プロジェクト概要

「やさいのキャンバス」は、“野菜"と“はちみつ”でできたクリームです。パンやクッキー、ホットケーキなどにお絵かきをして、食べることができます。

「やさいのキャンバス」を活用すれば、コミュニティ内での子どもたちの会話を促進し、新たな関係性を生み出したり、より深めたりすることで、子どもたちのポジティブなココロを育みます。

また、楽しくお絵かきすることで、野菜に対する苦手意識は薄まり、野菜を食べるキッカケになります。それらは、子どもたちの健康なカラダへの成長を助けます。

そして、“色”だけでなく“味”や“立体感”という要素も加わった新しいお絵かきという体験は、想像力を刺激し、子どもたちの未来の創造力を育みます。

ご家庭や、教育機関、福祉機関、こども食堂やこども会などのコミュニティの場で「やさいのキャンバス」を取り入れて、子どもたちの“未来を創造する力”を育みます。

プロジェクト詳細

【子どもたちが、コミュニティの中で“関係性”をつくるキッカケを演出したい！】

食事の場に会話は、関係性を深めたり、信頼関係を築く上でとても重要です。

しかし、最近では“孤食”という言葉をよく耳にするようになりました。
孤食というと「家庭」を連想させますが、現代社会では、家庭の中だけでは解決できない問題になってきたのではないでしょうか？

私たちは、家族という小さなコミュニティだけでこの問題を抱え込むのではなく、地域という大きなコミュニティに範囲を広げることで、解決できるのではないかと考えます。その選択肢として、やさいのキャンバスが家庭や地域のコミュニティでも使えるようになることで、家庭と地域コミュニティをつなぐ媒介となります。

やさいのキャンバスは、現在「みどり」「きいろ」「あかいろ」の3色があります。それぞれ違う野菜でできているので、もちろん味も違います。そして、絵具のような質感のクリームが出てくるので、平面だけでなく立体感なお絵かきもできます。

「色」×「味（匂い）」×「立体感」と、組み合わせが無数にあるので、表現方法が広がり、普段のお絵かきとは違ったワクワク感を味わえます。その楽しさや幸せを感じられる空間が、“孤食”の状態を“共食”に変えます。

【野菜とはちみつのクリームで楽しくお絵かきをして野菜ぎらいを克服！】

「苦手な野菜を食べることができた。」という達成感を子どもたちに経験してもらいたく、やさいのキャンバスではそれぞれの色の原料に野菜を使用しています。

「みどり」：ブロッコリー×ほうれん草

「きいろ」：たまねぎ×とうもろこし

「あかいろ」：にんじん×ビーツ

素材はなるべくシンプルにしており、全色共通して［野菜のペースト+野菜のパウダー+はちみつ+米油+塩］という構成になっています。保存期間が2ヶ月間かつ保存方法は要冷蔵ですが、添加物を使用しないことにこだわってつくりました。

【「描く」という体験を通して、五感をフル活用し創造力を育くむ！】

食育に大切な要素のひとつに「楽しさ」があります。「食事」が単なる“習慣”ではなく“楽しみ”だと感じることができれば、食への関心は高まります。

子どもたちの好きな「お絵かき」。このお絵かきというエッセンスを食事に取り入れることができないかと考えました。

「食べもので遊んではいけません！」と教わってきましたが、それは「粗末にしてはいけない」という意味であり「楽しんではいけない」という意味ではなかったはずです。

お絵かきを楽しみ、食べることも楽しむ。食べものを粗末にせず、食べても美味しければ、まさに一石二鳥。

私たちは、これから、教育機関や福祉機関、地域コミュニティでやさいのキャンバスを活用したワークショップやイベント、研修を実施していきます。もし興味のある方やすでに違うカタチで実践されている方がいれば、コミュニティで共有し、一緒に創りあげていきましょう。

利用シーン / 利用方法・操作方法

教育機関、福祉機関、こども食堂、自治会等コミュニティでのご利用の例

【1時間のワークショッププログラム】

［こども食堂］
0:00 自己紹介
0:05 やさいのキャンバスクイズ『どんな野菜でできているかな？』
※それぞれの色が何の野菜でつくられているかを当てるクイズ
0:15 1回目のお絵かきタイム テーマ『好きな野菜』
0:30 何を描いたのかシェアする時間
0:35 2回目のお絵かきタイム テーマフリー
0:55 何を描いたのかシェアする時間
1:00 みんなで一緒に「いただきまーす！」

［高齢者施設に地元の子どもたちを招いた交流イベント］
0:00 自己紹介
0:05 やさいのキャンバスクイズ『どんな野菜でできているかな？』
0:10 1回目のお絵かきタイム テーマ『好きな野菜』
※高齢の方も子どもたちもお絵かき
0:20 何を描いたのかシェアする時間
※描かれた野菜を育てたことがある高齢の方から簡単なレクチャー
0:30 2回目のお絵かきタイム テーマ『似顔絵』
※子どもたちが同じ班の高齢の方の似顔絵を描く
高齢の方はモデルなのでお絵かきはしない
0:45 どんな似顔絵を描いたのかシェアする時間
0:50 みんなで一緒に「いただきまーす！」

ご家庭でのご利用の例

ある家族の忙しい朝。
7:00、目を覚ましたお父さんとお母さんは、せわしなく朝の準備をはじめます。
7:30、寝ぼけ眼をこすりながら、小学校1年生の息子は顔を洗い食卓につく。机の上には食パンと「やさいのキャンバス」。今日は「みどり」を手にとって、食パンにニョロニョロ、ニョロニョロとお絵かき。
7:45、お父さんお母さんも朝の支度が整い席につく。「今日は何を描いたの？」「じゃーん、今日は雨が降ってるからカエルさん！」「わー！上手に描けたねー！」「でしょー！せーの、いただきまーす！」

