コワーキングスペースやカフェで、働き方改革の余波で家庭で、
仕事をしていませんか？

みんなと話し合いをするような場合はよいのですが、電話での会話やおしゃべり・生活騒音など人が多い環境での、集中した作業は困難を極めます。また自分だけの世界に入りたい時に没頭することは大変難しく、人の目線も気になります。

そこで生まれたのが、どこでも持ち歩ける「集中デスク SEREN desk（セレンデスク）」です。パソコンなど作業に必要な空間は保ちつつ、目線と耳元の吸音材があなただけの「個室空間」を実現します。騒音をシャットアウトするのではなく、まわりの音は適度に聞こえながらも、まるで木陰に入り、集中できるような特別感を演出します。

SEREN「セレン」はラテン語の「sĕrēnus」から来ています。穏やかな，静かなの意味を持ちます。喧騒の中に小さく切り取られたような空間を創りたい、守られているような、という想いで名付けています。SERENは、商標登録出願中です。

フリーランス的な働き方や、テレワーク、働き方改革のしわ寄せなど家庭の中で仕事をしないといけないシチュエーションもかなり多くなってきています。夜の静まり返った環境でなければ、テレビや家族とのコミュニケーションなど、「仕事妨害の誘惑」は目の前にたくさん広がります。

特にお子さんやご家族のいる空間での作業は、「集中」という側面から考えると最悪です。ご自分だけの「書斎」が持てない家庭環境において、集中できる個室空間を手軽に持つことのできるSEREN deskはあなたの強い味方です。コンパクトにしまわれたSEREN deskを組み立てると30秒で「書斎」が出来上がります。

SEREN deskは目線と耳元のみをホールドしている最小空間を実現していますが、マウスやドリンク、書類などに手に伸ばすのに必要な空間は開放されており、個室空間でありながら最小のスペースで集中空間を作り上げます。特に文章を書いたり、分析するようなシチュエーションには最適です。

近年増え続けるコワーキングやカフェ空間を利用した仕事スタイル。オープンなスペースでの仕事は開放感があり、リフレッシュしながら働いたり、同じコワーキングスペースの方と話しながら仕事を進めることで新たな発想が生まれることがあります。

しかし、集中したい作業の場合はそのオープンな空間と周りの雑音が著しく作業効率を落とし、生産性が上がらないような場合があります。個室空間や集中デスクなどは先に来た人に占領されていて、仕方なく壁や窓際を選んで作業する、なんていうこともしばしば。

SEREN deskさえあれば、オープンないつもの机が自分だけの個室空間に早変わりします。

パソコンに向かう際に集中するための視線や静寂を得るための耳元の吸音材が、自分だけの空間を実現するとともに、完全にクローズ空間ではないために、近くの人とも必要な時にコミュニケーションが取れます。まさにオープン空間の中の個室空間という集中しながらもコミュニケーションが図れる画期的な製品です。

今は話しかけないで！とアピールも。

最近コワーキングやオフィスで頻繁に見られるスカイプなどを利用したweb会議。

コワーキングスペースであれば電話スペースはあっても、パソコンを開いたweb会議は長くかかることからもオープンスペースで行うことも多いことでしょう。

イヤホンを用いて会議をすることは常識的になっていますが、あなたの声や身振りは周りの人に丸見えです。

SEREN desk に搭載されている吸音材は、数ある吸音材の中でも、人の声の中心音域である500～1000Hz(ﾍﾙﾂ)を効率的に吸収します。外側には薄い遮音材も複合しているので、吸収した音（あなたの声）が拡がることを抑えます。

