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【フィリピン・セブ島】コロナ禍で苦しむ貧困層の子どもたちへの食糧支援

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ストーリー

  1. 新型コロナウイルス&ロックダウンの影響でフィリピン貧困層の収入はゼロ
  2. 墓地に住む子どもたちを守りたい!
  3. エコバッグにも使えるオリジナルトートバッグ!

「SAVE CEBU FOOD SUPPORT PROJECT」は、新型コロナウイルス感染症のため甚大な影響を受けているフィリピン・セブ島に住む貧困層の子どもたちとその家族への食糧支援を目的とした社会問題解決プロジェクトです。

私たちCECジャパンネットワークは、2020年で32年目を迎える海外ボランティア派遣団体です。

海外でボランティア活動に参加することで、新しい発見や友人との出会いがあります。我々が非日常だと思っていることは、現地の方々の日常だったりします。
海外ボランティアでは、一般の旅行や留学では得られないような体験や考えに出会います。

CECではスタッフ自らが体験してきた海外での貴重な出会いを、参加者の方々と共有したい。そんな思いで「海外ボランティアプログラム」の企画運営活動を続けています。

スタッフによるボランティア活動

実際にスタッフが体験し、価値があると思ったプログラムのみを皆さまにご提供しています

6月25日現在、セブ島がフィリピンにおいて新型コロナウイルス最大感染地となっています。

南国のリゾート地として人気のあるセブ島では、州政府が早くから厳しい地域隔離(ロックダウン)を実施しています。学校の休校、公共交通機関の運休、市民の外出禁止など徹底した政策のため、セブ市内では経済活動が止まり、もっとも犠牲になっているのがスラムに住む貧困層の家族です。

そしてその貧困層の中でも今一番苦しい立場にいるのが、「墓地スラム」に住む家族です。

フィリピンでは新型コロナウイルス感染拡大のための緊急措置として、Social Amelioration Program(SAP)とよばれる現金給付を特定の家族に提供しました。給付対象は、困窮世帯や障害者をもつ家族などです。この給付金は政府機関に申請し、面接を受け、承認された場合に給付されます。

しかし墓地に住むほとんどの家族は、明確な理由もなく面接で落とされ、給付金を受けることができませんでした。

このように、最貧の家族が国から見放されているのが現実です。

6月23日の深夜から、これまで以上に厳しい都市封鎖となり、現在軍隊と警察が市内を巡回しています。医療従事者以外の人々は外出の禁止、従わない人は逮捕されることもあります。

とくにスラム地区でのクラスター感染が問題となり、私たちが支援するスラム地区の住民の生活環境はますます悪化しています。

私たちCECの経済活動は、派遣国の人々にとっても大切な機会を提供しています。セブでは利益の一部を、この墓地スラムに住む困窮家族の子どもたちへの、継続的な教育や食育支援に充てています。

しかし、感染症拡大によりすべての海外プログラムは中止され、会社の売上はゼロ、子どもたちを支援することができなくなりました。

私たちの力が及ばない今、クラウドファンディングを通じてこの墓地のことを知っていただき、多くの方々からの応援で子どもたちを窮地から救いたい。
そんな想いで、今回挑戦させていただきました。

1900年代の始めにセブに住む中華系富裕層の家族たちが市内に設立したCebu Chinese Cemeteryは、立派な霊廟が並ぶ霊園でした。しかし時がたち、訪れる人も少なくなると墓地は次第に荒れてきました。そして50年近く前から、行き場のない困窮家族が棲みつくようになりました。石棺を保護するために建てられた霊廟に、扉をつけて家として利用しています。

墓地スラムを案内する動画をご覧ください。

墓地はここに住む人々の生活の場になっています

霊廟の上に小屋を建て家にしています

東京ドームとほぼ同じ広さの墓地に住む家族は住民登録をしておらず、何家族が住んでいるかは定かではありません。
水道もトイレもなく、電気も限られた環境下で多くの家族が住んでいます。家のように見える建物はすべて霊廟で、その中に石棺が収められています。
また、霊廟の屋根に小屋を建て住んでいる家族もいます。プライベートの墓地のため政府も関与できず、長い年月の間にこのようなコミュニティが形成されました。

