プロジェクト実行者
ストーリー
- 幻の酒米と呼ばれる「雄町米」、日本の名水百選に選ばれた「雄町の冷泉」を使った 燗専用の日本酒
- お酒の温度を簡単に管理できる、 真空断熱の技術が活用されたカラフェ で美味しくいただく
- お酒は岡山県赤磐市の室町酒造が作り、12月中旬からお届け予定
「おいしいお酒は、冷酒で・・・」と思い込んでいませんか? 世界に誇る日本の伝統文化とも言えるお酒の燗、燗で味わう極上のお酒との信じられないような感動の出会いをお届けしたい、そんな思いを込めてこのプロジェクトを立ち上げました。
大吟醸の「燗」という普通ではほとんど考えられない視点から、山田錦や五百万石といった一般的な酒米ではない、幻の酒米と呼ばれる「雄町米(おまちまい)」を使って燗で味わう極上のお酒を、美味しい飲み方とともに提案します。
是非、このお酒で新しい年をお迎えください。
本プロジェクトは、究極の燗を味わう清酒を蔵元から特別に分けてもらうための資金を集めるプロジェクトです。プロジェクトにご協力いただくのは、岡山県赤磐市の創業1688年 室町酒造(株)11代目社長 花房 満氏です。
花房 満氏
お酒造りに使う原料は幻の酒米と呼ばれる「雄町米」、仕込み水は日本の名水百選に選ばれた「雄町の冷泉」。芳醇な香りと、香りに負けない際立ったコクと旨みが特徴の大吟醸酒です。
「ひとはだ」という名前ですが、約40~43℃、ひとはだではなく「ぬる燗」がおすすめです。
雄町米は、1859年、備前国(現在の岡山県)で発見された、あの山田錦や五百万石などの親にも当たる酒造好適米のルーツであり、日本で唯一残された混血の無い原型品種です。際立ったコクと旨みのあるお酒ができるのが特徴です。
しかし、雄町米は化学肥料を嫌い栽培に手間がかかることから、農業の近代化とともに栽培しやすく品種改良された米にとって代わられ、しだいに姿を消して行きました。今では、大変貴重な米です。
酒造りの面でも、安定した味わいを出すのが難しい「やんちゃな米」と呼ばれ、高度な酒造技術を要します。
清酒の原料は精米した白米。白米に含まれるデンプンは、糖に分解された後アルコールへと発酵されます。発酵されなかった糖は甘みとなり、タンパク質の一部がアミノ酸となって旨みになります。
米の中心部には、心白と呼ばれる純粋なデンプンを多く含んだ酒造りに適した柔らかい部分があり、外郭にはお酒の味を悪くする脂肪やミネラル、過剰なタンパク質があります。そこで、美味しいお酒を造るために精米して米の外側を削り、心白に近い部分が使われるのです。
通常の酒米の心白は一般に線状で小さく、不要な外郭部分を取り除くには精米歩合を小さく(米をたくさん削る)していく必要があります。また、硬いため吸水が遅く、淡麗傾向(コクや旨みが抑えられたすっきりした味わい)のお酒ができます。それを燗するとお酒の味が香りに負けてしまうため、冷酒で飲むことを推奨されるのです。
お酒を燗しておいしくいただくためには、香りに負けないしっかりとしたコクと旨みが必要なのです。
雄町米は心白が球状で大きいので、不要な外郭部分を取り除くのに精米歩合をそれほど下げる必要はありません。また、柔らかく吸水性が良いので発酵しやすく、芳醇な香りと、燗しても香りに負けない際立ったコクと旨みのあるお酒ができるのです。
米と並んで重要なのが水。本プロジェクトで造るお酒は、日本の名水百選にも選ばれている「雄町の冷泉」を仕込み水として使います。
古くから備前国雄町の地に湧き出ている地下水は、池田藩の御用水として明治半ば頃まで水奉行が厳重に管理してきました。深みのあるやわらかい口あたりが特徴で、酒造りに適した軟水です。
おいしいお酒をおいしくいただくには、お酒の温度が大変重要になります。お酒の通の為のこだわりの逸品が、OMOF(オモフ)の真空断熱カラフェ。優れた断熱性能を持ち、お酒のおいしい温度をしっかりキープし、ゆっくり楽しむことができます。
温かさも冷たさもキープする⾼性能を実現させたのは、世界最⾼⽔準の性能を誇る真空断熱材です。パナソニックの⻑年の研究により開発された真空断熱材は、冷蔵庫、ジャーポットなどの家電製品の他、住宅設備機器などに幅広く使われています。
保温・保冷ができるので、お酒の燗だけではなく、冷酒を飲むときにも活躍します。
真空断熱カラフェの使い⽅は簡単。カラフェのガラスボトルに燗したお酒、または、ほどよく冷やした冷酒を入れて、断熱スリーブに挿入するだけ。真空断熱材の効果でしっかり保温・保冷することができ、おいしい温度で、優雅にゆっくりお酒を楽しむことができます。