これは家庭の朝食での一例ですが、おやつの時間やお子さんの友達が遊びにきたときでもとても盛り上がります。

なお、毎月1回、購入者向けにZOOMをつかったオンラインワークショップを開催予定です。

これまで4回ほど各回45分間でプレ開催してきましたが、大変好評をいただいております。

やさいのキャンバスをリターンで選択していただいた方には、

オンラインワークショップのご招待について、合わせて送らせていただきます。

仕様

やさいのキャンバス 3色セット〈みどり / きいろ / あかいろ〉

【みどり】ブロッコリーペースト / ほうれん草パウダー / はちみつ / 米油 / 塩

【きいろ】たまねぎペースト / とうもろこしパウダー / はちみつ/ 米油 / 塩

【あかいろ】にんじんペースト / ビーツパウダー / はちみつ / 米油 / 塩

保存方法：要冷蔵

賞味期限：2ヶ月間

内容量：各45g（各色、4回ほど使用できます）

スケジュール

〜2020年12月末：クラウドファンディング実施

2021年3月〜：リターン配送

ECサイトオープン
オンラインワークショップ定例開催

2021年4月〜：小売店にて卸販売
教育機関/ 福祉施設 / 子ども食堂にて食育ワークショップログラム実施

リターンについて

✔︎やさいのキャンバス3色セット
・4箱セット【早割 10%OFF】
・6箱セット【早割 10%OFF】
・2箱セット
・4箱セット
・6箱セット
・【ワークショップに使用したい方限定割引10%OFF】6箱セット
・【ワークショップに使用したい方限定割引10%OFF】10箱セット

✔︎やさいのキャンバス & やさいクリームみどり（瓶詰め商品）セット
（ケールのジェノベーゼ風）
・やさいのキャンバス1箱セット & やさいクリームみどり3個
・やさいのキャンバス3箱セット & やさいクリームみどり5個

✔︎やさいのキャンバス & こだわり旬野菜BOX セット

✔︎たまねぎ染めの蜜蝋エコラップ
・3枚セット
・3枚セット & やさいのキャンバス3箱セット

✔︎越谷こども食堂に「やさいのキャンバス」10箱プレゼント

✔︎【施設 コミュニティー向け】1年間の食育プログラムの企画・運営

✔︎やさいのキャンバス新色開発ミーティングご招待
・やさいのキャンバス1箱セット付き
・やさいのキャンバス3箱セット付き

資金の使い道

60万円資金が集まった場合

・やさいのキャンバスの材料費：11万円（300セット分）

・資材費（チューブ / パッケージ）：9万円

・製造業務委託費：6万円

・配送料：8万円

・デザイン費：10万円

・備品（チューブに充填する際の固定具）購入費：5万円

・宣伝広告費：5万円

・手数料：6万円

実行者紹介

株式会社Share Re Green（シェア・リ・グリーン）
代表取締役 瀬戸山 匠

私たち株式会社Share Re Greenが「やさいのキャンバス」などの商品やサービス、コミュニティづくりなどの事業をおこなう際の思考のベースには、私が学生時代から続けているラオスでの活動で学び研究している「主観的幸福感」というテーマがあります。

2010年、私が大学1年生だった当時、「国民総幸福量」という指標でラオス人民民主共和国が世界で2番目でした。経済学部で「経済活動は効用を高めるためにおこなう」と習っているのに、GDPは低くとも国民は「幸せだ」と言っている。そのことが不思議で、ラオスに行ってみたことが全てのはじまりでした。

ラオスでは、フォーサイ村という農村で小学校の改築や中学校の建設、高校設立のファンディングのサポートをしつつ、「なぜこの人たちは幸せなのか」という主観的幸福感に関する調査をさせていただいています。この活動も、11/23で丸10年になります。

ラオスに通い、暮らし、ヒアリングやインタビューをしていると、フォーサイ村で暮らす人々の、家族との心理的なつながりの強さや、隣近所の人との関係性の深さを感じ、主観的幸福感との相関の高さを実感しました。

特に印象的だった「文化」に関する2つのエピソードがあります。

1つ目は、頻繁に家族だけでなく隣近所の家族も交えて一緒に朝食を食べる文化です。僕自身、幼少期から朝食は一人で食べることが多かったし、隣近所の家族と食事をする機会はほとんどなかったので、とても新鮮でした。

2つ目は、同じ村で暮らす人のことを、自分の家族のことのように考え、話し合い支え合う文化です。たとえば、同じ村にハンデのある人がいたら、村の人たちで仕事を考えて役割を生み出します。

一般的に、主観的幸福感を高めるためには、「精神性」「健康」「関係性」の3つが満たされていることが重要だといわれます。この3つの要素に加えて「心理的安全性」と「役割」が大切で、私は、ラオスの農村の食文化はまさにこの二つを満たしています。そして、いまの日本の地域にも必要だと感じています。

「やさいのキャンバス」は、これらの経験、考えをベースに生まれました。
やさいのキャンバスを活用し、地域に活動の範囲を広げることで、高齢者や障がい者、子どもたちにも役割が生まれて、社会関係を構築することで心理的安全性も高まります。なので、やさいのキャンバスは単なるコミュニケーションフードではありません。

やさいのキャンバスがつくる未来は、日々の食事が楽しくなり、地域で暮らす人々の関係性が深まり、一人ひとりが「幸せだ」と胸を張って言える社会です。

応援、よろしくお願いいたします。