真田氏と真田昌幸・幸村父子雌伏の地・紀州九度山をこよなく愛しています。

「紀州九度山真田砦」を拠点として真田を語り継ぎ、九度山町の魅力を知って貰いたくて日々活動しています。

2019年、多くの皆様のご協力で真田昌幸公の御命日に「紀州九度山真田砦」をオープンすることができました。改めて心よりお礼を申し上げます。お陰さまで全国から真田ファン、歴史ファン、そして最近は御城印を目的に足を運んでいただくようになりました。少しずつですが甲胄体験の環境や戦国史料ノ間と当初のイメージに近づいてまいりました。

Makuakeに挑戦して3年目を迎える今年は、三周年の記念すべき年となります。これを機に後世に日本一の兵と称えられる真田一族に敬意と感謝をこめ、2022年（令和4年）６月４日（土）真田昌幸公の御命日に六十六発の鎮魂の花火を打ち上げたいと思います。

今回の活動をたくさんの方に応援して頂きたく、前回に引き続いてMakuakeでプロジェクトに挑戦します。また一緒に楽しみながら協力してくれる家臣を募集します。

ぜひ応援をお願いいたします。

このページを見て下さりありがとうございます。

私たちは、2019年６月4日真田昌幸公の御命日に九度山町下古沢において紀州九度山真田砦をオープンしました。改装資金をMakuakeにより準備してオープンし、同時に紀州真田会を設立しました。

真田砦を拠点とし、一般市民および真田ファン・歴史ファン、それに真田氏に関連する保存伝承・顕彰を推進する地域の諸団体や個人と連携・交流し、郷土住民との和を深め、関連地域への観光客誘致など地域活性化に寄与し、真田の伝承を目的とする会です。

この度、紀州真田会主催で真田昌幸公の御命日に六十六発の鎮魂の花火を打ち上げたいと決意しました。

▲関ケ原合戦祭りの戦国グッズマーケット出店にて

▲真田砦にて毎年開催される柿の葉茶セミナーは好評です

▲紀州真田会は九度山町柿の木オーナー制度に参加しています。六文銭柿に挑戦し真田幸村・信之御当主様をはじめ家臣の皆様にお届けしています。

『九度山は真田のこころ生きる郷』

今を遡ること400年ほど前、現代の大阪の地で戦国最後の戦い「大坂の陣」が行われました。徳川軍が過去２度の戦に敗れ、家康がもっとも恐れていた一人の武将が豊臣家の招きに応じ大坂城へ入城します。その武将は、後世で日本一の兵（ひのもといちのつわもの）と呼ばれるようになった「真田幸村」です。その「真田幸村」が関ヶ原の敗戦後、父昌幸とともに蟄居を命じられた地が九度山なのです。

▲道の駅柿の郷くどやまにある真田幸村の甲胄

▲紀州九度山真田まつりは戦前からのおまつりで、5月7日の真田幸村の命日に開催されていたそうです。戦争で途絶えたものの、昭和28年に復興し5月5日がこどもの日で休日になることから、昭和32年よりこの日に開催されることとなりました。写真は紀州九度山真田鉄砲隊による演舞。残念ながら2020年、2021年と連続中止になりました。

『美しい九度山 歴史に生きる町』

九度山町は、世界遺産である高野山町石道、慈尊院、丹生官省符神社や、戦国の武将真田昌幸・幸村親子ゆかりの真田庵に象徴される歴史と、玉川峡をはじめとする美しい自然に恵まれ、秋には特産品である「日本一の富有柿」の収穫で賑わう町です。

▲九度山には美しい自然がいっぱい！初夏にはホタル、真夏のキャンプに川遊び、魚釣りなど豊かな自然の中で、アウトドアを満喫していただけます。

真田昌幸は11年後の慶長16年6月4日、赦免かなうことなく九度山で逝去。（享年65才）真田幸村は14年後、豊臣秀頼の招きに応じて、真田大助と共に14年間住み慣れた九度山を後にしました。

