SEEDS OF VIRTUE（シーズオブバーチュ）は、“本物の価値を届ける”をコンセプトに2017年に幻の大豆、曙大豆の枝豆を産地直送する専門店として開業しました。この度、枝豆の常識をくつがえす極上の枝豆『豊穣』を、2018年8月の予約開始に先立ち、数量限定で先行予約いたします。

枝豆といえばビールのおつまみ。夏の暑い夜、冷えたビールに塩味のきいた枝豆。最高です。ですが、そんな枝豆の常識をくつがえす枝豆があります。

ビールのおつまみにならない枝豆。それが極上の枝豆『豊穣』です。

なぜビールのおつまみにならないのか。それは、１粒食べ始めたら手がとまらなくなって、ビールを飲むのを忘れてしまうからです。しかも収穫時期は夏ではなく秋、10月です。

この枝豆を初めて食べた方は、「こんな枝豆食べたことがない！」「これが枝豆なの？」と言って驚きます。ビール好きのお父さんだけでなく、子供たちの手もとまらなくなります。

その味は、とれたてのトウモロコシのように甘く、栗のようにほっくりしていて、「我こそ枝豆だ！」と言わんばかりの力強い味です。粒は、丹波の黒豆ほどに大きく、食べごたえがあります。無意識に身体が欲する幸せな味。思わず笑顔がこぼれる味です。

この枝豆の産地は、北海道でも山形でも秋田でも丹波でもありません。東京のお隣、山梨県の南アルプス山系の最南端、富士見山という山の標高600mくらいのところにある小さな集落です。その小さな集落で明治時代から栽培されている「曙大豆」という大豆の枝豆です。町村合併により、今は「山梨県南巨摩郡身延町」というのが正式な町名ですが、昔は「曙村」という村だったため、「曙大豆」と呼ばれるようになりました。この集落特有の気候と土壌がこの特別な味をうみだします。まさに自然の恵み、大地の恵みです。

この枝豆は、農薬も化学肥料も一切使わず、自然の力だけで育てています。

人間がやることは、土を耕し、種を蒔き、ネットをはってトリから種を守り、柵を作って、シカから芽を守り、電気柵を張り巡らしてサルから出荷直前の枝豆を守ることです。

人の手をかければいくらでも美味しいものはできます。世の中にはそうして作られた美味しいものがいくらでもあります。ですが、そんな世の中だからこそ、人の手をかけない自然の味、自然が作り出す力強い味を一人でも多くの人に味わって頂きたい。とはいえ、収穫量が限られているため、たくさんの人に食べて頂くことはできません。そこで、この貴重な自然の恵みを、大切な人に贈る特別なギフトとして数量限定で贈り出すことにしました。

自然からのギフトを1粒１粒手摘みして、木箱に入れて、オリジナルの風呂敷でお包みして、この10月に特別な贈答品としてお届けします。収穫したその日にご指定の贈答先に発送いたします。

私は曙村で育ちましたが、地元を離れ東京で公務員として働いていました。6年ほど前、高齢化と過疎化により、このままでは生産者がいなくなるかもしれないということを知り、こんなに素晴らしい枝豆なのに、人知れず消えてしまうかもしれない！という危機感におそわれました。そして、この極上の枝豆を絶滅の危機から救うため、１年前に公務員を辞め、SEEDS OF VIRTUEを立ち上げました。枝豆が人を幸せにする。枝豆の常識をくつがえす挑戦です。

１粒１粒手摘みした貴重な枝豆を入れる木箱は、ファルカタという木材を使用しています。ファルカタは正確には木ではなく、マメ科の植物です。インドネシアなどの東南アジアで計画的な伐採・植樹が行われており、環境維持を重視して管理されているので、自然や森林の環境破壊を起こすことがありません。土に埋めるとそのまま土に返ります。またファルカタが本来持っている抗菌作用により食材の鮮度を保つ働きもあります。

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風呂敷は、熊本在住のろうけつ染め作家　吉村絵美さんに特別にデザインしていただきました。ろうけつ染めは、模様部分を蝋（ろう）で防染し染色する伝統的な染色法です。ろうけつ染めの染色過程で大豆が使われます。豆汁引きといって、豆汁（大豆）を生地全体に刷毛で引くことにより、綺麗な色に染めあがるのだそうです。

5,000円～20,000円のリターンの風呂敷は下記の２色からお選びいただけます。

今回、50,000円のリターン用にMakuake限定でご用意する５点はすべて１点ものです。ろうけつ染めを一番綺麗に染め上げる絹を使用して、１点１点手で染め上げます。下記の２色からお選びいただけます。また、苗字やイニシャルなどの名入れも承ります。

ろうけつ染め作家吉村絵美さんの製作風景です。

 ＜吉村絵美さんのお店：味噌天神染物店　http://r.goope.jp/hinemosu24＞

リターン用にご用意した「曙大豆きな粉」は、昭和15年創業の川原製粉所（東京都練馬区）さんに焙煎、製粉して頂いたものです。川原製粉所さんでは特注の焙煎機を使用した網煎焙煎をおこなっており、直火と遠赤外線の火を使い、ていねいに焙煎しています。

遠赤外線の効果により、粒の大きな大豆は中から焙煎色がつき、 大豆の甘みを生かしながら、香ばしく煎ることができます。 大豆が焦げてしまう手前が最もおいしい煎り具合なので、とても神経を使う工程だそうです。 焙煎した大豆を粉砕機にかけ、粉になったらおいしいきな粉の出来上がり。焙煎・粉砕の職人が守り続けた技が、曙大豆特有の甘味を引き立ててくれています。曙大豆本来の濃い豆の味と甘味をご堪能下さい。

＜川原製粉所 http://www.kawaharaseifun.jp/＞

風呂敷に包まれた枝豆（おそらく生涯初めて目にするものと思います）が届いたときの驚き。さらに風呂敷を開け、木箱を開けた瞬間の驚き。見たこともない大粒でむくむくした枝豆を見たときの感動。そして手に入らない貴重なギフトを贈ってもらったことへの喜び。そんなワクワク感と喜びをあなたの大切な人に届けて下さい。五感全てで感じる幸福感を、ぜひ味わって頂きたいと思います。

台風や悪天候により万が一収穫ができなくなってしまった場合は、ご支援いただいた金額を返金いたします。