この墓地には1,000以上の墓標、霊廟がたっていますが、草に覆われた墓標も多くあります

日本からの来訪客をいつも楽しみにしている子どもたち

来訪者との交流が、子どもたちにとっての国際体験になります

日本からのボランティア参加者の皆さんは墓地の子どもたちのために、食育、教育活動を行ってくれます。残念ながら今はロックダウンのため参加することができません

墓地に住む家族は、3人以上の子どもがいる家庭も少なくありません

スラムには10代で母親になる女性も多くいます。まだ義務教育の年齢で子どもを産むと、教育を受ける機会が失われます

CECが現地NGOと協働して参加者を募り、その参加費用の一部を使って「炊き出し」を行っています(現在はその活動が止まっています)

フィリピンの人たちは90%がキリスト教です。墓地の子どもたちも神様に祈ります。炊き出しの時も大きな声でお祈りします

炊き出しででる食事が、その日最初で最後の食事になる時もあります

みんなお腹を空かせているのですが、大きな子が小さな子に食べさせている光景をよくみかけます

貧困層の家庭では一番上のお姉さんは学校に行かず、小さな子どもの世話をすることが多いです

いま、子どもたちにもっとも必要な物は日々の命をつなぐための食事です。

ここに住む大人は教会周辺でロウソクやお土産を売ったり、港に船が入ってきた時に荷物運び、ショッピングセンターの守衛などの仕事をして家族を養っています。

現在コロナウイルス感染拡大の影響を受け、ショッピングセンターは営業停止、教会でのミサも禁止、国内外からの船舶の入港も禁止しているために職を失いました

もともと家賃を支払う余裕がないため墓地で暮らさざるを得ない家族たちは、近隣の家族と助け合いながらなんとか暮らしています。

私たちはこの墓地の東地区に住む100家族、およそ300人の子どもたちを対象に支援を行います。この地区には子どもたちが多く、また台風による洪水が起きた際、もっとも被害が大きくなる場所だからです。

私たちが教育支援をしている子どもたちも、この東地区に住んでいます。

今回のプロジェクトで実現したいことは、大きくわけて2つあります。

①フィリピン・セブ島の墓地スラムの子ども、その家族への早急な食糧支援
②貧困問題への認知度向上、そして継続的支援の重要性・必要性についての認知度向上

もともと困窮していた貧困層家庭への今回の影響は計り知れません。ごくわずかながらあった収入が途絶えた今、もっとも必要なのは早急な食糧支援です。

そしてこの感染症の影響は、感染拡大収束後もしばらく続くことでしょう。

ロックダウンが終わり今までのように他の都市との行き来ができるようになったからといって、すぐに海外からの観光客が戻ってくるとは考えられません。

であれば、貧困家庭の収入も戻りません。必要なのは、皆さまからの継続的なご支援です。

そのために、今までこの貧困問題を知ることがなかった方々への認知度向上も、重要な目標のひとつです。

この事業を実施するためには、食材や人件費、運送費用などを考慮すると、必要経費は約100万円を予定しています。

今回はまず、その半額の約50万円を第一ゴールとしてクラウドファンディングを行います。

目標金額¥630,000-20%(Makuake様・決済手数料)=¥504,000

例えば
●3,000円で、お米 1ヶ月分/4人家族
●5,000円で、パン 400個
●10,000円で、卵 500個

を届けることができます。

Makuake様への手数料、プロジェクトでの必要経費以外、全額食糧支援のために使用させていただきます。

もしより多くの金額を集めることができた際には、配給する食材の量を増やしたいと考えています。

ぜひとも広くご理解をいただき、皆さまのお力をお貸しくださいますようお願いいたします。

【実施スケジュール】
2020年7月中旬 クラウドファンディングスタート
2020年8月下旬 クラウドファンディング終了
2020年9月〜 現地での配給開始(現地で配布、炊き出し活動等が行えるようになり次第)