全てが仕切られていないので当然、音は漏れますが、周りの人への配慮としての個室空間であり、web会議を実現することが可能です。

SEREN deskは非常に洗練されたプロポーション。

脚部にはフラットバーを採用し、どの大きさのPCの設置にも邪魔にならい構造設計を実現。 実用新案登録 実願２０１８－００５１４３

カンチレバー（片持ち）構造で耳までホールドしながらも、安定したフォルム。しかも簡単に30秒設置可能です。

しまうときには、簡単ステップで薄く小さなフォルムに早変わりします。バッグ型の形状はさりげなく、インテリアとして置いて頂けます。

下のグラフは、SEREN desk に搭載されている吸音材厚さ25㎜の試験結果です。

「吸音」というのは数値でいうと吸音率で評価します。最高が「1.0＝100％」で発生した音のすべが吸い込まれたことを「1.0＝100％」としております。人の声は周波数でいうと、男性の話し声が500Hz（ﾍﾙﾂ）、女性の話し声が1000Hz（ﾍﾙﾂ）といわれており、 SEREN desk の吸音性能が人の声で「1.0」と優れているのがお分かりいただけると思います。

分かりにくいので「感覚」で説明します。

雪山で、森林、静かな図書館などで、「し～ん」とした独特の静寂を体験されたことがあると思いますが、積雪・柔らかい土と落ち葉・大量の紙と絨毯が吸音材となっています。

SEREN desk には、厚さ25㎜で人の声に最も効果的な吸音材を用いております。組み立てた中に座っていただくと、その「し～ん」とした感覚を持って頂けますので、ふと自分だけ、違う場所に居るような気がします。

吸音材の世界も奥が深く、キッチンのスポンジのようなものから、布団の綿のようなものまで様々です。柔らかく、重く、厚いものほど良く吸音するとされておりますが、吸音性能ばかりを追求しても持ち運べません。

ハンドリングのよい最適なサイズと、耳の位置と、人の話し声に最も効果的な吸音材を選定し、外側に薄い遮音材を複合しました。表装は椅子張りの生地で丈夫です。

完璧で重厚な防音室を作れる当社が、そのバランスを分かって「軽い・簡単・女性でも」をコンセプトに組み合わせました。

弊社は1961年､谷水加工板製作所として､建築物の壁・床・天井・屋根下地などに用いられる「木毛セメント板」の製造・販売を主として創業し､1970年には月産80,000枚となる全国でもトップレベルの事業所となりました。やがて時代は高い断熱性能が要求されるようになり、各種断熱材と表面材を複合して付加価値を高める「断熱パネル」を製造して参りました。大型保冷施設から､高層公共住宅、型式木造住宅、仮設事務所、ＲＣ住宅では内・外断熱・屋上断熱に至るまで､様々な工法に採用されています。

10ｔウイングトラックの荷台に、当社が製造する浮き床パネルを敷並べ、不燃防音パネルを組立てて、船室を再現しました。エンジンの振動と騒音がどれだけ減衰するか実験しました。当社で最も重厚で高性能、高額な防音パネルです。

ベニヤ板・石膏ボード・フレキ・薄板鋼板など、、、と断熱材を何層にも、貼り合わせたりカットしたり穴を空けたり、できます。被災地の応急仮設住宅の外壁パネルも生産しています。

「パナム」は当社の登録商標です。住宅用の組立式防音室を製造しています。１棟ずつ特注でお客様のお部屋と楽器にあった、木製の防音室を創ります。最近は、オンキヨーさんとコラボして、デザインに凝った補聴器の視聴室としてもお役に立っています。

「おとのん」は船舶用の遮音パネルで特許も取得しています。皆さんは客船に乗るのでご存知ないかもしれませんが、貨物船の船員さんは、エンジンのすぐ上の階でビジネスホテルのシングルルームのような船室で生活されています。その船室と船室の境目の防音壁を作っています。

「サウンドクリアソファー」は、防音・吸音・遮音を知り尽くした当社ができることをインテリアで表現したいと考えて開発した商品です。スピーカーから出る音をキレイに整えるソファーで、吸音材を密度や形を変えて、効果的に内蔵しています。これも特許を取得しています。