セミウォレットとは

キャッシュレス決済が当たり前になりつつある昨今、財布はどんどん小型化が進んでいます。

「○○ペイは使い始めたが、現金もカードも一定数持ち歩きたい。」

セミウォレットは、現金とキャッシュレス払いの両立派なあなたに提案する、『使いやすさ』と『薄さ』をバランスよく両立したコンパクトなお財布。

名前の通り【Semi = 半分】をコンセプトにしたお財布です。

『実際の使いやすさ』を軸に置いてデザインしたお財布

小ささよりも優先したのが、使いやすさ。

ミニ財布のブームに伴い、使いやすさを犠牲にしてしまっている、デザインの財布を見かけます。

それでは本末転倒、もっとも優先すべきは使いやすさです。
こちらのセミウォレット、コンパクトなボディの中に使いやすさのこだわりを多数つめこみました。

フラップを閉めた時のデッドスペース（隙間）を無駄なく使用する事により、容量を確保しています。

①シングルキーポケット
切り込みを利用したキーポケット、鍵が1本収納可能。

②ICカードポケット
カードが1~2枚収納できるカードポケット。
ICカードを入れて、そのままタッチする事を想定したスペース。

③お札スペース
お札は折らずに収納可能、10枚程度が収まります。
二つ折りで収納すれば、財布を開けることなくお札を取り出せます。

④コインポケット
約15枚程度の小銭が収納可能です。
フラップを受け皿のようにして小銭をとりだします。

⑤カードポケット
カードが3枚程度入ります。
財布を開くことなく、横からカードを取り出すことも可能です。

⑥カードバンド
カード3~4枚をまとめておけます。
予備の名刺を挟んでおく使い方もおすすめ。

すっきり整頓 財布の厚みも半分に

お札×10枚
鍵×1本
小銭×15枚
カード×7枚
名刺×2枚

上記を入れて厚みは約2cm程度。
キャッシュレス払いをメインとすれば、十分な内容量ではないでしょうか。

実際に2週間使用してみました

使い始めは革が硬いため、全体的にぼってりとした丸みのあるフォルムですが、2週間も使用すれば革が柔らかくなり、フラットなフォルムに変身。

使うほどに革が馴染み、無駄な隙間がなくなり、スッキリとした形になります。

①スライド支払いでスマートに

①出番の多いカードは横からスライド
カードをスライドするようにして取り出せます。

ポイントは赤マルの切り込み。
こちらの切り込みが、カードを取り出しやすくなるポイントであり、カードの脱落を防ぐストッパーの役割も果たしています。

何度も試作を繰り返し、ミリ単位でこだわったポイントです。

一般的なクレジットカードの規格「ID-1」
縦53.98mm×横85.60mm×厚さ0.76mmサイズのカードなら、スムーズに出し入れできます。

②二つ折りでお札を入れて即座に支払い
お札を二つ折りで収納しておけば、財布を開けることなく、スマートに支払いが可能です。

一見すると中身が飛び出してしまいそうですが、赤丸の切り込みの位置がストッパーになりカードの脱落を防いでいます。
また、革の重なりより中身のズレを防いでいます。

※GIF画像はあくまで参考程度にお考え下さい。
財布本体を振り回した時、中身が出ない事を保証するものではございません。
一般的な使用方法では、中身が飛びでる事はございません。

②受け皿にもなるフラップ付き小銭入れ

フラップを受け皿のようなデザインにすることで、小銭が見やすく出し入れがしやすいように設計されています。

ちょっとしたこだわりですが、小銭入れの片側しか縫っていません。
非対称で一見、不格好に感じるかもしれませんが、ここが使いやすさのポイント。
縫わないほうのスペースが大きく拡がり、小銭が取り出しやすくなっています。

③カードを上手に収納する隠しカードバンド

小銭入れの後ろ側スペースに、カードを縦に挟めるカードバンド。
出し入れの少ない免許証や保険証、ポイントカード、もしもの時の名刺などを入れておくのにおすすめです。
トランプの手札のように1枚ずつずらして収納すると、出し入れがしやすくなります。

④切り込みを利用したシングルキーポケット

切り込みを利用したキーポケット、鍵が1本収納できます。

厚み：約2ｍｍ × ヘッドの高さ：28ｍｍ × 鍵幅：12ｍｍまでの一般的な鍵が収まります。

差し込み口と上部のフラップの抑えにより、鍵の脱落はありません。
※鍵のヘッドが極端に小さい物は、抑えが効かずに脱落の恐れもございます。

製品名：セミウォレット
サイズ ：約 W 9.8 × H 10.5 × D 1.3～2.0 (cm)
重量：約 45(g)
素材 ：牛革（ボルボオイル）
生産国 ：日本
※革により個体差が生じます。

