沖縄伝統の着物をアップデートした一生モノの日常着。

琉球伝統の着物ドゥジン（胴衣）から着想を得ており、現代的にアップデートした一着です。

伝統が息づく格調高いデザインは、さっと羽織るだけで普段の日常に彩りを与えてくれます。

琉球藍で染めた綿100%の生地は、長く着用いただくことで、経年変化により味わいが増していきます。

まさに「一生もののワードローブ」として。

今帰仁村で工房を構える 「亞人」が手がける琉球藍

※そもそも「琉球藍」とは・・・世界各地で生産される藍の原料は多くの品種がありますが、沖縄で独自に発展してきた琉球藍はキツネノマゴ科。（日本本土の藍染で使用される蓼藍（タデアイ）とは植物の品種から違う）

美しい海や空に形容される、まさに沖縄だけの「琉球ブルー」です。

琉球王府時代からの歴史をもつ「琉球藍」は、芭蕉布・紅型・宮古上布・琉球絣・久米島絣などの伝統染織に古くから用いられています。

染色家としてオブジェなどの作品も制作している「亞人」の早瀬さんは、大自然豊かな沖縄県北部の今帰仁村にて、琉球藍を栽培から行っています。

※なぜ生産から行うのか・・・良質な藍染料はなかなか手に入れることが難しいのが実情で、もともとご実家が農業・養鶏をされていたこともあり、藍の生産から行うことで良質な藍染料を作り出し染色を行うことを決意したとのこと。

農薬を使わず、自家製の堆肥を使用して徹底的に拘った生産。

堆肥の生みの親は２頭のヒージャーくん（沖縄の方言でヤギ）

亞人では、良質の藍染料を作る為に、藍自体の生産から染料の精製、染色まで一貫。

収穫した藍を発酵→ぶくぶくと元気に発酵していました。（初期は少し緑がかった液体）

石灰を入れ、藍色を付着させ、「泥藍」を作る。

藍染が行えるように最後の工程。（水飴を栄養に、お酒でPhを整えて発酵＋ガジュマルの灰（木灰）で調整）

藍が建ったら染色開始です。

浸けては空気にさらしを繰り返し、徐々に藍が濃く染まっていきます。

今回の製品は色味にこだわり、沖縄の空のような爽やかなブルーに仕上がりました。

琉球伝統デザインに、日本伝統の柄をアクセントに

琉球伝統×他文化をコンセプトテーマにしている「Preserve Tradition and New Creation」

今回は、あえてJAPANの伝統を掛け合わせてみました。

-背当て-

-袖裏-

-ポケットの袋布-

少し大柄の同色で馴染みの良い「青海波」の柄を・・・。第一弾で採用したミンサー柄にも通じるような意味合いがこの柄には込められているのです。

※「青海波」の柄が持つ意味・・・無限に広がる波の紋様には、未来永劫へと続く幸せへの願いと、人々の平安な暮らしへの願いが込められています。

男女問わず楽しめるサイジング

男性着用時に７分丈になるようにデザインされたドロップショルダーのゆったりとしたシルエット。

ドゥジンらしい広めの袖筒は風通しも良く夏でも楽しめます。

総丈：７２cm / 身幅：１２６cm / 裄丈：１１４cm

雰囲気のある織柄でコットン100%の生地を使用しています。

※藍染製品の特性上、お洗濯方法や取り扱いにはご注意ください。

色移り・色落ち・日焼けの可能性がございますので、予めご了承ください。

藍染特有の経年変化をお楽しみください。

※濡れた状態で他のものと触れた状態で放置しないでください（レザーにも注意）

※お洗濯の際は、単一での手洗い後、陰干しをおすすめします。

※タンブラー乾燥はお避けください。

※日光の当たる場所での保管はお避けください。

スケジュール

本プロジェクトはAll or Nothingです。

プロジェクトSUCCESSでの終了後、生地の発注→藍染工程→縫製→納品となります。

2023年2月までにお届けを予定しております。

リターンについて

【超早割5000円引き】琉球藍染ドゥジンカーディガン１点（限定20着）

【早割3000円引き】琉球藍ドゥジンカーディガン１点（限定30着）

【通常価格】琉球藍ドゥジンカーディガン１点（150着）

「首里城のイラスト」オリジナルのネームタグで継続的支援を...

2019年、首里城火災が発生致しました。

当時、その数か月前に家族で施設を訪れたばかりでした。深夜にリアルタイムで火災を報じた映像が今でも目に焼き付いています。マクアケグランプリのチャンスを頂いた時、沖縄だからこそ出来る企画ということに加え、このネームタグを派生展開することで継続的な支援を行なっていきたいと思い立ちました。ネームタグのイラストは火災前に訪れた際に自身で撮った写真をもとに、自身で描き下ろしました。

今回のプロジェクトも売り上げの一部が首里城復興支援に充てられます。

義援金発送先：沖縄県首里城復旧・復興支援募金活動事務局

何卒、よろしくお願いいたします。

実行者紹介

ビームス アウトレット 沖縄 / 店長 / 謝花（ジャハナ）

沖縄生まれ、沖縄育ち

琉球舞踊師範の叔母をもち、幼少期より琉球音楽や文化に触れてきました。

２０代前半を熊本県で過ごし、古着ショップの店員を傍らに、REGGAEシンガーとしての活動をつづけていました。20代後半に帰省後、BEAMSに就職。現在店長を務める。

私のプロジェクト「PRESERVE TRADITION and NEW CREATION」は、「意味」をもつストーリーのある沖縄を感じることの出来るプロダクト群です。

沖縄の伝統文化の継承と保全をベースに、新しいモノ・コトを生み出していきたいと思います。

前回のプロジェクトでは、ミンサー柄の沖縄伝統とGUAYABERAのキューバ伝統を掛け合わせました。

今回の企画も、すべて沖縄で生産する「地域創生プロジェクト」です。

更に、自身としても個人的に何か出来ないかと、常々考えていた「首里城復興支援」PRESERVE TRADITIONと銘打ったオリジナルのイラストタグは、今回の企画でも。継続的な支援を叶えるためのプロジェクトにしていきたいと考えています。

最後に、、、

今年、沖縄は「沖縄本土復帰５０周年」を迎えました。偶然ではありましたが、今回の企画は「琉球×日本」。何か運命のようにさえ感じています。

そして、ローンチの日は「６月２３日・慰霊の日」。この日は沖縄の人にとってとても大事な日です。この日にスタートすることが決まったのも偶然でした。

是非、本プロジェクトの応援のほど、お願い申し上げます。