プロジェクト概要

ラオスの戦争廃材（地雷・クラスター弾、墜落飛行機の残骸など）をアップサイクルし、イタリアで仕上げ加工と安全性テストを行ったエシカルアクセサリーが日本に上陸します。
村に残る武器を減らし村の収入を増やすためにイタリアのアーティストがラオスのコミュニティと提携して制作し、ヨーロッパを中心に人気を集めているブランドNO WAR FACTORY。
シルバーよりも軽い付け心地、どんなファッションにも合うデザインとEUスタンダードのクオリティ、そして込められた平和への願いを日本でもたくさんの人に届けられたらと思っています。

プロジェクト詳細

今回お届けするアクセサリーは、地雷や爆弾、飛行機の破損片といった戦争の名残の生まれ変わり。
アップサイクル商品として廃棄物を減らすだけでなく、戦争の残骸を減らすことで世界から武器と戦争をなくすことを目指す、人を傷つけるためではなく人を輝かせるために生まれ変わったジュエリーです。

ブランドであるNO WAR FACTORYはイタリア人のマッシモとセレナが立ち上げたプロジェクトです。2010年から毎年数か月を東南アジアで過ごす彼らは、2017年よりラオスのバンナフィア村と共に活動するようになり、現地の人々が行っている戦争廃材のアップサイクルアクセサリーをイタリアで仕上げ加工しイタリアクオリティにしました。
つけていることを忘れるようなシルバーよりも軽い素材、シンプルでどんな服にも合うデザインと活動に込められた平和とラオスの村の発展への想いへの共感もあいまって、ヨーロッパで人気のブランドとして成長しています。

今回はヨーロッパで特に人気の定番アイテムとお得な特別セットを応援購入のリターンとしてご用意しました。
日本での展開にあたりラオス・イタリアでの活動と写真を載せた2つ折りリーフレットの日本語版も作成し同封してお届けします。日本の平和の祈りのシンボルである広島に寄贈された折り鶴を使用した再生紙にプリントする予定です。

ラオスからイタリア、イタリアから日本と繋がれた平和への想いを老若男女問わずお使いいただけるジュエリーの形にして皆さまのもとにお届けします。

製品仕様

生産国：ラオスにて鋳造後、イタリアにて最終加工

ラオスにはベトナム戦争の負の遺産である地雷や爆弾、飛行機の破損片があちこちに残っています。
不発弾除去活動を行う組織（UXO LAO）が発表によるとラオスは歴史上人口一人当たりの落とされた爆弾の量は世界一の国で1964年から1973年の9年間でラオス人1人あたり1トン以上の爆撃がされてきたと言われ、現在も不発弾や墜落した戦闘機の残骸だけでなく、地雷撤去団体により掘り起こされ安全処置を施された地雷もその土地の所有物として残されています。

廃棄処理の難しい戦争廃材を資源にする発想で、これらの廃材のうちアルミニウムの部分を溶かし型に流し込んで鋳造しアクセサリーなどの形にすることが現地のコミュニティで行われてきました。
不発弾の地雷除去を行う国際的NGOのMAG（Mine Advisory Group／地雷除去協会）によって地雷が除去されたエリアから爆弾やその他の戦争スクラップの破片を収集するのが一般的です。

NO WAR FACTORYの製品は不発弾が最も多いと言われるシェンクワン地域の首都から数キロに位置するバンナフィアという村で現在約13家族の職人と契約する形で作られています。
アクセサリーが買われることが、村に残る武器を減らし収入を増やすことに繋がっています。

戦争廃材のアルミニウム製品はラオスやカンボジアのお土産屋さんなどでもみられる商品ですが、NO WAR FACTORYの特徴は仕上げ加工をイタリアで行っていることにあります。

鋳造されたアクセサリーはイタリアに輸入され、トスカーナ州のヴィアレッジョという街の金銀細工職人によって仕上げや装飾などをほどこされています。また、後述の安全テストもイタリアで行われ、EUスタンダードをクリアする形でヨーロッパ各国を中心に人気を集めています。

