プロジェクトのコンセプト

障がいを持った方でも、社会で活躍し、働いて生きていく。

そんな社会を創るために、今できることで“未来の種”を蒔き、育てていきます。

少子高齢化の現代、新しい働き手とし、彼らのチカラが必要になってきます。

社会貢献や、ボランティアとしての雇用ではなく、戦力として働いて生きていくことができるようになるために、学齢期に必要な支援をしていきます。

クラウドファンディングに至った経緯

平成27年10月より、障がい児の通う放課後支援施設を立ち上げることとなりました。

それにあたり、教材を充実し、より具体的な支援を行うことができるよう、クラウドファンディングを活用して資金を募ろうと考えました。

名称：放課後支援施設　ことのは

住所：北海道帯広市西１６条南５丁目２８－１

プロジェクトの魅力

私たち施設のスタッフと一緒に、未来の働く子どもたちを育てるところです。

今すぐ、成果がでる内容ではありませんが、日々の子どもたちの成長、そしてこの北海道十勝という地域の障がい者雇用率の上昇に貢献することができます。

また、社会的弱者と言われている彼らが活躍することにより、差別のない社会へと近づくと思っております。

理想の社会へと１ｍｍでも近づけるためのプロジェクト。

究極の社会作りが一番の魅力です。

お金の使い道

障がいのある方は、目に見える状態にしてあげると理解しやすい特性があります。

例えば、靴を揃えるという行動。

単に「靴を揃えなさい」と言っても効果はありません。そんな時には、床に足跡マークをつけるのです。するとそれを目印に、靴を揃えることができるのです。

次に、時間を見て行動する。

これには時計を読むチカラが必要です。時計には、アナログ時計と呼ばれる針時計とデジタル時計があります。

針の時計が３時を指しているとき、デジタル時計は3：00となっている。この２つは同じ意味であることを教えることで生活しやすくなります。

また。時計が読めなくても、タイマーを使用することで、時間通りに行動することができます。残り時間が減ると、色の面積が減っていくタイマー。目で見えると、多くの人が理解できます。

このような支援ツールの作成や購入のために集まったお金を使っていきます。

あと、どれくらい待てばいいのかを目で示すツール。

携帯電話の電池のように、残り時間が一目でわかります。

洗濯ばさみを留める課題。

親指と人差し指を使うため、指の微細運動の力が鍛えられます。

また、色シールをしっかりと見て留めるために注視といって、しっかりと見る力も鍛えられます。

いし

刺繍の練習教材です。

いきなり針と糸を使うと危険なので、まずは安全なフェルトと紐を使い、表・裏と順番に通していく仕組みの練習をします。

見本と同じものを組み立てる練習教材。

説明書を見ながら物事を進めていく練習にもなります。

この教材からの発展は、折り紙やプラモデル、そしてレシピを見ての調理など広がり方は無限大です。

実行者

一般社団法人　青鳥舎

障がい福祉サービス事業所の運営や、コンサルテーションを中心に活動。

2012年8月、2015年7月には、北海道日本ハムファイターズに所属し、自身も難聴という障がいを抱える石井裕也選手と、十勝の聴覚障がい児の交流会を主催。

日常生活のチカラを重視し、障がいのある方の生きやすい社会を創るため、障がい者雇用を促進するために日々を過ごしています。

Ｑ＆Ａ

Ｑ．どんな方達が通うのですか？

Ａ．特別支援学校や、特別支援学級に通う子ども達が放課後に通ってきます。

Ｑ．対象年齢は？

Ａ．学齢期の子ども達を対象にしております。（小学生～高校生まで）

Ｑ．どんなことをするのですか？

Ａ．指先を器用にするような教材や、色と形を識別するための訓練や、料理、買い物の支援などを行います。