■BASSEN WORKS シューズとは
・白パンツに映えるインディゴブルーで夏の足元を爽やかに。
・インディゴによる繊細なグラデーションと経年変化のある表情ができました。
・世界で唯一の日本の技術と、伝統的なシューズ製法から生まれました。

■白パンツのために。
夏こそ履きたい爽やかな白パンツ。
日本の技術が結集し、白パンツコーディネートに最も映えるシューズができました。
インディゴが鮮やかな青の濃淡、まばゆい白。夏の定番カラーの繊細なペイズリー柄が足元にワンポイントアクセントを演出します。
 

ガラものと合わせてリゾートコーデに。大柄なトップスと合わせても白パンツのヌケがあればスッキリして見えます。

夏のリゾート感を出したい休日に。

とはいえ落ち着いたインディゴブルー。街なかでの落ち着いたスタイルにも、足元のワンポイントアクセントとして添えてみて。普段のコーディネートにちょっとした遊び心が生まれます。

■カジュアルコーデに。スニーカータイプ

カジュアルに履きたい方にはスニーカータイプ。

白パンツはもちろんのこと、ハーフパンツやカラージーンズにも合わせやすいのがいいところ。

レディースならワンピースやトレンドのロングスカートに合わせると夏らしく、爽やかに。

白に映えるインディゴブルーのペイズリー。シンプルなスニーカーにちょっと飽きたら、柄もののスニーカーをバリエーションに加えてみて。

■ジーンズのように。

青が美しいインディゴ。柔らかいグラデーションによる奥行き感。
プリントではなく、インディゴで染めたデニムを使っているから出せるんです。
デニムといえばジーンズですが、同じように、このシューズも経年変化を楽しめるのです。
でもこの生地、ただ染めているだけではありません。

■世界で唯一の技術から。

独特なグラデーションによる、奥行きのある表情。
これが実現できたのは世界で唯一の技術のおかげなのです。

その名も「段落ち抜染」。
そもそも「抜染」とは、一度染めた生地から漂白のように色を抜く技術。
「段落ち抜染」とは、部分的に色の抜け具合を変えることで青の濃淡を表現する、世界でもただ一つの技術です。※自社調べ

それを実現したのは、広島県福山市の山陽染工。
実は日本で初めて藍染の量産に成功した老舗でもあるのです。

そして同じく広島県府中市にあるシューズメーカー、スピングルカンパニー。
日本でも有数の伝統的シューズ製法である「バルカナイズ製法」で高品質なスニーカーを送り出しているメーカーです。
この広島の両社が出会い、BASSEN WORKSのシューズは生まれました。

■私たちについて
広島県福山市。古くは備後(びんご)と言われるこの地域は、古くから”備後絣(びんごがすり)”という久留米絣伊予絣とならぶ日本三大絣の産地。
その流れを受け継ぎ、福山は今でも紡績、機織り、染色など繊維産業が盛んです。

私たち山陽染工は、その福山の地に大正14年に創業。93年という長い歴史をもつ老舗メーカーです。

藍染といえば糸から染めるのが一般的だった大正時代。山陽染工は生地をそのまま機械に通して一気に染め上げる藍生地染めの機械生産に国内で初めて成功し、藍染に革命をもたらしたのです。その品質を買われ、世界各地にも輸出されました。

染める手間のかかる工程ですが、今ではインディゴ染めだけで1年におよそ150km分にもなる量を染め上げています。

さらに、染色では布地に柄をつけることはできないとされていた大正時代、白一色で色を抜き柄を出す技術、”抜染”の機械生産を日本で初めて実現しました。

そしてさらに創業から90年あまりの2014年、世界初の「段落ち抜染」技術の確立に成功しました。※自社調べ

これにより、いままでインディゴ染の柄といえば無地染と白のモノトーンだったものが、濃淡により複数色の表現ができるようになったのです。

ちなみにこの「段落ち抜染」、実は失敗から生まれたのです。
白一色の抜染生地を生産していたところ、抜け具合にばらつきがあったのです。そのままではもちろん商品にはなりません。
しかしそこに目をつけ、「このエラーをコントロールできれば、より多彩な表現ができるのでは」という発想が原点でした。