2020年10月〜 リターンの開始

【配給先】
フィリピンセブ市内カレタ地区にあるCebu Chinese Cemeteryに住む困窮家庭。

【配給方法】
CEC現地スタッフがこの墓地スラムに住む協力家族とともに、上記の食材を週に一度、10回に分けて配給します。

【All-in方式で実施します】
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

今回のプロジェクトにご協力いただけるみなさまには、下記のリターンをご用意いたします。

①【メッセージと缶バッジ】

現地での「炊き出し活動」の様子や子どもたちからのメッセージをUPしたWEBサイトのURLと、本プロジェクトのロゴを使用したオリジナル缶バッジ(正方形サイズ)をお送りします。

②【オリジナルトートバッグ】

プロジェクトロゴを使用した、薄手ながらマチ付き、肩掛けも可能なオリジナルトートバッグです。

スーパーやコンビニでレジ袋配布の廃止が本格化している今、トートバッグを一枚普段のカバンに入れておくと、とても便利!
ぜひ普段使いにご利用ください。

本体サイズ:約360×370×110(mm)
持ち手サイズ:約25×470(mm)

※画像はサンプルイメージです。


③【学校・法人向け】出張講演・説明会
海外に行くことができない今だからこそ、日本で現地についてのお話をしっかりさせていただきます。(講演時間 〜約1.5時間。要相談)
弊社代表が直接訪問させていただきます。

※講演予約期間:2020年9月〜2021年2月末
※出張可能エリア:本州
※講演の日程、場所はお打ち合わせの後決定させていただきます。

墓地スラムに住む家族から届いた動画を紹介します。

新型コロナウイルスは、あまりに多くのものを私たちから奪っていこうとしています。それは日本でも、そして南国の小さな島でも同じです。

そこに住む彼らは、今日は何を食べたのか、何か食べたのか、今晩どこで寝ているのか、今どこにいるのか、それすらわからない子どもたちとその家族です。

この感染症は感染による生命の面だけでなく、経済的な面でも我々や貧困層に大きな打撃を与え、多くの大切な命を奪っていきます。

救える命は救いたい。
たとえ制御のきかない自然の脅威だとしても、諦めたくない。あがきたい。そのために、どうか皆さまのお力をお借しいただけませんでしょうか。

新型コロナウイルス感染症が終息し、日本からご参加くださる皆さまに、子どもたちとの楽しいひと時を過ごす機会が少しでも早くおとずれることを、CECスタッフ一同、心から願います。

CECジャパンネットワークの歩み

■CEC設立から現在まで

1988年 任意団体CEC設立。イギリスでのボランティア活動開始
1992年 オーストラリアでの日本語ボランティア開始
2000年 CEC法人化(株式化)
2003年 インドにてマザーテレサボランティアプログラムをスタート
2004年 ネパールでのマザーテレサボランティアプログラム
2005年 フィリピンセブ島の孤児院でのボランティアプログラム開始
2006年 スリランカのマザーテレサ施設にてボランティアプログラム開始
2007年 タイの孤児スクールにてボランティアプログラム開始
2010年 ベトナムでの孤児ボランティア、バリ島での文化体験プログラム開始
2014年 トビタテ!留学JAPANの受け入れ開始
2015年 セブ現地NGO Sustainable Livelihood Projects Cebu 発足
2020年 2020年現在、イギリス、マルタ島、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、インド、ネパール、カンボジア、ベトナム、タイ、スリランカ、インドネシア、フィリピン、モンゴル、台湾、海南島にてボランティアプログラム実施中

