1965年創業の老舗中華『華都飯店』から、中国福州発祥・伝説のスープをMakuake限定コースとしてご提供いたします。

始まりは、今から140年前の清代。福州の料理人、鄭春発が作ったとされる。

鄭春発は1877年にこのスープの原型に出会い、その後、福州市内に聚春園菜館を開いて、改良を続け、食客の間で有名になったという。

ある時、この料理を食した一人の客が句を詠んだ。

「壜啓葷香飄四鄰」・・・壺を開けると動物性の香りが辺りにただよい

「佛聞棄禅跳墻來」・・・「このスープの香りを嗅ぐと、戒律により精進料理しか食べられないと定められている僧侶（あるいは動かないはずの仏像）でさえも、壁を飛び越えて寺院から出てくる」

ここから「佛跳墻（フォーティャオチァン）」という名前が付けられたという。

この伝説のスープを六本木の老舗・華都飯店が、この冬に向けて送り出す。

おそらく、中華料理の最高の技術を持つシェフしか作り事ができない至高のメニュー。

2021年秋、華都飯店がカラダも心も温まるコースを作り上げた。

■華都飯店コース ¥15,000-（税込）

前菜：大連産特級クラゲと果実の和えもの

こりこりとした良い歯ごたえが特徴で、クラゲの中でも上質と言われる中国大連産のクラゲに、季節のフルーツやカシューナッツを食前酒に合うよう和えた一品。

点心：季節野菜の春巻きと自家製水餃子四川風の2種

季節ごとに旬なお野菜・海鮮を変えて作り上げる春巻きは、山椒が利いていて、サクサクと食べやすい。四川風ピリ辛ソースでお召し上がりいただく水餃子は、華都飯店自家製で常連さんに愛される一品。

フカヒレ料理：アボカドスープに浮かばせたヨシキリ鮫尾びれの姿煮

一般的にオイスターソースで煮込むことが多いフカヒレを、華都飯店名物のアボカドスープで煮込んだ姿煮をMakuake限定で提供。

肉料理：牛フィレ肉の中華ステーキ

中華では珍しい牛ステーキ。実は中華鍋ではお肉を焼くのが難しいと言われておりますが、「お肉料理も楽しんでほしい」料理長のそんな想いで、ブラックビーンズを使ったスパイシーな中華風ソースをかけたステーキ。

デザート：紹興酒アフォガート（アルコールがお苦手な方：苺ミルクのタピオカ）

アフォガートと言えば、バニラアイスにエスプレッソをかけますが、老舗中華店ならではのエッセンス、華都飯店では紹興酒をかけてお楽しみ。

こちらのコースに、スパークリングワイン、ハウスワイン白、赤 計3杯がつきます。

■華都飯店佛跳牆コース ¥30,000-（税込）

上記コースに佛跳牆（壺スープ）が付きます。

貴重な高級食材が贅沢に使われています。

乾燥したアワビ、なまこ、ナツメ、クコの実、鶏、スッポン、麦門冬（ばくもんとう）

党参（とうじん）、鹿の角、霊芝（れいし）

（調理について）

干しアワビとなまこを2日間かけもどし、自家製スープ（鶏がら、豚がら）で半日煮込む。そのスープに材料を全て入れ6時間以上煮込んだら完成！

華都飯店について

中国料理研究家、馬遅伯昌 が、「食を通して中国の文化を日本に」と1965年に東京・三田に開いたレストランが華都飯店の始まりです。

当時お出ししていた料理は、親しい方をおもてなしするための馬家に伝わる伝統的な心づくしの家庭料理でした。

「おもてなしの心」と「家庭的な味」をそのままに受け継いでいます。

～料理人紹介～

料理長：花井秀典

H1 香川調理専門学校卒業
華都飯店入社
H14 華都飯店料理長就任

■店舗情報

【華都飯店】

住所：東京都港区六本木一丁目9-10アークヒルズ仙石山森タワーB2
営業時間：ランチタイム 11時30分〜14時30分ラストオーダー、ディナータイム17時30分〜21時30分、ラストオーダー(土、日、祝日20時30分ラストオーダー)
定休日：なし(年末年始、GW、お盆期間はその年によって数日間ずつ閉店)