酸の濃度を調整した3種類の薬剤を使い、３本のロールの柄を転写し重なり合うことで「段落ち抜染」ができるのです。
 

とはいえ、布地ごとに色の抜け具合などの相性もまったく違います。新しい柄、生地を使うたび微妙に調整しながら試行錯誤しなければならないんです。
機械が稼働している最中も職人が張り付き、エラーがないか肉眼で確認しています。

やっかいなことに薬剤が無色なため、加工した直後では出来上がりの色がわからないのです。
薬剤を反応させるために蒸し、洗い流し、乾燥して初めて色味がわかるので、トライアンドエラーもなかなか骨の折れる仕事です。

この手間のかかる工程を経て、プリントでは出来ない濃淡のグラデーションによる繊細で柔らかい表情が出せるんです。

例えて言えば、一本のジーンズにワンウォッシュと3種類のブリーチ加工が共存しているようなもの。
ジーンズと同じくインディゴで染め上げたデニムなので、プリントのようにはがれることはありません。かえって徐々に経年変化で色が落ち、履き込んだジーンズのように味わいを楽しむことができるのです。

■日本の繊維技術を受け継ぐために
福山は日本でも繊維の一大生産地のひとつですが、出荷額は90年代をピークに徐々に減少。アジア圏の安価な海外製品に市場を奪われている現状があります。
しかし、染物のパイオニアとして新たな価値を生み出し、日本の繊維産業を盛り上げたい。
その思いから、段落ち抜染を用いた商品企画が始まりました。

近年では同じく福山の着物を仕立てる業者さんとコラボし、段落ち抜染がなせる繊細な柄がマッチした着物を生み出しました。
そしてこのBASSEN WORKSシューズもその道筋のひとつなのです。

今回シューズを生み出すにあたって、同じく広島のシューズメーカー”スピングルカンパニー”と出会いました。

スピングルカンパニーのシューズ製法は、日本でも有数の「バルカナイズ製法」。

高温の釜で熱と圧力を加えて作る、伝統的でシンプルなこの製法もまた非常に手間のかかる製法ですが、その分人の目と手がかかった高品質なシューズを生み出しています。

こうして世界有数の技術が出会い、生まれたのがBASSEN WORKSのシューズなのです。

普段の業務として、無地の染加工をすることが多い山陽染工。
生地をアパレルメーカーに納めた後、服に加工されることがおおいため、職人から見ても「うちの生地だ」とわかることはあまりないのです。

しかし、私たちにしかできない”段落ち抜染”の生地はひと目でわかるのです。
テレビや写真、街中で見かけるとモノづくりをする私たちとしてはやはり嬉しいですし、誇らしいのです。

「一人ひとりが作るものにプライドを持つこと。」

繊維産業に限らず、それがこれからの日本の産業のためにも大事なことだと考えています。

連綿と続く、日本オリジナルの技術を是非、みなさんも足元に添えてみてください！

■リターンについて
今回ご用意したのは、スリッポンとスニーカーの2種類。

どのタイプもユニセックスの仕様となっており、豊富なサイズを取り揃えています。

・スマートなスリッポンタイプ。

インディゴブルーの濃淡が白パンツに映える仕上がりです。

・カジュアルに合わせられるスニーカータイプ。

白パンツはもちろんのこと、ハーフパンツやカラージーンズにも合わせやすい。よりバリエーションに富んだコーディネートができます。

■サイズについて

より多くの方に楽しんでいただけるよう、それぞれに豊富なサイズをご用意しました。

22.5cm/23.5cm/24.5cm/25.5cm/26.5cm/27.5cm

各サイズに40%OFFと20%OFFをご用意しています。
それぞれ数量限定なので、お早めに！