年間約800人の個人や、高校、大学グループなどを現地でサポートしています。

どうか大きな危機にある墓地スラムの子どもたちのために、皆さまのご支援をよろしくお願いいたします。

▲CECスタッフとその家族

リスク&チャレンジ

ふたたび各国を自由に移動できるようになり、皆さまを現地にお送りすることができる日を、私たちは強く願っています。 しかしながらいつその日がくるかはわかりません。 物資でのご寄付ですと、いつ現地に送ることができるか、我々が持っていくことができるかわかりません。 ですがお金であれば送金ができます。現地スタッフが物資を購入できます。 皆さまのお力添えで、助かる命が確実にあります。 今まさに、皆さまのお力が必要です。 どうか、よろしくお願いいたします。

サポーターからの応援コメント

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このプロジェクトはAll in型です。目標金額の達成に関わらず、プロジェクト終了日の2020年08月30日までに支払いを完了した時点で購入が成立します。

メッセージ・活動報告

1,000円(税込)

無制限
のサポーター
2020年09月末までにお届け予定

*現地での「炊き出し活動」の様子や子どもたちからのメッセージを記載したHPのURL

クラウドファンディング終了後、順次お送りいたします。

メッセージ&缶バッジ

3,000円(税込)

無制限
のサポーター
2020年10月末までにお届け予定

*現地での「炊き出し活動」の様子や子どもたちからのメッセージを記載したHPのURL
*オリジナルロゴを使用した缶バッジ(1つ)

クラウドファンディング終了後、順次お送りいたします。

メッセージ&缶バッジ、トートバッグ

5,000円(税込)

無制限
のサポーター
2020年10月末までにお届け予定

*現地での「炊き出し活動」の様子や子どもたちからのメッセージを記載したHPのURL
*オリジナルロゴを使用した缶バッジ(1つ)
*オリジナルロゴを使用したトートバッグ(1つ)

クラウドファンディング終了後、順次お送りいたします。

【先着10名】メッセージ&缶バッジ2つ、トートバッグ2つ

8,000円(税込)

残り
のサポーター
2020年10月末までにお届け予定

通常より2,000円お得なリターンです。

*現地での「炊き出し活動」の様子や子どもたちからのメッセージを記載したHPのURL
*オリジナルロゴを使用した缶バッジ(2つ)
*オリジナルロゴを使用したトートバッグ(2つ)

クラウドファンディング終了後、順次お送りいたします。

メッセージ&缶バッジ2つ、トートバッグ2つ

10,000円(税込)

無制限
のサポーター
2020年10月末までにお届け予定

*現地での「炊き出し活動」の様子や子どもたちからのメッセージを記載したHPのURL
*オリジナルロゴを使用した缶バッジ2つ
*オリジナルロゴを使用したトートバッグ2つ

クラウドファンディング終了後、順次お送りいたします。

出張講演&説明会

70,000円(税込)

残り
のサポーター
2020年09月末までにお届け予定

【学校・法人関係向けプラン】
*出張講演・説明会

CECの代表がお伺いし、講演や説明会を行わさせていただきます。
(Makuakeのメッセージ機能にて、日程等詳しいお話をさせていただきます)

権利利用可能期間:2020年8月1日〜2021年1月30日
出張可能範囲:本州内
※リターン価格の中に講師の宿泊費用や交通費も含まれておりますので別途請求されることはございません。
※参加者の会場までの交通費に関しては参加者負担となりますのでご注意ください。

【先着5名】メッセージ&缶バッジ、トートバッグ

4,000円(税込)

残り
のサポーター
2020年10月末までにお届け予定

通常より1,000円お得なリターンです。

*現地での「炊き出し活動」の様子や子どもたちからのメッセージを記載したHPのURL
*オリジナルロゴを使用した缶バッジ(1つ)
*オリジナルロゴを使用したトートバッグ(1つ)

クラウドファンディング終了後、順次お送りいたします。

「Makuake(マクアケ)」は、実行者の想いを応援購入によって実現するアタラシイものやサービスのプラットフォームです。このページは、 社会貢献カテゴリの 「【フィリピン・セブ島】コロナ禍で苦しむ貧困層の子どもたちへの食糧支援」プロジェクト詳細ページです。

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