●燗で味わう大吟醸「ひとはだ」
本プロジェクトの目的となる、燗で味わう雄町米大吟醸です。
芳醇な香り、濃厚なコクと旨みが特徴。
おすすめの飲み方:40~43℃、ひとはだではなく「ぬる燗」がおすすめ。
清酒 大吟醸
製造者 室町酒造株式会社(岡山県赤磐市)
原材料 米、米麹、醸造アルコール
使用米 赤磐産 雄町米
仕込み水 日本の名水百選 雄町の冷泉
アルコール度数 15.5
日本酒度 +4
内容量 720ml
●お酒の極上の温度を保つ OMOF真空断熱カラフェ
断熱スリーブ付きガラスボトル
⼨法 幅99mm X 奥⾏86mm X ⾼さ212mm
容量 360ml
本体⾊ ガラスボトル︓インディゴ 断熱スリーブ︓ホワイト
●冷酒で味わう純米吟醸「冷や」
燗と飲み比べたい冷酒も用意いたしました。
白ワインのような甘い香りと豊かな味わい。
おすすめの飲み方:10~15℃、あまり冷やしすぎないのがおすすめ。
清酒 純米吟醸
製造者 室町酒造株式会社(岡山県赤磐市)
原材料 米、米麹
使用米 赤磐産 雄町米
仕込み水 日本の名水百選 雄町の冷泉
アルコール度数 16.2
日本酒度 +2
内容量 720ml
●斗瓶取り大吟醸雫酒「雫」
もろみからしたたる雫を斗瓶に集めた、門外不出の特別酒。
芳醇な香りと、極上の絹のような滑らかな味わいが特徴。
おすすめの飲み方:10~15℃、あまり冷やしすぎないのがおすすめ。
清酒 大吟醸
製造者 室町酒造株式会社(岡山県赤磐市)
原材料 米、米麹、醸造アルコール
使用米 赤磐産 雄町米
仕込み水 日本の名水百選 雄町の冷泉
アルコール度数 17度以上 18度未満
日本酒度 +4
内容量 720ml
●備前焼作家が特別に作る「極燗の酒器」
品種 備前焼 緋欅(ひだすき)
寸法(約) 高さ50mm X 口径60mm
制作 備前焼作家 原田 良二・原田 圭二
※備前焼は、窯の中の作品を置く位置や⽕の回り⽅などにより、⼀つとして同じ模様のものが無いのが特徴です。実際の作品は、イメージ画像とは外観が異なります。また、一品ごとの⼿作りですので、形状・⼨法にはばらつきがあります。
●お酒のお供に「牡蠣無双」
風味豊かな日生の牡蠣の燻製オイル漬け。お酒のお供にどうぞ。
製造者 幸徳堂(岡山県備前市)
品種 牡蠣無双 金ラベル(写真左)
牡蠣無双 銀ラベル(ピリ辛味)(写真右)
内容量 140g
ご支援いただいた資金は、燗で味わう大吟醸「ひとはだ」を蔵元から分けていただくための費用の一部に使わせていただきます。
1.燗で味わう大吟醸「ひとはだ」/冷酒で味わう純米吟醸「冷や」 1本(選択)
2.燗で味わう大吟醸「ひとはだ」/冷酒で味わう純米吟醸「冷や」 2本(選択)
3.燗で味わう大吟醸「ひとはだ」/冷酒で味わう純米吟醸「冷や」 3本(選択)
4.燗で味わう大吟醸、または、冷酒で味わう純米吟醸と真空断熱カラフェ
・燗で味わう大吟醸「ひとはだ」/冷酒で味わう純米吟醸「冷や」 1本(選択)
・OMOF真空断熱カラフェ 1セット
5.冷酒で味わう極大吟醸「雫」 1本
6.備前焼作家が特別に作る「極燗の酒器」 1客
7.お酒のお供に「牡蠣無双」 1個
・牡蠣無双 金ラベル/銀ラベル 1個(選択)
リターンの発送は、2018年12⽉中旬からを予定しています。ぜひ、燗で味わう極上のお酒で新年をお迎えください。
いつのことだったか、どこで体験したのかもう定かではありません。とある町のとあるお店で、普通は冷酒で飲まれている地元のおいしいお酒を誤って燗で注文してしまいました。もったいないことをしたと思いながらやむなくそれを口に運ぶと・・・!
たいしてお酒に詳しくない私は、それまで燗して飲むお酒は安酒と思い込んでいました。これが、極上の燗のお酒との感動の出会いでした。おいしいお酒は燗してもおいしいのだと知り、その時以来、この体験がずっと頭に残っていました。
プロジェクトを通じて、是非皆様とも共有したいと思います。
Q.食べておいしいお米(飯米)=おいしいお酒になるのですか?
A.その様に思っている人は結構おられますが、実は、酒造りには専用の米があります。その中でも特に酒造りに適したものを「酒造好適米」と呼んでおり、そのお米の中心部には、飯米には見かけない「心白」という白い斑点のような部分があります。心白は、純粋なデンプン質を多く含んでおり、酒造りにとって最も大切な甘みができる、いわゆる麹造りに適した米であるということです。
Q.酒造りの要は心白ということですが、精米歩合を下げるほどいいお酒ができるのですか?
