たちが年間100万個生産をしたとしても到底間に合わないニーズが待っています。海外からの大きなニーズを仲間たちと一緒に供給していく。それこそが私が実現したい牡蠣養殖です。

今はまだ、佐伯エリアが重点エリアですが、人の縁は佐賀や福岡、長崎、宮崎、沖縄と続々と広がっています。遠い未来、いや、5年、10年のスパンで九州は世界的に有名なオイスターアイランドに成長していくことは間違いありません。

その口火が、今回のMakuakeのチャレンジで切って落とされるのです。

みなさんの応援、激励、
よろしくお願いいたします！

仕様

50~70g 養殖真牡蠣 生食用 （加熱調理もOK）

今回、Makuakeでの特別企画として、大入島の地種を活用して育てた真牡蠣を先行販売いたします。

大入島の湾で採苗した種を親貝として、うみの株式会社で広島系統の牡蠣と掛け合わせ誕生した商品。試行錯誤を繰り返し、約10年の経験を経てようやく実現した世界初販売！！の貴重な牡蠣たちです。

スケジュール

11月末募集終了
順次出荷、2022年5月出荷終了予定

実行者紹介

合同会社 新栄丸

代表社員 宮本新一