一般財団法人渋谷区観光協会では、
渋谷のローカルな意見を沢山取り入れ一つのプロジェクトを立ち上げました。
題して、『渋谷で乾杯‼ シブヤにカンパイ‼』

日本酒の種類は全2種類でラベルデザインには
ハチ公とスクランブル交差点を取り入れました。

●渋谷の定番観光スポット『ハチ公』と『スクランブル交差点』
をパッケージデザインに！

渋谷の待ち合わせの定番といえば、何と言っても ハチ公前 です。

1934年に初代ハチ公銅像が設置されてから多くの人々の待ち合わせのシンボルとなり、渋谷の街を見守ってくれている忠犬ハチ公銅像のシルエットに『渋谷のハチ公でまちあわせ』というメッセージをこめて、デザインしました。

もう一つの渋谷のシンボルは何と言っても スクランブル交差点 です。

ピークタイムには1回の横断で3000人がぶつかることもなく行き交うという世界で最も有名な交差点の一つで、最近では多くの観光客がその多様な人々がすれ違う様子を動画撮影することでも有名です。

そんなスクランブル交差点をモチーフに、『渋谷のスクランブルですれちがい』というメッセージをのせて、デザインしました。

●渋谷のオフィシャルなお土産

渋谷には日々沢山の観光客が訪れますが、お土産になる特産品や特産物がありません。

それぞれの企業が独自で渋谷をモチーフにした物を作成し販売しています。この先2020年にはオリンピック・パラリンピックが行われる事と、渋谷駅の再開発で2027年には新しい渋谷が誕生する事で、今後ますます観光客が増えることが予想されます。そこで私たち渋谷区観光協会では、渋谷のオフィシャルとなるお土産作りを始めてみました。渋谷のシンボルとなるスクランブル交差点とハチ公銅像をパッケージデザインした日本酒を世界の様々な国に持ち返って頂き、さらに渋谷をPR出来ればと思います。

●一般財団法人渋谷区観光協会とは？？

2012年に渋谷区と東京商工会議所が共同で設立した一般財団法人です。

観光案内所の運営をメインとし、渋谷区内のMAP制作やイベントカレンダーの発行したり、渋谷区のイベント情報や新店情報、観光客情報の発信を行っています。また観光客だけでなく区民ツアー企画や観光大使の任命を行うなど、渋谷区のPRを担う団体です。

●２種類の日本酒 醸造元紹介 

■ 『渋谷のハチ公で待ち合わせ』　醸造元：宝山酒造

■蔵元紹介：宝山酒造

宝山酒造は、開湯300年を迎えた新潟の奥座敷として知られる岩室温泉の地酒として、明治18年創業の小さな酒蔵です。大量生産はせず、杜氏始め三人の蔵人が冬場極寒の越後の地で、一冬楽しく人の和をモットーに一滴一滴を大切に醸しています。特に新潟県が開発した吟醸米「越淡麗」は、蔵の裏の田んぼで社員が栽培しています。現在は県外の酒蔵で造りの修行を終えた若き次期5代目の渡辺桂太さんが蔵の仕込みに入り、青柳杜氏の技を継承しました。いま、宝山酒造に新しい風が吹きこんでいます。
 

■味の説明

マスカットような爽やかな香りとドライな口当たり、新潟淡麗をしっかりと表現する酒質です。

■お酒の概要
原料米:五百万石
精米歩合:60%
特定名称:純米吟醸
日本酒度:＋3(予定)
Alc:15〜16%(予定)

■こだわりのポイント

新潟県産「五百万石」を用いています。それに新潟県が独自に開発した「新潟酵母」を用いてオール新潟のお酒を醸しだします。

■『渋谷のスクランブルですれちがい』　醸造元：数馬酒造

■蔵元紹介：数馬酒造

1869年（明治2年）創業の数馬酒造です。世界農業遺産に認定された「能登」の地にて、能登の美酒「竹葉」を醸しています。「心和らぐ清酒（さけ）造り 心華やぐ会社（いえ）作り 心豊かな能登（まち）創り」の想いを胸に「米・水・技」全てを能登産にこだわり、地域と共にある地酒を目指します。世界中のトップシェフ・料理ジャーナリストが集う世界最高峰の食の祭典「マドリッドフューション2014」では全国から選ばれた4蔵に選出されました。代々受け継がれてきた「能登を想う心」が数馬酒造のスピリットです。

■味の説明
メロンのような華やかな香りとお米の旨味を感じつつもスッキリした飲み口のキレイな酒質です。

■お酒の概要

原料米：石川門　　
精米歩合：60％　
特定名称：純米吟醸　
日本酒度：+3 （予定） 　　
ALC：16~17%（予定）

■こだわりのポイント

石川県独自で開発した酒造好適米「石川門」を100％使用した限定酒です。「能登の恵みをシェアする地酒」をテーマに地域と共にある酒造りを目指しています。

■KURANDさん監修

今回のプロジェクトで用意するお酒は、全国各地のまだ表に出ていない個性的な日本酒を取り扱っている「KURAND（クランド）」監修のもと厳選した日本酒を用意しました。

■KURANDさんより一言

渋谷区観光協会様からお声がけいただき、今回のプロジェクトのために、KURANDが自信を持っておすすめする蔵元の日本酒を厳選しました。

どちらのお酒も蔵元の地元の酒米で醸した純米吟醸酒です。日本酒の風味をより感じていただくために、ワイングラスでお飲みいただくのがおすすめです。現在、日本酒は絶賛発酵中ですが、皆さま楽しみにお待ちください。

KURAND： http://kurand.jp/

●最後に渋谷区観光協会代表理事の金山淳吾からメッセージ

「渋谷のお土産ってなんですか？」

とよく観光であそびにくる様々な国の方に聞かれます。

確かに世界中から様々なものやカルチャーが集まってくる渋谷の街では「これ！」といったお土産が見つけにくい。そんな時、日本の食文化としても世界で人気が高まっている日本酒を渋谷ならではのデザインで、見て、味わって楽しめるお土産があったら喜ばれるのではないか、と渋谷ローカルのみなさんにヒントをもらい、実際に作ってみよう、とプロジェクトが立ち上がりました。

渋谷中のお店で渋谷のシンボルを視覚と味覚で味わえ、また日本中、世界中に渋谷のお土産として愛されることを願っています。

渋谷の街の乾杯を、渋谷のシンボルで楽しんでください！