外出先やお泊りの際の使用済生理用品やおりものシート、尿漏れパッドにおむつ。どこに捨てるのか、どう捨てるのか、悩んでいませんか？

トイレのゴミ箱に捨てるのもニオイが気になるし、そもそも捨てる場所がないときもあるー。ここで捨てたくない、持ち帰ってそっと捨てたい。

そんな気持ちに応える、新しいサニタリーバッグが登場しました。

使用前はコンパクトサイズで目立たない、でも、開くとコシがあり、しっかりしていて自立する。しかも、ニオイも水分も漏らさず、気軽に使えてそのまま捨てられる。それが「マルチサニタリーバッグ」です。

使用後の生理用品、おりものシート、尿漏れパッドやおむつなどをポンと入れ、ジップを閉じるだけでしっかりとニオイ漏れを防いでくれます。

あとはおうちに帰ってそっと捨てるだけ。「捨てる不安」「持ち運ぶ不安」から優しく、さりげなく守ってくれるアイテムです。

ニオイが気になるものならいろいろなものを心配いらずで持ち帰れます。

おりものシートや布製の生理用品ももちろんOK。外出時に捨てる場所に困っていた赤ちゃん用のおむつや、仕事や介護で使った尿漏れパッド、大人用おむつも持ち帰れます。

マルチサニタリーバッグは、ポリエチレン＋アルミ＋PETフィルム＋厚みのあるクラフト紙を貼り合わせた４層構造（底のマチの内側部分は３層構造）。破れにくく、しっかりした質感で持ち帰る際の不安をなくすよう努力しました。

伸びや硬さの異なる素材を貼りあわせるのは非常に難しいのですが、高度な加工技術で、気になるニオイや水分が漏れない構造を実現しました。

しかも、底の部分（マチの内側）は、単純にクラフト紙を除いた３層構造にするのではなく、組成を変え、アルミ層に形状維持性の高い厚みのあるアルミを使用。これにより、使用するときにしっかりと開き、自立もします。お使いになる方の立場になって、徹底的にこだわったモノづくりをしています。

強力なジップ力も備え、水気のあるものを入れても中の液体は漏れません。（過度な外圧がかからない状態）

サイズは22.5cm×25.0cm。バッグに入れても薄く、コンパクトなので気になりません。

生理用品にもよりますが、25cmサイズの普通の厚みだと、使用前の正方形のまま７枚程度、使用後の丸まった状態では10枚ほど入れることができます。

マチが広いのでかさばる布製の生理用品のほか、赤ちゃんや大人用のおむつ、おりものシート、尿漏れパッドなどにも対応できます。

一番外側に使っているのはしっかりした質感のクラフト紙。

不透明なので外からは何が入っているかわからないだけでなく、使用前の生理用品を入れておいてもプライバシーを気にせず持ち運びができます。

あえて、名称などを印字せず、かわいいファスナーのプリントだけをデザイン。

目立たずナチュラルなクラフト素材なので、バッグの中に入れていても違和感がありません。

バッグにはフック穴を開けています。持ち運びだけでなく、トイレの壁にフックを設置してかけておけば、使った後はそのまま捨てられます。

サニタリーボックスを置いておくよりすっきりしてお掃除や片付けも簡単です。

中身が入っていない状態でもしっかり自立。

立てて置いておけるので使用時に両手がふさがることもなく便利です。

サニタリーボックスの清掃などが不要になるので、トイレを衛生的に使えます。

バッグ自体は可燃性なので、使用後はそのまま可燃ごみとして捨てられます。（中身に応じて、自治体の定めにしたがって捨ててください）

急なお客様のときに、トイレにポンとおいておくだけでなく、ニオイ漏れも水漏れも防いでくれるので、生ごみの処理やペットの散歩の際に持っていくのもおすすめです。

ニオイがこもりがちな車内でも使用していただけます。

また、防災リュックに入れておけば、いざというときのトイレやゴミの悩みに対応できます。旅行カバンに入れていけば、水着や下着などの汚れものを入れておくのにも便利です。

「お部屋に設置してあるサニタリーバッグを持ち帰るお客様が少なくないんです」

「マルチサニタリーバッグ」が生まれたのは、仕事上でお付き合いのあるホテルの方のお話がきっかけでした。

「お客様が、使い終わったものを入れたサニタリーバッグを持ち帰っておられるようだ。外で捨てたくない。プライバシーを守りたいという方が多いのではないか」。

その方はそう話され「お客様は持ち帰られるのに大変な思いをされているのではないか」と心配されました。

いろいろな方に聞いてみると
「外のトイレで捨てるのに抵抗がある」
「知り合いの家で捨てたくない」
「会社のトイレが男女共用で捨てられない」
「災害の時、避難所で捨てるところにとても困った」
「サニタリーボックスがないトイレもある」
などの声が聞かれました。
さらに「持ち帰りたいがニオイが気になる」「水分が漏れるのも心配」という声も多く聞きました。

周囲の目を気にせず、捨てる場所の清潔さや設備への心配もなく、苦労や不安なく使っていただけるサニタリーバッグができないか。

そう考えた私たちは、世界基準に応えてきた技術で、不安なく持ち運んでいただけるこのサニタリーバッグを完成させました。

その後、お話を伺ったホテルで試用していただいたところ、お客様に大好評。

「不安なく持ち帰れる」という喜びの声をいただきました。

そこで、より一般の方にも使いやすいようサイズやデザインなどを改良。今回、より多くの方に気軽に使用していただける商品とし、プロジェクトを実施することとなりました。

いつの日か、日本のすべてのオフィスや施設などのトイレで、サニタリーバッグやサニタリーボックスをこの製品に変えていきたいという夢をもって取り組んでいます。