残念ながら弟・幸村の華々しい人気とは裏腹に、父昌幸、兄の信之については知らない方が多いのが現状です。また九度山で生まれ育った大八（幸村二男）についても同じことが言えます。

わたしたちは、真田父子や家臣および妻子達の九度山での生活に想いを馳せながら、後世に伝えていく活動と、幸村14代御当主様、松代の真田会様との親交と絆を深めていきたいと戦国朗読会をはじめ活動してきました。

▲2019年12月真田砦にて念願の戦国朗読会「紀州九度山にて再起を〜真田日本一の兵〜」を開催

ところが、新型コロナウイルスの影響で、紀州九度山真田まつりが二年連続中止となり、全国各地で戦国まつりなどのイベントが悉く中止となる状況の中「なにか前向きな気持ちになれることができないものだろうか？」と考えていましたところ、2020年に真田氏発祥の地である上田市真田町の山家神社様が「真田の仕掛け花火復興プロジェクト」に挑戦されました。

大きな花火大会ではなく、こじんまりとでも自分たちで咲かせる夜空の花火。

新型ウイルスの影響で各地で閉塞感が漂い、花火屋さんも仕事が減少、地元でも獅子舞などの催しがなくなり下を向いてしまうことばかり･･･

持続可能で小さな喜びを感じられ

そして誰かを勇気づけることができる

そんな想いに共感して二年連続個人として、また紀州真田会としても微力ながら応援させていただきました。そして「九度山でもやりたい！」と思ったのです。

そこで５月の真田まつりの時の法要とは別に、昌幸公の御命日に鎮魂の花火を打ち上げたい！それにお世話になっている九度山町に対する報恩の気持ちもありました。

新型コロナウイルスにより私たちはまだまだ前向きな状況とは言えません。暗く沈んだ気持ちを花火を打ち上げることで少しでも明るい気持ちになってもらえたらと思います。

後の世に「日本一の兵（ひのもといちのつわもの）」と称えられる真田一族に敬意と感謝の気持ちを込め、和歌山県の花火製造会社「紀州煙火」（有田川町）様に六分六十六発の鎮魂の打ち上げ花火を打ち上げていただきます。

▲六分六十六発の鎮魂の花火（イメージ）

花火には人を笑顔にさせるチカラがあると信じています。マスクなしの笑顔が見られる日と平和を願い、みなさんと一緒に作りあげていくプロジェクトをめざします。

今年のテーマは、はじめの一歩「志（こころざし）」。

真田砦はみなさまの応援によって、九度山で拠点を持ちたいという夢が叶いました。

三周年を迎えるにあたり、今後は「夢」を「志」に･･･。そして花火は来年、再来年と今回限りではなく未来へと繫げていきたいです。

▲真田庵（善名称院）の昌幸公のお墓。現在は真田地主大権現として祀られ、２代目の松の木とともに昌幸のお墓は、幸村・大助の供養塔と一緒に並んでいます。二年連続真田まつりが中止になったので真田父子の法要は関係者のみでひっそりと行われました。

真田昌幸・幸村父子の人生の最後は残念なものになりましたが、それでも大国相手にひるむことのなかった真田精神は現代を生きる私たちに勇気を与えてくれます。武勇のほまれ高い幸村が名を残し、長兄の信之が後の世まで家名をつなぐ礎を築きました。真田一族に敬意と感謝をこめ、鎮魂の花火を打ち上げたいと思います。

今回のプロジェクトは私たちの出来る範囲で行う活動でありますので、目標とする金額に達しなくとも「鎮魂の花火」は実行します。

▲本来は紀州九度山真田砦において花火を打ち上げたいのですが、環境が整っていないため古沢地域にある九度山町の施設、若者広場にて行います。打ち上げ花火の会場付近には廃園になった古沢幼稚園跡をリノベーションしたコーヒースタンドも。自然と癒しの空間で普段とはちがう時間の流れをお楽しみください。

