無駄が出ない製作過程で、永く使えて壊れにくいもの。修理しながらボロボロになるまで使い切る。その過程を楽しめるもの。きっとそれは紙幣価値では換算できないほど愛着が湧くもの。そしてシンプルでカッコイイもの。

そんなモノとブランドを作ろうと思いました。

素材にこだわった天然皮革を使用。その中でも馬革と鹿革に特化したブランド。

それにちなんで名づけました。

合理性がすべてではなく馬鹿みたいに真っすぐ純粋でシンプルな。もう一つ、

全てにおいて優しい世界を。

新時代に向けた、そんなコンセプトもあります。

切る。折る。留める。継ぐ。

あと付け加えるなら癖をつける。これらの工程のみで作られるアイテムは、そのシンプルさ故のタフさを兼ね備えています。

サーキュラーエコノミー（Circular Economy）など言われていますが、無駄を出さない。廃棄しない。より輪を描くような活動をしていく必要があると考えています。

より循環していく。そんなことを本気で考えました。

小さくて薄い。

ポケットにもスッポリ。シームレス故に極限まで小さく、薄くできるのも特徴です。

新しい状態でこの薄さ！

使い込むとさらに薄くなります！

一枚革仕様！

一般的に縫い合わせ・貼り合わせのモノに比べ一枚革で作られるモノは、革の原価コストが1.5倍から2倍になってしまいます。例えばA3サイズの革からお財布を作ろうとすると縫い合わせで作るものが2個取れるとすると一枚革だと1個分のサイズなり、コストUP。非常に贅沢な仕様だとも言えます。ですがその分、耐久性や見た目、薄さや重さに違いがでます。シームレスならではの耐久性があり、スッキリ・軽やかな印象のアイテムになりました。使い込むとデニムのアタリのような感じにっ！

革素材・資源を無駄したくないので、タンナー・メーカー協力のもと端切れ革（他社でカバンなどに使用され残った革）を有効活用。しっかり革を選定、使用し、良い革で贅沢仕様でも無駄は出さないっ‼そんなアイテムに仕上げました。

商品紹介

Item no.1 maki-mono

名付けて巻物。パターンと素材を変えより使いやすくリニューアル。

より小さい方です。5色展開。

Item no.2 byo-zyan

名付けて鋲ジャン。より薄い方です。5色展開。

なぜ天然皮革を使うのか。

より自然でより無駄のないものだと考えています。そして耐久性などにも優れた素材で永く使用いただけるものだからです。また副産物として経年変化を楽しむということもできます。加えて補足すると天然皮革にもクロムなめしとタンニンなめしで化学物質を使うかどうかの違いがあります。もちろん合成皮革にはコスト面や製品が均一に仕上がるなど利点もあります。（クロムなめしの天然皮革も同じ様な利点があります。）

植物性タンニンなめしの天然皮革は素材自体がやはり高価で生産に手間がかかり、素材の表情にもバラつきが出やすいです。

uma to shika leathersは植物性タンニンなめしの天然皮革を使っています。

バラつきのある表情は個性だと考えており、加工を施し均一に見せないのはブランドポリシーです。（加工したものとしていないものでは経年変化、エイジングの表情に違いが出るというのも理由の一つです。）詳しくはこちらをご覧ください。

『uma to shika leathersブランドコンセプト』

仕様

【素材】

革部分 姫路製タンニンなめし馬革。一枚革。

金具部分 合金。アルミ。

【サイズ】(およそのサイズ感になります。）

・maki-mono T8.0cm W9.5cm D0.6~2.0cm

・byo-zyan T9.0cm W9.0cm D0.4~1.5cm

スケジュール

・2022年1月14日(金) プロジェクトスタート

・2022年2月27日(日) プロジェクト終了

・2022年4月末までにお届け予定

簡易包装を考えぬいてパッキングいたしました。これによりBOXや緩衝材もカット。小さくなるので大きく見ると物流コストも大幅にカット出来ます。ブランドの世界観が体現・表現され、折って癖付けするアイテムならではの方法になりました。

リターンについて

❶maki-mono(5色のうちどれか一つ)

コン

チャ

ナチュラル

アカ

クロ

❷byo-zyan(5色のうちどれか一つ)

ナチュラル

クロ

チャ

アカ

コン

資金の使い道として。

やりたい事が沢山あります。まずは会社設立。その資金に。

次にやりたい事が雇用の創出です。

特に働きたくても働けないという方と一緒にブランドを作っていきたいと思っています。まだまだ勉強中ですが障害者雇用や子育てもあり中々外には働きに出れないシングルマザーの内職ベースでの就業だったりと、コストカットを中心に価格競争をするわけでもなく、大きな設備や職人的な技術を必要としない製作工程があるのもブランドの特徴ですので、全てにおいて優しい世界観を念頭に資金投入していきたいと思っています。

メンテナンス・修理のご案内

kin-tugiと名付けました。

詳しくは下記をご覧ください。

『リペアに関するお問い合わせ』

実行者紹介

『uma to shika leathers』

uma to shika leathersは1点1点手作りで商品を製作しているブランドです。 真摯に商品やファッションと向き合いながら、マーケティングの常識や従来のアパレル・ファッション業界の常識に囚われない、合理性追求だけなら馬鹿みたいととられてしまうような、そんなアイテムを作りたいと思い立ち上げました。 シンプルなデザインにはこだわりながら、マイノリティな感覚を活かし、シンプルでミニマルだが少し違う、デイリーユースなアイテムを製作しています。使用素材は馬革と鹿革。日本人が古来から使用してきた革です。その中でも品質にこだわり新喜皮革のコードヴァンをはじめ最上級の素材を使用しています。

実行者 山口亮介