Running Mateシリーズはランナーの皆様が快適にランニングを楽しめるように企画・設計したランニングポーチ。2022年5月の発売からシリーズ累計3500名以上の方に使っていただいております。

そして第2弾のRunning Mate PROは、特にランナーのレース中のパフォーマンスを最大限に引き出すために作りました。レース用という目的を絞ったランニングポーチにもかかわらず、Amazonや楽天市場でもランキング上位を記録しております。

そしてこの度、Running Mate PROを使ってくださったユーザーの皆様から声を集め、機能をパワーアップさせたRunning Mate PRO 2をリリースすることになりました。

今回発売するRunning Mate PRO 2は、レース用ポーチとして選ばれているRunning Mate PROの基本性能を踏襲しながらパワーアップ。走行中の究極のフィット感と、エナジージェルの取り出しやすさなど、レース中のシーンを考え、性能や機能を追求したレース用ポーチです。

軽量ながらも機能性に優れ、走行中の揺れを極限まで減らしたこのポーチは、大切なレースを戦い抜くために、あらゆるディテールにこだわり抜いた製品となっています。

Running Mate PROも、揺れにくく、走りやすいと声をいただいていましたが、『揺れにくい』というのは長時間走るランナーにとって、快適に走るための重要な基本性能となります。しかし、今回はさらにその上を目指しました。

伸縮性と衝撃吸収性に優れるウェットスーツに使われる素材を使用し、ポケット部の両サイドに体にフィットさせるサイドパッドを搭載して、身体との設置面積を拡大。これらによって激しい動きにも対応する、究極のフィット感を生み出します。

ジッパーの中は3つのスペースに分けられ、分けて収納できるようになりました。これで、必要なものを探したり、取り出したいものを間違えにくくなります。

マルチポケットを後ろ側（背面）にして走りたい方は、背面にマルチポケットを配置したまま取り出す時も、スペースが分かれているため、間違えにくくなります。

また、走行中に中身が見やすくなるよう、ジッパーをマルチポケットの上部に配置しました。

マルチポケットのサイズは市販されている大型サイズのスマホが単体で余裕を持って入るように設計しました。

雨や汗に対する防水性については、水に強いネオプレーンを使ったウェットスーツの素材を使用し、ジッパーも水を通しにくい止水ジッパーを採用しています。また、ミドルスペースはナイロンオックスフォードのポケットになっているため、スマホなどの濡らしたくないものに便利です。

走行中にジェルを取り出す時、一々ジッパーを開けて必要なジェルを探して・・という負担を軽減するため、ベルトに直接に差し込むことで、必要な時に必要なジェルをサッととりだせるジェルスロット。ジェルだけではなく、手袋や帽子などを通して使うこともできます。

この機能自体はRunning Mate PROでも好評なのですが、「ジェル同士が密着していて取り出しにくい」という声がありました。ですので今回、各スロットの間に1cmのスペースを取って目当てのジェルを取り出しやすくしました。

「小物を入れるポケットが欲しい！」　Running Mate PROユーザーからいただいた中でも多かったご意見です。

レース中には飴や塩タブレットなどを、普段のジョギングやウォーキングではスマホを傷つけやすい鍵などの小物を。フラップ式で出し入れしやすいので、レース中はジェル容器などのゴミ入れとしても活用いただけます。

Running Mate PROでもビブスをつけるストラップを搭載していましたが、固定式のためビブスの微妙な幅の違いに対応できず、また位置を変えるためにはベルトごと動かす必要がありました。

Running Mate PRO2では、ベルトに付け外し可能なビブスクリップを4つ付属。前後ともにビブスが必須のレースを含む、あらゆるレースレギュレーションに対応します。もちろん、普段使いなどのビブスを使わないときは取り外すことが可能です。

また、クリップでビブスを挟むタイプなので、ビブスに穴が開いていなくてもOKです。トライアスロンのトランジットでのビブス付け替えもさらにスピーディーになりました。

ある女性トライアスリートが、世界大会であるIRONMANレースにRunning Mate PROを選び、使用してくれたのです。

その方は平柳美月さん、2017年に初めてフルマラソンにチャレンジ、2018年にトライアスロンをはじめ、現在もフルタイムワーカーとして競技を続けるトライアスリートです。

平柳さんはどんどん実績を上げ、IRONMANレースの最高峰、ハワイ島で行われる世界選手権KONA大会の出場権利を勝ち取ります。

惜しくも入賞には届かなかったものの、年代別７位、サブ10（10時間以内にゴール）を達成しました。

その時の平柳さんのレースレポートでもRunning Mate PRO 2のことを書かれています。

https://note.com/hirame_triathlon

平柳さんのように自身の目標に向かってがんばるランナーのために、「もっと良いレース用ポーチを作りたい！」

しかしそれは簡単なことではありませんでした。平柳さんをはじめ、ランナーの方々からアイデアや意見をもらいましたが、その細かな要望に応えてくれる工場探しに時間がかかりました。

そしてようやく要望に応えられそうな工場が見つかり、何度も何度もやりとりしながら作り込んでいきました。そしてなんとか、2023年10 月のKONA大会に間に合うようにプロダクトを仕上げ、平柳さんに届けることができたのです。

▲実際の工場とのやり取りの資料（一部）

今回リリースするRunning Mate PRO2は、平柳さんがKONAで使ったものと同じプロダクトになります。

レースでの目標を目指して頑張るあなたに、ぜひ手に取っていただきたいと願っています！

こんにちは。Team One Dayの大村と申します。

私は25年以上、テニスの指導者として「もっとうまくなりたい！」「練習の成果を発揮したい！」「プロになりたい！」という子どもから大人の指導を通して、どうすれば選手の目標に近づけることができるかを追求してきました。

縁あって、2022年5月にランニングポーチを販売することになったのですが、それをRunning Mateと名付けました。

そのプロモーションのため、インスタグラムのランナーズコミュニティー『Team One Day』を立ちあげ、ランナーの方々とのつながりができていったのですが、そこには、雨でも雪でも仕事の出張先でも走る姿、マラソンでパーソナルベストを求める姿、はじけるような笑顔いっぱいのランナー仲間の姿がありました。

与えられた自らの身体を使い、汗をかいてがんばる姿には、種目は違えどスポーツの指導者として、胸が熱くなります。

ランニングを教えることはできないですが、ランナーの皆様がレースで使うランニングポーチの開発を通じて、少しでも皆様の自己実現の役に立ちたい！と思うようになったのです。

ところで、Running Mateとは、直訳では「走っている仲間」となりますが、新英和中辞典（研究社）にはこう書かれています。

１）大統領候補者に対する副大統領候補者のような下位候補者

２）練習相手馬 《競馬で出走馬の歩調を整えるため一緒に走らせる》.

つまり、主役を引き立たせるための脇役、という立場です。

Running Mate PRO 2を身につけたランナーが『求める最高の成果』を出すことを心から願っています。