原材料：戦争廃材のアルミニウムスクラップ
（地雷、クラスター弾等の爆弾、飛行機等の戦闘機の破片等）

＊ラオスでは核兵器や枯葉剤のような化学兵器は使用されておらず、当製品には放射性元素が含まれていません。 イタリアの研究所EcoricercheS.r.lで重金属の値等の分析テストを受け、ヨーロッパの販売規制に準拠しています。

武器がジュエリーになった瞬間。戦争廃材を溶かし型に流し込んで１つずつ鋳造。

リターンについて

今回のリターンはNO WAR FACTORYの中でも人気の定番アイテムを、複数デザインとサイズの展開でご用意しました。

老若男女お使いいただけるユニセックスデザインでサイズ展開も豊富なのでパートナーやご家族、お友達ともお揃いで使っていただけます。

指輪とブレスレットはともにシンプルなBasic 、彫刻をほどこしたGrooved、個性的な四角い形 Squareの３デザイン。

シンプルなデザインでどんなファッションともあわせてお使いいただけます。

ネックレスは、人工レザーに戦争廃材のペンダントトップをつけたもの。

トップの形はクラスター弾を模したもので、もう一つの円盤にはDROPPED TO KILL RECYCLED TO HELP (殺すために落とされ、助けるために生まれ変わった)というNO WAR FACTORYのメッセージを込めました。

ネックレスコードの長さは42㎝の比較的短いタイプですが、お好きなネックレスコードに付け替えて頂くことも可能です。

リターンは以下のスケジュールでお届けする予定です。

8月〜10月末：プロジェクト実施

〜12月末： リターンのお届け

平和への想いを込めて世界を渡ってきたジュエリーを、是非たくさんの方に身につけて頂けたらと思っています。

ブランド紹介

NO WAR FACTORYはイタリアトスカーナ州のヴィアレッジョに拠点を置くブランドです。
創設者であるイタリア人のマッシモとセレナは東南アジアに毎年数カ月滞在しカンボジアやラオスで様々なチャリティー活動に携わってきました。
2017年自身のチャリティー協会であるINKforCharityがラオスのバンナフィア村に水のフィルターを69個配布した際に地元住民たちが戦争廃材から道具（スプーンなど）やアクセサリーを作ってきたことを知りNO WAR FACTORYを始め、現地とイタリアの技術を融合することで村の経済発展に貢献し戦争廃材を減らしつつEUスタンダードのハイクオリティ商品を提供することを実現させています。

NO WAR FACTORYの販売利益の10％は地雷除去を目的とした国際NGOであるMAG協会および飲料水を作るためのフィルターを現地に届けるマッシモとセレナ自身のチャリティー協会INKforCharityに寄付されます。

INKforCharityの活動とマッシモ

実行者紹介

日本国内企画販売者

SCUAD (Tina interX inc／proud story project) は日本におけるNO WAR FACTORYの正規輸入販売代理店として活動するコミュニティです。
Social CUltural Action for Developmentの頭文字とSQUAD（仲間）の音を取った造語として、世界各地の人や団体とコラボレーションし、社会的にも文化的にも豊かな世界を作ることを目指しています。
これまでは海外や国内でのイベントの形で主に活動していましたが、昨今の社会状況の中でも日本と世界を繋げ自分たちの願う世界にむかう役割を果たすため、旧知の中であったNO WAR FACTORYとコラボレーションしSCUAD loves no warと題して日本に彼らの商品と伝えたいメッセージを届けることを目指すこととなりました。

私たちもラオスの村で暮らす方々とはまだ直接出会ってはいませんが、毎日身につけているアクセサリーを通じてラオスにも親近感と平和への想いを抱いています。

人を傷つけ殺すためではなく人を輝かせるために生まれ変わり、ラオスからイタリアと世界を旅して日本にやってくる想いを多くの人に受け取って頂けたらと思います。どうぞ皆さまのご支援よろしくお願いいたします。