A.誤解されやすい点ですが、最もいい精米は心白の手前まででとどめておく事。心白は、軽石のように柔らかい部分で麹菌が根を生やし易すく、それ故その部分を磨くのは大変難しく、多くは破砕米になってしまいます。
特に雄町米は心白が球状で大きいので、精米歩合をそれほど下げる必要は有りません。お酒のおいしさは、精米歩合下げるだけではなく、どこまで磨き、どこまで残すか、米の種類や仕込み水、酵母、麹、杜氏の技や酒造りの環境など多くの要素が絡んでいます。個人の好みにもよりますので、精米歩合によらずご自分に合ったお酒を見つけることが大切ではないでしょうか。
Q.大吟醸と純米吟醸の違いは何ですか?
A.まず、米の精米歩合から大吟醸や吟醸などに分類されます。精米歩合70%以下が本醸造、60%以下が吟醸、50%以下が大吟醸となります。パーセントの数字が小さい方が米をよく磨いているということです。
次に本醸造と純米酒ですが、簡単に言えば米、麹に醸造アルコールを少し加えて造るのが本醸造、加えないのが純米酒となります。大吟醸は精米歩合50%以下の本醸造、純米吟醸は精米歩合60%以下の純米酒ということになります。醸造アルコールを加えるのは不純な添加物を加えるような誤解をされがちですが、これも味や香りを整える杜氏の立派な凄技。本醸造を選ぶか純米酒か、やはり個人の好みです。
Q.軟水と硬水で造ったお酒の違いは︖
水の中に含まれるカルシュウムやマグネシウム(1Lあたり120mg以上)が多く含まれているお水が硬水で、そうでないものを軟水と呼んでいます。
酵母菌の働きによりアルコール分が出てくるのですが、カルシウムやマグネシウムが多く含まれるほど酵母菌の働きが活発になり、甘みをアルコールに分解するので辛口傾向のお酒になり、あまり多く含まれていない水は甘口傾向のお酒になります。余談ですが、昔から軟水で造るお酒は女酒、硬水で造るお酒は男酒と呼ばれていたりしています。
Q.お酒の保管方法、賞味期限は︖
A.一般的に熱処理を行ったお酒は、常温(冷暗所)で保管してください。開栓後は、1か月以内くらいを目安にお召し上がりください。本プロジェクトでご紹介したお酒は、いずれも熱処理をしております。
一方、熱処理をしていない生酒などは、冷蔵保管で、開封後は1~2週間以内に召し上がって頂くのがおいしくいただける方法です。
Q.真空断熱カラフェで日本酒を温めたり冷やしたりできますか︖
A.真空断熱材そのものには、冷却機能や加熱機能はありません。熱や冷気を遮断する⾼性能の断熱材熱で、温かいもの、冷たいものを⻑く保温、保冷します。
サポーターからの応援コメント
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このプロジェクトはAll or Nothing型です。プロジェクト成立のためにはプロジェクト終了日の2018年11月26日までに目標金額が達成となる必要があります。
燗で味わう大吟醸、または、冷酒で味わう純米吟醸 1本
5,000円(税込)
・燗で味わう大吟醸「ひとはだ」、または、冷酒で味わう純米吟醸「冷や」 1本(選択)
※内容量は各720mlとなります。
燗で味わう大吟醸、または、冷酒で味わう純米吟醸 2本
9,000円(税込)
・燗で味わう大吟醸「ひとはだ」、または、冷酒で味わう純米吟醸「冷や」 2本(選択)
※内容量は各720mlとなります。
燗で味わう大吟醸、または、冷酒で味わう純米吟醸 3本
13,000円(税込)
・燗で味わう大吟醸「ひとはだ」、または、冷酒で味わう純米吟醸「冷や」 3本(選択)
※内容量は各720mlとなります。
冷酒で味わう極大吟醸「雫」 1本
15,000円(税込)
・冷酒で味わう極大吟醸「雫」 1本
※内容量は720mlとなります。
燗で味わう大吟醸、または、冷酒で味わう純米吟醸と真空断熱カラフェ
33,000円(税込)
・燗で味わう大吟醸「ひとはだ」、または、冷酒で味わう純米吟醸「冷や」 1本(選択)
・真空断熱カラフェ 1セット
※内容量は各720mlとなります。
お酒のお供に「牡蠣無双」 1個
3,000円(税込)
(更新日:2018年12月23日)
・牡蠣無双 1個 金ラベル、または、銀ラベル 1個(選択)
※賞味期限90日(開封後はなるべく早くお召し上がりください)
備前焼作家が特別に作る備前焼「極燗の酒器」
5,000円(税込)
(更新日:2018年12月23日)
備前焼「極燗の酒器」 1客
「Makuake(マクアケ)」は、実行者の想いを応援購入によって実現するアタラシイものやサービスのプラットフォームです。このページは、 フードカテゴリの 「最高の一杯を味わう! 幻の酒米『雄町米』で造る極上大吟醸の究極の『燗』」プロジェクト詳細ページです。