アコヤ真珠の生産量の減少、そして海外販路の拡大により、真珠の価格相場は依然として高騰を続けています。本物のアコヤ真珠を身につけたいと思っても、簡単には手を出せないほど高嶺の花になってしまいました。

アコヤ真珠は、稚貝の育成から浜揚げまでに３～４年も要します。以前、伊勢の養殖場の方とお話しした時のことですが、アコヤ貝を開けて、真珠を取り出し、出荷する時には、娘をお嫁に出すような気持ちだとおっしゃっていたのが、とても印象的でした。

それほど、大事に大事に真珠は育てられているのです。とても長い年月をかけて人の手によって育て上げられた「宝石」です。ですから、その真珠を育てるための、本当に小さな稚貝から育てたアコヤ貝が、大量死してしまった時の、養殖場の方の悲しみは、想像以上だと思われます。

しかし、そんな中でも、２０２２年から２０２３年にかけて浜揚げされた貴重な新珠の真珠をいち早く確保。真珠一筋２８年の問屋様とタッグを組み、中間マージンを出来る限りカットして、大変お求めやすい価格にてご提供すべく、今回のプロジェクトを実施いたしました。それがこちらです。

伊勢志摩、宇和島、九州など、全国の有名産地の養殖場の方が、丹精こめて育て上げた良質なアコヤ真珠。カラーは、ホワイトピンク系。大きさは、ファーストパールと呼ばれる７mm珠よりもひと回り大きい約7.5～8mm珠と、さらに大珠の約8～8.5mm珠で仕立てたネックレス２種類です。

約7.5～8mm珠は、ファーストパールと呼ばれる７mm珠よりもひと回り大きく、フォーマルはもちろんのこと、カジュアルからビジネスシーンまで、さまざまにご活用いただけます。この真珠を１本お持ちいただくことで、おしゃれの幅がグンと広がりますし、長い期間、活躍します。

約8～8.5mm珠は、アコヤ真珠の中でも「大珠」と呼ばれるサイズになります。珠のサイズが大きくなるほど生産量も少なくなるため、当然お値段は上がりますが、今回の超早割では、出来る限り、抑えた価格を実現させていただきました。大珠の魅力は、何といってもその存在感。ぜひ、お持ちいただきたいサイズです。真珠の内側からの輝き、照りも存分にお楽しみいただけます。

真珠養殖場から浜揚げされた真珠は、加工の工程を経たのち、さらに、熟練の職人の方による「連相」という過程を経て、ようやく１本のネックレスに仕上げられます。この「連相」がしっかりしていなければ、美しい真珠ネックレスは完成しません。

もちろん、今回のネックレスも、熟練の職人の方による「連相」により仕上げられており、上品で美しい風合いを感じていただけます。

約7.5～8mm珠、約8～8.5mm珠いずれも、ファーストパールと呼ばれる７mm珠よりも存在感のあるボリューム。普段の装いでも、アコヤ真珠を身につけることで、よりエレガントに、おしゃれ度もアップします。

留め具両側にさりげなく輝くミラーボールを配置したオリジナル仕様。ネックレスの長さは、一般的な42cmよりも少しゆとりのある、こだわりの43cmとなっております。

さらに、イヤリングまたはピアスもお付けいたします。いずれも両穴のスイングタイプ。耳元で華やかに揺れ動きます。金具の素材は、イヤリングはシルバー（ロジウムメッキ）製、ピアスは体に優しいチタン製です。

大切に保管できる専用ケースと、真珠総合研究所の真珠鑑別書（ハガキタイプ）もお付けいたします。

このアコヤ真珠ネックレスが１本あれば、フォーマルはもちろん、カジュアルにも幅広く使えます。フェイクパールでは決して成しえない本物ならではのテリと輝きが、いつもの装いにより美しいアクセントを添えます。また、レフ板効果により、お顔をパッと明るく演出します。