▲当時このあたりは高野山領で真田父子は浅野家が見張っていました。幸村は地元の村人や猟師、地侍とも分け隔てなく交流していたようです。また根来衆や雑賀衆といった鉄砲傭兵集団とのつながりもあったようです。大坂の陣で真田軍の鉄砲は百発百中と言われますが、その技術は九度山時代に教わり訓練をしていたのではないかと伝わっています。

1,000円コース

・限定記念印（真田昌幸・真田信繁・真田幸昌のいずれか）

・限定紀州九度山真田一家之絵図（ポストカード）

☆真田一家のイラストは紀州真田会家臣、上田肥前守様が心をこめて描いてくれました

3,000円コース

・紀州九度山ピンバッチ（真田昌幸または真田幸村）

・限定記念印三枚セット（昌幸・信繁・幸昌）

4,000円コース

・限定記念印セット（昌幸・信繁・幸昌および紀州九度山真田一家之絵図）

☆真田一家のイラストは紀州真田会家臣、上田肥前守様が心をこめて描いてくれました

6,000円コース

・花火玉レプリカ（限定数量：60個）☆紀州真田会家臣の直筆です

・紀州九度山ピンバッチセット（昌幸＆幸村）（限定数量：30個）

10,000円コース

・限定木製真田御縁帳 6個 限定記念印付き（昌幸・信繁・幸昌）

・紀州九度山昌幸セット（Tシャツ＆陣羽織マスク）

・紀州九度山幸村セット（Tシャツ＆陣羽織マスク）

20,000円コース

・単衣陣羽織（昌幸）（限定数量：3）

・単衣陣羽織（幸村）（限定数量：3）

60,000円コース（限定数量：1）

・手づくり兜（真田昌幸）

・手づくり鹿の角付き兜（真田幸村）

新型コロナウイルスの対策として、鎮魂の花火打ち上げは原則サポーターと地元関係者のみにて実施します。また参集を呼びかけません。サポートいただいた方でお越しになれない方もいらっしゃると思いますので、活動報告でお知らせさせていただきます。今後は持続可能なイベントを目指し、朗読会など同時開催していきたいと思います。

【資金の内訳】

打ち上げ花火費用、警備費用 他、リターン・発送費用

【スケジュール】

５月30日（月）プロジェクト終了

６月４日（土）鎮魂の花火実行

※場所は九度山町若者広場（和歌山県伊都郡九度山町中古沢1）

１９：１５ 真田氏に想いを馳せ黙祷後に鎮魂の打ち上げ花火（六十六発）

６月中旬より リターン品準備

７月中旬より リターン品発送

『真田幸村14代』真田 徹さん

真田昌幸公の「六十六発の鎮魂の花火プロジェクト」にご協力下さい。

真田昌幸公は二男幸村家族と共に関ヶ原の戦いにて西軍が敗退後、九度山の地（現九度山町）に流されました。

昌幸公は、当初許されて帰るという望みも持っておりましたが、１１年の流人生活の後、九度山でその波乱に満ちた一生を終わりました。

その間、九度山の皆さんはこの流人一家を温かく迎え入れてくれました。昌幸公始め、幸村一家にとって決して豊かではないけれど九度山の地は実に居心地の良いところだったに違いありません。

四百年余りの時を経た現在も九度山の人達は真田昌幸一家を忘れず、毎年「真田まつり」を続けて供養をなさっておりました。しかし、新型コロナという疫病により二年に渡り開催が中止されております。

もう、こんなことに負けてはいられません。

昌幸公鎮魂の意味も込め、この閉塞感を６６発の花火で打ち破ろうではありませんか！

▲真田昌幸公の昇り梯子の甲冑姿で

▲白石・当信寺の真田阿梅・大八のお墓。真田幸村が大坂夏の陣の際、討死の覚悟を決め縁故もあった白石城主・片倉重長に、子供の将来を託したとされています。二人は白石城・二の丸で秘かに養育され、阿梅は片倉重長の正室が病死したあとに、継室となって78歳で没しました。
真田大八は、片倉四郎兵衛守信と名乗り、1000石として伊達家に仕えましたが、59才で没しています。