プロジェクト概要

バラの香る町、山形県村山市で行うダマスクローズの蒸留プロジェクトの

クラウドファンディングページへお越しいただき、ありがとうございます。

私は長年アロマテラピーの研究をした後に、２０００年にブルガリアを訪れ、それからダマスクローズの勉強を始め、２０１４年からブルガリアに移住して、現地でダマスクローズの栽培から蒸留まで学んできました。

２０１７年に不思議な縁があり、私が学んできた知識を山形県村山市の地域活性化に役立てる事が出来るチャンスを頂き、それから現地の農家さん、花屋さん等と一緒に地道にバラの花の栽培に取り組んできました。

ブルガリアではダマスクローズの花を蒸留してローズオイルを製造しています。

山形県村山市に植えたバラの苗はまだ５００本くらいとローズオイルを蒸留するには少ないのですが、今年の６月からローズウォーターの蒸留する事が可能になりました。

５００本のダマスクローズの苗から収穫出来る量は３００キロを予定しています。

ローズオイルを１キロ蒸留するのに必要な花の量は４トンなので収穫量３００キロでは１００gもオイルを蒸留する事が出来ません。

ですが、今回私のブルガリアの蒸留の先生にお願いして、特別にローズウォーターを蒸留する為の小型蒸留器を設計してもらいました。

ブルガリアのローズオイルの蒸留器は５００リッターの窯を使いますが、村山市のダマスクウォーターの窯は１００リッターのミニサイズです。

この窯に５０リッターの水を入れ、１回１０キロのダマスクローズの花を蒸留すると、２時間で約１５リッターのローズウォーターが蒸留出来ます。

通常では、このローズウォーターを再蒸留してローズオイル成分を抜いてしまいますが、今回ご支援いただきました方には、蒸溜したての「高濃度ローズウォーター」をお届けします。

ダマスクローズの本場ブルガリアでも香る事の出来ない、山形県村山市の蒸留所で 生まれる濃厚なバラの香りを是非お楽しみ下さい。

※今回紹介するローズウォーターは「飲用・食用ではありません」　　　　　　　　　　あくまでも香りを楽しむ用途でご使用下さい。

このプロジェクトを軌道に乗せ、数百町とある耕作放棄地にバラを植えて、
山形県村山市がダマスクローズの香りで包まれるようにしたいです。

将来はブルガリアとの文化交流も行い、本格的なバラ祭りも出来るといいですね。

スケジュール

2021年5月19日(水)：プロジェクト募集開始

2021年6月20日(日)：プロジェクト募集終了

2021年6月末より：順次サポーターへリターン品の発送を開始

2021年７月末までに、全サポーターへのリターン品発送を完了

リターンについて

山形県村山蒸留のダマスクローズの芳香蒸留水５００ミリ１本と

ブルガリア産有機ダマスクローズオイル１ミリx１本をセットで

７２００円で販売します。

純度１００％ブルガリア産芳香蒸留水は通常１００ミリ１５００円以上で販売されています。

ブルガリア産有機ダマスクローズオイルは通常１ミリ４０００円で販売されていますので

通常一般小売価格の４０％オフでのご提供となります。

ローズオイルはブルガリアの１２０００坪のバラ畑で栽培される有機ダマスクローズの花を蒸留した物を送ります。

オイルには国立バラ研究所の認定書が付きます。

今回クラウドファンディングでの募集は初めてなのと、花の栽培、摘み取り、蒸留、ボトリングまですべてを自分たちで行いますので、中間マージンが一切ない工場出荷価格で販売させて頂きます。

資金の使い道

ダマスクローズは花の収穫まで３年かかります。

とりあえず、小型蒸留器のおかげでローズウォーターの蒸留は出来るようになりましたが、２０２５年までにバラ畑を広げて行き、将来はブルガリア産に負けないローズオイルの蒸留を目指します。

ご支援していただいた資金は、苗の購入代金、蒸留見学スペースや蒸留施設の整備費用に充当させていただきます。

またローズウォーターを使ったさらなる商品の開発に、皆さんからの応援資金を大切に生かします。

実行者紹介

今回山形県村山市で行うダマスクローズウォーターの蒸留技師を務めます嶋崎と申します。

私は東京生まれで、上野・浅草で育ちましたが、村山市が浅草寺の大わらじを奉納している町だとは、２０１７年に初めて村山に来るまで知りませんでした。

浅草寺つながりかどうかわかりませんが、村山市の依頼で私がブルガリアで育てているダマスクローズを移植したいと依頼が来てから、もう何度となく村山市を訪れています。

村山市に来てビックリしたのがここの地形で、私が住んでいるブルガリアのバラの谷と呼ばれるカザンラクと非常によく似ているのも不思議な感じがしています。

ブルガリアでは山と山に挟まれた盆地のような所で、冬に雪が多く降る地域はバラの栽培に適している言われています。

ですがブルガリアのバラ農家の友人、バラ研究所の方は、ブルガリアのダマスクローズを移植するのは無理だからやめた方がいいと言われ、誰もが失敗すると思っていました。

実際に初めてバラの苗を山形に送った時には３０００本の内、到着した時点でそのほとんどが黒く腐敗していました。

その中で使えそうな苗を剪定して数百本を畑に植えましたが、根付いたのは６８本でした。

それでも、須藤さんという農家の方が諦めずにひとりで地道に働いてくれたおかげでどうにか５００本近くのバラの苗が元気に育ち、今年の６月に満開を迎える事が出来そうです。

ブルガリアと山形県村山市がバラでつながりましたが、まだまだ始まったばかりのプロジェクトなので、もっとたくさんのみなさまに関心を持ってもらえるように取り組んでまいります♪

どうぞよろしくお願いいたします。

徐々にですが、マスコミにも関心を持ってもらえるようになりました。