オリジナルボックス
AGILITYオリジナルギフトボックスに入れてお届けします。

使いやすさを犠牲にしないミニ財布

キャッシュレス化が進み、財布に求められるニーズはここ数年で大きく変わりました。
現金を持ち歩く機会が少なくなり、財布は小型化。
どんどん小さくなっていきました。

しかし、中には小型にするあまり、使いやすさを犠牲にしているとしか思えない、ミニ財布もみられます。

今回のプロジェクトを始めるにあたりコンセプトにもってきたのが、「使いやすさ」と「薄さ」を両立した財布です。

革を重ねた時にできる隙間（デッドスペース）をなくす

革の重なり、カードやお札の重なりを少しずつずらし、無駄なスペースを減らしていきました。
フラップを被せた時に出来る空間を利用して、鍵が入るようになっています。

十分な容量が入りますが、隙間を無駄なく使う事により、約2ｃｍ程度の厚みに収まりました。

スマートに支払いをする

内ポケットやズボンのポケットから、サッと取り出し、フラップを開けることなく、カードをスライドして支払う。
そんなスマートな支払い光景をイメージして、デザインしました。

Semi(セミ) = 半分

名前の由来は「半分」という意味の「セミ」からつけました。

一般的な長財布の半分の大きさであり、厚みも半分で現金半分、キャッシュレス支払い半分で支払いをする。
そんなイメージを込めて【セミウォレット】と命名しました。

東京レザー（ボルボオイル）

北海道産の牛原皮を、東京は墨田区の染革工場カナメで染色・加工した革です。

東京レザーというのは完全な俗称。
私たち一部のメーカーの人間が、覚えやすいという事で使いだした通り名のようなものです。

植物タンニンで鞣した肉厚の牛ステアをベースに、鱈の油と舶来の牛脂などを昔ながらの製法でブレンドした「カナメオリジナル」のオイルを手塗で革に馴染ませていきます。

日本の季節によってオイルの濃度を職人が微調節することで、絶妙な仕上がりとなります。表面はシンプルに染料のみで仕上げた素上げの革なので、使っていくうちに深い色合いになっていく経年変化を愉しめる「育てる革」です。
最初はやや硬めでも、使っていくとどんどんやわらかく馴染んでいきます。

アフターケア & 諸注意

・柔らかい布などで乾拭きする程度で美しい状態を保てます。
クリームやオイルの過度な塗布は革の表情を損ねる原因となるのでご注意ください。

・「革らしい革」を追求しているため、染料のみで染色をし、極力ナチュラルに仕上げ革味を大事にしております。

・革本来が持っている傷、トラ、血筋などは隠せませんが、それらを素材の“味”の一つとして、または個性として製品に活かしています。

・水に濡れてしまった場合は、すぐに乾いた布で拭き取り、陰干しをして下さい。
多量の水分はカビの原因となり、放っておくとカビが革繊維の内側に根を張り、完全に取り除くことが難しくなります。
（※ドライヤーや日光に当てるなどの急速乾燥は、革の風合いを損ねる原因となりますので、くれぐれも行わないようお願い致します。）

・染料にて染色を施したレザーのため、衣類と強い摩擦が生じますと色移りの可能性があります。

・汗や雨などによって製品が湿っている状態ですと、比較的弱い摩擦でも色移りすることがあります。

・白色などお色味の薄いお召し物には十分ご注意下さい。

ラナパーレザートリートメント

リターンの一つに【ラナパーセット】をご用意しました。
ドイツ生まれの究極のレザートリートメント、蜜蝋、ホホバオイルといった天然素材だけを使用する、天然原料のオイルです。

『汚れ落とし』『保護、ツヤだし』『撥水効果』『カビ防止』等々。
少量を塗り込むだけで、革に嬉しい効果が見込めます。

※初めてラナパーを塗り込む際は、少量をスポンジに取り、目立たない箇所に塗り込み色の変化を確認をしてから、全体に使用する事をお勧めします。

2020年 2月27日 プロジェクト開始 受付スタート

2020年 3月中旬～4月上旬 受注数に応じ革の発注、商品の縫製を開始

2020年 4月27日 受付終了

2020年 4月末～ お申込み順にお客様のもとに発送開始

2020年 7月末 全ての発送業務の完了予定

「シンプルでモダンなデザインと、真の使いやすさ」がコンセプト。

東京の下町、日暮里の工房で生みだされるAGILITY(アジリティ)は1998年にブランドをスタートしました。

長年の使用に耐えられる構造、縫製にこだわり、安心してご愛用頂けるものを職人が一針一針、心を込めて作っています。

こちらの動画は革職人の仕事風景を撮影した様子です。
是非ご覧下さい。

【HP】https://www.agility-bag.com/
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最後に
AGILITY（アジリティ）の商品は、東京・日暮里の小さな工房で企画デザインからサンプル、生産までを一貫して行っています。

一度使ったら手放せない。

そんな愛着の持てる、ものづくりを常に目指しています。
まだまだ知名度が低いブランドですが、今回のプロジェクトを通して少しでも多くの人に、AGILITYの想いをお届けできたら幸いです。

ご支援のほどよろしくお願いいたします。