アコヤ真珠は、女性のさまざまな場面に寄り添う、まさに一生モノのジュエリーなのです。

【浜揚げと新珠について】

アコヤ真珠は、冬の寒い時期に「化粧巻き」と呼ばれる美しい真珠層が生まれる12月から1月頃に、貝の中から真珠を取り出します。この作業を浜揚げと言います。今回の真珠は、2022年12月～2023年1月頃に浜揚げされた、市場で一番新しい真珠になります。2023年12月～2024年1月に浜揚げされた真珠は、現在、加工作業をしている最中で、まだ市場に出回っておりません。

色合いがとても素敵なカラーパールをリターン品の２番目といたしましてご紹介します。

このカラーパールは、連相などの際、使われなかったアコヤ真珠に、新しいジュエリーとしての価値を持たせるために、試行錯誤の末、生み出されました。アコヤ真珠を、もっと身近なジュエリーとしてお楽しみいただけます。

※こちらの真珠は、新珠ではございません。

真珠本来の色があるので、ピスタチオカラーの染色は、特に難しく、この色味を出すためには、とても長い年月を要したということです。一般的な調色加工を施された真珠と比べると流通量も少なく、希少性が高い真珠となります。

今回は、ホワイト系とピスタチオ、ホワイト系とラベンダー、ピスタチオとラベンダーの各２色使いによる計３種類のペンダントを、マクアケのオリジナル仕様として準備いたしました。※ホワイト系は染色ではございません。

こちらを１本お持ちいただくと、それぞれのカラーの一粒ペンダントとして、また、二粒を付けたモダンなペンダントとして、合計３通りのバリエーションでお楽しみいただけます。その日の装いや気分で使い分けでき、アコヤ真珠を身近に感じていただけます。

真珠の付け替え（着脱）は、留め具のボールに通してあるチェーンの端を抜き差しすることで簡単に行えます。

実行者紹介

実行責任者：エスフィオーレ　代表・プロデューサー　細谷 詳子

一般社団法人日本真珠振興会　シニアアドバイザー

〈真珠＝フォーマルという日本の概念〉

前回の《プレミアム湖水真珠彩の極》プロジェクト時に、活動レポートにも書かせていただいた、大変印象に残る出来事がありました。2023年10月に横浜で行われた宝飾展でのことです。

会場には、多くの中国の方が、真珠の仕入れに会場を訪れていました。私は、中国の方々の真珠の買い付けに圧倒されてしまい、思わず、休憩中の中国の女性の方に、片言の中国語で尋ねました。

「日本では、結婚式などに真珠をつけることが多いのですが、中国の女性は、いつ真珠をつけるのですか？」

すると中国の女性は、「真珠は、綺麗ですから、私たちは、毎日つけます」とお答えになりました。

中国では、毎日つけるジュエリーとして、真珠が認知されているのです。

これが、中国の方々が真珠を購入される理由だったのか、と思う反面、日本人女性が真珠をつける機会を限定していることに、少し寂しい思いになりました。

また、私自身も、真珠＝冠婚葬祭というイメージで真珠を販売してきたことにも、深く反省いたしました。

個人的には、日本人女性を美しく見せるジュエリーは、アコヤ真珠ではないかなと思っております。

真珠をつけると、レフ板の効果で、お顔がパッと明るく華やぎます。そして、フォーマルの席では自然と心が落ち着きますし、逆に、カジュアルやビジネスシーンでは、気分を高めてくれるジュエリーです。

ファッションとしてのフェイクアクセサリーも素敵ですが、ぜひ、毎日のように、美しい真珠をつけていただけたら、日本の真珠ジュエリー文化も変わっていくのではないかなと思います。

【スケジュール】

2024年3月22日14時　プロジェクト開始

2024年4月23日18時　プロジェクト終了

2024年5月上旬～中旬　超早割お申し込み分のリターン品の発送

2024年5月中旬～下旬　早割お申し込み分のリターン品の発送

2024年5月下旬　一般販売価格お申し込み分のリターン品の発送

【資金の使い道】

本プロジェクトの応援購入で得た資金は、真珠をはじめ、ジュエリー等の新たな企画開発に使わせていただきます。